JPS61502590A - 歯科補綴用固定具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯科補綴用固定具 本発明は歯科補綴用固定具に関するものである。

歯科補綴の技術的発達は処置の耐久性およびｒｉ歯を取付ける際に正常な歯をで きるだけ傷つけないようにする意向の双方に向けられてきた。これまでに実施さ れた技術は完全に満足できる解決法を提供するものではなく、すなわち実際に用 いられた手段は例えば極めて脆弱および／もしくは極めて攻撃的であったり、あ るいは正確に調節することが不可能ではないにしても極めて困難なものであった 。

本発明が目的とする固定具は一方では固定手段が正常な歯に１つの小さな孔しか 必要とせず、他方では前記手段が極めて高い機械強度を有しかつ従来技術におい て見出されるものよりもはるかに優れた接触表面を樹脂に対して提示するような 幾何学形状となっているため、上述の欠点を解消することができるものであり、 さらにこの固定手段は損傷した歯を復元する際の骨組部材としても、同様に本発 明が目的とする欠損した歯と交換する義歯を受容するための梁部材の固定部材と しても用いることができるものである。

本発明による固定具の構成要素は以下の通りである。

孔が空けられた平坦な腕部と複数の平行な溝が設けられた円筒形の脚部とを有す る一般形状がＴ形である適当な固定部材。これは例えばチタンのように機械強度 が高く生体適合性を有する全ての金属から形成され、サンドプラス１−される。

孔、溝およびサンドブラストは表面の増大ならびに付着特性によって接着効率を 高めようとするものである：および 例えばオーステナイト鋼の針金からなる金網から形成される枝が近４接したＵ形 鋼からなる梁部材。

損傷した歯を復元する場合には単数もしくは複数のＴ形固定部材が凹部充填用樹 脂製品の骨組となり、かつこれに対して最適の接着表面を提供するように、欠損 部分に隣接する正常部分内に埋込まれる。

欠損した歯を義歯と入れ替える場合にはこの欠損部を画定する歯台々の側面上に Ｔ形固定部材を固定し、金網製Ｕ形鋼梁部材を適用される欠損部の長さに調節し てＴ型固定部材上にまたがるように固定する。複数のＴ型固定部材はこれらを受 容する歯の高さ方向において一方を他方に対して互い違いに配置すべきであると いうことを記しておく必要がある。これは（それらの脚部からなる）それらの軸 に対するＴ形固定部材の角変位が起こる危険を完全に除去するためである。

本発明の一実施態様である非υ１限的な実施例を添付図面を参照して説明する。

第１図はＴ形固定部材の正面図および左側面図を示すもの、 第２図は義歯を受容する梁部材が形成される金網ｆＩＪＵ形鋼を同様に示すもの 、 第３図は損傷した歯の正常部分内へのＴ形固定部材の埋込みを示すもの、 第４図は復元された同一の歯を示すもの、第５図は第４図の左側面図、 第６図は歯の欠損部分内における補綴用支持構造組織を示すもの、 第７図は上記構造によって形成された補綴物である。

第１図のＴ形固定部材は複数の溝（２）が機械加工された円筒状の棒として形成 された脚部（１）と孔（４）が空けられた平坦な腕部（３）からなる。好ましい 一実ｍ態様によれば脚部（１）の先端は円錐部（５）となっており、腕部（３） の端面（６）は曲率半径（７）を示す。

第２図のＵ形梁部材（８）は例えばオーステナイト鋼の針金からなる金網鋼から 形成され、所定の締付応力を及ぼしながらＴ形固定部材（１）−（７）の腕部（ ３）上にまたがって固定されるような、その機械特性に応じた寸法となっている 。この梁部材（８）の長さは適用する欠損部の寸法に応じて調節される。

第３，４および５図の歯の復元は従来の処置に先立って復元すべき歯の正常な部 分〈９）内にＴ形固定部材（１）−（７）を埋込み、凹部に次いで公知の方法で 成形される樹脂物質（１０）を充填することによって行なわれる。

第６および７図の欠損した歯の交換はこの欠損部に隣接する正常な歯（１２）お よび（１３）の高さに対する位置にいくらかの差（１１〉が認められるようにこ れらの歯（１２）および（１３）の側面にＴ形固定手段（１）−（７）を埋込む ことによって行なわれる。梁部材（８）は最適の長さに調節した後にＴ形固定部 材の腕部（３）上にまたがるように固定される。この集合体に混合材料を塗布し 、次いで重合させる。このようにして義歯補綴構造物が形成される。次いで歯（ １４）および（１５）が透明な切子面内の適所で型取りされ、成型され、研磨さ れ、重合される。

本発明は全ての歯科補綴処置に適用可能である。

ＦＩＧ、１ ＦＩｏ、２ 国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　’ｒＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＩ、５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴ　ＯＮＦ’Ｒ−Ａ−２５２３８３８３０１０９／８３　Ｎｏｎ＠υＳ− 八−２８２６８１４Ｎｏｎｅ ＵＳ−Ａ−３８７４０８１０１１０４／７５　ＮｏｎｅＤＥ−Ｃ−１７８６５１ ９Ｎｏｎｅ ＵＳ−Ａ−２２２７７３５Ｎｏｎｅ ＵＳ−Ａ−２６７２６８６Ｎｏｎ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）孔（４）が空けられた平坦な腕部（３）と平行な溝（２）が設けられた円周 形の脚部（１）とを有するＴ形部材（１）−（７）および例えばオーステナイト 鋼の針金からなる金網から形成されたＵ形鋼（８）からなり、Ｔ形固定部材（１ ）−（７）の腕部（３）が損傷した歯の復元材料のための骨組部材もしくは義歯 （１４），（１５）を担持するための鋼（８）によって形成された梁の支持部材 を構成し、損但した歯を復元するためにも義歯を支持するためにも使用できるこ とを特徴とする歯科補綴用固定具。 ２）単数もしくは複数のＴ形固定部材（１）一（７）が歯の復元材料の骨組を形 成するために用いることができるようになっていることを特徴とする請求の範囲 第１項記載の歯科補綴用固定具。 ３）梁（８）を支持する２つのＴ形固定部材（１）−（７）の正常な歯（１２） および（１３）上における位置の差（１１）によって義歯（１４）．（１５）の 固定および支持用集合体（１）−（７）／（８）の突発的な回動の危険が完全に 除去されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の歯科補綴用固定具。 ４）Ｔ型固定部材（１）−（７）が例えばチタンのような機械強度が高く生体適 合性のある全ての金属から形成され、サンドブラストされたものであることを特 徴とする請求の範囲第１項記載の補綴用固定具。