JPS61502536A - 高分子量液体エステル - Google Patents

高分子量液体エステル

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JPS61502536A JP60502964A JP50296485A JPS61502536A JP S61502536 A JPS61502536 A JP S61502536A JP 60502964 A JP60502964 A JP 60502964A JP 50296485 A JP50296485 A JP 50296485A JP S61502536 A JPS61502536 A JP S61502536A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 魚分五ュ朱体エステル 発明の背景 1、発明の分野 本発明は潤滑剤、剥離剤、可塑剤、溶媒またはかがる組成物の改質添加剤として 有用な高分子量液体エステルを提供する。有利にも、該エステルは潤滑特性、可 塑特性、溶媒特性および離型特性を併有する高分子量および流動特性のような特 性を示す。
2、関連技術の記載 アルコールと酸とのエステル化による潤滑剤の製法が開発されている。
例えば、米国特許第2862013号は炭素数24〜28の分枝鎖液体アルコー ルと炭素数12〜18の酸とのエステル化による低分子量の機能的な流体から高 分子量の高融点ワックスの製造を記載している。
潤滑剤の製造を記載している別の刊行物は米国特許第4157990号である。
この刊行物はポリカルボン酸と長鎖脂肪族[価アルコールのエステルか熱可塑性 物質の流動性を得るのに使用できる旨記載している。
この刊行物はさらに炭素数12〜30のジカルボン酸およびモノカルボン酸と脂 肪族ポリオールとのエステル化による潤滑粘着剤の製造を記載している。この文 献はまた長鎖脂肪酸のエステルが流動性の改善に使用できる旨記載している。
この度、最少で28個の炭素原子を何する分枝鎖、不飽和アルコールと最少で2 4個の炭素原子を有するポリマー脂肪酸とのエステル化により特異的な高い分子 量を有し、かつ低い凝固点、低流動性、蒸気圧および揮発性のような他の所望の 特性を併有する液体潤滑剤が製造されることを開示する。これらの特性により潤 滑剤、可塑剤および離型剤として有用な本発明の液体、高分子量エステルが得ら れる。。さらに加えて、これらのエステルの有用性は高分子量の成分(原料のポ リマー脂肪酸およびアルコール)によって高められる。
、発明の詳細な説明 ポリマー脂肪酸と炭素数約28〜約60の分岐鎖脂肪族第一アルコールとの液体 エステルからなる組成物を提供する。
本発明に使用されるポリマー脂肪酸は公知であって市販されている。
これらは分別してダイマー(二重体)またはトリマー(三量体)高含量のポリマ ー脂肪酸を得、水素添加して実質的に飽和することができるが、不飽和のものが 好ましい。本明細書で用いられるものは一般的に約24〜約90の炭素原子を有 する。
本発明に使用される分枝鎖脂肪族第一アルコールは炭素数28〜60の分岐鎖脂 肪族第一アルコールが得られるような炭素数14〜約30のアルコールの縮合( グアーベット(guerbet)反応)によって製造される。
一般的には約52〜150の炭素原子を有する本発明の液体エステル1’t+  OCRt (CORt)n で示すことができる。
式中、R3は最少で28個の炭素原子を有するような分枝鎖第一アルコールの分 岐鎖脂肪族炭化水素残基またはリガンド、R7はポリマー脂肪酸の炭化水素残基 またはリガンド、nはポリマー脂肪酸のポリマー形中に存在するカルボキシル基 の数に応じた整数、およびR3は水素または最少で28個の炭素原子を存する分 枝鎖第一アルコールの分岐鎖脂肪族炭化水素残基またはリカンドを色味する。R 3およびR5は同一または異なるアルコールを形成することができる。R7の炭 素原子の範囲は一般的には約22〜約88である。
育利にも、本発明のエステルは、特にその使用域で高温条件にさらされた際のエ ステルの典型的な分解にもかかわらず所望の特性を保有することができる。この 分解により、使用期間または貯蔵期間中のいずれかにおいて有意な量の出発エス テル形成酸およびアルコールが存在4°る。
本発明によれば、この量の酸およびアルコールの存在にもかかわらず、供給物と して使用されるアルコールおよび酸の分子量、性質および特性によって該エステ ルの寿命および有用性を延長させることができる。したかって、本明細書記載の エステルは、典型的な分解にもかかわらず、高、い蒸気圧、良好な流動性、低い 揮発性、高い煙点、低い引火性、良好な溶媒特性および良好な潤滑特性のような かかる特性を保有する傾向を示す。
発明の詳説 前記したように、本発明の化合物はポリマー脂肪酸と分枝鎖、脂肪族第一アルコ ールの液体エステルである。該エステルは一般的には約52〜約150の炭素原 子を有し、式: %式% この構造において、R1は最少で28個の炭素原子を有するような分枝鎖第一ア ルコールの分岐鎖脂肪族炭化水素残基またはリガンドで、R7はポリマー脂肪酸 の炭化水素残基またはリガンド、nはポリマー脂肪酸のカルボキシル基の数に応 じた整数であって1〜5とすることができ、およびR3は水素または最少で28 個の炭素原子を有する分枝鎖第一アルコールの分枝鎖脂肪族炭化水素リガンドの いずれかとすることができる。R8およびR4は同一または異なったアルコール とすることができる。
R,の炭素原子の範囲は一般的には約22〜約88である。整数nは好ましくは 、各々炭素数2および3個のカルボン酸を含有する二量体および三重体各々につ いてlまたは2である。nが3.4または5である場合、テトラマー、ペンタマ ーまたはヘキサマーのような高分子量ポリマー形が包含される。これらは、存在 する場合、一般的には有用なポリマー脂肪酸中に少量含まれる。
エステル化に使用されるアルコールは1つの分子量たり少なくとも1つの分岐鎖 を有すべきである。さらに加えて、この分岐鎖はヒドロキシの炭素では分岐すべ きではなく、したがってアルコールはまた炭素数約28〜約60の第一アルコー ルでなければならない。分枝鎖脂肪族第一アルコールの混合物をエステル化に用 いることができる。好ましくは、アルコール供給物は不飽和であって、該供給物 の不飽和レベルは最小ヨウ素価が約40である。最も好ましくは、ヨウ素両レベ ルは約70〜約120である。
本発明の方法に必要なタイプのアルコールは他のアルコールから縮合またはグア ーベッチゼーノヨン(guerbet 1zat 1on)によって製造するこ とができる。本発明に必要なアルコールを得るための好ましい方法はオレイルア ルコールの縮合により分枝鎖ノオレイル第一アルコールが得られるようなグアー ベントタイプの反応を用いることである。このタイプの反応は当該分野でよく知 られており、スイス特許第231252号(ヘンケル・アンド・コンパニュー・ ゲームベーハ)および米国特許第2836628.3119880.33284 70.3558716.4011273および3479412号の記載中に見出 だすことができる。
これらに記載された方法はいずれも不飽和状態を破壊することなくオレイルアル コールの縮合に使用できるので分枝鎖不飽和第一アルコール形成オレイルアルコ ールの縮合に使用することができ、本発明に使用されるアルコールの製造に適し ている。しかし、本発明は、これらの方法によって製造されるアルコールに限定 されるものではない。なぜならば、天然に存在するいずれのアルコールら含め、 炭素数28〜60の分枝鎖、第一アルコールをいずれも使用できるからである。
分枝鎖および直鎖の両方の第一アルコールを縮合またはグアーベットタイプ反応 に用いて本発明に必要なアルコール製造をすることができる。
かかる縮合タイプの反応に使用されるアルコールは最少で14個の炭素原子を有 しなければならず、好ましい範囲は約14〜30の炭素原子である。したがって 、これらは炭素数28〜60の分伎鎖第−アルコールを製造することがてきる。
好ましくは、該エステル化供給物は炭素数約14〜約24のアルコールから製造 することがてき、最も好ましくは天然の71′II脂由来のらのである。1つの かかる好ましいアルコールはオレイルアルコールである。
本発明のエステルの形成に使用される酸は一般的には約24〜90の炭素原子を 存するポリマー脂肪酸である。好ましくは、使用されるこれらの酸は炭素数18 の脂肪酸から製造された市販の酸であって、それらの各ダイマーおよびトリマー 形として約36〜54の炭素原子をに4る。
飽和および不飽和の両方を使用できるが、より好ましくは、核酸は不飽和である 。
ポリマー脂肪酸は公知であって、市場で容易に入手することができる。
かかる生成物の製法の1つは米国特許第3157681号に示されているヶこの 特許にはまた米国特許第2347562.241773B、2426489.2 450332.2673184.2793219.2793220および295 5121号のような種々の他の方法の一般的な記載が包含される。これらの記載 をもって本発明の記載とする。要約すれば、ポリマー脂肪酸の好ましい製法は油 脂由来の不飽和脂肪酸(側々の酸またはそれらの混合物のいずれか)をクレイ触 媒の存在下、180〜200℃範囲の温度で加熱することからなる重合法による しのである。通常使用される温度は200〜250℃で、約230℃が好ましい 。
本明細書に用いる「ポリマー脂肪酸」なる語は脂肪酸から得られた重合した酸全 般を意味する。「脂肪酸」なる語はその主成分であるダイマーおよびトリマー形 で約24〜約90の炭素原子を有するポリマー脂肪酸を製造することができる炭 素数約12〜約24の飽和、エチレン系不飽和およびアセチレン系不飽和、天然 および合成、モノ塩基性脂肪族酸を意味する。
飽和、エチレン系不飽和およびアセチレン系不飽和脂肪酸は一般的には幾分か異 なる技術で重合されるが、該重合生成物の機能が似ているので、それらは全て一 般に「ポリマー脂肪酸」と称される。
飽和脂肪酸は重合が困難であるが、該重合は過酸化ジ−t−ブチル等の過酸化触 媒を用い高温で行うことができる。一般的に、重合生成物の収率が低いのでこれ らの物質は現在市場では重要ではない。適当な飽和脂肪酸にはカプリル酸、ペラ ルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、イソパルミ チン酸、ステアリン酸、アラキドン酸、ベヘン酸およびリグノセリン酸等の分岐 鎖および直鎖脂肪酸が包含される。
エチレン系不飽和酸は非常に容易に重合される。触媒または非触媒重合法を使用 することができる。非触媒重合は一般的には高温が必要である。重合用の適当な 触媒には酸性またはアルカリ性クレイ、過酸化ジ−t−ブチル、トリフルオロホ ウ素および他のルイス酸、アントラキノン、二酸化硫黄等が包含される。適当な モノマーには分岐鎖および直鎖、ポリ−およびモノ−エチレン系不飽和酸、例え ば3−オクテン酸、11−ドデカン酸、リノール酸、ラウロレイン酸、ミリスト レイン酸、ツズ酸、パルミトレイン酸、ガドレイン酸、セトレイン酸、ネルボン 酸、モロクヂ、ン酸、チムノドン酸、エイコサテトラエン酸、ニシン酸、スコリ オドン酸およびチャウルムグリン酸が包含されろ。
アセチレン系不飽和脂肪酸は核酸を簡単に加熱して重合することができる。これ らの高反応性物質の重合は触媒の不存在下で生じうる。アセチレン系不飽和脂肪 酸は天然にはまれにしか存在せず、合成は高価である。したがって、それらは現 在市場では重要でない。直鎖および分岐鎖の両方ならびにモノ不飽和およびポリ 不飽和の両方のアセチレン系不飽和脂肪酸はいずれもポリマー脂肪酸の製造に有 用なモノマーである。かかる物質の適当な例には10−ウンデシン酸、クリリン 酸、ステアロール酸、ベヘノール酸およびイサミン酸が包含される。
入手が容易なことおよび重合が比較的簡単なことにより、オレイン酸、リノール 酸がポリマー脂肪酸の製造に好ましい出発物質である。これらの混合物はトール 油脂肪酸中に存在すものであり、したがって、これらは最も通常の市販の出発物 質である。
前記したようなポリマー脂肪酸または誘導体を得た場合、ついでそれらは、例え ば蒸留または溶媒抽出のような常法で分別することができる。
該ポリマーの色および安定性が特に重要な場合、水素添加および分別したポリマ ー脂肪酸が好ましい出発物質である。
炭素数18の不飽和脂肪酸に基づく、本発明のエステルに適当な市販のポリマー 脂肪酸の代表的な組成は、炭素数18のモノ塩基酸(モノマ−)5〜15重量% 、炭T:数36の二塩基酸(ダイマー)60〜80重量%、炭素数54(トリマ ー)およびそれ以上の多塩基酸10〜35重量%である。
非分別ポリマー脂肪酸中のモノマー、ダイマー、トリマー(またはそれ以上)の 相対比は出発物質および重合の条件による。本発明の目的には、モノマー脂肪酸 なる語は非重合のモノマー酸を意味し、ダイマー脂肪酸なる語はダイマー脂肪酸 または誘導体(2つの脂肪酸分子の三量化によって形成されたらの)を意味し、 トリマー脂肪酸なる語は主としてトリマー酸または誘導体を含むが、少量の高分 子量ポリマー形を含有する他の高分子量ポリマー形を意味する。
ポリマー脂肪酸中に存在するモノマー、ダイマーおよびトリマー脂肪酸について は前記で説明した。モノマー脂肪酸(しばしば、モノマー(M)と呼ぶ)、ダイ マー脂肪酸(しばしば、ダイマー(D)と呼ぶ)およびトリマーまたは高分子量 ポリマー形(しばしば、トリマーと呼ぶ)の量はポリ ・マー脂肪酸のメチルエ ステルの気液クロマトグラフィー(G L C)によって測定することができる 。この分析法において、中間体(I)はモノマーおよびダイマー形の間で示され た。この中間体は少量であることが望ましいが、一般に10重量%以下、好まし くは6重量%以下の中間体を有するポリマー脂肪酸が許容される。特に断らない 限り、この分析法を用いて本発明に使用されるポリマー脂肪酸を分析した。
混合物を高真空蒸留または溶媒抽出法のような適当な手段で分別して80重量% 以上のダイマー酸を除去し、かつ90または95重昨%以上のダイマ一種を得る ことができる。これらのダイマー豊富フラクションはまたエステル化の出発物質 として使用して本発明の液体エステルを製造することができる。ポリマー、ダイ マーおよびトリマーの混合物をまた本発明のエステルの製造に用いることができ る。
本発明の液体エステルはエステル化法で得ることができる。任意の公知の方法を 使用できる。例えば、本発明のエステルを製造することができるエステル化は約 50〜約300℃範囲の温度ての前記したアルコールと脂肪酸の組み合わせによ って行うことができる。
一般的には、反応は触媒の不存在下で進行するが、種々のエステル化触媒があり 、これらのいずれを用いても本発明の化合物を製造することかてきる。以下のら のに制限されるものではないが、かかる触媒の代表例には、鉱酸または塩仄、例 えば水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウム、アルカリ金属アルコール量、例え ばナトリウムまたはカリウムアルコキシド、アルミニウムアルコキシド、および 二価金属塩、例えば亜鉛塩、および酢酸マグネシウム、ナトリウムメヂラート、 および金属例えば亜鉛およびニッケルが挙げられる。酸性樹脂らエステル化触媒 として使用できる。同様に使用できるかかる触媒の例はスルホン化ボリスヂレン 樹脂である。本発明のエステル製造に用いることかできるエステル化反応を触媒 するのに使用される他の物質はフェノール、ホルムアルデヒド、酸化錫およびハ イドロスルポン酸樹脂である。本発明のエステルを製造するには、75〜約30 0°Cの温度が好ましい。
圧力は制限ファクターでなく、使用されたエステル化法に都合よい任色の圧力を 使用することができる。しかし、大気圧よりも低い圧力または不活性雰囲気下で 行うエステル化法により本明細書記載のエステルを製造するのが好ましい。これ は酸化を減少させ、可塑剤として使用できる透明な生成物を確実にする。
エステル化反応は生成物の酸度を高くまたは低くなるように制御することができ る。従って、例えば二塩基酸のエステル化を実質的に完了させるが、高分子量ポ リマー脂肪酸の2つの酸リガンドをエステル化する段階的なエステル化を行うこ とができる。かかるエステル化について、アルコール:ポリマー脂肪酸のモル比 は少なくと62:1、好ましくは2゜25.1とすべきである。これはポリマー 脂肪酸分子1つ当たり1つの酸リガンドをエステル化するのに必要なアルコール 量だけを有する方法よりも酸度の低い生成物を製造する。1つのリガンドだけを エステル化するにはかかる高酸度特性のエステル化生成物を確実にするのに少な くとも十分な量のアルコールとすべきであり、したがって、アルコール:ポリマ ー脂肪酸のモル比はすくなくともI :I、好ましくは1.5:1とすべきであ る。より完全なエステル化のためには、アルコール濃度を増加させるべきである 。完全なエステル化には、アルコール:酸リガンドの比はl:lとすべきである 。アルコール・ポリマー脂肪酸のモル比の許容できる全範囲は約l l〜約41 である。
つぎに実施例を挙げて本発明を説明するが、こねに限定されるものではない。特 に断らない限り、部および%は重量で示す、実施例1 本明細書記載のエステルの製造に使用されrこ出発ポリマー脂肪酸物質は主成分 がトリマー脂肪酸の物質(市販名パーザトリム(商標)213)および主成分が ダイマー脂肪酸の物質(市販名パーサトリム(商1)52)である。前記したよ うにポリマー脂肪酸のメチルエステルを気液クロマトグラフィー(G L C) で測定した重合トール油酸であるこれらの酸の組成を製造の明細に従い代表的な 組成として以下に示す。
213生成物(重量%) 52生成物(重量%)゛モノマー(M) 最大4 最 大2 ダイマー(D) 25〜45 最小88トリマー(T) 50〜75 最大5 中間体(1) 最大3 最大6 分岐鎖不飽和第−アルコールとして、分子1つ当たり約32〜約38の炭素原子 を有し、10%未満のトリオレイル・グアーヘット・アルコールを含有するエチ レン系ジオレイル・グアーベット・アルコール(アルコールA)を用いた。これ らのアルコールのヨウ素価は90〜95であった。第一、飽和分枝鎖アルコール を同様にエステル化した。
3回のエステル化を完結させた。1つは24〜28個の炭素原子の分子量範囲を 有する飽和分枝鎖アルコール(アルコールB)を用い、2つは炭素数32〜36 のアルコール(アルコールC)を用いた。
全てのエステル化において、用いたアルコール:酸リガンドの比は1゜1であっ た。したがって、等量の酸およびアルコールをo、25重量%の酸化錫と混合し た。以下に示す一般的方法を用いた。窒素スバージを用いながら反応混合物を1 85℃で水の蒸発が完了するまで加熱した。
さらに反応を完結させるために、減圧してlooトルの真空にし、溶液を再び水 の形成が止むまで200℃に再び加熱した。ついで、5トル以下の真空を適用し 、約260〜280’C範囲に加熱したが、もはや水の形成は観察されなかった 。ついで、反応混合物を95°Cに冷却し、ろ過した。該液体は透明であったが 、わずかに着色していた。エステルは全て液体であった。トリマー酸のエステル は酸自体よりも実質的に粘稠であった。
ダイマーおよびトリマー酸のエステル 国際調査報告

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ポリマー脂肪酸と炭素数約28〜60の分枝鎖脂肪族第一アルコールの液体 エステル。
  2. 2.ポリマー脂肪酸の炭素数が約24〜約90である特許請求の範囲第1項記載 のエステル。
  3. 3.アルコールが不飽和である特許請求の範囲第2項記載のエステル。
  4. 4.アルコールの最小不飽和レベルがヨウ素価40である特許請求の範囲第3項 記載のエステル。
  5. 5.ポリマー脂肪酸の炭素数が約36〜54である特許請求の範囲第4項記載の エステル。
  6. 6.アルコールのヨウ素価が約70〜約120である特許請求の範囲第5項記載 のエステル。
  7. 7.ポリマー脂肪酸が炭素数18の不飽和モノカルボキシル脂肪酸からなるポリ マー脂肪酸である特許請求の範囲第1項記載のエステル。
  8. 8.不飽和脂肪酸がオレイン酸である特許請求の範囲第7項記載のエステル。
  9. 9.不飽和脂肪酸がリノール酸である特許請求の範囲第7項記載のエステル。
  10. 10.ポリマー脂肪酸が重合トール油脂肪酸である特許請求の範囲第7項記載の エステル。
  11. 11.分枝鎖脂肪族第一アルコールがオレイル・グアーベット・アルコールであ る特許請求の範囲第1項記載のエステル。
  12. 12.ポリマー脂肪酸がトール油脂肪酸のダイマーおよびトリマー脂肪酸、およ びそれらの混合物からなる群から選ばれる特許請求の範囲第11項記載のエステ ル。
  13. 13.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1は炭素数28〜60の分枝鎖第一アルコールの分枝鎖脂肪族炭化水 素残基、R2はポリマー脂肪酸の炭化水素残基、R3は水素また は炭素数28〜60の分枝鎖第一アルコールの分枝鎖脂肪族炭化水素残基、nは 1〜5の整数を意味する。〕 で示される液体エステル。
  14. 14.R2が重合トール油脂肪酸の炭化水素残基であって、nが2である特許請 求の範囲第13項記載のエステル。
  15. 15.R2が重合トール油脂肪酸の炭化水素残基であって、nが3である特許請 求の範囲第13項記載のエステル。
  16. 16.R1およびR3が同じであってオレイル・グアーベット・アルコ ールの炭化水素残基である特許請求の範囲第13項記載のエステル。
  17. 17.特許請求の範囲第1項記載の液体エステルを含有する潤滑剤組成物。
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