JPS61502534A - ドラジエ及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドラジエ及びその１１告方法 及班圀団 本発明は本明細書中で“ドラジエ（ｄｒａｇｅｅｓ）　（ｔＪ！衣菓子、糖衣錠 ）”と称される被覆された可食性製品に関する。該ドラジエは６部と“核心部に 付着して６部を被覆する管部”とを包含しており、この場合に少くとも管部はソ ルビトール基剤を有す・る。この種の被覆可食製品は甘味製品産業及び製菓業に おいて代表的な製品である。

責見及玉 ドラジエにおける管部の中或いは６部の中での甘味成分としてのソルビトールの 使用は医学上−保健上の理由から、及びその軽度の細胞核発生活性の理由から特 に望ましいことである。

ソルビトールの高度の吸湿性にもとづく欠点も又周知であわてドラジエ管部の製 造のための基本操作である“ころもをかぶせることによる表面仕上げ操作”を一 般に困難ならしめる。事実、水性ソルビトールベースのシロップを用いる表面仕 上げ操作を行うことにより平滑で構造上均質な管部を造り得ないことが証明され た。これらの欠点の克服のために本出願人によるイタソイ特許出願６８８０１− Ａ／１９７９明細書記載の通りの、少量のショ糖エステルを添加物として含むソ ルビトール使用が提案された。

但し甘味製品産業の場合のようにドラジエの官能性が特に重要である場合には既 知方法による少量のショ糖エステル添加物の使用は全く満足されるまでに至らな いことが証明されている０周知の通りソルビトールが味覚に触れたときに大比率 の消費者が大いに愉快な惑じを知覚しないことは事実である。

光里坐皿玉 消費者の味覚に灯する不愉快な知覚は０．５重量％を越えない比率で収量のし一 アスパルチルーし一フェニルーアラニンのメチルエステルをソルビトールへ添加 することによって除き得ると同時に滑らかで構造的に均一な管部を造り得ること が今や発見され、この事実が本発明の基礎となったのである。

従って本発明の目的は６部と該６部に付着してＩシ＋部を被覆する管部とを有し ていて少くとも咳管部はソルビトール基剤を含有するドラジエにおいて、ソルビ トールから、及びＬ−アスパルチル−し−フェニル−アラニンのメチルエステル 〔アスパルタム（ａｓｐａｒｔａｍｅ　）　）から本質的に構成される複数の層 が管部に包含されており、該後者のアスパルタムが無水ソルビトール重量の０． ５重量％を越えない比率で存在していることを特徴とするドラジエにある。

し−アスパルチル−Ｌ−フェニル−アラニンのメチルエステルはアスパルタムと いう周知の名称で表わされ、市販されている合成甘味剤である。但しドラジエ製 造における該使用が本発明以前に示唆されたことは全くない、アスパルタムの水 に対する低溶解性の問題、並びに甘味剤として特に水溶液中での不安定性は公知 であることが事実であるので表面仕上げ工程のためのころも用シロップの構成分 としての使用は殆ど不適当である。

今や本発明により、適切に規定された濃度範囲内でのアスパルタムとソルビトー ルとから成る水性シロップを用いる表面仕上げ操作を行えば改良された官能特性 を有するドラジエの製造を可能にするのみならずドラジエの殻の中のアスパルタ ムは実用上ｆｉ３１．１限に甘味性を保持することが発見された。

本発明の他の目的は６部と“６部をころもの中で転倒させて表面仕上げすること によって６部に付着させた管部”とを有するドラジエを製造するためにソルビト ール基の水性シロップを用いて６部へ噴射する複数工程を包含する該ドラジエの 製造方法において、該シロップが無水ソルビトール１００重量部当り２０〜６０ 部の水と０．０２〜０．５部のアスパルタムとを含有することを特徴とする上記 方法の提供にある。

表面仕上げ操作について更に詳細に記載すると周知の通りこれはシロップ噴射の 複数工程を含み、かようにして管部は連続的に複数層として形成される。好まし くは本発明においてシロップの温度は各噴射工程において４０〜４５℃に保たれ る。

アスパルタム添加物を有するソルビトールによって形成される各単層の中でアス パルタムを均質に分布させるべきことが重要である。表面仕上げ工程の際のころ もかけ用シロップの中のアスパルタム濃度は無水ソルビトールに対し０．０５〜 ０．３重量％であることが好ましい、ころもかけ用シロップの中で使用されるソ ルビトールは純無水ソルビトールであってマニトールを含有してはならないがそ の理由はもしマニトールが存在すると得られた管部分が許容され得ない吸湿性を 有するに至ることにある。けれどもころもかけ用シロップは公知の芳香料及び可 能ならば風味料、濃稠剤、着色料又は白色化剤をも含有する。

６部は各種の材料例えばアーモンド、甘草切片、種々のタイ・ブのキャラメル、 ガム、ゼラチン、ボンボン又は調理ずみ或は凝集させた塊状物を圧搾して造られ たタブレットから形成され得る。

ソルビトールを用いて、又はソルビトールベースを用いて甘くさせた可食材料か らなる６部の場合には０．５重量％を越えない量のアスパルタムを添加物として 有するソルビトールを用いることが好ましい。この場合に管部に対する薄い結合 層によって６部を被覆すること、例えばステアリン酸のアルコール溶液を６部の 上に沈積させることによって６部を被覆することが更に好ましい。

日を　するための最　の７．Ｅ 班 本例は本発明に従うドラジエの製造例であって６部も又ソルビトールを含有する 可食組成物から成る。６部の製造のために即時調製の無水ソルビトールの２ｋｇ を混合器へ送入した。２重量％のアスパルタムのエチルアルコール溶液を調製し 、アスパルタムがソルビトールの中へ均質に分散するように上記混合器中へ該溶 液を噴射した。アスパルタムのアルコール溶液の全使用量は約１００ｇであるの でソルビトールに封するアスパルタムの全系ｍｕはソルビトールの０．１重量％ に等しい。約３０分間にわたり混合を続けた後に甘くなったソルビトールを流動 床内で３５℃に１時間空気乾燥した。

甘くなった組成物を次に混合器中へ再導入し、これに対し風味料及び澗滑削のエ チルアルコール中エマルジョンを用いて噴射した。この場合に６部に対し増加さ れた溶解性を与えるためにソルビトールの４０重量％以下の割合で薄膜状のキジ リントをソルビトールへ添加することも可能である。混合工程の後に得られた混 合物を圧搾器へ導入し、端部に丸味のある直径５關、長さｌ１ｍの円柱状ベレッ トの形の甘味ある６部を製造した。かように製造された６部をエチルアルコール 中２５％以下のステアリン酸含有溶液で被覆したがこの場合の溶液の使用量はソ ルビトール組成物重量の０．２％に等しい。

他方において表面仕上げ工程のためのシロップを製造したが該シロップはマニト ール不含の純無水ソルビトールの１００重量部、水３３重量部、アスパルタム０ ．２５重量部及び風味１１１部によって形成された。該シロップの製造工程はア スパルタムを水に対し４０〜４５℃で撹拌下ｌ添加して完全に溶解させることに より遂行された。得られたノ容液の中へ次にソルビトールと風味ｙ４とを導入し た０表面仕上げ操作のために直径４５ｃｍのころも掛は用のなべを用いた。垂直 軸のまわりに約３０度の傾斜を塚で１分間当り４７回転の速度でなべを回転させ た。前述の操作によって製造された６部をなべの中へ導入した。表面仕上げ操作 を６０サイクルにおいて遂行したがこれは下記の諸工程から成るものであった； （ａｔ　温度４０〜４５℃の下で４５ｇのンロノプを用いてこれを１０秒間噴射 する； （ｂ）均質化のために約３０秒間休止；（Ｃ１約４〜５ｇのソルビトールフィル ムを用いてこれを５秒間散布する； ｆｄ＋　均質化のために約３０秒間休止；ｆｅ）　温度約４５±１０℃の下で約 ３±１分間空気乾燥する。

各６部の典型的最終重量が籾重量の約２倍に等しくなるまで上記諸工程をくり返 した。従って最終製品重量は約４ｋｇに達した。

この表面仕上げ工程に何の困難も伴わなかった。個々のドラジエは固い白色の管 部を存し、これはざらつきをもたない。本発明方法の使用により従前技術から示 唆されたシーＦ糖エステルのシロップのころもかけを行わなくても所望の特性を 具えた管部の製造を可能にすることに注目すべきである。

更ムこ上記方法で新たに製造された甘味製品の一部製品及び同じ方法で製造され てから周囲温度に３力月間保存された一部製品を十名の試食者からなる審査員に 供することにより試食検査を行った。双方の供試製品の間の最少の差異さえも全 審査員に識別されなかった。従って該甘味製品中のアスパルタム甘味剤の安定性 が確認された。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．心部と核心部に付着して心部を被覆する殻部とを有し、少くとも殻部がソル ビトール基剤を有するドラジエにおいて、ソルビトールから、及びＬ−アスバル チル−Ｌ−フェニルーアラニンのメチルエステル（アスバルタム）から本質的に 構成された複数の層が殻部に包含され、アスパルタムが無水ソルビトール重量の ０．５重量％を越えない比率で殻部内に存在することを特徴とする上記のドラジ エ。 ２．アスパルタムが無水ソルビトール重量の０．０２〜０．３重量％の比率で存 在する請求の範囲第１項記載のドラジエ。 ３．心部がソルビトール含有可食組成物からなり、核心部中のソルビトールが添 加物としてのアスバルタムを無水ソルビトールの０・５重量％を越えない量で含 有する請求の範囲第１又は２項記載のドラジェ。 ４．ドラジエが殻部と心部との中間にステアリン酸含有の待合層を有する請求の 範囲第３項記載のドラジエ。 ５．複数の層が芳香料、風味料、濃稠剤、着色料及び白色化剤から成る群から選 ばれる一種又は複数種の添加物を更に含有する請求の範囲第１項記載のドラジエ 。 ６．心部と、ころもの中で表面仕上げすることにより核心部に付着して心部を被 覆する殻部とを有するドラジエを製造するためにソルビトールベースの水性シロ ップを心部に対して噴射する複数工程を包含するドラジエの製造方法において、 シロップが無水ソルビトール１００重量部当り２０〜６０部の水及び０．０２〜 ０．５部のアスバルタムを含有することを特徴とする方法。 ７．ころも掛け用シロップ中のアスバルタムの濃度が無水ソルビトールに対し０ ．０５〜０．３重量％である請求の範囲第６項記載の方法。 ８．ころも掛け用シロップを用いる噴射操作に際してシロップを４０〜４５℃の 温度に保つ請求の範囲第６項記載の方法。 ９．シロップが芳香料、風味料、濃稠剤、着色料及び白色化剤から成る群から選 ばれる一種又は複数種の添加物を更に含有する請求の範囲第６項記載の方法。 １０．ころもの中で表面仕上げされる前に心部がステアリン酸のアルコール溶液 で被覆される請求の範囲第６又は９項記載の方法。