JPS61502475A - 糸条への液体の付与方法並びに装置 - Google Patents

糸条への液体の付与方法並びに装置

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JPS61502475A
JPS61502475A JP50276185A JP50276185A JPS61502475A JP S61502475 A JPS61502475 A JP S61502475A JP 50276185 A JP50276185 A JP 50276185A JP 50276185 A JP50276185 A JP 50276185A JP S61502475 A JPS61502475 A JP S61502475A
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ミハイロビク,ステイーブン ビンセント
パーソン,アンソニー ジヨン クロフオード
ホワイト,マクスウエル アレキサンダー
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コモンウエルス サイエンテイフイツク アンド インダストリアル リサ−チ オ−ガナイゼイシヨン
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B11/00Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
    • D06B11/002Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns
    • D06B11/0026Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns by spaced contacts with a member carrying a single treating material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 糸条への液体の付与方法並びに装置 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行中の糸条に液体を制御下に付与する技術に関し、例えばスペース ・ダイ4ング、糸への高分子物質、セット用処理剤又は染色改善剤等の施与に利 用されるものである。
〔従来の技術〕
繊維製品の製造に際して、使用される糸条がその長さ方向に異なった色、又は同 一の色でも違った濃淡の度合に染められていれば、特別な美的効果を得ることが できる。この一連の色彩の帯は、特定のパターンを存していても、又ランダムで あってもよい。このような糸は、°スペース・ダイ′ として知られており、処 理に高価な装置が必要なことと多大の労力を要することから、以前は高いコスト を掛けて製造されていた。説明の都合上、ここでは主としてスペース・ダイ4ン グについて述べるが、これによって本発明の利用範囲が限定されるものではない ことを強8周しておきたい。
糸条に液体、特にスペース・ダイ効果、即ち多色効果を得るために染料液を不均 一に施与する方法には、次のようなものがある。
(1)米国特許第4.184.348号に開示された方法であって、糸のかぜの 一部が一つの染色槽に浸漬され、次いでかせの他の部分が異なった色のもう一つ の槽に浸漬される方法。
(2)米国特許第4,329,143号に開示された方法であって、先ず糸で布 帛を編成してから、染料がランダムに該布帛に施与され、次いで固定、洗浄され 、最後に糸を布帛からほぐして製品とする方法。
(3)米国特許第4,047,271号に開示された方法であって、糸が、染料 を施与された一対のローラの把持域に偏って供給され、そして偏って取り出され る方法。
(4)英国特許第L313,764号に開示された方法であって、糸は揺動する 第20−ラによって、染料液中に一部漬かっているアプリケータローラに接触す る方法。
(5)米国特許第4,153,961号に開示された方法であって、かせに巻か れつつある糸が揺動する染料ノズルの下を通過する方法。
(6)英国特許第1,552,020号に開示された方法であって、染料パルス が、電磁弁によって染料の供給を制御されるノズルから糸に間歇的に施与される 方法。
(7)英国特許第1 、374 、668号に開示された方法であって、予熱さ れた糸が一つ以上の染料供給溝を通過する際、間歇的な染料パルスが糸に施与さ れる方法。染料は、電磁弁等によってパルスを加えられている、前記溝に開口す るダクトに沿って該溝に供給される。
(8)英国特許第L228,664号に開示された方法であって、糸パツケージ 中に反応性染料を含む液を注入することによって、スペース・ダイを行う方法。
(9)英国特許第1,229,855号に開示された方法であって、回転する複 数のバーが液槽内に交互に浸漬され、走行する糸と接触する方法。
0ω 米国特許第3.813,902号に開示された方法であって、複数の走行 する糸が、調節プレートの肩の上を流れる液と接する方法。該液は通常型のアプ リケータローラによってプレートに供給される。
かぜを染料液中に浸漬する方法の欠点は、短い糸長の染色ができないこと、真に ランダム染色された糸を得ることができないこと、及び製造に要する人件費が非 常に高いことにある。
方法(2)は時間が掛かり過ぎ、従って高い人件費を招く。
その上、編成/解編工程の機械的作用のために、できた糸が不均一になる。
方法(3)と(4)においては、糸が染色ローラの把持の下で機械的に動かされ たり、アプリケータローラと接触したり離れたりする時に、糸が切断し易いので 、引っ張り強度の優れた糸でなければ利用できない。糸の偏平化や捩じれも把持 のために生じ易い。方法(4)のもう一つの欠点は、糸から生じる汚れが、アプ リケータローラの漬かっている染料槽内に次第に溜まるので、染色が全期間を通 じて均一には行われず、濃淡の変化を生じることである。方法(9)及び間接的 な染料供給技術に関する方法(10)を含む、アプリケータローラ、回転バー。
エンボスローラ等の手段に頼る方法の一般的な欠点は、染料液の飛び出しを避け ようとすれば、作業速度が不可避的に遅くなることである。
この飛び出しは、液の損失、環境の汚染(これは多数の糸を扱う工場においては 最も好ましくないことである)、及び染料付与量の制御を不可能にする等の結果 を招く。ローラ又はその他の液搬送エレメントの表面速度は、略々糸の進行速度 と等しくなければならない。飛び出しは、使用されるエレメントの種類とめq& の粘度とかにもよるが、10〜50m/分の範囲の表面速度、従って糸速度で生 じると考えられているが、最近の市販されているワインダは、3000m/分の 糸速度にも達している。
アプリケータローラやこれと類似のエレメントの一般的な特長は、ローラによっ て取り上げられる液体の量よりも逼かに過剰の流量で、付与域に′液体を供給す ることにある。このことは、精密に制御された液の付与を妨害する。
飛沫が発生するため、方法(5)は低速でしか用いられず、更にかせの取扱は労 力を必要とするので、加工費用が増大する。
染料の飛沫は、方法(6)の場合にも問題となる。この方法と方法(7)は共に 、パターンの再現性に乏しく、又バルブの応答時間が遅いので、高速度での短い 糸長のプリントをすることが難しい。
方法(7)は糸の予熱を必要とし1.更に染料液の流れを中断して行う全ての方 法に共通することであるが、液の波動のために糸の長さ方向の染色むらが変化す る。方法(8)によれば、短いパターンを作ることが不可能であり、更に色の濃 度が処理される糸パツケージの密度によって大きく左右されるので、再現性に乏 しい。
従って、上述の先行技術の方法は、高価な且つ複雑な装置を要するか、又は生産 性の低さと多大の労力の必要性のためにコストが高くなるかのいずれかである。
本発明の目的は、高速で走行する糸に液を制御しながら付与する方法と装置を提 供することにある。
本発明は、糸をその走行方向に対して横方向に間歇的に動かして、液の流れが維 持されている液付与域に出入りさせ、それによって、糸が該域内に入っていると きに液が糸によって取り上げられ、糸の長さ方向に沿って間歇的に液が付与され るように構成された走行する糸に液を付与する方法であって、前記付与域を流れ る液流が、糸の走行方向に対して横方向に制限されており、該液は、糸の速度が Loom/分以上の場合に連続した流れとして貯槽から前記付与域に供給される と共に、好ましくは、その流量は、糸が付与域内に入っているとき、糸によって 取り上げられる液の量よりも50%より大きくない量だけ多いことを特徴とする 方法を提供する。
又、本発明は、液付与域を形成する手段、液の貯槽、該貯槽から液を前記付与域 に供給し且つ該域内に液流を維持する手段、及び糸を走行方向に対して横方向に 間歇的に動かして、前記液付与域に出入りさせる手段を具えた走行する糸に液を 付与する装置であって、前記付与酸形成手段が、付与域を流れる]1;i記液流 を糸の走行方向に対して横方向に制限するだめの構造を有し、前記液供給手段が 、100 m7分以上の糸速度において、流れの一体性が保持されるような液流 として、前記液を供給するように構成されていることを特徴とする装置を提供す る。
本発明によれば、液付与域を形成する手段と、糸をその走行方向に対して横方向 に間歇的に動かして前記液付与域に出入りさせる手段とを具えた走行する糸に液 を付与する装置であって、糸を間歇的に動かす前記手段が、糸を前記付与域内の 自然な位置から間歇的に離すための直接駆動される往復動接触部材を具え′、該 接触部材は回転自在なプレートを有し、該プレートは、一方に回転したときに、 側面で糸に係合するように配置された突出ビンを具えていることを特徴とする装 置も提供される。
〔図面の簡単な説明〕
添付の図面を参照して、本発明は更に詳しく説明されるであろう。
第1図は、走行する糸条に二つの異なる液体を付与するための、本発明にかかる 複式装置の概略斜視図、第2A図は、第1図に示された液体アプリケータの一つ の長手方向中央断面図、 第2B図は、第2A図の2B−2B線に沿う端面図、第3図は、スペースダイイ ング、染着性#肯節剤のランダム付与、又は高分子処理に必要な成分を含有する 処理液のランダム付与等に用いられる第1図の装置を組み入れた処理機械の概略 側面図、 第4図は、更にコンパクトな本発明の別の実施例にががる装置の一部破断斜視図 、 第4A図は、第4図に示された装置の1部品である液分配器の斜視図、 第5図は、第4図に示された装置を組み入れた別の糸処理機械の概略斜視図、 第6図は、本発明の更に別の実施例にかかる装置の概略斜視図、 第7図は、本発明の方法に使用される各種工程の手順を示すブロックダイヤグラ ムである。
〔発明の好適実施例〕
第1図、第2図及び第2A図の装置10は、走行糸11のためのテンション装置 12、液付与域15.15’を形成する一対の実質的に同一な液アプリケータ1 4,14、糸17をその走行方向と直角方向に間歇的に動かして、前記液付与域 15゜15′に出たり入ったりさせる手段16、及びガイドビン19゜19aを 具えた交差型液分配器18とからなる。糸11は、ワインダ等の第1図には示さ れていない装置によって、連続的に引き出されて前記各エレメントを通過する。
手段16は、糸の両側に配設された一対のビン20.21の形をした往復動する 接触部材を具え、該ビンはステップモータ26の駆動軸24にこれと共に回転可 能に取り付けられたアーム22に固定されている。アーム22及びビン20.2 1は、所定の液付与プログラムに従って、モータ26によって揺動可能になされ ている。このプログラムはモータを制御するマイクロプロセッサ28内のROM に記憶されている。テンション装置12及び分配器18等のガイドエレメントに よって定められた通常位置にある時、糸11は液付与域15,15°内を通り、 往復動する各ビン20.21の作用によって間歇的に動かされた場合、そこから 外れる。
液アプリケータ14,14°の詳しい形状は第2A図及び第2B図に示されてい る。各アプリケータは、前方が開放されたV字型断面の凹所31を有するブロッ ク30を具え、該凹所の内部には液付与域15.15’ が形成されている。こ の液付与域は静止表面によって囲まれ、糸の走行方向に対して横方向に限定され ていることが判るであろう。作動時において、計量ポンプとこれに関連する流れ 制御装置33a及び前記凹所31の基底部の上端に開口する小管32を経て、液 が槽33から連続的に供給される。アプリケータローラシステム等の代わりに小 管32を使用したので、Loom/分を越え最近の市販ワインダの速度3000 m 7分に達する糸速度に相当する液供給量をもたらすことが可能となる。過剰 の液は、該付与域の下端に開口している吸引管34によって付与域から回収され 、再循環されるか、廃棄される。
この装置の使用に当たり、異なった色の染料液等の液体は、付与域15を形成す る表面に沿ってフィルム状の連続流を維持しつつ、管32の口から噴出しないよ うに装置34によって制御された定常流量を保ちながら、吸引管34の方へ流れ て各液付与域へ連続的に供給される。ピン20.21は往復動して糸を間歇的に 走行方向に直角に動かし、付与域15.15’ から外す。糸が各域を通過する とき、各法は糸によって取り上げられ、糸の長さに沿って間歇的に施与される。
管32の口からの噴出がないため、付与域のフィルムは連続する1枚のフィルム のように流れるので、アプリケータ14,14’ における糸の横移動は1龍程 度の小量でよい。最適制御によって過剰な液の存在を最少にするためには、糸が 付与域にあるとき、各域15゜15゛に対する液の供給流量は、糸によって液が 取り」二げられる流量よりも、これの50%、好ましくは10%よりも大きくな い量だけ多くされている。50%を越える流量の場合、糸自身が飛沫を生じ、所 望の制御ができない。多くの場合、供給流量は、少なくとも糸による取り上げ量 に等しいが、特殊な効果を得るために低流量を採用することもある。最も好まし くは、糸が付与域に存在している場合、糸によって取り上げられる液流量に実質 的に等しい流量で、液が付与域に供給されることである。このように選択される 流量は、勿論系速度や、糸と液の両者の性質にも依存し、所与の利用分野に応じ て経験的技術によって決定される必要がある。
ピン20.21は、系内及び/又は糸に沿う液の分配を援助する表面を提供する 第2の役目を持っている。交差型分配装置18は、ピン19.193と協働して 、この目的をさらに援助する。ピン19.19aに対する分配装置18の位置は 、異なった糸に対して、張力に重大な影響を与えることなしに最適量の液の分配 を可能ならしめるように、調節自在に構成されていることが好ましい。必須の要 件ではないが、ブ1コ・ツク30゜30゛、ピン20,21.19.19a及び 分配装置18は、セラミック等の耐摩耗性の材料で一部又は全部を作られている ことが望ましい。
驚くべきことに、モータシャフトが、糸と一つ又は両方のも付与域15.15’  内の液フィルムに接触する位置に対応する自らの位置に復帰すると、糸速度が 48m/分以上であれば、糸も急速に復帰して液と接触することが判った。更に 糸速度が低い場合にも本発明は適用可能であるが、復帰速度は予めプログラムさ れたパターンに従う正確な応答を保証するのに好適な程りこは迅速ではない。
第3図は第1図の装置を組み込んだ実際の機械を概略的に描いている。糸11は 、パッケージ40からテンション装置12と一対のアプリケータ14.14’  とを経て連続的に引き出される。この場合、糸はその中心位置において、アプリ ケータの液付与域内の液フィルムを通って走行する。糸と液付与域との接触は、 マイクロプロセッサ28とそれに関連する電子機器によって制御されるステップ モータ26によって中断される。処理系の通路は、自由回転するプーリ42又は ガイドによって、ワインダ44に好適に導入されるように変更される。この構成 はスペース・ダイ4ング、染色性調節剤のランダム付与、又は高分子物質処理に 必要な成分、例えば高分子前駆物質とか気体触媒のランダム付与に好適に使用さ れる。
本発明にかかる更にコンパクトな装置10”が第4図と第4A図に第2実施例と して描かれている。ここで同様な部品には前述の図と同様の符号が付されている 。この場合、液アプリケータ14”は第1図のアプリケータ14と同じものであ るが、糸移動手段16”はアプリケータのV字型凹所に嵌まり込む分配器17を 具え、該分配器は、ブロック30”の上面に設けられた溝51に嵌まった一対の ピン50によって、アプリケータに対して横軸を中心に揺動可能に構成されてい る。其の液付与域15”は傾斜しており、揺動可能なこの分配器17の隣接辺1 7aも分配作用の補助の役目を果たす。分配器の下側の小さなフックエレメント 19″は、真に糸に係合し、これを横方向に動かす手段としての機能を有する。
この目的のために、分配器17は、第1図の実施例のステップモータの制御と同 様な方法で、所定のプログラムに従って軸を中心に回動させられる。
分配器17の揺動自在な構成は、第4図に60で示したような結び目があっても 、これを糸切れなしに装置を通過させるのにも役立つ。
糸に接触する分配器17の部分には、液の分配を補助するように、一つ又はそれ 以上の旋条が設けられていることが望ましい。
第4図と第4A図の装置を利用した構成が第5図に示されている。糸11′は、 パッケージ40”から、テンション装置12”、アプリケータ10”及び糸蒸し 器46を経て引き出される。この場合、分配器17は、マイクロプロセッサとこ れに関連する電子機器28”によって制御されるソレノイド48によって揺動さ せられる。
第6図は本発明の別の実施例を示し、走行する糸は間歇的に走行方向に直角に動 かされ、液付与域内に出入する。ここで液は、容管32”の口から噴射が生ずる ような流量で各液付与域15”に供給され、それによってジェットノズルが作動 して糸の走行方向に対して横方向のジェット流を作用させる。このジェット流は 所望により小滴に分割されてもよい。ピン20”′、21”′は揺動して糸を横 移動させ、その進行方向を変更して域15”’、15” に出入りさせる。吸引 装置34”を使用して、糸がジェット流に接触しない時にはこれを回収してもよ い。
第1実施例のステップモータ又は第2実施例の揺動分配器等の制御に使用される マイクロプロセッサは、認識できる液付与のパターンをもたらすようにプログラ ムされたり、糸に全般的にランダムな効果が与えられるようなランダム数選択ル ーチンを具える構成とすることができる。先行技術の方法によっては、このよう な不定的なランダム効果は決して得られない。
本発明の一つの特長は、一つだけのアプリケータを設けることも勿論可能である けれど、゛各糸に多数の種類の液を付与するために、複数のアプリケータが組み 込み可能なことである。これはスペース・ダイビングの場合に特に有用であり、 これによって多色効果が得られる。本発明は、一つのアプリケータに対して一つ だけの液供給管を具えた構成のみに限定されるものではなく、成る場合には、同 時に1本の糸に二つ又はそれ以上の液を供給することが望ましい(例えば、付与 に先立って、簡単て混合しておくと不安定な液となるような場合等)。又、糸を 一つのアプリケータを用いて一種類の液で処理し、次いで第2のアプリケータを 用いて一種類の気体を付与することも好ましい(例えば、最初のアプリケータに よって高分子前駆物質を付与し、第2アプリゲータによって気体状触媒を付与す るような場合)。更に、多数の処理ユニットを並列して設置し、多数の糸を同時 に処理することも可能である。
第7図には例示とU2て種々の処理手順が設定されている。
本発明の更に別の特長は、1〜50%の範囲のピックアップ率(処理域において 中位重量の糸に吸収される液重量の%)で糸に液が付与できることであり、これ は従来公知の方法で得られるもより罵かに低い値である。この特長のために、処 理後の糸を乾燥する際の必要エネルギが従来方法よりも少なくて済み、経済的に 有利である。
本発明方法によれば、高度に均一な液付与が達成できる。液は制御された連続的 なやり方でアプリケータに対して計量されるので、糸が液に接触する場合の液の 過剰量は50%以下であり、液に接触するのは走行している糸であるから、長さ 方向への液の分配は非常に均一になる。これは、スペース・グイ効果を得る手段 として、染料液の流れを中断するための電磁バルブ等を用いる上述の従来方法と 対照的である。このような方法においては、各染料パルスの始動時に波動(従っ て不均一な液付与)が生じ、又各染料パルスの終了時に残流が生じて好ましくな い色筋が発生する。
分配器18.17等の使用によって、単一のアプリケータを用いた場合でも、非 常に均斉な半径方向の液分配が行われることが判った。先行技術にかかる方法で は、如何なる程度においても、このように均一な半径方向分布は不可能であった 。
例示の実施例は両者共、系中の結び目を切断することなく装置を通過させること ができるが、この特長は糸取扱装置の効率的な操作のために最も重要なことであ る。図示の実施例のその他の特長は、糸がアプリケータに接触していない時は、 吸引管によって液が再循環させられることである。この特長は先行技術にかかる 方法の成るものの欠点である飛沫の発生を最少にすると云う付随的利点をもたら す。
本発明方法によって処理される糸のタイプに制限はなく、ステーブルファイバか ら紡績された糸、連続フィラメント糸または加工糸とかクリンプ糸も包含する。
更に単糸でも撚糸でもよい。この糸は、例えば、ウール、絹、綿、麻、又はモヘ ヤ等の天然繊維、又はポリアミド、ポリエステル、アクリル、ポリオレフィン、 人造セルローズ(例えばビスコースレーヨン、アセテート等)等の合成繊維、ガ ラス繊維又はこれらの混紡でできた糸であってもよい。
本発明の装置が染料とか顔料を制御された態様で糸に付与するのに使用されると き、これらの材料とその組成は、染められる繊維に適するように選択することが できる。必要に応じ、本発明の目的を更に効果的に達成するために、膨潤剤、キ ャリア。
増粘剤、溶剤9表面活性剤、高分子前駆物質、均染剤、その他当業者に知られて いる一つ以上の成分を染料や顔料に添加してもよい。本発明は、染色固定法、染 料組み合わせ、乾燥、スチーム処理、フェルティング等の当業者に知られている 糸の処理に必要な後処理法の何物にも限定されるものではない。
大狂災 白の純毛梳毛糸(R75tex、2本撚り)を、第1図に示す装置を用いて、3 85m/分の速度で処理した。組成Aからなる染料液を」二部アプリケータに供 給し、組成りからなる染料液を下部アプリケータに供給した。液の全供給流量は 、糸の供給量に対して、30重量%であった。糸が付与域において短い間隔でラ ンダムに液に接触するように、マイクロプロセッサがプログラムされた。糸の個 々の染色部分の長さは、20〜40酊の範囲に分散していた。各色ははっきりと 区分され、糸の長さ方向及び円周方向に領域、濃淡、深さ共−貫して均一に分布 していた。このスペース・ダイの糸のパフケージの一つからアウトウェア用上着 が編まれた。製品全体を通じて均一な魅力的な三色効果が見られた。
東粁里戊人叉更旦 1ユ里1皿) C,1,リアクティブレンド84 25 (組成A)C,1,リアクティブブル ー69 25 (組成り)尿素 400 乳酸(88%)IO スルホ琥珀酸ジイソオクチルナトリウム 1.5レイムプリント651 (GR UNAU) 2マテクシルPNVP (ICI) 10水 600 豹表昭E)1−502475 (6) 袷 秤 国際調査報告 ANNEX To THE IIITERNATTONAL 5EARCHRE PORT ON

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.糸をその走行方向に対して横方向に間歇的に動かして、液の流れが維持され ている液付与域に出入りさせ、それによって、糸が該域内に入っているときに液 が糸によって取り上げられ、糸の長さ方向に沿って間歇的に液が付与されるよう に構成された走行する糸に液を付与する方法であって、前記付与域を流れる液流 が、糸の走行方向に対して横方向に制限されており、該液は、糸の速度が100 m/分以上の場合に連続した流れとして貯槽から前記付与域に供給されることを 特徴とする方法。
  2. 2.前記液は、糸が付与域内に入っているとき、糸によって取り上げられる液の 量よりも50%より大きくない量だけ多い流量で付与域に供給されることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載された方法。
  3. 3.前記付与域において、液流が実質的に静止している表面に沿って保持されて いることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載された方法。
  4. 4.前記液流が、前記表面上で、実質的に糸の走行方向に平行に移動する連続フ ィルムとして形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載され た方法。
  5. 5.前記液が、前記表面に開口するダクトに沿って前記付与域に供給されること を特徴とする請求の範囲第3項又は第4項に記載された方法。
  6. 6.前記液は、糸が付与域内に入っているとき、糸によって取り上げられる液の 量と実質的に等しい流量で付与域に供給されることを特徴とする請求の範囲第1 項から第5項までのいずれか1項に記載された方法。
  7. 7.前記付与域が静止しており、糸は該付与域内に間歇的に出入りすることを特 徴とする請求き範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載された方法。
  8. 8.糸が前記付与域内で自然に占める位置にあり、直接駆動される往復動接触部 材によって間歇的に該域の外に動かされることを特徴とする請求の範囲第7項に 記載された方法。
  9. 9.糸が前記付与域を横切った後、該走行糸を一時的に分配手段に接触させて、 液を糸の内部又は長さに沿って分布させることを特徴とする請求の範囲第1項か ら第8項までのいずれか1項に記載された方法。
  10. 10.液付与域を形成する手段、液の貯槽、該貯槽から液を前記付与域に供給し 且つ該域内に液流を維持する手段、及び糸の走行方向に対して横方向に糸を間歇 的に動かして、前記液付与域内に出入りさせる手段を具えた走行する糸に液を付 与する装置であって、前記付与域形成手段が、付与域を流れる前記液流を糸の走 行方向に対して横方向に制限するための構造を有し、前記液供給手段が、100 m/分以上の糸速度において、流れの一体性が保持されるような液流として、前 記液を供給するように構成されていることを特徴とする装置。
  11. 11.前記付与域が実質的に静止している表面によって形成されていることを特 徴とする請求の範囲第10項に記載された装置。
  12. 12.前記供給手段が前記表面に開口しているダクトであることを特徴とする請 求の範囲第11項に記載された装置。
  13. 13.前記糸間歇移動手段が、前記付与域内の自然位置から糸を遠ざける手段で あることを特徴とする請求の範囲第10項から第12項までのいずれか1項に記 載された装置。
  14. 14.前記糸間歇移動手段が、直接駆動往復動接触部材であることを特徴とする 請求の範囲第13項に記載された装置。
  15. 15.前記付与域の下流に、液を糸の内部又は長さに沿って分布させるための分 配手段が設けられていることを特徴とする請求の範囲第10項から第14項まで のいずれか1項に記載された装置。
  16. 16.液付与域を形成する手段と、糸をその走行方向に対して横方向に間歇的に 動かして前記液付与域に出入りさせる手段とを具えた走行する糸に液を付与する 装置であって、糸を間歇的に動かす前記手段が、糸を前記付与域内の自然な位置 から間歇的に離すための直接駆動される往復動接触部材を具え、該接触部材は回 転自在なブレートを有し、該ブレートは、一方に回転したときに、側面で糸に係 合するように配置された突出ビンを具えていることを特徴とする装置。
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