JPS61502124A - 免疫応答の調節方法 - Google Patents

免疫応答の調節方法

Info

Publication number
JPS61502124A
JPS61502124A JP50205585A JP50205585A JPS61502124A JP S61502124 A JPS61502124 A JP S61502124A JP 50205585 A JP50205585 A JP 50205585A JP 50205585 A JP50205585 A JP 50205585A JP S61502124 A JPS61502124 A JP S61502124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
chain
animal
modify
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50205585A
Other languages
English (en)
Inventor
ニンハム、バリー ウイリアム
ブランデン、ロバート ヴインセント
アシユマン、ロバート ブライアン
Original Assignee
ジ オ−ストラリアン ナシヨナル ユニヴア−シテイ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジ オ−ストラリアン ナシヨナル ユニヴア−シテイ− filed Critical ジ オ−ストラリアン ナシヨナル ユニヴア−シテイ−
Publication of JPS61502124A publication Critical patent/JPS61502124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/13Amines
    • A61K31/14Quaternary ammonium compounds, e.g. edrophonium, choline

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫応答の調節方法 本発明は動物(明細書中において使用されるこの用語はヒトを含む)における免 疫応答を調節する方法及びその様な方法の実施に使用するための組成物に関する 。
動物の免疫系は、別々に及び/又は共同的に作用して、その系により動物宿主に 対して外来性と認識される物質に拮抗し、或いはそれを除去成いは中和する数多 くの要素よりなる。免疫系によシ外来性と認識された物質は一般的に宿主に対し て外因性の起源を有するが、必らずしもそ5でない場合もある。その様な外因性 物質の具体例としては感染性細菌及びそれらの細胞活性の副生物、ウィルス粒子 及びそれらの蛋白質、昆虫の刺傷によシ注入された蛋白質などが挙げられる。
慢性関節リエーマチなどの自動免疫病においては宿主の免疫系は宿主作成蛋白、 即ち自己作成蛋白を外来性と認識する。
免疫応答は人工的抑制(免疫抑制〕或いは増強(免疫強化作用)によシ修飾する ことができる。免疫抑制、即ち人工的に誘発された減少した応答性は六つの一般 的方法によシ達成することができる。即ち、(1)抗原の投与、(2)特異的抗 血清或いは抗体の投与、(3)抗すンノ(球技血清などのその他の生物学的試薬 の使用、(4)薬品或いはホルモン類の使用、(5)放射線、及び(6)リンパ 組織の外科的除去である。免疫強化作用は免疫応答が発達する速度の増大、応答 の強度或いはレベルの増大、応答の延長、その他の非免疫原性物質に対する応答 の発達に及ぼす薬剤の投与を含み得るものである。免疫応答を高めることが知ら れている薬剤は一般的に7ジエバントと称され、次の二つの一般的範祷に分類す ることができる。即ち、(1)一般的増強を与えるもの、即ち広範囲の各穏抗原 に対して細胞及び体液の両者の免疫応答を高める物質、及び(2)特異的増強作 用を与えるもの、即ちある種の抗原に対してのみ特異的応答を高める物質である 。
今日まで免疫応答を操作するために開発されてきた免疫抑制薬品は通常偶然に発 見された複雑な構造の化合物であった。更に、それらの作用機序はしばしば未知 であるか或いは極めて予測不可能であシ、これらの薬品の投与には望ましくない 副作用が伴い5るものである。
本発明の第一の目的は、動物の免疫応答を調節、特に抑制する方法を提供するこ とである。第二の目的は、免疫応答を調節するために用いられる物質の活性部位 が容易に決定され、且つ容易に変更されてその免疫応答を修飾することのできる 、動物における免疫応答の調節方法を提供することである。第三の目的は、望ま しくない副作用なしく免疫応答を調節する方法を提供することである。本発明の その他の目標及び目的は以下の説明から明らかとなるであろ5゜ 「両親媒性化合物」と称される一部の化合物が存在する。これらの化合物の構造 は二つの異なった部分−親液性(脂肪に吸引される)であシしばしば炭化水素鎖 である非極性、疎水性(水によシ撥かれる)である「尾っぽ」の部分と、極性、 親水性及び疎液性の「頭」の部分よシなる。多くの両親媒性化合物は通常洗剤と して使用されている。洗剤は、脂肪物質及び汚れを、油脂が非極性炭化水素末端 によシ形成される球体の中心にあるミセルを形成させるたとによシ、溶解する。
極性基は球体の周シの親水性表面を形成し、全ミセルを水溶性にする。
本発明は、ある種の両親媒性化合物の非極性即ち尾部末端は、必ずしも細胞膜機 能を破壊することなく細胞の表面中に包埋し得るとい5発見に基づいている。
この両親媒性化合物の極性即ち頭部基は、今や細胞の表面の一部となシ、局所的 環境を修飾し、よってその細胞の表面上の受領部位を変更する。加えて、局所的 膜の曲率及び厚みが混乱され、再び、免疫認識に含まれる細胞付着末梢分子の局 所的微小環境を修飾する。
本発明に従えば動物の免疫応答を調節或いは抑制する方法であって、細胞の表面 において相互作用して変更された細胞による抗原の認識を阻害或いは修飾するよ うKその表面特性を修飾することのできる少なくとも一つの両親媒性化合物の有 効量を投与することを特徴とする方法を提供する。
必要によシこの両親媒性化合物は薬学的に許容可能な担体或いは希釈剤と共に投 与されてもよい。
本発明のこの側面の方法を実施するVcvAL、両親媒性化合物は細胞膜が崩壊 され細胞が溶解される濃度よシも低い濃度において投与される。
本発明のもう一つの面において、上記の如き少なくとも一つの両親媒性化合物と 薬学的に許容可能な担体或いは希釈剤を含んでなる、動物の免疫応答の調節或い は抑制に適した組成物が提供される。
更にもう一つの面において、本発明は上記の如き少なくとも一つの両親媒性化合 物の動物の免疫応答の調節或いは抑制のための用途、及び動物の免疫応答の調節 或いは抑制に使用するための組成物を製造するための上記の如き少なくとも一つ の両親媒性化合物の用途に関する。
本発明は又、供与動物から受領動物への移植のための動物組織を調製する方法で あって、該供与動物からの動物組織を有効量の上記の如き少なくとも一つの両親 媒性化合物で処理し、移植片拒絶反応を刺戟する該組織中の細胞を不活性化する ことを特徴とする方法にも及ぶものである。
特に、小細胞移植片などの供与動物から取出された移植片組織(例えば、内分泌 組織)をin vitroで受領動物中に移植する前に本発明による両親媒性化 合物の作用に曝してもよい。
両親媒性化合物、特に広範囲に家庭用及び商業用として用いられているものに密 接に関連したカチオン系界面活性剤はln v目ro で混合リンパ球反応の発 生を阻害し、マウスの足裏の、ふくらみ中にアロ反応性細胞毒性細胞の注入によ り引起こされた炎症応答を抑制し、及びネズミサイトメガロウイルスに対するマ ウスの感受性を増大することが示された。この研究はこれらのカチオン性界面活 性剤の強力な免疫抑制活性を確認する。
好ましくは、本発明において使用される両親媒性化合物は下記一般式で表わされ るカチオン性界面活性剤(式中、R1は少なくとも2個の炭素原子の直鎖或いは 分岐鎖、飽和或いは不飽和炭化水素を表わし、R2は少なくとも2個の炭素原子 の直鎖或いは分岐鎖、飽和或いは不飽和炭化水素を表わし、及びXは両親媒性化 合物を生成するために必要とされる任意の適当なカチオン性部分を表わす) 或いは R’X (式中、R3は少なくともl≠個の炭素原子の直鎖或いは分岐鎖、飽和或いは不 飽和炭化水素を表わし、及びXは上記と同義である。) 特に好ましい実施態様において R2及びR2は組合わされた鋼内の炭素原子の 全数が2≠以下であるように選ばれるか、或いはR5が鎖中に少なくとも74個 の炭素原子を有するよ5に選ばれる。典型的にはR1とR2の組合せは012  C12、CII 012及びCII C1& が挙げられるのに対して、R5は 典型的にはC14である。
本発明は又、一般式81R2Xの二重鎖両親媒性化合物と一般式R’Xの単一鎖 両親媒性化合物との混合物を含む、広く上述した両親媒性化合物の混合物の用途 にも及ぶものである。
本発明の範囲に含まれる単−鎖及び二重鎖カチオン性界面活性剤はそれらの免疫 抑制効果を異りた機構により働かせることが観察された。単一鎖界面活性剤の細 胞培養液、即ちInマ1マOへの添加は、細胞膜を破壊せず、即ち細胞毒性を示 さず、臨界ミセル濃度(CMC)未満の免疫抑制を示すが、しかし、それらはC MCよシ上においては毒性であシ、その点において自然発生小胞が形成され、細 胞溶解が生ずる。一方、二重鎖界面活性剤はミセルよシも小胞を形成し、よく規 定されたCMCを有さず又その様な界面活性剤は細胞膜を破壊しないことが観察 された。これらの界面活性剤による免疫抑制は、鎖融解温度が余シに高すぎて凝 集物が細胞膜に接近不可能な凍結ラメラ−相であるよ5な長い鎖長においては示 されない。即ち、界面活性剤の鎖融解温度は免疫抑制が示されるためには37〜 10℃の範囲であるかまたはそれ以下であるべきである。
特に1強力なin vivo及びln vltro の両者における免疫抑制剤 は仁の好ましい群の中の二重鎖四級アンモニウム界面活性剤であシ、よシ特別に はジドデシルジメチルアンモニウムブロマイド(DDAB)及びジドデシルジメ チルアンモニウムアセテート(ODAム)である。
カチオン性界面活性剤の免疫抑制活性は、細胞/細胞相互作用のよいモデルを提 供する、細胞−媒介免疫応答に対する効果の研究によ)試験した。以下に詳細に 示すこの研究の結果は、これらの界面活性剤の免疫抑制効果が非−特異的毒性に よるものではなく、おそらく損傷T−細胞機能によるものであることを確立した 。
カチオン性界面活性剤の免疫抑制活性を添附した図面において説明する。これら の図面において:第1図は各種濃度のDDABの存在下において1mマ1tro で生成されたアロ反応性BIaTc細胞によるPt1t標的細胞の溶解を示す。
(O)対照例;(・)/ El/ /flit ; (lh−) / 00 n i/71t; (& ) / 1!7 %i/lsl。
第2図はコX10’ pfuMcMV腹腔内対抗後塩水で処理された対照例(− )と対比した:100μg DDABの二重の逐次静脈内注射で処理されたBA LB/Cメスマウスの死亡率を示す(・)。
0’ Tc細胞の注射後のB A L B / eメスマウスの足裏のふくらみ の厚さの増大を示す。受領者は200μ5DDABの二つの逐次静脈内注射(Δ )或いはオリーブ油中に2gの皮下注射(ム)のいずれかによシ処理した。塩水 或いはオリーブ油で処理された対照例(O)は相互に余シ異ならず分析のために プールされた。
各点は最少夕匹のマウスの平均を表わす。2≠時間後、DDABで処理された全 てのマウスにおける足裏のふくらみの腫みは対照例におけるそれよりも有意的に よル小さいものであった(p<0゜Oj)、縦の棒は平均の標準偏差を表わす。
第弘図は7 o ng / mtのD D A、 B (、a )或いはDDA AC^)の存在下においてin vltro で生成されたアロ反応性のB A  Te 細胞によるpriz標的細胞の存在下において生成されたアロ反応性B  l、 Te細胞によるPI/J−標的細胞の溶解を示す。
第を図は各種単−一及び二重−鎖カチオン性界面活性剤の存在下において生成し たアロ反応性B4Te細胞におけるPI/j標的細胞の溶解を示す。
(1) 材料及び方法 マウス: B A L B / c及びCj7B//x、y(B+)マウスはジ 覆ン・カーティン・スクール・オプ・メディカル・リサーチ(John Cur tin 5chool of Me−dleal Rea@arcb )におけ る動物育成施設(AnimalBreeding Eatabllmbment  )から得られた。実験においてはt〜/ML週令のメ退会マウスのみを用いた 。
界面活性剤:ジドデシルジメチルアンモニウムブロマイド(DDAB)及びアセ 7−=)(DDAA)はミネソタ大学の化学工学部のり、 F。ニゲアンス博士 (Dr。
D、F、 Eマans )からの寄贈物であった。前者は当初イースト1ンコダ ツク社(Eastman Kodak ) から購入し、二重ア七トニトリルか ら再結晶させ、後者はイオン交換によりCO2のない条件において水酸化物形態 にし、その後酢酸による中和及び凍結乾燥した。このブロマイド及びアセテート は/ nsg / nt!、において塩水懸濁液において使用し、ブロマイドは 更にオリーブ油中において10 my / mtで用いた。全ての調剤は使用前 に7Qワツトにおいて2分間超音波処理して透明な小胞懸濁液にした。
ヱエ土二二ネズミサイトメガロウイルス(MCMV)を弘〜を退会のメスB A  L B / eマクスの唾液腺内で生育させ、使用するまで一70℃で貯蔵し た。力価はB A L B / cマウス胚繊8!芽球上でプラーク形成してめ た。
アロ反応性細胞毒性T(Tc)細 の調製BA LB /a (H−2d)アロ 抗原に対して反応性の細胞をよチのウシ胎児血清及びio y2−メルカプトエ タノールを補給したイーグルの最少必須培地中においてB6牌臓細胞(j X  / 06/ml ) と放射線照射(コ0θOR) B A L B / e  肺臓細胞(r x t o’/ mt)を培養することによシ得た。ある実験に おいては、適当な濃度の界面活性剤を培養の開始時に添加した。!日間の培養期 間の終シに細胞を採取し、0.!xiの媒体中に再懸濁し、溶解活性を Cr− 標識prlzCFI−2d )標的細胞上で分析した。細胞当シの溶解をめるた めに元の培養液の各希釈率において生育可能な細胞の数対溶解優について線形回 帰分析を行った。これらの結果を次いで特定のエフェクタ一対標的細胞比におけ る溶解チとして表わした。
移植対宿主応答二上記の如く調製したアロ反応性Te細胞を一度洗浄し、ブック (Puck ) の平衡塩溶液中に再懸濁し、≠0μを中のJ X / 0’  個の細胞を予めDDABで治療されたB A L B / eマウスの左足裏の ふくらみに注射した。等容量のブックの塩水のみを対照として他方の足裏のふく らみに注射した。その後各種時間間隔においてダイアルゲージカリバー[HoC 。
クロプリン、シュルヒテルン、ヘラセン、FGR(HoC,KropHn、 5 chluchtern、 He5sen、 FGR) ]を用いてむくみを測定 した。結果を左及び右足間の厚みの差として表わした。
(1) 結果 初期の実験は界面活性剤の存在下において発生した或いは分析したアロ反応性T e細胞に及ぼすDDABの影響を検討することを意図したものであった。第1図 は10ナノグラム/d程度の低い濃度においても培養液中に実質的なエフェクタ ー細胞活性の損失があったことを示す。しかしながら、DDABはlμ/Mlで 使用された場合にはリンパ球に対して毒性であるので培養液からの細胞の収率は 界面活性剤のよシ低濃度においては減少し、この見かけの免疫抑制効果が単に比 例的により少ないエフェクター細胞の存在によるものかど5かを決定することが 必須であった。この可能性は捨てることができる。データを細胞対細胞基準で溶 解について補正した場合に(表/)エフェクター細胞機能が事実損傷されたこと が明らかであった。これに対して、対照培養液のTe細胞活性を同様の濃度のD DABの存在下において分析したところ、エフェクター細胞機能の損失はなかっ た(データは示さず)。
表 l 各種濃度のジドデシルジメチルアンモニウムブロマイドの存在下において生成し たアロ反応性Bj細胞によるPI/j標的細胞の補正された溶解 処理 溶解ts1 iooμy/xl 、it、r lOす7M33.(7 ’ 2.、t : /のキラ一対標的比における線形回帰から計算。
2培養液から生育可能な細胞は回収されなかった。
上記結果を与えられると、この結果が組織培養系の何等かの特異性に帰され得る ものであるのか或いは界面活性剤が何等かのInマlyeの生物学的活性を有す るものであるかを決定することが重要であった。これらの代替的可能性を区別す るために逐次二重の静脈内注射のDDABで処理されたB A L B / c マウスに最少゛致死量(,2X 10’pfn )のMCMVを対抗させた。こ れらのマウスは塩水で予備処理した感染マウスと対比してメジアン生存時間にお いて鋭い減少を示した(第2図)、抗−ウィルスTe細胞は第一次ウィルス感染 からの回復に対して必須であるのでMCMV感染に対する増大した感受性はIn  vitro で観察されたTe細胞機能の減少した発生と首尾一貫するもので あった。
更KDDAB処理マウスに転移後Inマ1tro で発生したアロ反応性T細胞 の機能を調べるための実験を工夫した。これらの細胞の反応性は足裏のふくらみ のむくみKおける増大で測定したところ、実質的に減少した(第3図)。これら のin vlvoの現象はエフェクター細胞機能にのみ依存するのでなく、又血 液から抗原的対抗部位へのTリッツ球及びその他の細胞タイプの動きにも依存す るものである。細胞再循環パターンは父界面活性剤の存在によシ崩壊され得るも のであるので、作用の正確な機構は更に分析を待たねばならない。
DDABの鼻腔内゛−投与も又−膜化された免疫抑制を引起こすかど5かを定め る試みは使用された投与量(! Ottg )において界面活性剤が肺機能を直 接妨害したようでマウスが21/一時間以内に死亡したので首尾よく行かなかっ た。
量n vitro及びl!l vivo の両方でDDABによシ示された顕著 な免疫抑制潜在力は明らかである。界面活性剤小胞の伝達形式がこれらの生物学 的効果を変更したかと5かを更に究明することは興味あることであった。超音波 処理されたDDAB[濁液は塩水の存在下において更に凝集してよシ接近性の小 さい液体結晶の割合を増大させる液体結晶と混合した小さい(直径;zooX) カチオン性小胞を形成する。これに対して、対イオンとしてアセテートその他の カルボキシレートを用いると水溶液中に自然に小胞及びミセルが形成され、塩水 中においては液体結晶に戻る速度ははるかにのろい−ものである。従りて、次の 期待はこの状況の結果、ヘテロ凝固による界面活性剤分子の細胞膜中へのよシ自 由な通過が生ずるであろ5とい5ことであった。
In vltro でのアロ反応性細胞の発生に及ぼす二つの塩の相対的影響を 表≠に示すが、この結果は予想に一致するものである。DDA人の存在下に培養 されたTe細胞はブロマイドの存在下において生育されたものよシもよシ低いエ フェクター活性を示し、この差異は異なった細胞収率を補償するために調整が行 われた場合によシ一層明らかとなった(表−1)。対イオンを重合させることに よシ作成された小胞は更に一層有効であシカプセル化された追加の試薬を同時に 投与することを可能にする。
表 2 ジドデシルジメチルアンそニウムブロマイド或いはアセテートの存在下において 発生したアロ反応性BJ細胞によるPI/j標的細胞の補正された溶解 処理1 溶解チ2 なし 弘!、り DDAB 3!、/ DDAA /!、2 1界面活性剤は培養液にtOnp/naLの濃度で添加された。
21:/のキラ一対標的細胞比において線形回帰から計算された。
Lu DDA人の免疫抑制効果の強度をジメチルスルホキシドに溶解させたシクロスポ リンA(C@A)のソレト対比した。用いられた材料及び方法は上記例1に説明 されたものに基づくものであった。第1図はlμtp/IE/C8A(・ )  / 00 xy/ILlcaA(Δ )、 / On17m1CaA(ロ)、l μp/1xlD D A A (履)、/ 00 ”I/rdDDAA(◇)、 及びlOツ/ゴDDAA ()、対照例(0)の存在下において生成したアロ反 応性B4Te 細胞によるPI/j標的細胞の溶解を示す。
単一鎖C16Br 及び等しくない長さの鎖例えばC3C12Br及びC,C, 、Br などを有する界面活性剤はinマi troで1977球応答を部分的 に抑制するのに対し、別の単一鎖界面活性剤C1□Br及びややよシ長い鎖例え ばC12CI JI Ae或いは(C1& )2人Cなどを有するその他の二重 鎖界面活性剤は比較的不活性である。第を図は/ 00 ng/xi C16B r (0)、100%g / dCm C1z B r(Δ)、i o o n g/ml C12Br (■)、=00ng/1dC12C1aAC(・)及び コ00す/d (C1a)zAe()、対照例(O)の存在下において生成した アロ反応性B&Ta細胞によるprij標的細胞の溶解を示す。
図面の浄書(内容に変更なし7 FIG、1 メぎラトノ欠の分→! べ1ψ績日(叉 FIG、コ j工身丁ヂ貞す間(呼量) 連呼(%) 手続補正書動式) %式% 、発明の名称 免疫応答の調節方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ジ オーストラリアン ナショナル ユニヴ7−シティー 4、代 理 人 (郵便番号100) 昭 和 61年 6 月 19日 (発送日 昭和61年6月24日) 6、補正の対象 特許法第184条の5第1項の規定による書面の国際調査報告 ALI 38253/68 FR1595553GB 1155258IL 3 0063US 4330551 CA 1179604 EP 46594 J P57L18514AU 85692/82 CA 11131646 EP  69557 JP 58019242ZA 824831 ^U 11279/83 0E 3204532 EP 85930 JP 5 8138447US 4505273 AU 81476/82 CA 1187762 EP 70307 LIS  4375866WO8202486 AU 72709/81 BR8108844CA 1170537 EP 5 0554GB 2098696 LIS 44B9875 WO8201308 END OF ANNEX

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.動物の免疫応答を調節或いは抑制する方法てあって、細胞の表面において相 互作用して、変更された細胞による抗原の認識を阻害或いは修飾するようにその 表面特性を修飾することのてきる少なくとも一つの両親媒性化合物の有効量を投 与することを特徴とする方法。
  2. 2.両親媒性化合物が薬学的に許容可能な担体或いは稀釈剤と共に投与される、 請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.両親媒性化合物が、細胞膜が崩壊し及び細胞が溶解する濃度より低い濃度に おいて投与される、請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。
  4. 4.動物の免疫応答の調節或いは抑制のために適した組成物てあって、細胞の表 面において相互作用して、変更された細胞による抗原の認識を阻害或いは修飾す るようにその表面特性を修飾することのてきる少なくとも一つの両親媒性化合物 と、薬学的に許容可能な担体或いは稀釈剤とを含んでなることを特徴とする組成 物。
  5. 5.動物の免疫応答の調節或いは抑制のための両親媒性化合物であって、細胞の 表面において相互作用し、変更された細胞による抗原の認識を阻害又は修飾する ようにその表面特性を修飾することりできる少なくとも一つり両親媒性化合物の 用途。
  6. 6.動物の免疫応答の調節或いは抑制に使用するための組成物の製造りための両 親媒性化合物てあって、細胞の表面において相互作用し、変更された細胞による 抗原の認識を阻害又は修飾するようにその表面特性を修飾することりできる少な くとも一つり両親媒性化合物の用途。
  7. 7.供与動物から受領動物への移植のための動物組織の調製方法てあって、該方 法が、該供与動物からり動物組織を、細胞の表面において相互作用し、変更され た細胞による抗原の認識を阻害或いは修飾するようにその表面特性を修飾するこ とのてきる少なくとも一つの両親媒性化合物の有効量でもって処理することを含 んでなり、移植片拒否反応を刺戟する該組織中の細胞を不活性化することを特徴 とする方法。
  8. 8.両親媒性化合物が下記の一般式の化合物である。 請求の範囲第1項〜第7項のいづれか一項に記載の方法、組成物或いは用途: RlR2X (式中R1は少なくとも8個の炭素原子の直鎖或いは分岐鎖、飽和或いは不飽和 炭化水素を表わし、R2は少なくとも8個の炭素原子の直鎖或いは分岐鎖、飽和 或いは不飽和炭化水素を表わし、及びXは両親媒性化合物を生成するために必要 とされる任意の適当なカチオン性部分を表わす) 或いは R3x (式中、R3は少なくとも14個の炭素原子の直鎖或いは分岐鎖、飽和或いは不 飽和炭化水素を表わし、及びXは上記と同義である)。
  9. 9.R1及びR2が組合わされに鎖中の全炭素原子数が24以下であるように選 ばれるか或いはR3が鎖中に少なくとも16個の炭素原子を有するように選ばれ る。 請求の範囲第8項記載の方法、組成物或いは用途。
  10. 10.該両親媒性化合物が二重鎖四級アンモ二ウム界面活性剤である、請求の範 囲第1項〜第9項のいづれか一項に記載の方法、組成物或いは用途。
  11. 11.該二重鎖四級アンモニウム界面活性剤がジドデシルジメチルアンモニウム プロでイド或いはジドデシルジメチルアンモエウムアセテートである、請求の範 囲第10項記載の方法、組成物或いは用途。
JP50205585A 1984-05-09 1985-05-08 免疫応答の調節方法 Pending JPS61502124A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPG489584 1984-05-09
AU4895 1995-08-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61502124A true JPS61502124A (ja) 1986-09-25

Family

ID=3770607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50205585A Pending JPS61502124A (ja) 1984-05-09 1985-05-08 免疫応答の調節方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0181351A4 (ja)
JP (1) JPS61502124A (ja)
WO (1) WO1985005031A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963557A (en) * 1987-09-28 1990-10-16 Smithkline Beecham Corporation Immunomodulatory azaspiranes
US5358944A (en) * 1990-09-19 1994-10-25 American Home Products Corporation Rapamycin esters for treating transplantation rejection
US5378696A (en) * 1990-09-19 1995-01-03 American Home Products Corporation Rapamycin esters
PT100566B (pt) * 1991-06-07 1999-06-30 Smithkline Beecham Corp Azaspiranos imunomoduladores, composicoes farmaceuticas que os contem, sua preparacao e seu uso
US5591748A (en) * 1991-06-07 1997-01-07 Smithkline Beecham Corporation Immunomodulatory azaspiranes
EP0599514A3 (en) * 1992-11-18 1994-07-06 Lilly Industries Ltd Pyranoquinoline derivatives as inhibitors of cell proliferation.
US5866576A (en) * 1992-12-16 1999-02-02 Cell Therapeutics, Inc. Epoxide-containing compounds
DE4302244A1 (de) * 1993-01-27 1994-07-28 Naturwissenschaftliches Und Me Antivirales Chemotherapeutikum mit Breitbandwirkung und dessen Verwendung
JP4007760B2 (ja) * 1997-11-11 2007-11-14 タカラバイオ株式会社 藻類由来の生理活性物質を利用した医薬、食品または飲料
US6420364B1 (en) * 1999-09-13 2002-07-16 Boehringer Ingelheim Pharmaceuticals, Inc. Compound useful as reversible inhibitors of cysteine proteases
EP1628987B1 (en) * 2003-05-20 2009-08-19 Pharmaxis Pty Ltd. Mannose-6-phosphonate compounds for the treatment of inflammatory diseases
DE602004020809D1 (de) * 2003-10-24 2009-06-04 Nutricia Nv Immunmodulierende Oligosaccharide
FR2867476B1 (fr) * 2004-03-11 2006-05-26 Michel Prost Derives de genkwanine et sakuranetine, utilisation cosmetique et therapeutique, et procede de preparation
ES2309817T3 (es) 2004-12-02 2008-12-16 Can-Fite Biopharma Ltd. Tratamiento de inflamacion.
WO2008011216A2 (en) 2006-05-16 2008-01-24 Pro-Pharmaceuticals, Inc. Galactose-pronged polysaccharides in a formulation for antifibrotic therapies
KR100868959B1 (ko) * 2006-12-30 2008-11-17 재단법인서울대학교산학협력재단 알파-갈락토실세라마이드 유도체, 이의 약학적으로 허용가능한 염, 이의 제조방법 및 이를 유효성분으로 함유하는면역보조용 약학적 조성물
US8871925B2 (en) * 2011-12-28 2014-10-28 Galectin Therapeutics Inc. Compositions of novel carbohydrate drug for treatment of human diseases
US9763974B2 (en) 2012-06-06 2017-09-19 Galectin Therapeutics, Inc. Galacto-rhamnogalacturonate compositions for the treatment of diseases associated with elevated inducible nitric oxide synthase
ES2773921T3 (es) 2012-09-17 2020-07-15 Galectin Therapeutics Inc Método para mejorar las inmunoterapias específicas en el tratamiento del cáncer
WO2014130648A1 (en) 2013-02-20 2014-08-28 Galectin Therapeutics, Inc. Method for treatment of pulmonary fibrosis

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2653156A (en) * 1949-06-21 1953-09-22 Lehn & Fink Products Corp Quaternary ammonium compounds and process for producing the same
US3950541A (en) * 1971-09-20 1976-04-13 Waldstein David A Aqueous compositions containing quaternary ammonium salts for treatment of rectal itching and lessening of irritation and swelling of prolapsed and of irritated and swollen external hemorrhoids
US3869550A (en) * 1972-05-01 1975-03-04 Environmental Science Corp Method for the control of fertility
US4320147A (en) * 1980-05-09 1982-03-16 Lonza Inc. Disinfectant composition and the use thereof
US4330551A (en) * 1980-08-26 1982-05-18 Synergetics Co. Therapeutic method
US4450174A (en) * 1982-05-27 1984-05-22 Millmaster Onyx Group, Inc. Decyl quaternary ammonium compounds

Also Published As

Publication number Publication date
EP0181351A4 (en) 1989-06-21
WO1985005031A1 (en) 1985-11-21
EP0181351A1 (en) 1986-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61502124A (ja) 免疫応答の調節方法
HEYNINGEN Cholera toxin
CH656534A5 (fr) Procede pour stabiliser un facteur de necrose tumorale et solution aqueuse ou poudre stables contenant ce facteur.
FR2598622A1 (fr) Adjuvants immunologiques pour vaccins polysaccharidiques
CN100430049C (zh) 分子表达功能抑制剂
Hoff et al. Cell-mediated immunity against Besnoitia and Toxoplasma in specifically and cross-immunized hamsters and in cultures
CN1031325A (zh) 含双链rna的局部活性组合物
Qin et al. Whole‐cell‐mimicking carrier‐free nanovaccines amplify immune responses against cancer and bacterial infection
US20230132397A9 (en) Use of toll-like receptor 2 (tlr-2) agonist for modulating human immune response
CN111936136A (zh) 新咪唑并嘧啶化合物及其用途
Muslimov et al. The dual role of the innate immune system in the effectiveness of mRNA therapeutics
Kong et al. Immunogenic properties of nondisrupted and disrupted spherules of Coccidioides immitis in mice
Knotigová et al. Molecular adjuvants based on nonpyrogenic lipophilic derivatives of norAbuMDP/GMDP formulated in nanoliposomes: stimulation of innate and adaptive immunity
JPH05507498A (ja) 改良されたアジュバントおよびワクチン
KR20200088398A (ko) 인간 면역 반응을 조정하기 위한 이미다조피리미딘의 용도
US5045320A (en) Large multivalent immunogen
Chaudhary et al. Amine headgroups in ionizable lipids drive immune responses to lipid nanoparticles by binding to the receptors TLR4 and CD1d
UA126852C2 (uk) Лікування атопічного дерматиту собак
JPH08506592A (ja) 3−o−脱アシル化モノホスホリル脂質A含有のインフルエンザワクチン組成物
TW403655B (en) Novel attenuated pseudomonas aeruginosa strains
US8937074B2 (en) Enhancement of the action of anti-infective agents and of central and peripheral nervous system agents and transportation of nucleic acid substances
Work Production, chemistry and properties of bacterial pyrogens and endotoxins
CN103613647A (zh) 烟草花叶病毒衣壳蛋白半胱氨酸突变体及其应用
RANNEY et al. Biological effects of murine histocompatibility antigen solubilized with 3 M potassium chloride
US3590126A (en) Chitin antigens and method