JPS61501496A - 義歯用前印象を製造する装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 義歯用前印象を製造する装置および方法本発明は、印象用トレーと、この印象用 トレーに入れられた、歯および／または顎に成形可能でかつ形状を維持する印象 材料なるべくシリコーン材料とから成る、義歯用前印象を製造する装置およびこ れらの前印象をａａする方法に関する。

シリコーン材料から製造された従来公知の前印象には、前印象が可撓的であり、 そのために固化機変形およびねじれることがあり、その結果切断による縁形状の 正確な加工が不可能でありかつそのために前印象の後に製造された石膏ＷＢ］象 も再加工されなければならないという欠点がある。

本発明の課題は、これらの欠点を回避しながら、機能条件のもとに良好な縁形状 を持つ前印象の正確な製造を可能にする装置および方法を提供することである。

この課題は、装置においては特許請求の範囲第１項の特徴部分によって解決され 、それに続く特許請求の範囲の実ｍｕ様項はこの課題解決策のそれ以外の有利な 構成を含んでいる。方法の課題は特許請求の範囲Ｎ８項の特徴部分によって解決 される。

本発明の対象は個別の特許請求の範囲のみならずこれらの特許請求の範囲の組み 合わせにも及ぶ。

本発明により、安定した前印象の製造が実現され、この前印象は変形およびねじ れがなく、そのため切断による縁形状の正確な加工を可能にする。補強挿入片を 印象材料に埋め込むことにより機能条件のもとに仮の縁形状を持つ完全な精度が 得られる。すなわち印象の製ａ後■ちに前印象の縁形状を正確に加工しかつその 後この前印象から石膏製印象を正確な構成でかつ再加工なしに製造することがで きる。

こうして製造された前印象によって義歯のｗａが著しく簡単化される。踵々の困 Ｎ（例えば過度の伸張）が取り除かれかつ機能トレーのｍ造の際の前機能条件の もとの前日象取り出しによって著しく高い精度が得られ、この個所において、下 顎範囲にお番プる非常に頻繁に生じる間層となる条件を指摘しておく。

本発明の実厖例を図面により以下に詳細に説明する。

第１図は成形された印象材料の中に埋め込まれた補強挿入片を持つ義歯用にＷ造 された前印象の平面図、第２図番ま一部切り欠いて示した第１図による前印象の 正面図、第３図しよ印象材料を一部入れられかつ補強挿入片をまだ入れられてな し１状態の下顎用の印象用トレーの斜視図、Ｎ４図＆よ印象材料を一部入れられ かつ補強挿入片をまだ入れられてない状態の上顎用の印象用トレーの斜視図であ る。

義歯用前印象３を製造するための本発明（こよる装置（携帯用の装置）の下顎用 の印象用トレーが１で示され、上―用の印象用トレーが２で丞されており、この 印象用トレー１．２ｉ１公知のやり方で金属なるべく（表面加工された）耐食性 金属力）らできておりかつＷ１ａ＋２ａを備えている。

印象用トレー１．２は頃形状に応じて溝ソ断面のＵ字状基本形状を持っており、 それによって印象用トレーａｔ印象材料５なるべくシリコーン材料の収容溝４を 持ってし）る。上顎用の印象用トレー２はそのＵ字状基本形状の間もこ口蓋湾曲 部４ａを持っている。さらに印象用トレー１．２は印象材料５用の多数の固定穴 ６を持っており、それによって印象材料＆よ前印象３のＷａの際収容溝４におい て位置を固定されてｌ／）る。

製造された前印象３の印象材料５４こ金属なるべく（表面加工された）耐食性金 属製の補強挿入ｇ−７，８が埋め込ま第１、この補強挿入片によって、製造され た前印象３は変形、ねじれおよび菰大に対する安定性を得る。

この補強挿入片は、下顎前印象３月には基本形状がＵ字状でかつ平らな板から形 成されており（Ｗ　Ｉ　Ｇｆｆｉないし第３　図）、この板は基本形状の大きさ について印象用トレー１の収容溝４に合わされかつこの収容溝４に遊隙をもって 挿入可能である。

このＵ字状補強挿入片には穴、スリットなどの形をした保定開口９（固定切欠き ）が切り欠かれており、これらの保定開口を通って印象劇料５が入り込みかつ印 象材１Ｅ！５における補強挿入片７の確実な埋め込みを保証する。

第４図による上顎前日象用の補強挿入片８は基本形状がやはりＵ字状に形成され かつその間に口蓋湾曲部８ｂを持つ板状のＵ字状縁８ａを形成している。この口 蓋湾曲部８ｂの範囲において印象材料５用の複数の保定開口９（固定切欠き）が 切り火力）れており、これらの保定開口は穴、なるべくＵ字形に対して直角に延 びるスリットによって形成されているのが好ましシ１゜補強挿入片７，８はその 全範囲にわたって同じ肉厚を持っており、この閃厚はなるべ（＋＋ｏ＋ｍないし ３ｍｌ１１であるのが好ましし１゜前印象３の製造は次のように行なわれる。

まず印象用トレー１．２に印象材料５の層が挿入され、この層は約２ないし３ｍ ｍの厚さで収容溝４の基本形状全体を満たす。

第４図によれば印象材料層５は印象用トレー２の口蓋湾曲部４ａを覆っている（ 一部図示されている）。その後、収容＠４内のこの印象材ａ層５の上へ補強挿入 片７，８が戴せられ、それ力）らこの補強挿入片７，８の上へ再び印象材料５の 層が加えられるので、補強挿入片７．８は完全に印象材料の中に埋め込まれる。

その後印象用トレー】、２は患者の口の中へ入れられかつ適度の圧力のもとに成 形が行なわれる。両方の層の印象材料５を加える過程および補強挿入片７，８の 挿入およびこうして準備された印象用トレーの患者の口への挿入は、使用される 印象材料（なるべくシリコーン）の加工時間内に行なわれなければならないので 、補強挿入片７，８の保定開口９を通る印象材料の両方の層の同質的結合および 顎の正確な形成が保証される。

印象材料５の凝固（固化）後にトレー１，２が患者の口から取り出され、その後 前印象３をトレー１．２から取り出すことができる。埋め込まれた補強挿入片７ ，８によって前印象４よ安定せしめられ、それによって過剰の印象材Ｂ５を前印 象３カ）ら切断により除去することができるので、義歯のために必要な歯および 顎の輪郭を特に縁形状について精確につくることができ、し力）も加工の際印象 材料５は変形しない。この精確な前印象３カ）ら、義歯を製造するための基礎と しての正確な石膏型を製造することができる。

補　正　書　の　翻　訳　文　提　出　書（特許法第１８４条の７第１項） 昭和６０年１１月１５日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １印象用トレーと、この印象用トレーに入れられた、歯および／または■に成形 可能でかつ形状を維持する印象材料なるぺくシリコーン材料とから成る、義歯用 前印象を製造する装置において、印象材料（５）になるぺく金属製の補強挿入片 （７，８）が埋め込まれていることを特徴とする、義歯用前印象を製造する装置 。 ２下顎前印象（３）用の補強挿入片（７）が、基本形状がＵ字状でかつ印象用ト レー（１）の収容溝（４）の底および側壁から同じ間隔を置かれた平らな板によ つて形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の装置（第 １図ないし第３図）。 ３上顎前印象用の補強挿入片（８）が、平らなＵ字状緑（８ａ）とこのＵ字状緑 （８ａ）の間に延びる口蓋湾曲部（８ｂ）とを持つ成形された板から形成されて いることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の装置（第４図）。 ４補強挿入片（７，８）が穴、スリツトなどの形をした固定切欠き９を持つてい ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第３項のうち１つに記載の装 置。 ５補益挿入片（８）にある固定切欠き（９）が、口蓋湾曲部（８ｂ）に切り欠か れた、Ｕ字形に対して直角に延びるスリツトにより形成されていることを特徴と する、特許請求の範囲第１項、第３項および第４項のうち１つに記載の装置。 ６補強挿入片（７，８）がその基本形状全体にわたつて同じ肉厚を持ち、その肉 厚が約１ｍｍないし３ｍｍであることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ない し第５項のうち１つに記載の装置。 ７補強挿入片（７，８）が、なるぺく表面加工された耐食性金属からできている ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第６項のうち１つに記載の装置 。 ８特許請求の範囲第１項ないし第７項に記載の装置により前印象を製造する方法 において、印象用トレー（１，２）の収容溝（４）に、収容溝（４）の基本形状 全体を覆いかつ収容溝の高さ範囲の一部を占める印象材料（５）層が入れられ、 その後補強挿入片（７，８）がこの印象材料（５）の上へ載せられ、続いてもう １つの印象材料層が収容溝（４）内の補強挿入片（７，８）の上に付けられ、そ れから歯および／または顎印象が圧力により印象材料（５）に成形され、印象材 料（５）の硬化（結合）後前印象（３）が印象用トレー（１，２）から取り外さ れかつ過剰の印象材料（５）が区画設定された縁形状に応じて切断により除去さ れることを特徴とする、前印象を製造する方法。