JPS61501325A - 抗ウイルス医薬製剤およびその使用法 - Google Patents
抗ウイルス医薬製剤およびその使用法Info
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- JPS61501325A JPS61501325A JP60501264A JP50126485A JPS61501325A JP S61501325 A JPS61501325 A JP S61501325A JP 60501264 A JP60501264 A JP 60501264A JP 50126485 A JP50126485 A JP 50126485A JP S61501325 A JPS61501325 A JP S61501325A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
抗ウイルス医薬製剤およびその使用法
本発明は哺乳動物のヘルペス群ウィルス感染を治療するための、特にヒトに於け
る単純ヘルペスウィルス感染を治療するための医薬層、成物および治療方法に関
する。
ヒトに感染し、疾患の原因となる4種の別々のヘルペス群は、以下の如(取り扱
うことができる;(1)単純ヘルペスウィルス1および2(H5V−1および(
H5V−2) : (2)サイトメガO’フィルス(CMV): (3)水痘帯
状ヘルペスウィルス(VZ);および(4)ニブ本発明者らは、通常り≠ド力イ
ン(2−ジエチルアミノ−2’、6’−アセトキシリジド)と呼ばれでいるアミ
ノ−アミドが、細胞培養に於いて、H3V−1およびH5V−2に対して有効な
抗ウィルス剤であり、哺乳動物のヘルペスウィルス感染を治療することができる
ことを見い出した。これは、ヒトの口腔および性器病変の治療に特に有効である
。
本発明者らはまた、パントテン酸またはそのアルコールおよび塩形のもの、デク
スパンテノールおよびパントチネートを、それぞれ、リドカインまたはりドカイ
ン塩酸塩に添加すると、これらの薬物の抗ウィルス活性が有意に増強されること
を見い出した。
エング(Ng)らは、女性の性器ヘルペスウィルス感染の対症療法に1%リドカ
イン塩酸塩を使用している〔オブステトリックス・アンド・シネコロジー(Ob
stetrics and Gynecology )、36巻、P645−6
51.1970)。しかし、著者らは、この治療法では有益な成果が得られなか
ったと報告している。
エングらが局所的リドカイン塩酸塩療法により、みるべき効果を観察出来なかっ
た理由は説明されでいないが、化合物の濃度が十分でなかったためであるかも知
ブチナ(Vucina )らは、帯状ヘルペスの9つの症例の治療にパンテノー
ルを使用し、パンテノールは有力な鎮痛効果を有し、治療中断しい病変が生じな
かったこと、臨床症状の期間は、他のタイプの治療剤を用いて観察された期間よ
りも短かかったことを報告していル[ヘティアトリ7 (Pediatria、
8巻、(2)、p147−50.1965 ]。これらの臨床実験に於いて、著
者らは5%%所適用または5%法法名溶液使用した。
著者らは、単純ヘルペスウィルス感染の治療にパンテノールを使用することにつ
いては、何ら報告していない。
本発明は、有効な抗ウイルス活性量(好ましくは医はその薬学的;こ許容し得る
塩を哺乳動物に投与することからなる、哺乳動物のヘルペス群ウィルス感染を治
療する方法lこ広く関係するものである。さらに本発明は、有効な抗ウイルス活
性量のりドカインまたは薬学的に許容し得るその塩を、パンテノール、パントテ
ン酸またはその塩類と共に投与することからなる、ヒトのヘルペス群ウィルス感
染を治療する方法を提供するものであるっ
更ム”こ本発明のもう1つの目的は、抗ウイルス活性量のリドカインまたはその
薬学的に許容し得る塩単独との組合せからなるか、あるいは、これらと、パンテ
ノール、パントテン酸またはその薬学的に許容し得る塩、例えばナトリウム、カ
リウム、カルシウムまたはアルミニウムなどの金属との塩、あるいはトリー(C
ニー6−アルキル)アミン類(例えばトリエチルアミン)、アンモニウム、グア
ニジンなどの塩基との塩との組合せからなる、哺乳動物のヘルペス群ウィルス感
染の治療のための医薬組成物製剤を提供するものである。
リドカインは、局所麻酔剤として臨床的に有用であることが証明された最初のア
ミノ−アミドであり、リドカインの導入以来合成された多くの局所麻酔剤もまた
、アミノ−アミド頌である。リドカインと化学的に類但している以下の化合物群
が最近臨床に導入された:ブリロカイン(2−(プロピルアミン) −2’−プ
ロピオノトルイジド);エチドカイン(2−エチルプロピルアミノ−2’ 、
6’−ブチロキシリジド);メピバカイン(1−メチル−2’、6’−ピペコロ
キシリジド);およびその類似体プピバカイン(1−ブチル−2′。
6’−’;lfルー2−ピペリジン力ルポキサニリド)。
これらの化合物および化学的に関連するその他の合成アミド−アミン類がリドカ
インと同じ様に機能し、ヘルペス群ウィルスに対して抗ウィルス活性を示す限り
、これらの化合物は、本発明の目的に照らし、リドカインと等価であると考える
べきであり、本発明の請求の範囲に入るものである。
リドカインおよびその薬学的に活性な塩類は、本発明者らにより、1.5■/r
nl(0,05%)〜100”9/、nl(10%)の範囲の濃度で、細胞培養
および動物モデル系に於いで、抗ウィルス活性を示すことが見い出された。ヒト
に於ける筋肉内投与の場合の、推奨される1日量は4.3m9/kg (体重)
または2− OW / ホ7ド(体重)である。従って、70kg のヒトの場
合、推奨される1日投与量は3001N1である。これは通常、1回の筋肉内ポ
ーラスの形で注入される。局所剤形(軟膏または溶液)においては、代表的な投
与量は、1゜5〜10%の局所適用(最も好ましいのは1.5〜496)を1日
3〜4回行なうことである。パントテン酸またはデクンバンテノールが製剤中に
含まれでいる場合は、これは5・〜50η/−の濃度で存在するのがよい。
リドカインを薬学的1こ許容し得る塩の形で投与する場合は、この塩は非毒性塩
とし、無機酸または強い有機酸の酸付加塩、例えばハ゛イドロバライド、硫酸塩
、硝酸塩、燐酸塩、酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩
、トルエンスルホン酸塩tたはメタンスルホン酸塩などにする。
リドカインまたはその薬学的に許容し得る塩は、それを原料物質のままで投与す
ることもできるが、医薬製剤の形で投与することが望ましい。この医薬製剤は、
活性化合物を、薬学的に許容し得る担体と共に含んでいでもよい。担体は、製剤
中の他の成分と適合するという意味に於いて許容し得るものでなければならず、
そして受入者にとって有毒であってはならない。この様な医薬製剤は、薬学技術
分野で既知の方法のいずれかを使って製造することができる。
この医薬製剤を局所投与する場合、担体は溶液、軟膏またはゲル基剤からなるこ
とが好ましい。基剤は、例えば以下の物質の1またはそれ以上からなっていても
よい:ワセリン、ラノリン、ポリエチレングリコール類、蜜ロウ、鉱油、希釈剤
、例えば水およびアルコール、乳化剤および安定化剤。通常、製剤には、約16
5〜約10%(W/v)(単位容量当たりの重量)の濃度のリドカインまたはり
ドカイン塩を含有させる。非経口投与に適した医薬製剤には、活性化合物を水ま
たはその他の適当な媒体に入れた滅菌溶液または懸濁液が含まれる。
コ(7)IJJは、ベロ(Vero、アフリカミドリザルの腎)細胞培養中;こ
於ける単純ヘルペスウィルス1型の複製に対して、リドカイン塩酸塩か坑ウィル
ス活性を持っているかどうかを調べるために特に計画されたものである。H5V
−1感染細胞培養を、多数の濃度のりドカイン塩酸塩で後処置するという収穫実
験を行なった。
非処置ウィルス(ネガティブ)コントロール培養における細胞変性効果(CPE
)が3十〜4+(約90%の細胞がCPEを示す)になった時、細胞を含んで
いる容器を収穫したうこの実験に於けるポジティブコンであった。ウィルス収穫
物をベロ細胞においでプラーク分析し、各試験フラスコ中で生産された、ミリメ
ータ当たりのプラーク形成、単位(pfu/mz)の数を測定し、コントロール
と比較した。第1表は、この収穫滴定の結果を示しており、リドカイン塩酸塩は
、細胞培養(こ於いて単純ヘルペスウィルス1型の複製を阻止し得ることがわか
り、従って抗ウィルス剤として確立された。
第1表は、0.4〜1.8η/rntの種々の濃度でのリドカイン塩酸塩につい
ての結果を示している。この濃度範囲の全てに強い抗ウィルス活性が見られる。
、2.0η/−の濃度では、リドカイン塩酸塩は細胞培養に於いて毒性を示した
。リドカイン塩酸塩の濃度を低げでいくと、リドカイン塩酸塩の抗ウィルス活性
は、0,1η/−まで有意1こ降下することがわかった。
のドーズリスポンス(投与量一応答)
単純ヘルペスウィルスの複製サイクルは、よく記載されでいる様に規則正しく時
間的に起るので、リドカイン塩酸塩によってブロックされた複製段階を推定すF
ungisone ) 〕、および10%熱非活性化ウシ胎児つ清を添加したイ
ーグル(Eagle )の最小必須培地上で、アフリカ緑猿の腎細胞〔ベロ(V
ero)細胞〕を増殖させた。湿気を与えた5%CO2雰囲気下で、細胞を増殖
させた。
我々の保存する、単純ヘルペスビールス、タイプ1(1型)(H5V−1)、ド
ー/Ll (Dorr )株を使用した。
0、01 pfu/細胞の多重度でベロ細胞に感染させることによりビールス株
を増殖させ、2%ウシ胎児血清を使用する以外は上記と同様の培地上で採取した
。3回冷凍と解凍を繰り返してビールスを採取した後、細胞残渣を除去するため
、3000rPm、4℃で15分間遠心した。上澄液を分割し、−70℃で冷凍
した。
PBS中での系列希釈によってH5V−1および2を検定し、次いであらかじめ
PBS で3回洗浄しでおいた35m のプレート中で、ベロ細胞の単一層上に
0.14のビールスを吸着させた。37℃で60分間吸着させた後、ビールス接
種剤を除去し、感染させた単一層をPBSで2回洗浄し、MEM維持維持上地上
、5%保存ヒト血清2−でおおった。感染後72時間でおおつていた液を除去し
、単一層をPBSで3回洗浄した。95%のメタノールおよび1%のシュウ酸ア
ンモニウムを含有する、0.2%のクリスタル・バイオレット水溶液で細胞を染
色し、水道水ですすぎ、乾燥し、プラークを数えたつ
抗体 ウサギ−抗−H5V −1(マクィンタイレ(Maclntγre)株〕
抗体、およびヤギー抗−ウサギフルオレツセインインチオシアネートコンジュゲ
ート(複合体)抗体は、市販品から得た。
有の増殖培地4m1s中に5×102または5 X 10’個、の細胞密度とな
るように細胞をまいた。コロニーが形成されるように、37℃で7日間プレート
をインキュ++
ベートした。次いで培地を除去し、C2およびMg+“を含有しないリン酸塩緩
衝の食塩水(PBS ) 中で3回細胞を洗浄し、クリスタル・バイオレットで
染色し、すすぎ、乾燥した。立体顕微鏡を使用しでコoニー数を数えた。コロニ
ーとして定義する最少細胞数は50であり、平均的なコロニーは100細胞を含
有しでいた。処理をした培養物中のコロニーの平均数を、処理をしない対照培養
物中のコロニーの平均数で割ることにより、平均生存%を計算した。
間接的な免疫螢光法 下記a)〜d)の4つの系について分析した。
a)非感染、未処理ベロ細胞
b)非感染、リドカイン処理(1,0■/−)ベロ細胞
c) H5V −1m染、未処理へ口細胞(Mol =Q、3 )d)H5V−
1感染、処理へ口細胞(1,O+’9/−リドカイン、Mo1−0.3 )
感染1時間後に、培養物を処理した。感染18時間後に、培養物を冷メタノール
で固定し、抗H5V−1ウサギ抗体で30分間染色し、PBSで3回洗浄し、フ
ルオレッセイン複合ヤギ抗−ウサギ抗体で30分間染色し、洗浄し、螢光顕微鏡
で観察した。
つの系について分析した。
1)非感染、未処理ベロ細胞
2)非感染、リドカイン処理ベロ細胞
3)H5V−1感染、未処理ベロ細胞
4) HS V −1感染、リドカイン処理ベロ細胞25C11のフラスコ中で
融合するまで細胞を増殖させた。増殖培地を除去し、PBS中で3回細胞を洗浄
し、3.QMOIのH5V−1で感染させるかまたはモツク(mock)感染さ
せた。60分間吸着させた後、接種物を除去し、細胞をPBS中で1回洗浄し、
リドカイン含有または対照の維持培地を加えた。処理培養におけるリドカインの
濃度は1.0■/mtであった。37℃で18時間、細胞をインキュベートした
。次いで、培地を除去し、細胞をPBSで1回洗浄し、0.02%分散させるよ
うに振盪した。
7うX:+中で細胞を再分散させ、次いで細胞をペレット化するため、15−の
遠心管iこ移し、g o o rpm。
室温で5分間遠心した。EDTA 上澄液を除去し、同様の遠心操作によりPB
S洗浄を2回行なった。細胞ペレットをFB55mlsに再懸濁させ、染色する
ため、2つの2.5m1g懸濁液に分割した5次いで、下記2種の染色プロトコ
ールを行なう。
1)ヤギー抗−6サギFITC抗体のみ上記と同様にして、2.5−の細胞懸濁
液を再度遠心し、次の1)または2)1.nl中で、細胞ペレットを再懸濁させ
た。
1)ヤギー抗−ウサギFITC複合体
2)ウサギ抗H5V抗体
ウサギの抗H5V−1抗体、およびヤギー抗−ウサギFITC抗体は、最終希釈
1:40で使用した。非感染細胞および0.3M0IでH5V−1感染させた細
胞を染色するために、1:20から1 :160の交叉希釈を使う抗体のチェッ
カーボード(checkerboard )滴定を利用する試験を前もって行な
い、この希釈を決定した。包含されるものも、また、ヤギー抗−ウサギFITC
抗体のみによって染色された、非感染またはH5V感染の培養物であつ・た。抗
体の最適濃度は、最少の非特定(バックグラウンド)染色、および螢光顕微鏡に
よる細胞構造の最良の視覚像を生じる希釈液であると考えられる。
抗体と結合させるため、室温の暗所で30分間、培養物を維持し、次いでs o
o rpmで5分間遠心した。
次いで、前記のPB5 5m1sで3回、この細胞を洗浄した。次いでプロトコ
ールに従って、前記のように、ヤギー抗−ウサギFITC抗体で、染色操作を繰
り返した。最終の細胞ペレットを、PBSI、、zHこ再懸濁させ、2つの10
%ホルマリンを含有するPBS溶液0゜5−に分割した。次いで全試料を螢光顕
微鏡で観察した後、自動螢光分析にかけた。試料あたり20細、抱を数えること
により、観察試料を定量し、相対的な観察螢光度をOから6の等4級に格付けし
、各試料1こついて平均の相対的螢光度を計算した。
料−こ対する螢光強度および螢光細胞数lこおいて、ホルマリン固定試料が等価
であること、および細胞の相同性が固定操作Fこよって変化しないことを螢光顕
微鏡で決定した。従って、自動分析;こおける2つのグループの螢光パラメータ
ーの確認の後、最終的な自動螢光分析に対するホルマリン固定試料を選択した。
次のコードを使い、8試料についで分析した。
抗体
1)ヤギー抗−ウサギFITC抗体(2番目の抗体のみ)
2)ウサギ−抗−H5V−1およびヤギー抗−ウサギFITC抗体(1番目およ
び2番目の抗体)UU−1−非感染、未処理細胞、2番目の抗体のみUT−1−
非感染、≠・リドカイン処理細胞、2番目の抗体のみ
UU−2−非感染、未処理細胞、1番目および2番目の抗体
IU−1−H5V−1感染、未処理細胞、2番目の抗体のみ
IT−1−H5V−1感染、中リドカイン処理細胞、2番目の抗体のみ
IU−2−H5V−1感染、未処理細胞、1番目および2番目の抗体
IT−2−H5V−1感染、中a) )’ カイン処理細胞、1番目および2番
目の抗体
どちらの抗体系が、非感染、未処理のベロ細胞に結合するかを決定するため、U
U−1、UU−2コントロールを設定した。抗体系の存在下でリドカインが自身
で螢光するかまたは螢光を起こすかどうかを決定するため、UT−1、UT−2
コントロールを設定した。
選別される抗体としての特殊性を確認するため、IU−1、IU−2コントロー
ルを設定した。H5v感染のりドカイン処理組胞が、2番目の抗体と意味ある結
合をするかどうかを決定するため、IT−1系を設定し、リドカインが、IU−
2試料に匹適するようなH5V固有の抗体結合量に影響するかどうかを決定する
ためIT−2コントロールを設定した。
測定細胞数(Ce1ls counted ) : 10,00ル一ザー強度(
La5er Power ) : 500.488nm時ノズルの大きさ=50
正の螢光の基準は、負のコントロールておける重なりが5%以下である正の部分
であると考えた。特定のチャンネルで試験した相対的な細胞数の関数として、螢
光チャンネルを計算した。正の細胞数は、与えられた場所での正の細胞数パーセ
ントに、分析細胞総数を乗じることによって計算した。コルモゴロフースミル/
7 (Kolmogorov −Sm’1rnoff )統計、および、00
1以下のP(またはα)値に対応する99.9%信頼値での温熱仮説を使って、
結果を試験する。
リドカインによるH5V−1の直接不活性化MEM中、4℃で1時間、9×10
6斑点生成単位のH5V −1と共に、3種濃度のリドカインをインキュベート
した。適当な希釈を行ない、斑点検定lこよりウィルスを検定した。
25C11” フラスコ中で3.0のMolでH5V−1に感染させた。60分
間の吸着の後、接種物を除去し、細胞を洗浄し、1.5.1,0.0,5.0.
0り/−の濃度で維持培地に含有されるリドカインを加えた。37℃で18時間
インキュベートした後、培養物を洗浄し、トリプシン−EDTAに分散させた。
再懸濁細胞の希釈を、非感染ベロ細胞と混合して行ない、1.5%の保存ヒト血
清を含有する維持培地を使用しで塗布した(HSV上層)。次いで上層を除去し
、細胞をPBS中で洗浄し、クリスタル・バイオレットで染色した。゛感染中心
の数を立体顕微鏡を使って決定した。
中で洗浄し、35 rats2(D皿中、3.0(7)MOI で、H5V−H
こ感染させた、ウィルス接覆をした後、直ちに、細胞内ウィルスを採取するため
、P、BSで2回洗浄し、各培養物に1.0rntのPBSを加え、−70℃で
冷凍して、3つの培養物を洗浄して調製した。
つぎの3つの系について試験した。
1)リドカイン処置培養物(0,1■/−濃度)2)ヨードデオキシウリジン処
置培養物(10μg/、nla度)
3)非処置培養物
60分の吸着期間後、接種物を除き、その細胞を洗浄し、維持培地に適当な化合
物を加えたものまたは維持培地単独(対照培養物)で処理した。各基の3つの培
養物を細胞内ウィルス収穫用(1時間収穫)に調製した。2.4.6.8.10
,12.14.16および18時間後感染にて、各基の3つの培養物を収穫用に
調製した。・全″培養物lこついて皿から細胞をこすり取り、凍結−融解を3回
繰返し、ついで3000rPmにて4℃で30分間遠心して細胞くずをペレット
にして収獲した。その上清液を一70℃で保存し、各時間で生成した細胞内ウィ
ルス量をプラーク試験により測定した。
処置時間の複製に対する影響
35 mm2の平板中に含まれている融合性のベロ細胞をpns中で洗浄L、M
OI 3.01ckイテH5V−1テ感染させた。
2つの系列について分析した:
1)リドカイン処置培養(濃度1.O#/d)2)ヨードデオキシウリジン処置
培養(a度10μl/d>
吸着期間(60分)後、接種物を除去し、細胞をPBS中で洗浄し、各系列から
、3つの培養物を維持培地中で適当な薬物で処理した。残りの培養物に維持培地
を重層した。感染後、2,4,6,8,10,12,14.16および18時間
後、各系列の3つの培養物から培地を除去し、細胞をI’BS中で洗浄し、培地
を、リドカインまたはヨードデオキシウリジン−含有培地で置き換えた。全培養
物を37℃において18時間、インキュベートした。18時間後処理した平板を
いずれかの薬物に、約2分間、さらした。感染の18時間後、培地を除去し、全
培養物から細胞内ウィルスを収獲した。18時間目に、6個の、)isV−1感
染、非処置培養物をも収獲した。両薬物の処置時間がH5V−4の複製に及ぼす
影響を、プラーク・アッセイにより請求めた。
結果
非感染細胞に対するリドカインの毒性
リドカインは、濃度0.05Mg/dまたはそれ以下では、ベロ細胞のコロニー
形成能力を阻止しなかった。
濃度2.0!/dまたはそれ以上のりドカインでベロ細胞を処置すると、コロニ
ー形成能力が90%以上の割合で減少された。リドカイン濃度が1.O#/dま
たはそれ以下の場合、平均の生存率は75%以上であった。
直線状の回帰プロットの形成に基づいて50%阻止用量を算出し、1.219/
dという値を得た。
以上の結果から、また、濃度LO’l/dまたはそれ以下において、リドカイン
がベロ細胞内での単純庖疹ウィルスの複製を有意に阻止することから、他のウィ
ルスを用いて行う抗ウイルス分析においては、濃度範囲として1、O#/d (
310g減少) 〜0.05#/d(50%プラーク減少)を採用することとし
た。
リドカインによるH3V−1複製の抑制:へO(Vero)細胞を)iSv−1
ド一ル株テMOI 3回にて感染させ、感染1時間後、リドカイン含有維持培地
を加え、24時間培養する。そのウィルスを集め、ベロ細胞でのプラーク試験に
よりウィルス収量を測定した。
)(SV感染ベロ細胞培養物のリドカイン0.05Mg/厘l濃度での処理によ
り、プラーク形成ユニット7厘t(Pfu/d)が50%抑制された。このリド
カイン用量を非細胞毒であるとして示した。0.6MI/dにてウィルス収穫が
2 log減少され、この濃度では11%細胞毒性を示した。リドカイン1.0
119/d!度では5X102pEu/d以下のウィルス収穫をもたらし、この
濃度はわずかに26%細胞毒性に相当した。
リドカインによるt−tsv−2複製の抑制:べ口細胞をH5V−2(臨床的単
離株)でMOI3回にて感染させ、感染1時間後にリドカイン含有維持培地を加
え、24時間培養させた。ウィルスを集め、ベロ細胞にてプラーク試験によりウ
ィルス収量を測定H5V−2感染培養物をリドカイン濃度0.05M1/d〜L
O#/dにて処理して、ウィルス収穫値減少は0、67 #Og〜2.6 #o
gに増加した。
細胞付着1こ対するリドカインの影響
60n@中でリドカイン含有培地4dにベロ細胞を5 x IQ cellsの
密度で塗布し、37°Cて7日間培養させたのち、培地を除き、コロニーをPB
Sにて3回洗浄し、クリスタルバイオレットで染色させた。2回実験し、その平
均をプロットした。
濃度1.O#/d以下ではリドカインはベロ細胞ノ付着ならびにその後のプラー
ク形成を抑制しなかった。
しかし、濃度1.2mg/d以上では、リドカイン存在下に塗布した細胞のコロ
ニー形成能は相当抑制された。
回帰直線分析で得られる50%抑制用量は1.28M1/dであった。細胞付着
プロットについて回帰直線分析により得られる50%抑制用量は1.02q/d
であった。しかし、これらの実験では、塗布時にある濃度範囲の薬物が存在し、
5日間の追加処理によりコロニー形成が減少したため、それらの値は、付着結果
と細胞毒性との間の差異を決定するために直接比較することはできない。
間接的免疫螢光分析:
リドカイン0.2〜1.0#/gjの濃度にて4回別々に測定した。コードされ
たスライドを試験した3人の観察者は、それぞれ独立して、リドカインの全濃度
での螢光により、螢光細胞の数および対象に対する螢光強度において類似してい
たと結論した。ベロ細胞内でHsv−1抗原が非処理対象と同程度合成されたこ
とが認められると結論された。
リドカイン処理t(SV−1感染ベロ細胞の生細胞表面間接的免疫螢光:
非感染ベロ細胞は、家兎(ウサギ)抗1(SV抗体および山羊(ヤギ)抗家兎抗
体系のいずれにも著しい結合は示さなかった。リドカイン処理細胞および非処理
細胞のいずれも螢光せず、それは非特異的抗体の結合およびリドカイン誘引螢光
は生じなかったことを示す。
染色成績表1は、H5V感染または非感染を問わず、複合抗体がベロ細胞に非特
異的に結合しなかったことを示した。この結果は、リドカイン処理H5V−1感
染細胞の表面では、非処理感染細胞のものに比べて螢光強度において減少するこ
とを示している。リドカインは生細胞の表面での1−1sV特異抗原の蓄積を防
ぐとの結論を得た。
自動的螢光プロー細胞計算により分析される生細胞表面間接的免疫螢光:
非感染細胞を第2抗体のみまたは両抗体で染色したところ明らかな螢光は示さな
かった。非感染リドカイン処理細胞も、いずれの染色系でも、螢光を示さなかっ
た。H5V感染細胞は、リドカインによる処理、非処理を問わず、第2抗体のみ
で染色したときには明らかな螢光は示さなかった。
H5V感染非処理細胞を両抗体で染色すると、90.8%の細胞が明らかに染色
された(9.081細胞/10゜001全細胞;第1図を参照)。その平均ピー
ク溝は84.7であった。このように、この群の直線螢光平均強度は約85であ
った。上記平均以上の細胞の割合は45.08%で、平均以下の細胞の割合は4
5.73%であった。)(SV−1感染リドカイン処理細胞を両抗体で染色する
と、47.67%の細胞°が明らかに染色された(4,767細胞/10,00
1全細胞)。
その平均ピーク溝は62.2で、平均直線螢光は約62であった。その平均以上
の陽性細胞の割合は12゜73%で、その平均以下の陽性細胞の割合は34.9
4%であった。
溝22〜128を合体して螢光陽性と決定された。
リドカイン処理試料では、陽性細胞の数は43%減少し、22.5の平均溝のず
れがあり、それは螢光強度においても同様に著しい減少があったことを示す。こ
れらの結果は、リドカインはH5V特異的抗原の血漿膜への挿入を抑制すること
を示す。
risV−1をリドカイン3用量にて4°Cで培養したところウィルス価は低下
しなかった(第2表を参照)。
リドカインは4℃では1−isv−1の感染性を直接不活化しないとの結論を得
た。
リドカインは試験した全濃度において感染中心の形成を抑制した(第4表)。こ
の実験結果から、H5V感染細胞をあとでリドカインで処理し、よく洗浄し、つ
いで非感染細胞と一緒に培養すると活発なH5V複製は行なえないことがわかっ
た。例外的に、きわめて低レベル(対照の3〜15%)では4複裂サイクルに相
当した。
1段階複製サイクル:
リドカインおよびヨードデオキシウリジン処理培養物の両方についての細胞内H
5V−1価は対照培養物から6時間後感染までのものと同様であった。しかし、
6〜8特開後感染の間では、対照細胞にも1 nogの力価増加が認められ、1
8時間後感染では最終レベルで1、 L 5 X 106pfu/、7まで力価
増加があった。リドカイ、ン処理収獲物ではIDU処理処理物獲物べ°て最初は
低かったが、10〜12時間後感染の間では増加し、IDU処理処理物獲物以上
ベルに達した。しかし、最大差でも16時間後感染での0.671togにすき
なかった。
細胞内ウィルス複製を著しく抑制する両阻害剤は、対照状獲物に見られると同様
に、約6〜8時間後感染で平常に増加を始めると結論された。
複製に対する処理時間の影響:
ヨードデオキシウリジンは、12時間後感染(p、i、)はど遅れて与えたとき
は対照群レベルの2%以下にHsv−1の複製を抑制する効果があった。しかし
、14時間p、i、では13.7%の収穫物力価が測定され、培養物を18時間
p、i、で処理したときは対照力価の81.3%まで増加した(第1図)。
リドカインは、12時間p、i、で与えたときは対照レベルの0.19%までH
3V−1の複製を抑制し、14.16および18時間p、i、では、対照レベル
の1.2襲〜3.1%の間のウィルス収穫力価をもたらした。これらの結果は、
リドカインは複製サイクルにきわめて遅(作用するか復製とは独立したものであ
ることを示した。
考察および原理:
ここに示したデータからつぎのことがいえる。リドカインは、
1)細胞内H3V−1および2ならびにH5V複製の強力な阻害剤である。
2)細胞内H5V抗原の蓄積を適当な程度に抑制することはない。
3)血漿膜へのf(SV特異的抗原の蓄積を防ぐ。
4)その抗ウィルス作用をウィルス複製の生じる段階とは独立して発揮するか、
または複製サイクルのきわめて遅い段階で作用する。
5)ウィルス粒子を直接的には不活性化しない。しかし、
6)複製1サイクル後に感染細胞を2分間処理すると対照レベルの3%にウィル
ス収量を減少することができる。
これらの結果から、リドカインは以下の機構の1つによって作用するものと認め
られる。
1)感染性に必須のH5V特異糖蛋白の合成または作用を妨害する。
2)包接ヌクレオカプシドの粗内質網状質およびグリコジル化のゴルジ体へのウ
ィルスによる移送を妨害する。
3)ウィルス特異糖蛋白の生物物理学的変性を起し、その結果感染性を失なう。
リドカイン3濃度を用い H3V−19xlOプラ一ク形成単位にて4℃で1時
間培養した。ウィルスを適当に希釈し、プラーク試験にて定量した。
表3 H5V感染リドカイン処理細胞の感染中心試験
ベロ細胞をMO13回にて感染させ、1時間吸着後、リドカイン含有維持培地を
加えた。37℃で18時間培養したのち、その培養物をPBSで3回洗浄し、ト
リプシン−EDTAiこ分散させ、ついでk(SVfi布培地にて非感染ベロ細
胞と共に72時間培養した。その塗布H5Vを除き、細胞をPBSで洗浄し、ク
リスタルバイオレットにて染色して感染中心の数を数えた。
第1図−複製サイクルに対する処理時間の影響:べ口細胞培養物を1(SV−1
でMO13回にて感染させた。37℃で1時間培養後、維持培地を全培養物(こ
加えた。例外として、1時間後処理系についてはりドカインまたはヨードデオキ
シウ、リジン含有培地を加えた。2.4,6,8,10,12,14.16 お
よび18時間後に残りの培養物を適当な薬物で処理した。6つの非処理培養物(
対照)を含めて全培養物について18時間後感染で細胞内ウィルスを収量した。
プラーク試験によりウィルス収量を測定し、その収量を、各小感゛ 染時間にて
対照の収量と比べた悌にてプロットした。
その結果を第1図に示した。
これらの結果は、リドカイン塩酸塩およびデクスパンテノールは細胞培養におい
て抗ウィルス剤として有効であり、細胞培養において単純ヘルペスウィルスの複
製を抑制する活性を有することを明らかに示している。
さらに行なった研究により、リドカイン塩酸塩をデクスパンテノールと組合せて
局所的または腹腔内投与にてマウス感染時に与えるかまたはその処置を感染後1
週間続けると、無毛マウスモデル系で単純ヘルペスタイプ1の病変の進行が有効
に減少されることを示した。病変の初期に注射した場合にも無毛マウスにおける
に一1sV−1病変の進行が有効に減少される。これらの実験結果を以下に示す
。
この実験では、動物にひっかき傷をつけてHsv−ボ(グループ1)またはリド
カイン塩酸塩−デクスパンテノール(グループ2)軟責〔リドカイン4ONl/
d1P−アミ7安息香酸5%、パンテノール50111/dを、小麦胚種油、七
チルアルコール、ワセリン、ステリルアルコール、ツイーン80、水、こはく酸
、アスコルビン酸(防腐剤および抗酸化剤として添加)からなる基剤に添加した
もの〕を適用した。その動物を7日間毎日処置した。プラセボと処置動物の感応
平均病変スコアを第2図に示す。感応平均病変スコアは、実際に病変を有する動
物の集合病変スコアを病変を有する全動物数で割った値で示した。この図および
以降の全図において、対照(プラセポ群)は四角で示し、処置群はダイアモンド
型記号で示す。処置群と対照群との間の計算上の差異を三角で示す。この実験結
果は、対照動物と予防的に処置した動物の間に顕著な差異(P<0.005)が
あることを示す。ひっかき傷接種したのち毎日リドカイン塩酸塩−デクスパンテ
ノール軟膏を適用した場合、対照群における著しい病変が顕著な程度に防止する
。この効果は病変進展および治療の最初の10日間にみられる。約10日後にも
そのスコアは同等である。第3図は全平均病変スコアについて同じ群の動物を比
較したものである。全平均病変を全動物数で割った。この分析系は病変が進展し
なかった動物を考慮して行なう。第3図では、処置動物と対照群との間に、第2
図におけるとはゾ同様の顕著な差異が認められる。有意差レベルはp<0.00
5である。
これは、データを評価する2つの方法が結果的に差がないことを示している。第
4図は、プラセボと処置群とで病変が進展した全動物数を比較したもので、病変
が進展した動物数には顕著な差異はなかったことを示している。この実験におけ
るこれらの結果は、リドカイン塩酸塩−デクスバンテ/−ル軟責は、無毛マウス
にひっかき傷をつけて単純ヘルペスタイプ1を接種したときに同時に適用した場
合に、病変の進展を満足し得る程度に減少させることを示す。
この実験では、動物にひっかき傷をつけてH5V−カイン塩酸塩−デクスバンテ
ノール溶液を動物に1日注射当り201f / xi ;デクスパンテノールの
濃f、30ダ/dであった)約0,1d注射した。この群の目的は、リドカイン
塩酸塩をデクスパンテノールと組合せて全身的に用いたときに病変の開始後感染
無毛マウスにおける)isV−1の皮膚病変の治療に成功す゛るかどうかをみる
ためである。プラセボ注射液を対照として用いた。
第5図は対照と処置群との間(こ感応平均病変スコア分析(p<0.001)に
おいて顕著な差があることを示している。
第6図は、プラセボと対照群の間に全平均病変スコアにおいて同様に差異かある
ことを示す。
第7図は、処置群が対照群よりも病変が進展した動物が若干少なかったことを示
す。これは、その処置を病変が進展したのち1こ開始したため、あまり顕著な所
見ではない。これらの結果は、注射しうる剤形のリドカイン塩酸塩−デクスパン
テノール混合物は、動物に最初の病変が出現したときに適用した場合、無毛マウ
スにおける単純ヘルペスタイプ1により誘引される病変を減少するのに有効であ
ることを示す。
上記のhsv−1の無毛マウスモデル系への接種技法により、一連の実験を行な
い、無毛マウスモデル系での単純ヘルペスウィルスタイプ1により誘引される病
変の治療におけるリドカイン塩酸塩とデクスパンテノールの各種濃度の試験を行
なった。その実験結果を表4および表5に示す。
表4は、リドカインとデクスパンテノールの広範囲の1度組合せについて、無毛
マウスモデル系で単純ヘルペスウィルスタイプ1 ()iSV−1)の最初の接
種後5,10.15.20および25日目に記録した平均病変スコアを示す。表
4の結果は、この医薬の全濃度組合せで、非処置対照動物に比べて当該日におけ
る病変のサイズおよび程度の有効な減少が認められることを示している。唯一の
例外は、0.5%リドカインと3%デクスパンテノールの混合物(処方A)であ
り、それでは、病変スコアは非処置対照(処方N)とほぼ同等であり、またリド
カインを含まない5%デクスパンテノール単独(処方し)では、その病変スコア
は対照と類似している。他のすべての医薬組合せでは対照溶液に比べてt−ts
v−1誘引病変の治療に有効であることが示された。0.5鳴りドカインは用い
たりドカインの最小濃度であることに留意されるべきである。
表5はリドカイン塩酸塩とデクスパンテノールの各種濃度で処置した同群の動物
におけるウィルス誘引病変の完全治癒までの日を示す。表5に示されるように、
リドカインおよびデクスパンテノールの各種組合せで処置した各群の動物では、
非処置対照またはデクスパンテノールまたはリドカイン単独の場合に比べて完全
治癒に至る時間が少なかった。2つの例外は、リドカイン濃度0.5%のりドカ
インーデクスパンテノール混合物(処方A)(それは治癒までに21.3日を要
した〕と、6%リドカイン塩酸塩と0.5%デクスパンテノール混合物(処方F
)(それは治産までに23.5日を要した)である。他の全群では非感染対照に
比べて無毛マウスモデル系でのhsV−1誘引病変の治癒時間の減少に顕著な効
果を示した。これらの実験結果は、リドカイン−デクスパンテノール混合物がす
べての濃度範囲において、きわめて低濃度の場合を除いて、無毛マウスモデル系
におけるH5V−1誘引病変の治療に有効であることを示している。
表4つづき
米接種後の日数
+1−4スコアシステムで計算
これらの結果は、リドカイン塩酸塩およびデクスパンテノールの局所適用または
注射適用が、補乳項における単純庖疹ウィルス感染の治療に奏効することを科学
的に示唆するものである。
リドカイン塩酸塩のヒトにおける研究
実施例1 男性での陰部庖疹
この研究には年令16〜50歳の14症例が含まれる。患者は全て、過去の陰部
庖疹(ヘルペス)罹病歴を有し、1〜6力月間にわたって回復していた、という
経験を有する。陰部庖疹の期間は10〜14日間であり、その症状は、水痘発疹
前に強い熱傷感を生じ、次いで、破裂の前および後に痛みを伴なう水痘が現われ
、さらに、かさぶたが出来、治ゆに至る。この研究では、水痘の発現前、並びに
発現の1〜2日後の患者を観察した。患者達には、特別に調製した軟膏基剤〔リ
ドカインHCz 40 #/d、デクスパンテノール50−v’−1ヲ、小麦胚
芽油、セチルアルコール、ワセリン、ステアリルアルコール、トウイーン8Q
(Tween 8Q)、水、コハク酸、並びに保存剤かつ抗酸化剤としてのアス
コルビン酸からなる基剤に含有させる〕中に含まれるリドカイン塩酸塩−デクス
パンテノールの少量を、1日3回(朝、昼、および就寝前)、発現している局所
(患部)に静かに擦り込む様、指示した。
結果
水痘の発疹前のかゆみと、発症に伴なう痛みとは、最初の適用後15〜20分の
後に顕著に軽減もしくは消失した。14症例中6例の患者においては、第1回目
の適用後、2〜3時間後に痛みが再発したが、症状の強さは減少していた。第2
回目の投与後、即ち8〜10時間後にはかゆみや不快感、および痛みは完全に消
失し、病変が完全に治ゆするまで、再発することはなかった。患者の症状−かゆ
み、不快感および痛み−の消失は、リドカインの麻酔作用によるとも考えられる
が、予想外にも、2〜3日間で、局所の炎症と不快感を含む症状が回復すると共
に、水痘が消失するという好結果が得られた。全ての治療例は、かゆみ、水痘、
およびかさぶた形成からなる周期が明らかに停止され、あるいは7〜10日間短
縮されていることを示した。
患者達は、治療の開始時期の如何に拘らず、リドカイン塩酸塩の軟膏を適用した
後、2〜3日後に完全に寛解した。
実施例2 肛門ヘルペス
再発性の肛門ヘルペス患者を、実施例1で示した轢殊な軟膏基剤中の4%リドカ
イン塩酸塩および5%デクスパンテノールによって治療した。治療は、朝、昼、
就寝前の1日3回、少量の軟膏剤を患部に静かに擦り込むことで行った。患者は
、6日後、痛みの消失と共に、明確な回復を示した。12日後には、痛みの75
%の改善と、発疹の消失を認めた。それ以前の肛門ヘルペスの症状は、かなりの
蒲みと不快感を伴ない、14〜30日間持続するものであった。
2人の帯状庖疹患者を、実施例1で示した特殊な軟膏基剤中の4%リドカイン塩
酸塩および5%デクスパンテノールで治療した。治療は、朝、昼、就寝前の1日
3回、少量の軟膏を患部に静かに擦り込むことで行った。1名の患者は24時間
、痛みの増加を訴え、1日後に治療を中断した。もう1名の、頭部に帯状庖疹を
有する患者は1回目の治療後、明らかな改善を示し、その後、終始変らず回復に
向い、痛みと発疹の顕著な減少を来した。
1名の患者を、実施例1で示した特殊な軟膏基剤中の4%リドカイン塩酸塩およ
び5%デクスパンテノールで治療した。朝、昼、就寝前の1日3回、少量の軟膏
を患部に擦り込むことにより、治療した。2日間で5名の患者を、実施例1で示
した特殊な基剤中の4%リドカイン塩酸塩および5%デクスパンテノールで治療
した。朝、昼、就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部に擦り込むことにより、治
療した。2〜5日間で痛みおよび症状が消失し、完全な寛解をみた。
患者は陰部庖疹病巣を有する25歳の男性である。
発症部位は陰茎幹であった。この患者は、患部に刺痛感およびちくちく刺す様な
感覚を訴え;軽度のかゆみがあったが、熱傷感はなく;病巣の回復歴(それ以前
に6〜7回の発赦歴)を有していた。この患者を、実施例1で示した特殊な軟膏
基剤中に4%リドカイン、塩酸塩と5%デクスパンテノールを含む軟膏と、注射
剤の形(リドカイン塩酸塩20 my/y/、デクスパンテノール30〜/d、
ナイアシンアミド20 rq/i 、リボフラビンlaw/m、チアミン41v
/y+f、葉酸100 py/re1クエン酸8q/lI/、クエン酸ナトリウ
ム12 fiv/−/、および保存剤として1.596ベンジルアルコールを含
み、pHは4.5である)の、リドカイン塩酸塩−デクスパンテノール混合物を
併用することにより、治療した。朝、昼、就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部
に静かに擦り込むことで治療した。病変は3日間で完全に寛解し、痛みがなく、
不快感も殆どなくなり、新らしい水痘の形成もみられなかった。
患者は26歳の男性であり、病巣は陰茎の背面にあった。症状は非常に軽度であ
り、かすかな熱傷惑があった。この患者は、3〜4年間のヘルペス歴と、数回の
淋病歴とを有していた。この患者を、実施例1で示した特殊な軟膏基剤中に4%
リドカイン塩酸塩と5%デクスパンテノールを含む軟膏を病巣に適用することと
、注射用リドカイン(リドカイン塩酸塩20■/d。
デクスパンテノール30q/wsl、ナイアシンアミド20呵/d、リボフラビ
ン1■/−、チアミン4 q/vxl、葉酸100μy /−/、クエン酸8
呵/d s クエン酸ナトリウム12q/dおよび保存剤としての1.5%ベン
ジルアルコールを含有し、pHは4.5である)とを併用することにより、治療
した。朝、昼、就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部に静かに擦り込むことによ
り、治療した。病変は3日間で消失し、た。新らしい水痘の形成はなく、痛みも
消失していた。
患者は34歳の女性である。病巣は口唇の右下側にあり、非常に細かい水痘を生
じていた。この患者は発症後5白目であり、これまでに発病したことがなく、ま
た、性病感染歴もなかった。この患者を、実施例1で示した特殊な軟膏基剤中に
4%リドカイン塩酸塩と5%デクスパンテノールとを含む軟膏剤で治療した。
朝、昼、就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部に静かに擦り込むことにより、治
療した。この治療は奏効し、3日間で完全な寛解をみた。
患者は23歳の女性である。病巣は腟口のすぐ内側であった。熱傷感とかゆみと
があった。それらの病巣は極めて緊張していた。この患者は以前に発病歴なく、
性病感染歴もなく、病巣の持続期間は約5日間であった。この患者は、既に幾つ
かの抗ウイルス性を予測される化合物によって治療を試みられていたが、良好な
結果を得ることができなかった。この患者を、実施例1で示した特殊な軟膏基剤
中に4%リドカイン塩酸塩と5%デクスパンテノールを含む軟膏と、注射剤の形
(リドカイン塩酸塩20岬/Ml、デクスパンテノール30呵/1.ナイアシン
アミド20 q/j、リボフラビンll1f/1、チアミン4岬/l、葉酸10
0μダ/’sクエン酸8呵/−、クエン酸ナトリウム223 q/d 、および
保存剤として2.5%ベンジルアルコールを含み、PHは4.5である)の製剤
により治療すると、熱傷感、痛み、および病変は4日以内に消失した。朝、昼、
就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部に静かに擦り込むことによって治療を行っ
た。
患者は55歳の女性である。病変部位は左手の第3および第4指の付は根であり
:病巣は、赤く腫張し、水痘が破れ、滲出し、薬指の基部は深く破裂していた。
手に引張られる様な痛みとかゆみ、および熱傷感があり、腋窩領域にも痛みを伴
なっていた。この患者は以前、10日間にわたり、口唇に小庖病変を有していた
が、それは消失していた。手の病変は口唇の発病後に現われた。手の病変は、治
療開始前に、既に1週間を経過していた。来訪の前日には、患者は101°ノ熱
ヲ出していた。実施例1で示した特殊な軟膏基剤中に4%リドカイン塩酸塩と5
%デクスパンテノールを含む軟膏と、注射剤の形(リドカイン塩酸塩20 q/
d、デクスパンテノール30.q/l 、ナイアシンアミド20%’−、リボフ
ラビンl岬/−、チアミン4岬/−1葉酸100μy/−z、クエン酸gjIF
/a/、クエン酸ナトリウム12 q/pi、オヨび保存剤として1.5%ベン
ジルアルコールヲ含ミ、pHは4.5である)の製剤で治療を開始すると、3日
後に、痛みと腫張が引いた。朝、昼、就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部に静
かに擦り込むことで治療した。
全ての病変は2週間以内に消失した。
患者は45歳の女性である。病巣の部位は腟口であって、刺激性があり、痛みを
伴な、つていた。この症例は慢性であって、患者は5〜6力月間、不快感を覚え
ていた。治療は、実施例1で示した特殊な軟膏基剤中に4%リドカイン塩酸塩と
5%デクスパンテノールを含むリドカイン塩酸塩−デクスパンテノール軟膏ト、
注射剤の形(リドカイン塩酸塩20■i、t、?ラスパンテノール30 vq/
d 、ナイアシンアミド20 q/d、リボフラビン1呵/−、チアミン4呵/
−1葉酸100μ2/−、クエン酸8ey/m、クエン酸ナトリウム22 my
/d、および保存剤として2.5%ベンジルアルコールヲ含ミ、pHは4,5で
ある)の製剤により、開始され、治療開始3日後に病変の消失をみた。朝、昼、
就寝前の1日3回、少量の軟膏を患部に静かに擦り込むことで治療した。
新らしい症例の研究
上唇に病変を有する女性患者を、クエン酸す) IJウム(x2=v/−/)、
クエン酸(8−q/−)および保存剤としてのベンジルアルコール(0,5%)
からなる賦形剤溶液に、リドカイン塩酸塩(2%)とデクスパンテノール(3%
)とを含有する製剤で治療した。患者は病巣を開き、先端に綿を付けたアプリケ
ーターで上記の溶液を適用する方法により、該溶液を1日4回、病巣に直接、適
用した。適用3日後(?−1水庖の数が少くなり、全ての水痘が乾燥し、不快感
もさほどでなくなった。4日目には、病変の完全な治ゆがみられた。
陰茎幹に重篤なヘルペスを発症しており、通常の、かつ平均の治ゆ期間が10日
間である、30台半ばの男性患者が、クエン酸ナトリウム(12−w/*)、ク
エン酸(8岬/、/)および保存剤としてのベンジルアルコール(0,5%)か
らなる賦形剤溶液に、リドカイン塩酸塩(2%)とデクスパンテノール(3%)
トラ含有する製剤を1日5回、直接病巣に適用した。溶液をたつぶりと病巣に直
接適用し、乾燥させた。患者は、治療後後1日で水痘病巣が改善されたことを報
告した。
3日後には、水痘の数も減少し、それらは乾燥してきていた。2日目の始めには
、不快感も少くなっていた。
4日目には、病変の完全な治ゆかみられた。
臀部にヘルペスを発症している42歳の男性患者が、トリウム(12〜/、/
)、クエン酸(8〜/、/)および保存剤としてのベンジルアルコール(0,5
%)からなる賦形剤溶液に、リドカイン塩酸塩(2%)とデクスパンテノール(
3%)とを含有する製剤を適用した。この溶液を、綿を先端に付けたアプリケー
ターで、1日3回、直接、適用した。4日後には、完全に消失した。
約1カ月後、この男性が、左側臀部と陰茎幹の右側とに同時に発症した。いずれ
も大きい病巣であった。
臀部の病巣は約12.5X3.2+ewであった。患者は、病変が治ゆするまで
の7日間、薬物を1日4回適用した。
この同じ患者が、上記の発症から10日後にを椎基部に発症した。この病巣はウ
ェストラインの下側であって、直径約19+wであった。彼は、直ぐに薬物の溶
液を病巣の発現位置と、気付いた、赤い部分と、かゆみのある部分とに適用した
。1日3回、4日間適用したところ、その部分での病巣の拡大はなかった。
2日後、この患者は、右側臀部上方の元の病巣より約50m+下方の別の領域に
水痘を発現した。クエン酸ベンジルアルコール(0,5%)からなる賦形剤溶液
に、リドカイン塩酸塩(2%)とデクスパンテノール(3%)とを含有する製剤
を1日3回適用したところ、3日後には、これらの病巣の完全な治ゆをみた。
約1カ月後、この患者は、臀部上方の下部を椎の皮下にかゆみを伴なった前駆症
状を認めた。最初の日は1日2回、溶液を投与したが、2日目に、狭い範囲内で
、さらに赤くなり、かゆみを生じていることに気付いたので、薬物を1日4回適
用し始めた。2日後には、赤みやかゆみの消失を認め、全病巣が消失していた。
35歳の女性患者は、外生殖器に庖疹ウィルス感染の経験があり、約6個の膣−
陰唇びらんを有していた。
彼女は、クエン酸ナトリウム(12q/、z)、クエン酸(s −p7.t )
および保存剤としてのベンジルアルコール(8,5%)からなる賦形剤溶液に、
リドカイン塩酸塩(2%)とデクスパンテノール(3%)とを含有する製剤を、
綿を先端に付けたアプリケーター・スティックを用い、初日は1日3回、以後は
1日4回、びらん箇所に直接、適用した。最初の反応として、薬物の適用に際し
て僅かな火傷感があったが、4日間では、何ら改善を認めなかった。5日目に、
僅かに改善され、びらんの痛みが軽減された。6日目には、はるかに多くの改善
が得られた。びらんの痛みは最少となり、びらんは治ゆされ始めた。7日目には
痛みが失くなり、びらんの95%が治ゆした。8日目(こは、びらんの完全な治
ゆを認めた。
30代半ばの男性が顔面と下顎とに熱性庖疹を発症エン酸(8−p/−1)およ
び保存剤としてのベンジルアル:I−ル(Q、5%)からなる賦形剤溶液に、リ
ドカイン塩酸塩(2%)とデクスパンテノール(3%)とを含有する製剤を、綿
ボールにより、1日4回、患部に直接適用した。患者は、3日で熱性庖疹の症状
が良くなり、4日で庖疹の数が少くなり、かつ乾燥し、5日後には、全病巣が完
全に治ゆしたことを報告した。
外生殖器ヘルペスを有する33歳の女性が、クエン酸ナトリウム(12q/=i
) 、クエン酸(8■/、2)および保存剤としてのベンジルアルコ−/l/
(0,5%)カラなる賦形剤溶液に、リドカイン塩酸塩(2%)とデクスパン
テノール(3%)とを含有する製剤を、先端に綿を付けたアプリケーターで、1
日4回適用した。患者は、それまで、発疹に至る前には、前駆症状的なかゆみと
、刺痛があったことを訴えていた。完全に破壊された水痘は得られなかった。溶
液の適用により、5日後に完全に発疹が治ゆし、以後の新らしい水痘または発疹
の発現はなく、刺痛および痛みは即座に軽減された。
24歳の女性患者は、外陰と外部股領域に外部生殖器ヘルペス病巣を有していた
。病巣は、かゆみのある赤い発疹であった。水痘は形成されていなかった。患者
は、この様な型の病変が1力月間に2回治ゆした経験を有することを報告した。
患者は、クエン酸ナトリウム(12−p/wt )、クエン酸(8岬/−)およ
び保存剤トシてのベンジルアルコール(0,5%)からなる賦形剤溶液に、リド
カイン塩酸塩(4%)とデクスパンテノール(3%)とを含有する製剤を適用し
た。患者は、1日5回、この溶液を、発疹の上にたっぷり適用し、完全に乾かし
た。患者は、適用の1日後に庖疹が良くなり、適用の直後から庖疹が乾燥し始め
、適用後18目から不快感が減少し、溶液適用後78目には発疹が完全に消失し
たことを報告した。
31歳の女性は、外部生殖器にヘルペス病巣を有していた。病巣は、外陰部の単
一の水痘であった。患者は、病巣を開き、先端に綿を付けたアプリケーターを用
い、クエン酸ナトリウム(12q/jl/) 、クエン酸(8q/d )および
保存剤としてのベンジルアルコール(0,5%)からなる賦形剤溶液に、リドカ
イン塩酸塩(4%)とデクスパンテノール(3%)とを含有する溶液に病巣を浸
す方法により、この溶液を直接、適用した。彼女は、第18目の後で製剤の適用
に直接帰することができる、ヘルペスがより良くなったという“感じ”を覚え、
1日後には乾燥し、不快感が少くなったこと、さらには、適用後4日後には、病
変が完全に治ゆしたことを報告した。
FIG、 1
乍^煤AEIべ
Claims (26)
- 1.抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩を哺乳動物 に投与することからなる該哺乳動物のヘルペス群ウイルス感染を治療する方法。
- 2.リドカインまたはリドカインの塩を感染部位に局所的に投与することからな る第2項に記載の方法。
- 3.リドカインまたはリドカインの塩を、水性溶液の形で非経口投与することか らなる第2項に記載の方法。
- 4.リドカインまたはリドカインの塩を1.5〜10%w/vの濃度で投与する ことからなる第2項に記載の方法。
- 5.リドカインまたはリドカインの塩をパンテノール、パントテン酸またはその 塩と組み合せて投与する第2項に記載の方法。
- 6.パントテン酸を5〜50ml/mlの濃度で投与する第5項に記載の方法。
- 7.抗ウイルス有効量のリドカインまたは薬学的に許容し得るその塩をヒトに投 与することからなるヒトのヘルペス群ウイルス感染を治療する方法。
- 8.リドカインをその塩酸塩の形で投与する第7項に記載の方法。
- 9.リドカイン塩酸塩をパンテノール、パントテン酸またはその塩と組み合せて 投与することからなる第8項に記載の方法。
- 10.リドカイン塩酸塩が1.5〜10%w/vの濃度で存在しており、パンテ ノール、バントテン酸またはその塩が5〜50ml/mlの濃度で存在している 第9項に記載の方法。
- 11.ヒトの皮膏の単純ヘルペスウイルス感染を治療する方法であつて、活性成 分として抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩を1. 5〜10%w/vの濃度で含有している軟膏またはゲルを、ヒトの感染部位に局 所適用することからなる方法。
- 12.約1.5〜10%w/vのリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩を ヒトに非経口投与することからなるヒトの帯状ヘルペスを治療する方法。
- 13.リドカインまたはリドカインの塩を、5〜50mg/mlのデクスパンテ ノールと組み合せて投与することからなる第11項に記載の方法。
- 14.リドカインまたはリドカインの塩を体重1ポンド当たり約2.0mgの1 日投与量の割合で投与することからなる第11項に記載の方法。
- 15.抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩をバンテ ノール、パントテン酸またはその塩と組み合せて含有する哺乳動物のヘルペス群 ウイルス感染を治療するための医薬組成物。
- 16.リドカインまたはリドカインの塩が1.5〜10%w/vの濃度で存在し 、パントテン酸が5〜50mg/mlの濃度で存在する第15項に記載の医薬組 成物。
- 17.リドカインをその塩酸塩の形で投与する第16項に記載の医薬組成物。
- 18.抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩とパンテ ノール、パントテン酸またはその塩との組み合せを薬学的に許容し得る軟膏基剤 中に含んでいる、ヒトのへルペス群ウイルス感染の治療のための医薬組成物。
- 19.抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩をパンテ ノール、パントテン酸またはその塩との組み合せで含有している滅菌溶液からな る、ヒトのヘルペス群ウイルス感染の治療のための医薬組成物。
- 20.リドカインまたはリドカインの塩が1.5〜10%w/vの濃度で存在し ており、パントテン酸が5〜50mg/mlの濃度で存在している第18項に記 載の医薬組成物。
- 21.ヒトのヘルペス群ウイルス感染の治療のための医薬組成物の製剤方法であ つて、抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩を該組成 物に含有させることからなる方法。
- 22.製剤が局所投与用である第21項記載の方法。
- 23.製剤が水性溶液である第21項記載の方法。
- 24.リドカインまたはリドカインの塩が1.5〜10%w/vの濃度で存在し ている第22項記載の方法。
- 25.ヒトのヘルペス群ウイルス感染の治療のための医薬組成物の製造方法であ つて、抗ウイルス有効量のリドカインまたはその薬学的に許容し得る塩をパンテ ノール、パントテン酸または薬学的に許容し得るその塩との混合物として該組成 物に含有させることからなる方法。
- 26.該組成物が1.5〜10%w/vリドカインを含んでおり、パンテノール 、パントテン酸またはその塩の濃度が5〜50mg/mlである第25項に記載 の方法。
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