JPS61501320A - アルミノ珪酸塩光学ガラス - Google Patents

アルミノ珪酸塩光学ガラス

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JPS61501320A
JPS61501320A JP60500960A JP50096085A JPS61501320A JP S61501320 A JPS61501320 A JP S61501320A JP 60500960 A JP60500960 A JP 60500960A JP 50096085 A JP50096085 A JP 50096085A JP S61501320 A JPS61501320 A JP S61501320A
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ゴンザレス‐オリバー カルロス
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バテル メモリアル インステイチユ−ト
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    • Y10S65/901Liquid phase reaction process

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルミノ珪酸塩光学ガラス 本発明は1価変性金属TI!及びAgのうち少なくとも一方の酸化物を含有する アルミノ珪酸塩光学ガラスに係わる。ほかにセシウムを含有する場合もあるこの ガラスは60〜95モル%のシリカ、少なくとも2モル%のアルミナ及び少なく とも2モル%の上記金属酸化物から成る組成を特徴とする。他の11織例ではA 2□O1及び変性金属酸化物が3モル%以上、SiO□が94モル%以下である 。
このようなガラスは条件次第では1価金属の陽イオンを他の陽イオンと交換する 能力を有し、この変換の結果がこうして処理されたガラスの屈折率変化となって 現われるから、光学的伝送用導波路の領域で特に゛有用である。なお、導波路と いう場合、光フアイバ自体のほかに、オプチカルファイバを被覆してこれに光信 号を注入するマイクロレンズをも意味する。
周知のように、最近、伝送損の少ないマイクロレンズ及びオプチカルファイバの 製造を可能にする可変屈折率光学ガラスを開発するための研究が数多くなされて いる。オプチカルファイバにおいてその屈折率が中心から半径方向に外側へ一定 の法則に従って小さくなれば、伝送信号の減衰及び位相ずれは極めて少ない。こ のような条件が満たされるためには、屈折率の変化が法則n=no(1−a r 2)に従うことが好ましただし、noは半径がrのファイバの中心における屈折 率、aは使用されるガラスの種類に固有の定数である。
このような性質の4波路を得るためには、(例えば最終的には成形してマイクロ レンズとするか、または引抜き処理によってファイバ状とすることのできる棒材 のような)適当な形状を与えられ、かつ一様な屈折率を有するガラスを原料とす るのが普通である。このガラスは、外側へ同って拡散して他の金属で徐々に置換 されることが可能なlまたは2以上の屈折率を変化させる。研究の結果、所与の ガラス中に存在する金属が屈折率に与える影響はこの金属の電子分極率(人)を イオン半径(人3)で割った商と関係があり、屈折率に対する影響力の弱い金属 、例えばアルカリ金属及びアルカリ土類金属ではこの商が比較的低く (・Li ではO,G6 ; Kでは0.56 ;Mgでは0.2)、セシウム(0,74 4)、タリウム(1,572)及び銀のような金属でははるかに高く、これらの 金属の酸化物が屈折率に与える影響もはるかに高いことが判明した。ところで、 モル重量が比較的大きいこのような金属を適当な組成比で含有するガラス捧を適 当な条件下に、例えば、これらの金属を陽イオンの形で移動させるに充分な温度 (400〜800°C程度の温度)の溶融塩の浴中に置くと、前記金属と溶融塩 浴に含まれている単数または複数の金属との間に交換が起こる。
もしこの浴が交換処理を受けるガラス中に含まれる金属よりも低い人/人3比の 陽イオンを含むなら、その導入によってガラスの屈折率が低下し、低下の範囲は 問題となる帯域における交換の程度に応じて異なる。棒の周縁から中心にむかっ て遠ざかるに従って拡散係数が小さくなるから、屈折率の連続的な変化も同様の 経過をたどって中心にむかって増大し、ガラスの性質、拡散媒の性質及び作業条 件に応じた上記理論上の法則に近くなる。
この問題に関する詳細な情報は次に挙げる文献に記載されている。Glass  Technology(1979)、20(5)、 166−9 ; Appl iedOptics(1980)、 19(7)、 1092−95 ;Th1 n 5olid Films(1976)。
36(2)、 493−6 ; Applied Physics(1975) 、 6(2)、223−8 ;63−70 、 PR−A−2,488,413 ; FR−A−2,169,890; US−A−3,853,673;US− A−3,873,408; US−A−3,859,103; DE−A−3, 008,656; GB−A−また、Journal of the Amer ican Ceramic 5ocietyには65〜90モル%のSiO□、 5〜25モル%のへ2□0.及び5〜20モル%のCsOを含有するガラスが紹 介されている。このガラスは酸化物を溶融させることによって得られるが、加熱 すると粘性が高くなるから、極めて均質なガラスを得るには応用し難い技術であ る。
Chemical Abstracts CA 100 : 90266b(1 984)に発表された文献に:よハロゲン化銀をフォトクローム(photo− chrome) トする色ガラスの製造が記載されている。このガラスは恨がそ れが組込まれるガラスの一体的部分として酸化物の形を取る点で本発明のガラス とは明らかに異質である。
文献CA 97.77460k(1982)はPb、CsまたはTj2の塩を添 加することによって濃度勾配のあるアルミノ珪酸塩ガラスを得る方法を開示して いる。しかし本発明のガラスのように組成の均一なガラスとは異なる。
文献Flll−A−2,175,934は溶融塩浴でのイオン交換によって可変 屈折率の引抜き加工用ガラス予備成形体を得る製法を開示している。このような イオン交換の始発材料に利用されるガラスとして、セシウム、タリウム、場合に よってはアルミナを含有する硼珪酸塩ガラスが挙げられている。これと比較して 本発明のガラスは酸化硼素を含有せず、このことは通信分野に応用する場合の安 定性増大に寄与する。
タリウムまたは恨の酸化物を多量に含み、さらにはセシウムをも含有することの できる本発明の無硼素アルミノ珪酸塩ガラスから得られる棒材が、比較的制御し 易い作業条件下に、溶融塩浴中で前記金属をナトリウム、リチウム、カリウムの ようなアルカリ金属と交換させた結果、通常の光学ガラスを使用した場合よりも 顕著に屈折率が変化しく中心と周縁の屈折率差が1乃至15%にも達する)、こ の変化が半径の自乗の逆画数(放物線)という理論上の法則に極めて近い形で半 径方向に現われる予備成形体が形成されるという意外な所見を得た。しかもこの 予備成形体は従来手段によって成形したり、あるい(よ光ファイバに引抜き加工 することができ、本発明のガラスが微小ひび割れを生じ難いことから、その品質 :ま便秀である。また、本発明のガラスはアルミナ及び拡散可能な単数または複 数の金属を多量に含有することから、極めて迅速な陽イオン交換を可能にする開 かれた構造が得られ、従って、処理に必要なエネルギーの節約にもつながる。
本発明のガラスは好ましくは2〜20モル%のA /!203及び2〜20モル %のTE、CsまたはAgの酸化物を含有し、銀及びタリウムは個別に、セシウ ムは前記金属のいずれか一方または双方との混合物の形で存在することができる 。ただしこの制約は必らずしも必須条件ではなく、特殊な場合にはこの制約を越 えてもよい。即ちSiO□; A1203 ;セシウムを含むかまたは含まない TiまたはAgの酸化物またはその混合物を、列記した順序でそれぞれ60〜8 5%;5〜20%;5〜20%または50〜80%;10〜25%;10〜25 %含有する重量組成も可能である。az、o=’及び変性金属のモル比が必らず しも同じではなく、一方の過剰で他方の不足を補うことができることはいうまで もない。
本発明のガラスを調製するために1よ、例えばJ、Mat、5cience13  (1978)、 865−70 ;及びGB−A−2,084,990ニ記載 されテイル“ゾル・ゲル”法によるのが好ましい。この方法は適当な親水性溶剤 に溶かした有機化合物(好ましくは低級アルコキシド)の形で金属成分の混合物 を調製し、これらの化合物を制御下に加水分解すると共に溶剤をゆっくりと蒸発 させることにより、混合物を操作に必要な充分に硬いjンシステンスを有するゲ ルに徐々に変形するというものである。次いでこのゲルを乾燥させ、比較的低い 温度(900〜1200’C)で加熱することにより、1種の焼結または高密度 化処理を施して均質かつ極めて純粋なガラスとする。従来の溶融処理で加えられ る(1500℃以上の)温度ではTl、Cs及びAgの酸化物は極めて揮発し易 く、これらの塩の損失が大きいことを考えれば経済的な製法とはいえないから、 この製法は(高密度化温度が比較的低い)本発明のガラスには特に好適である。
ゾル・ゲル法1よまた、構造が多孔性かつ半透明の状態から完全に透明なガラス の状態−二移行する最終的な高密度化に先立つ段階で補足的にタリウム、セシウ ムまたは銀の添加を可能にするという重要な利点を持つ。即ち、アルコキシド溶 液からゲル化された材料が(乾燥温度及びすでに加えられた高密度化温度に応じ て)多少とも凝縮された剛性ゲルの状態にある予備段階において、その多孔性が (例えば所与の時間に亘って予備成形体が浸漬される溶融塩浴から供給される) 添加金属が組織内空隙へ吸収されるのを可能にする。この処理に必要な時間に関 しては、追加金属が多孔質材料塊中へ均等に配分されるのに充分な時間及び温度 を設定すればよく、時間が不足するとこの追加分が濃度勾配を形成するような配 分状態となる。追加金属を添加した後、最終的に高密度化し、ガラス化するのに 充分な温度であらためて材料塊を加熱することはいうまでもない。
さらにまた、T1 、CsまたはAgのような1価の変性金属をアルカリ金属ま たはアルカリ土類金属と最終的に交換する際にも同様の配慮が必要であり、この 交換によって中心から周縁にむかって半径方向に漸減する可変屈折率ガラスが得 られるようにする。この交換処理は未だ乳白色、多孔性の状態にある、即ち、約 900°から1200°の間の最終ガラス化に先立つ段階にあるガラスに施して もよいが、(すでに述べたように)完全にカラス化され、高密度化された予備成 形体に施してもよい。前者の場合、拡散現象は非多孔性構造におけるよりも多孔 性構造においてより迅速に進行するから、完成ガラスの場合よりもはるかに迅速 に行われる。交換処理をこの予備段階で行う場合、予備成形体の最終製造段階と して、加熱処理によりガラスを完全に高密度化し、マイクロレンズまたは光ファ イバの製造に好適な屈折率勾配を賦与することはいうまでもない。
以下は本発明を説明するための例である。
これらの例の理解を助ける資料として、例2のガラスから成る棒材(ロンド)の 横断面におけるCs及びに含有率の半径方向の変化を示す添付図面を参照された い。
−五一一一よ− 下記成分を混合して3通りの溶@A 、 B及びCをyI製した。
A:エチルシリケート(Si(OEt)a) 46.5 gエタノール(EtO H) 30 g Bニア七ト酢酸ジプチルアルミニウム 複合エステル(Aj!BuzAA ) 11.9 gイソプロパツール(iPr OH) 10 gアセチルアセトン(AcAc) 0.6 gC:過塩素酸銀( AgCβ0.) 8.2gEtOH20g トルエン 30 g ベンゼン 10 g 溶液A及びBを混合した後、この第1混合液に溶液Cを添加して、下記重量%の 各種成分を含有する基礎液を得た。
EtOH29,9; 5i(OEt)< 27.8; 1PrOH6; 2,4 −ヘアタンジオ:/ 0.4; Aj!BuzAA 7.1; AgCj204 4.9; )/L/I7 17.9;加することにより溶液SAAをゲル化した 。
1=15%H,O/85%EtOH; ii = 3 Q%820/70%EtOH;市=60%H,O/40%EtO H; 1v=30%)IzO(0,2重量%のポリメチルメタクリレ−・) (PMM A)を釡む) / 70 % EtOH。
これらの溶液1=ivを溶液SAAの一部に添加し、得られた溶液SAAの一部 に添加した溶液1=ivのそれぞれの量は下に掲げる表Iに示す通りである。
以下余白 表 1 a 50 i 5Q b 40 i 60 c 33.3 i 66.6 d 25 i 75.O e 50 1i50 f 40 1160 g 33.3 ii 66.6 h 66.6 iii 33.3 %体が得られるような寸法の硼珪酸塩ガラスの円筒形容器内で得ろれた。半透明 の、硬くかつ非可撓的の生成物が得られるまで、60〜80°Cに維持された恒 温器内で空気を雰囲気としてこの円筒体を240時間乾燥させた。次いでサンプ ルe及び」を選択し、酸素流中で下記のように加熱処理した。
1、 1”C/minの速度で20℃から600°Cまで、次いで600℃に4 時間; 2.1℃/minの速度で600℃から800℃まで、次いで800℃に4時間 ; 3.1℃/minの速度で800℃から980℃まで、次いで980°Cに1時 間; 4、 900℃まで冷却、次いで5℃/minの速度で1030℃まで加熱、最 後に1時間この最終温度に維持。
このようにして、下記のような性質を具えた一体的な透明かつ均質なガラス捧が 得られた。
分析(重量比) : 5iOz (76,1%) ; ANzOx (10%) ;AgzO(22,8%) (モル%):SiO□(85) ; AJ zOs (7,5) ;AgzO( 7,5) 密度i2.7i屈折率(n) =1.51例 2 例1の場合と同様の要領で、5i(OEt)nの無水アルコール溶液を、イソプ ロパツール及びアセチルアセトンに溶かしたアセト酢酸−ジー(sec)ブチル アルミニウム複合エステルA 12 (s、BuO) zAAの溶液、セシウム エトキシド(CsOEt)の無水エタノール溶液、及びTβOEtの無水エタノ ールygWと混合して、次のような重量組成(%)の均質混合物を得た。EtO l(43,50; 5i(OEt)a 26.46 ; 1Pro)! 14. 15 ;アセチルアセトン0、3 ; Aj! (s、BuO)zAA 9.5 9 ; Cs0Et 4.27 ; Tl! 1.50゜ゲル化のため、40m 1の上記溶液に4.5gの820.4.1gの0.2 Nアンモニア溶液及び5 0.7gのアルコールから成る混合液を添加した。アルコキシド5AC2?W液 にアルコキシド1モルにつき約6モルのI(20及び0.01モルの’JH40 Hを添加することにより、溶液5AC2から利用可能なゲルが得られることは公 知の通りである。
この例では通常温度で2日後にこのようなゲルが得られた。
このゲルを例1の場合と同様に乾燥させてから、約1週間かけて温度を40℃か ら徐々に100℃まで上昇させた。恒温器から乾燥した硬いゲルを取出した後、 下記のように熱処理を施した。
1.3℃/minの速度で20℃から600℃まで、次いでこの温度に4時間; 2.1℃/winの速度で600℃から800℃まで、次いで800℃に4時間 ; 3.1°C/minの速度で800°Cから1030℃まで、次いで1030℃ に1時間; 4.1℃/minの速度で1030℃から1050℃まで、次いで1050℃に 1時間。
最後に棒材をヘリウム流中で30分間1200℃に加熱して下記組成のひび割れ のない透明なガラス・サンプルを得た。
重量%:5iOz 53.8i Aji!z(h 11.4; C5z025. 3;Tfzo 9.5 モ)Lt%:5i02 80; AfzO+ 10i C5z08 i Tlz O2ぎ度; 2.8 ; n =1.50 例 3 4.75mJのE tOHに0.25m1の水をン昆大したものを40m1の溶 液5AC2に添加した。なお、例2に比較して、ゲル化に必要な水の使用量は例 2の場合の178でしがない。次いで0.15m1の0.5NH(Jを添加し、 ゲル形成のため2日間この混合物を放置した。
脱型し、例1.2で述べた条件下で14日間68°Cで乾燥させた後、サンプル に下記熱処理のいずれが1つを施した。
1.1.1℃/In1nの速度で25℃から650℃まで;650℃に2時間 2.1℃/lll1nの速度で650℃から930℃まで;930℃に5時間 n、1.1℃/+inの速度で25℃から450℃まで;450℃に30時間 2.1℃/minの速度で450℃から750°Cまで;750℃に10時間 3.1°C/+inの速度で750℃から920℃まで;920℃に2時間 Ill、1.2℃/minの速度で25℃から650℃まで;650″Cに2時 間 2.1℃/+inの速度で650℃から850℃まで;850℃に6時間 3.1℃/minの速度で850℃から1030℃まで; 1030℃に2時間 上記熱処理Iを施されたサンプルからは透明だがひび割れが顕著な、衝撃で粉砕 されるガラスが得られた。処理■及び■を施されたサンプルもひび割れを有し、 半透明(不透明)な様相を呈したが、このような様相はガラスの表面結晶による ものと考えられる。“bloating (膨張)”現象、即ち、揮発性生成物 の茶気放出に起因する材料の膨張または発泡は認められなかった。
上記処理■を施したサンプルを粉砕して得たガラス粒子(“クラム”)を加圧焼 結型に充填し、60分間に亘り1200℃で4t/CIIIの圧力を作用させた 。その結果、例2の場合と同様の予備成形体が得られたが、焼結に利用する温度 はガラスの正常な溶融温度よりもはるかに低く、顕著な量の酸化セシウム及び酸 化タリウムを蒸発させるには不充分な温度であっ例1の場合と同様の要領で以下 に述べる成分から下記溶液り、E及びFを8周製した(タリウムエトキシド?容 ン夜Fはグローブボックス内でP2O,の存在において無水窒素の雰囲気下でこ の有機金属化合物をイソプロパツール及びブタノールに強く攪拌しながら溶解さ せることによって得た。添加の際に結晶が形成されたが、少しずつ再溶解した) 。
D、 5i(OEt)4490.42gEtOH203,87g E 、 A Q BuzAA 、 48.76 gAcAc 2.095 g iPrOH113,17g F、TβO)、t 40.24 g BuOH75,0g iPrOH40,0g 溶液りに溶液E及びFを順次添加することにより、下記重量比で上記成分を含有 する混合物(SAT4)を得た。
EtOH28,6; 5i(OEt)a 26.7 ; 1PrOH21,5;  BuO)I 10.5 ;アセチルアセトン0.3 ; A2BuzAA 6 .8 ; T1’OEt 5.6゜100 m Aの混合液5AT4に種々の比 率で水性エタノール80/20(V/V)を添加し、充分に混合した後、ゲルが 形成されるまで室温で放置した。始発条件及び結果は次の表Hに示しゲルのサン プルを型から取出した後、温度をゆっくり、しかも規則的に85℃まで上昇させ ながら、乾燥器で3日間乾燥させた。こうして純粋かつ透明な、やや青味を帯び た乾燥ゲルの棒を得た。
このサンプルに空気中で下記のような熱処理を施した。
1℃/winの速度で20℃から920℃まで;920℃に2時間6℃/11i nの速度で920℃から980℃まで;980℃に2時間その結果、無色で完全 に透明な、気泡のないガラスのサンプルを得た。僅かながらひび割れが認められ た。下記条件で、別のサンプルを調整し緻密化した。
1℃/minの速度で20℃から800℃まで;800℃に4時間1褌/min の速度で800℃から920 ’Cまで;920℃に5時間1℃/minの速度 で920℃から950℃まで;950℃に5時間このサンプルはSiO□を85 モル%、残り成分A f 2Ch及びTf□Oをそれぞれ7.5モル%含有した 。密度3.2、n=1.55゜ひび割れは認められなかった。
換処理後に、例1の加熱処理4のようにして最終的な高密度化を実施した。未だ 多孔性のままのガラス捧で陽イオン交換を行えば、完全に高密度化されたガラス で行うよりも迅速にかつ深く交換が進行する。従って、棒の周縁と中心の間に現 われる屈折率変化プロフィルは、もし処理を余りに長時聞続けたり、温度を高く し過ぎたりすると理想の曲線から程遠いものとなる。所定プロフィルの曲線を得 るための正確な条件は公知の実験によりケース・ハイ・ケースで容易に決定する ことができる。
以下余白 国際調査報告 −I、$11<II’W’ltm入◇花xTo riΣ INT ERNATrONAL 5EAJICHRE’;’ORT 0NZNTERN入 τZONAjl、APPLZCAτZON No、 PCで/CUE 8500 03a (SA ’ 88137)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.60〜95モル%のシリカ及び少なくとも2モル%のアルミナを含有し、残 りの成分が変性金属Ag,Tlの酸化物の少なくとも一方から成ることを特徴と する酸化硼素を含有しないアルミノ珪酸塩光学ガラス。
  2. 2.変性金属がセシウムをも含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のガ ラス。
  3. 3.アルミナの比率が2〜20モル%、変性金属酸化物の比率が3〜20モル% であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のガラス。
  4. 4.可変屈折率光学導波路の予備成形体製造を目的とする請求の範囲第1項から 第3項までのいずれかに記載したガラスの利用において、ガラス中に拡散させる ことにより変性金属の1つを単数または複数の他の金属陽イオンと部分交換する ことを特徴とする利用。
  5. 5.他の陽イオン、特にナトリウム、リチウムまたはカリウムを含有する溶融塩 に円筒状ガラスロッドを浸漬することにより交換を行うことを特徴とする請求の 範囲第4項に記載の利用。
  6. 6.水、金属アルコキシド混合物の作用でゲル化し、このゲルを乾燥及び熱処理 により硬化して得た未だ多孔性の構造を有するガラスに対して前記交換処理を施 し、この変換処理の後、最終的な熱処理により高密度化して透明ガラスを得るこ とを特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載の利用。
  7. 7.前記最終熱処理を約900℃乃至1400℃の温度で行うことを特徴とする 請求の範囲第6項に記載の利用。
  8. 8.Si,Al及び変性金属Ag,Cs,Tlの低級アルコキシド混合物を水で 処理することによりこの混合物の一体的なゲルを形成し、これを乾燥させ、加熱 することによって徐々に変形させ、当初の多孔性かつ乳白色の塊まりから次第に コンパクトに、最終的には完全に高密度化され、ガラス化した、透明で極めて純 度の高い塊まりとすることを特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいず れかに記載したガラスの製法。
  9. 9.多孔性かつ乳白色の段階で塊まりを溶融金属塩の浴で処理することにより、 これらの金属の酸化物を添加することを特徴とする請求の範囲第8項に記載の製 法。
  10. 10.前記金属塩がAg,TlまたはC3の塩であり、この処理の結果、すでに 塊まり中に存在するこの変性金属の含有率が増大することを特徴とする請求の範 囲第9項に記載の製法。
  11. 11.塊まりの多孔度が少なくとも20%(V/V)であることを特徴とする請 求の範囲第9項に記載の製法。
  12. 12.マイクロレンズ、または熱間引抜きによるオプチカルファイバの製造に利 用可能な、請求の範囲第4項及び第5項に記載した処理で得られる光学用予備成 形体において、半径方向に可変の屈折率を有し、導波路中心と周縁との屈折率差 が1乃至15%に達することを特徴とする光学用予備成形体。
JP60500960A 1984-03-07 1985-03-04 アルミノ珪酸塩光学ガラス Pending JPS61501320A (ja)

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CH1131/84-9 1984-03-07
CH1131/84A CH657118A5 (fr) 1984-03-07 1984-03-07 Verres optiques aluminosilicates.

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