JPS61501144A - 石油貯蔵および運搬設備 - Google Patents
石油貯蔵および運搬設備Info
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- JPS61501144A JPS61501144A JP60501018A JP50101885A JPS61501144A JP S61501144 A JPS61501144 A JP S61501144A JP 60501018 A JP60501018 A JP 60501018A JP 50101885 A JP50101885 A JP 50101885A JP S61501144 A JPS61501144 A JP S61501144A
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- Japan
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- chamber
- oil
- equipment
- dome
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D88/00—Large containers
- B65D88/78—Large containers for use in or under water
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
石油貯蔵および運′m設備
11匹11
この発明は原油の海り貯蔵に関する。より詳細には、この発明は原油の水中貯蔵
と、この原油の輸送船舶への運搬についてである。
発明の背景
珊太し続ける世界的な原油需要に応するため、様々な海底の場所で新しい予備保
留地が発見され開発されでいる。
より近づきやすい大陸の予備保留地が使い尽されるにつれて、装備と、これらの
海底の予備保留地を発見し、掘削し、生産し、位置づける方法の進歩が続けられ
ることが期待されている。
既知の方法のいずれかにより海底予備保留地が位置づけられると、1つまたはそ
れ以上の産出井戸を掘削することが必要である。典型的には、相互に近接して間
隔をあけた複数個の産出井戸が適当な海面の船舶から掘削され、その後蓋をされ
る。その後ある時点で、あるいは生産井戸に蓋をする代わりに、井戸から湧き出
る原油は陸上の貯蔵設備まで延びるバイブラインに組合わされ結合される。これ
に代わる方法として、石油の流れは海面に延びる上昇管内に結合される。原油は
陸上の貯蔵設備または海上の上昇管から、タンカーなどの輸送船舶に積み込まれ
る。
産出井戸から集められた原油を陸上の貯蔵設備にバイブで送ることに関連した欠
点は、探検が陸から遠ざかるにつれ、パイプラインの全長のみでなく、遭遇する
海底の地形にも基づいて、適当なパイプラインの設置がより高価になる。500
0フイートのオーダの深水中で産出井戸が掘削される場所などでは、適当なパイ
プラインの設置は経済的あるいは物理的に実行不可能である。
産出井戸からの流れを上昇管に組合わせる代替の方法が用いられた場合は、他の
欠点に遭遇する。よくあることだが、産出井戸から組合わされた流れは、定位置
に停泊中の輸送船舶を迅速に満すには不十分な流量である。タンカーへの積込み
の問題は、迅速な積込みと上昇管からフックを外すことが極めて重要になる、悪
天候下でより高まる。ざらに、上昇管は船積に障害を与えるかもしれず、あるい
は船舶が万−上界管に衝突した場合、あり得る石油の流出の起因どなるかもしれ
ない。
したがって、1つまたはいくつかの産出井戸からの原油を受取り、貯蔵し、需要
に応じて輸送船舶を迅速に満すよう積み出すのに応用される、海上の石油貯′R
および運搬設備の必要があることは認められるだろう。貯蔵設備は建設と位置づ
けが経済的になされなければならず、石油流出に対しては安全でなければならず
、船積の障害となってはならない。さらに、貯蔵設備は、簡単に使用できるもの
でなければならず、原油を分配する手段を含み、これはポンプを必要としない手
段を含んでもよい。
したがって、この発明を実施することにより、1つまたはいくつかの、海底に位
置する産出井戸から原油を受取り貯蔵するように適合される、海上の貯蔵、13
よび運[1備が提供される。この設備は海底に位置し、原油を受取り貯蔵する室
を限定する、実質的に中空の内部を有する。外殻が室を損傷や石油の漏出、滲出
から守る。
1つの実施例では、貯蔵設備は、外壁と内壁を有する楕円形のドームを含む、、
原油を受取り貯蔵する密室を限定する内壁は、外壁から内側に間隔をあけてあり
、それによってその間に閉じたポケットができる。その頂部または頂部付近で、
室はポケットに連通し、このポケットはドームの底付近で海と連通ずる。原油を
ドームから積み出すため、設備は、船積に障害を与えず、また氷の中で凍らない
よう、タンカーへの積込みの間を除いて水中に入れられたままの、積出し機構を
含む。
貯蔵設備を位置づけるためには、まず掌がタンカーまたはその類似物からの原油
で満され、ポケットは設備を水中に沈めるため海水で充満される。設備が海底に
確実に置かれると、実質的に海底に存在する圧力水頭に等しい圧力で空白に押し
入る圧縮空気により、ポケット内の水はそこから押出される。圧縮空気はポケッ
ト内の水を入れ換え、移動気泡を規定する。それ以降、室は、圧力下の室に絶え
間な(原油を供給する1つまたはいくつかの坑口に相互に接続される。
前述の移動気泡の結果、原油は圧力下の室に貯蔵され、サービスするのが困難で
費用のかかる水中ポンプを用いることなく、積出し機構を通って海面の船舶に積
出される。
さらに、外壁は設備にバラストを、移動気泡に通路を与えるだけでなく、室をi
nから守り、石油が周囲に漏出することを防ぐ。付加的な特徴は、室内の原油の
重さが設備を、タンカーを係船する安全な錨にすることである。
別の実施例では、貯蔵設備は、所望される形状と大きさを規定する多面体形のモ
ジュールの組立によって建設される。内部のモジトルは貯蔵室として集合的に機
能するように適合される。好ましくは、経費の観点から、内部のモジュールは大
量生産の強化中空コンクリートの14側面多面体で実現される。内部モジュール
は、その構造が貯蔵室どして機能するように、近接のモジュール間に共通の通路
を有する、3次元の格子状の構造で組立てられる。
貯i至を規定する内部モジュールを損傷から守り、石油の漏出を防ぎ、設備を海
底に保持するのに十分なバラストを与えるため、外部の保護殻が提供される。外
殻は上述の内部モジュールと同様の中実な、または厚い壁のモジュールであって
もよい。外部上ジュールは合体され、3次元の格子状の構造で、所望される保護
外殻を形成する。
1つまたはいくつかの産出井戸からの原油は、貯蔵室に流れ込み、産出流電によ
って次第に室を満す。設備からタンカーへ石油を排出または積出すには、貯蔵室
から積出し閤構を通って、ポンプが原油を供給する。
貯蔵設備を多面体形のモジュールで建設することにより、用い得る犬山生産技術
のため、設備は建造が比較的安い。
さらに、好ましい14面モジュールは、5000フイートのオーダの深さにもな
るであろう井戸の場所に存在する圧力に抵抗可能で、本来丈夫である。
詳細な説明
図面に転じると、第1図はこの発明に従った、水中の石油貯蔵および運搬設備2
0の好ましい実施例を図示する。
設備20は、海底に各々適当な坑口24を有する1つまたはそれ以上の産出井戸
22から石油を受取り貯蔵するように適合されている。配lF26は各坑口24
から海底に沿って、通常クリスマスツリーと呼ばれる(示されていない)弁配置
に通じ、これは、同じく海底に配置された閉じた器28内に配置されてもよい。
クリスマツリーは、井戸22からの流れを、設備20に石油を供給するように適
合される地下の充填線30と結合する。石油を井戸22から設備20に運搬する
には、当然のことながら、様々な他の方法が使用可能であることは理解できるで
あろう。
また、設備20が産出井戸22と関連して示されている一方で、これはまた、戦
略的石油備蓄地として、すなわち、たとえば国家的危急の場合などに、石油が必
要になるまで、海上のタンカーや、パイプラインから石油を満され貯蔵する機能
を果たすことがわかる。
上述のように、設備20は原油を受取り貯蔵するように適合される。これらの井
戸22からの石油産出速度は、減少した流量であるので、海面のタンカー32に
直接運搬するには適当でない。タンカー32を、積込みの間長い時間停泊させ、
または定位置に留まることを要求するのは、特に悪天候下では、実行できないで
あろう。設備20はまた、1年のうち氷が設備20への接近を制限したり、完全
に絶ってしまう期間にも、原油を受取り貯蔵するのに好都合である。
したがって、設備20が井戸22に近い位置に沈められ、比較的大きな許容量を
有し、タンカー32が不適当に長い時間定位置に留まらずに済むよう、原油を迅
速に効果的に積出す能力を有するように適合されることが望ましい。好ましくは
、原油の積出しはポンプなしで為遂げられるべきである。関係する深さのため、
積出しポンプは海底がその付近に設置されなければならない。したがって、潜水
艦やその類似物が必要とされるので、ポンプとそれに関連した装備をサービスす
ることは費用がかかることを、理解できるであろう。
第1図に示されるように、設備20は主に、内部の室36を備えた貯蔵ドーム3
4と、一般に38で示された積出し機構からなる。積出し機8138は、下で詳
細に述べられるように、船積に障害を与えないよう、また船積や流氷、あるいは
それに似たものからの損傷を防ぐため、使用しないときは水中に留まっている。
ざらに、極地の環境では、積出し機構38が水中に沈んでいることは、機構が氷
の中で凍結するのを防ぐ。積出し機構38は、積出し機構38に表示ブイ線42
によってつながれた、海面表示ブイ40企含む。表示ブイ40は設備20の位置
を示す。
図面から認め得るように、ドーム34は、海底に置かれ当然のことながら、ドー
ム34は半球状やそれに似たちのなど、他のどんな適当な形状であってもよいこ
とは理解されるであろう。井戸22の場所が不適当な場合は、浚渫等の何らかの
整地が必要となるであろう。
ドーム34は、たとえば乾ドック設Sひ建造され、楕円形の形状と、スカート4
4の外側の周囲を規定する外壁46(第2図ないし第4図)を有する。好ましく
は、外壁・16は強化コンクリートで形作られるが、他の適当な材料も用いるこ
とができる。外壁46は閉されており、ドーム34に入る海水に対する障壁を備
える。加えて、外壁46は、ドーム34がタンカー32の錨として動くことを可
能にするバラストを提供し、至36を損害から守る。
内壁48は外壁46から内側に間隔をあけられである。
外壁46と同様、内壁48も好ましくは強化コンクリートで形作られ、閉されて
、原油を受取り貯蔵する空36を規定する。内壁48は形状は楕円形で、上方の
結節点50によりその最上部の範囲で外壁46と相互接続され間隔をあけられて
いる。上方の結節点50は本質的に内壁と外壁48と46の交点を意味し、好ま
しくは強化コンクリートで形作られ、外壁と内壁46と48のどちらか、または
両方と同時に作られる。
さらに室36を支持しスカート44の内側の周囲を規定するため、ドーム34は
リング51を含む。リング51は、好ましくは強化コンクリートで形作られ、下
方に延びて、室36のおよそ正接で底45と交差する。外946の下方の範囲と
組合わさって、リング51と底45はスカート44を規定する。
第1図および第2図で見られるように、リング51内の室36の下方の間隔は、
これ以降その目的が明らかにされる、ボウル形の下方の空所53を規定する。そ
れに加えて、外壁48とリング51の間の間隔は一周する空所55を作る。上述
の空所53と55に連通を与えるため、リング51は上方と下方にそれぞれ複数
個の開き口56と58、を有する。上方の開き口56は内壁48に近接の位置に
あり、内壁48に対しおよそ接線をなすよう、いくらか下方に角度がついている
。下方の開き口58は底45に近接して置かれ、実質的に水平である。
特に第2図において理解できるように、下方と、−周する空所53および55は
、共同して閉じたポケット54を規定する。ポケット54は内壁48の下側から
上方の結節点50まで延びて内壁48を取囲む。
ドーム34全体について述べると、ドーム34の外側の境界と、室36の間がこ
れ以降総容積として言及する、ある容積を規定することが叩解できる。また、ポ
ケット54の意味する開放容積は総容積の一部であることも理解できる。適正な
バラストと、これ以降に述べられる設備20の動作のためには、利用可能な開放
容積、すなわちポケット54の容積と、総容積との間のvJ合(これ以降空所率
という)は約0.5、好ましくは0.563になるべきことが測定されている。
設備20の他の特徴と協働し、原油を室36からタンカー32へ上げるため、ス
カート44は各々外壁46を貫通する複数個の出入口64を備える(第2図およ
び第4図)。
各出入口64は、設備20が海底に静止する際に、砂などで八日64が塞がれな
いよう、底45の近くではあるが上方に位置づけられる。ドーム34の設置場所
への運搬の間は、ドーム34に適当な浮力とバラスト特性を与えるため、開き口
と出入口64の、1つまたは2つ以上を閉じることが必要であろう。ドーム34
を水中に沈め、後に述べられる動作のために、すべての出入口64と開き口があ
けられて、海水が各区分58に出入りすることを可能にする。
至36とポケット54の間に連通を与えるため、内壁48は上方の結節点50に
いくつかの穴66を有する。
原油を配給するため、室36とタンカー32の間に導管が必要である。ドーム3
4は水中1000フイートあるいはそれ以上の所に位置するので、海面ポンプは
使用すべきでない。水中に配置された、または室36からタンカー32へ配置さ
れたポンプは、サービスし、保守し、動力を与えるのが困難であり費用がかかる
。したがって、設備20はポンプを必要としない、室36からタンカー32へ積
出す手段を与えられる。
原油がそれを通して上げられる導管を提供し、下で完全に述べられる、ドーム3
4の最初の充満を与え、またタンカー32に係船設備を与えるため、第9図ない
し第12図に示される積出し機構38が提供される。積出し機構38は、船積に
障害を与えないよう、また船が積出し機構38に衝突することのないよう、使用
しない期間は完全に水中に沈んだまま保たれるよう適合されている。また、沈め
られた積出し機構38は、氷に閉されたり、氷の中での凍結を被ることがない。
理解できるように、積出し機構38の損傷は石油の流出につながる。
積出し機構38はドーム34の頂部に固定されたベース68を含む。ベース68
はボルトまたはその類似物で固定されてもよく、そこから上部の結節点50を通
って室36に通じる積出し管70を有する。積出し管70は、第1図および第2
図に示される1ように、′g36の下方へ延び、その下方端部の北方に終点を有
する。室36内に入るがもじれない屑が、積出し管70に入ったり、塞いだりす
るのを防ぐため、この終点に足が備えられてもよい。積出し管70は上方の結節
点50内で密封され、第9図で示されるようにベース68のずぐ上方で適当なフ
ランジまたはその類似物で終結する。
海流がいかなる方向から積出し機構38に関わり曲げる力を与えるかもしれない
ので、積出し機構38は、上述の海流に対して機構を傾は回転させることを可能
にするように適合されたジンバル73を備える。機構の回転は表示ブイ線42が
機構に絡むのを防ぐために重要である。ジンバル73は、複数個の軸受75でベ
ース68に回転可能に支持されたテーブル74を含む。管70はテーブル74の
上方に突出する。
テーブル74は実質的に中実のディスクであるように示されているが、管70を
よりよく適用させるために、リング形にすることもできる。下部ヨーク76が、
共に回転するようテーブルに固定されている。下部ヨーク76は、1対の、同軸
上に配置され7jビン77を経由して、箱78を支持する。ビン77は下部ヨー
ク76に回転可能に設けられ、箱78が軸Aについて旋回することを可能にする
(第10図)。次に箱78は別の1対の、同軸上に配置されたビン82を経由し
て、上部ヨーク80を支持する。ビン82は上部ヨーク80に回転可能に支持さ
れ、上部ヨーク80が、軸へに直交して配置された軸Bについて自由に旋回する
ことを可能にする。上部ヨーク80は板84の下側に装着されており、これはジ
ンバル73の効により軸AおよびBのどちらか、あるいは両方について、自由に
回転し旋回可能である。
管の成る長さのものから形作られた4つの[11186が板84に固着されてい
る。脚は板84とドーム34から上方に延び、その最上端でブラン1−ホーム8
8に装着される。各脚86は、プラットホーム88が船や氷に関わりを持たない
よう、プラットホーム88を水面下の深さに位置づけるような長さである。倒潰
を防ぐため、脚を緊張状態に保守し、また脚を垂直に配向させるように適合され
たバラストタンク90が、プラットホーム88に設けられる。理解されるように
、ジンバル73は、脚−プラットホーム構造が海流に対応して回転し旋回するこ
とを可能にする。
室36から原油を分配する手段を提供するため、ホースリール92が脚86の間
に、脚86に沿って垂直に移動可能に配置される。リール92に一部分巻かれて
供給ホース94があり、これはホース94が回収され原油をタンカー32に供給
できるよう、充分な程度の緩みをもって、積出し機構38から海面へ延びるのに
充分な長さである。ホース94の一方の端は、浮力があるが、積出し機構38が
使われていないときには水中に留まっている供給ブイ96に据付けられる。第1
0図に示されるように、プラットホーム88は、供給ブイが水面に向って移動す
るよう離されたときにホース94を導くための、適当な開口部を備えてもよい。
下で述べられるように、タンカー32が交36からの原油の積込みを所望する場
合、積出し機構38は、り一ル92に水平ずれを補償された供給ホース94を保
持しながら、供給ブイ96が海面へ上方に浮ぶことができるように操縦される。
積出し管70とホース94の間に連通を与え、積出し機構にジンバルの動きを可
能にするため、第10図および第11図に示される配管システムが提供される。
管70から短い供給ニルボウ98が第1の上昇管100に接続されている。第1
の上昇管100は第1の連結部104を設ける第1のニルボウ102で終わる。
第12図に示されるように、第1の連結部104は、連続された管の相対的な回
転を可能にするように適合される。したがって、第1の連結部104は半球状の
ソケット108を含む雌管106を有する。ソケット108はフランジ110で
終結する。相対的な回転のため、ソケット108に受止められるのは雄管114
であり、より詳細にはその球116である。この事例では第1のニルボウ102
が雄管114の代わりになってもよい。球116をソケット108内に保持する
ため、実際上は、半球状の保持物118が球116をソケット108内に止めて
おく。保持物118はボルトやそれに類似したものでフランジ110に接続され
るように適合されたフランジ120を有する。リングシール122および123
は、第1の連結部104からの石油の漏出を防ぐため、それぞれフランジ110
,120と、保持物118内の球116のまわりに提供される。理解できるよう
に、第1の連結部104は、雄および雌の管106と114が軸Aについて同軸
的に、相互に関連して回転し、その軸についてジンバルの動きを調節することを
可能にする。第1の連結部104から、第2のニルボウ122が水平に配置され
て第2の連結部124につながる。第2の連結部124は第1の連結部104と
同じものであって、相対的な回転のため、第2のニルボウ122を垂直に配置さ
れた第3のエルボウ126に接続する。したがって第2と第3のニルボウ122
J5よび126は軸Bを中心に自由に回転し、その軸についてジンバルの動きを
調整する。第9図で示されるように、第3のニルボウ126からは、第2の上昇
管128が板84を通って延びる。第4のニルボウ130が第2の上界管128
に装着され、次に、原油をプラットホーム82に向けて上方に供給する導管とし
て機能している脚80の1つに接続される。プラットホーム82の付近に、原油
の供給を柔軟給送ホース94に支持するための別のニルボウ132が提供される
が、ここでホース94はプラットホームから下方へ導かれ、リール92を回って
プラットホーム88に戻り、供給ブイ96と接続されている。したがって、リー
ル92が脚86に沿って上下に動くにつれて、ホース94は海面に向って、ある
いは海面から下へ、移動することが可能である。リール92は、ホース94と供
給ブイ96の水平ずれ補償装置として機能するよう重みを付けられていることに
注目すべきである。
供給ブイ96に浮上と沈下を与えるため、リール92は第9図に示されるような
スライド136によって回転可能に支持されている。スライド136は、1対の
脚86の間を上下に摺動するように適合されている。軸138はスライド100
にリール92を回転可能に設置する。したがって、スライド100が脚80に沿
って上下に動いて供給ブイの水面浮上と沈下を可能にすると、軸138はリール
92の回転を可能にし、事実上滑車として懇能しながら、供給ブイ96がホース
94を伴なって浮上または沈下するにつれて、ホース94を渡す。リール92は
、供給ブイが解放されたとき、海面に浮上するのを可能にし、同時に供給ブイが
海面にあるとき、その水平ずれ補償装置として働くよう、供給ブイ96およびホ
ース94よりわずかに浮力が少なくなるよう重みを付けられている。
供給ブイ90の浮力は、スライド136が常態ではプラットホーム88に向って
上方に動くよう促すほどである。
スライド゛136のプラットホーム88への動きを抑制し、スライド136を下
方に動かして供給ブイ96を沈下させる手段を提供するため、第9図に最もよく
示されるように、表示ブイ線42が供給ブイ96に接続されている。表示ブイ線
42は、プラットホーム88上に設けられた一連の滑車140から142を回っ
て通る。積出し機構38の回転は、表示ブイ線42が積出し機構38の他の構成
要素に絡むのを防ぐ。
供給ブイ96を海面に上げるため、タンカー32の乗員は表示ブイ線42を回収
し、表示ブイ40を取外し、線に適当な長さの導1!1114’4を装着する(
第14図)。導線144はタンカーから手繰り出され、供給ブイ96の浮力のた
め、スライド136は脚80に沿って上方に動き、それにつれて供給ブイ90が
海面に上がる。供給ブイ96が海面に到達すると、タンカー32の乗員は供給ブ
イ96を回収し、第15図に示されるように、そこに給油線146を接続する。
弁を開けると、室からの原油は積出し機構38と給油線146を通って、最後に
タンカー32に流れ込む。
室36からの積出しが完了すると、供給線146は接続を絶たれ、巻上げ機構ま
たはその類似物が、導線144と装着された表示ブイ線42を回収する。導線1
44の回収はスライド136を下方に引き、供給ブイ96を沈ませる。
供給ブイ96がプラットホーム82に達したとき、表示ブイ線は海面にある。導
線144は切離され、表示ブイ40が再装着されて海に投入される。
表示ブイ40はその内部にもそれ自身にも、スライド136をその最下方の位置
に保持するには不充分な浮力を有するかもしれないので、スライド136が上方
に動くのを防ぐため、表示ブイ線42をラッチする手段が必要とされる。また、
表示ブイ線42が滑車140ないし142を回って移動し、供給ブイの海面浮上
のためスライド136が上方に動くのを可能にするよう、表示ブイ線42を解放
する手段も必要とされる。表示ブイ線42の解放に関連して、表示ブイ線42の
解放することが、結果としてタンカー32を設備20へ係船することになれば好
都合である。したがって、第13図および第14図に移ると、積出し機構42へ
の一例のラッチ機構148が示されている。
ラッチ機構148は、表示ブイ線42を通る、プラットホーム88に設けられた
スリーブを含む。スリーブ150は、表示ブイ線42をよりよく受取り、導くた
めに、上方に向けられた一方の端152を有してもよい。一方の端152に、こ
れ以降明らかにされる目的のため、環状のカラー154と頂部開口部156が与
えられる。スリーブ110の外側上方に、支持物158が設けられ、これはリン
クアーム160に支点を与え、設ける。リンクアーム160の一方の端は頂部の
開口部156を通って延び、表示ブイ線42を渡るよう二叉に分かれるフィンガ
ー162を規定する。リンクアーム160の他方の端はスリーブ150を通って
延び、表示ブイ線42のどちらの側にも延びるよう二叉に分かれたフォーク16
4を規定する。第13図に示された位置では、表示ブイ線42は、スライド13
6がプラットホーム88に向って上方に動くのを防ぐ、ラッチ機構148に保持
されている。表示ブイ線42を保持するため、表示ブイ線42上にノック166
が備えられ、ノック166はフォーク164と係合して表示ブイ線とスライド1
36の動きを防ぐ。リンクアーム160と、第13図に示されたラッチされた位
置を維持するため、リンクアーム160とスリーブ150の間にばね168が提
供されてもよい。
表示ブイ96を水面に浮上させ、同時にタンカー32を係船する手段を与えるた
め、表示ブイ線42を解放するために、第13図および第14図に見られるよう
な突刺し嵌装置72を備えた係船線170がその端に提供される。場所に到衿す
ると、タンカー32の乗員は上述のように表示1イ40を回収しそこに導線14
4を接続する。4線144はタンカー32上の適当な巻上げ機に接続される。船
員はまl、:、表示1イ線42のまわりに突刺しノ嵌装置72を装着するが、突
刺し衣装は浮力がなく、イこに固着された係船線170を有する。突11シ嵌装
置72は1つが2つ以上のばね仕掛けのフィン174を備え、突刺し嵌装置72
は表示ブイ線42に沿・ンて下方へ滑らせられる。スリーブ1!□50に遭遇づ
゛る際に、フィン174は押し下げられて突刺し嵌装置72がカラー154を通
り、フィンガー162と係合することを可能にづ゛る。最終的に突刺し嵌装置7
2がスリーブ150に入ると、フィン174は拡がり突刺し嵌装172をスリー
ブ150内にロックするとともに、後に続く室36からの積出しのため、タンカ
ー32を設備に係船する。突刺し嵌装置72とフィンガー162の接触は、リン
クアーム160の旋回を引起こし、ノック166を解放し、表示ブイ線42と導
線144の繰り出しおよび供給ブイ96の浮上を可能にする。
積出し手順の終了に際しては、導線144が回収され、表示ブイ線42を引き、
供給ブイ96が沈められる。ノック166が突1111 L嵌装置72と係合す
ると、導線の回収が終了する。その後、突刺し嵌装置72をスリーブ150から
解放するため、係合してフィンを引込ませるような解放カラー176が、表示ブ
イ線42を下へ送られる。その後文11シ嵌装置72と係船線170は回収され
、リンクアーム160を経由して、ラッチ機構が再び表示ブイ線42を制止する
。表示ブイ40は表示ブイ線42に再装着され、海に没入される。当然のことな
がら上述の積出し機構38およびラッチ機構148は限定を意味するものでない
ことは理解でざるであろう。他の適当な装置や方法が使用可能である。
第2図ないし第4図、lI3よび第6八図ないし第6C図に戻ると、設備20と
、より詳細にはドーム34の動作が説明される。位置に到着すると、至36は始
めに石油で満される。その後出入口64と開き口が開けられて、ポケット54へ
の水の浸入を許し、ドーム34を所望の位置へ下降させる。下降の前に、積出し
機構38はその側部に海面上で組立てられ、ドーム34に装着される。ドーム3
4が海底で静止する頃には、ポケット54はほとんど完全に海水で溢れている。
供給ブイ90を上述の方法で回収すると、海面の船舶からの圧縮空気が、ホース
88を通ってドーム34を満すために強制的に下に送られる。圧縮空気は室36
に入り、泡となって上方に上がり、穴66を通って、海水を、出入口64および
上方と下方の開き口56および58を通って、ポケット54から外へ押出す。ポ
ケット54から海水が一掃され、水面に気泡が上がることでそれが示されると、
圧縮空気の流れは止められ、供給ホース94は適当な石油タンクに接続される。
ポケット54内の圧縮空気のおかげで、積出し機構58が石油で満され、これは
安全にタンクに排出されて流れが止められ、室36内の石油とポケット54内の
海水の開放表面は、実質的に第6C図で示されるようになる。ドーム34内の空
気は、出入口64の海水圧力水頭と等しい圧力である。室36から押出された石
油は穴66から入る圧縮空気に取って換えられ、一方海水は出入口64から入る
。その後、供給ブイ96は沈められ、気泡の圧力よりも大きな油圧を有する坑口
24が開かれて、室36を再び満す。室36内の石油およびポケット54内の海
水の開放表面は、第6A図に図示されたようになる。室36からの石油の排出の
間は、圧縮空気の泡はポケット54を占め、石油を圧迫しながら、穴66を通っ
て室36に移り、一方海水が再びポケット54を満す。第6A図に示されるよう
に、室36が実質的に空になると、石油の開放表面は最も低い位置になり、室3
6は坑口24からの原油を受取る用意が整う。至36が原油で満されるにつれ、
室36内の圧縮空気の泡は置換されて、穴66を通って代わりにポケット54内
の海水と入替わる。空36が、第6A図で示されるように、実質的に原油で満さ
れると、気泡は再び、実質的にポケット54からすべての海水と入替わる。
ポケット54内の圧縮空気の泡は、原油を、ポンプ等を必要としないで、室36
から海面に上げるのに必要な力あるいはエネルギを提供する。ポケット54と至
36の形のため、空気の圧力は室内の原油の水準によっていくらか変化する。し
かしながら、原油の水準に関わりなく、設備20は供給ブイ90内の弁を開ける
だけで自動的に簡単に積出しができる。気泡は原油を、タンカー32の迅速な積
込みと一致する流量で、海面に押出す。したがって、設備20の積出しは簡単で
、サービスするのが困難な水中ポンプなどの機械的装備に依存しない。
第5図を参照すると、ドーム34の見本の特徴が与えられる。以下は例示のため
であって限定を意味するものではない。第5図のドーム34は、水深1000フ
イートの位置にある。室36の半長径Aは70フイートであり、−乃至36の半
短径は41.5フイートである。外壁46の半長径りは98.4フイートであり
、一方外壁46の半短径Eは60フイートである。外壁4Bの中心線偏差は8.
5フイートであり、底44と出入口64間の間隙は8フイートである。ドームの
空所率は0.563であり、原油密度は1立方フイートあたり51.00ボンド
、一方コンクリート密度は1立方フイートあたり164ボンドである。前記に基
づき、設備20の動作の、11の特定の事例が、第1表に表示されている。上記
の寸法を与えられたコツ/クリートの乾燥状態重量は0.11554X109ボ
ンドと憶測されている。海底が高さの基準である。
第1表で、事例11は、ポケットが完全に水で満され、室は実質的に石油が空に
なった状態を表わす。この状態では、苗の上部と穴の距離は無視できると仮定し
て、ポケット内では水は海底から約101フイート士である。室内に完全に存す
る圧縮空気の圧力は約399.6PS1であり、151.462バレルの石油貯
蔵容量に対して、■およびVINr表わさレル、0.85034X10′′立方
フイートの容積を占める。ポケットは完全に水で満されているので、その中の空
気の容積は0である。
室内の原油の高さを表わすH3欄は8.5フイートであり、圧縮空気の泡が積出
し機構を通ってL方に放出されないよう、積出し管の¥72が沈んだまま保たれ
ること舎確実にする。
P411111は室の底の圧力を表わし、これはP211i1の圧力に室内の空
気容積の静止水頭を加えたものである。
P51[1111,を交から積出されると、海面の圧力は事例11において最小
の48.4PSIまで変化することを示す。
最後に、水は石油よりも重いため、ドームの有効重量は室が空のときに最大とな
る。
第7図および第8図に移ると、ドーム34およびその室36の力の配分が示され
ている。第8図に示されるように至が空のときは、外壁46を横切るカは均衡で
あり、一方ポケット54内の水柱または静止水頭のため、内壁48には圧縮力が
分配される。第7図に示されるように室36が石油で満されているときには、ポ
ケット54内の圧縮空気が、外壁46上の、外側に向いた圧力の網180の起因
となり、室内の原油の静止水頭が、内壁48への外側に向いた圧力の網の起因と
なる。ポケット内のエアポケットは、出口で表わされるレベルの尚の圧力と等し
いので、外壁への海の静止圧力水頭が出入口からドームの頂部に向って減少する
につれて、ポケット内に存在するこの圧力は結果どして外壁への外側に向けた圧
力となることが理解できるだろう。理解できるように、内壁および外壁に課され
た圧力は流体水頭に由来するものである。したがって、たとえば半球状よりも楕
円形の形状を5えることにより、最大の貯蔵容量を保ちつつこれらの圧力を極小
化することができる。
ドーム全体の寸法は、それが用いられるべき所望の深さに関連して変化プること
が理解できるであろう。
第16図に移ると、設備ドーム34の代替の実施例が示される。第16図のドー
ムは内壁と外壁を相互接続し、支持するための、一連の連結器1.84を含む。
連結器184はケーブルであってもよく、あるいは、ねじ山のついた端を有する
ロッドで、ロッドを緊張させるためにねじ山のついたスリーブ等に受止められる
ように適合されたロッドであってもよい。
第17図ないし第20図では、設備200のさらに別の実施例が示されている。
設備200は複数個の中空の石油を貯蔵する内部モジュール202と、これを保
護しバラストを与える外部モジュール204f、格子状の様式で組立てることに
よって形作られる。与えられた設備200では、すべてのモジュールは実質的に
同じであり、これはモジュールの大量生産に役立ち、それによって建造費が極小
化される。
内部モジュール202は中空であり、集合的に原油の貯蔵所を提供するように適
合され、貯蔵至を規定する。モジュールを、閉じた(すなわち近接のモジュール
間に隙間のない)格子状の構成に組立てることを可能にするため、各内部モジュ
ールは多面体形をしている。好ましくは、第15図および第16図に示されるよ
うに、内部モジュール202は14面体である。より明確には、各々は、六角形
の側面206企規定する8つの側面と6つの正方形のパネル208を有する不完
全な8面体である。好ましくは、側面206とパネル208は強化コンクリート
で形作られ、意図される場所の深さに従った大きさを有する。たとえば50o○
フイートのオーダの深水中では、モジュールは5フイートの直径を有するが、一
方500フィートの深さではモジュールは10フイートの直径を有する。上述さ
れた形状と大きさのモジュールの提供により、各モジュールは本質的に圧力に対
して強固であり、貯蔵ドーム210を規定する閉じた格子状の構成に組立てられ
るよう適合される。
上で述べられたように、内部モジュール202は原油の市を保持するため中空で
ある。内部モジュール202を相互接続して、石油が内部モジュール202内な
自由に流れることを可能にするため、第19図ないし第20図に示されるような
接続手段が必要とされる。これ以降述べられる接続手段は例示のためのものであ
って、限定を意味するものでないことは理解されるべきである。
内部モジュール202の位置によって、1つまたは2つ以上のパネル208はそ
こを通る長四角形の通路212を有する。第19図に示されるモジュールは、格
子内にあり、各パネル208内に切られた、または形成された通路212を有し
、近接の内部モジュール202に連通を与えている。通路212はパネルの端か
ら間隔をあけられているので、長四角形の縁214が各通路212の縁となって
規定されている。合縁214からは複数個の孔が延び、その各々はねじ山のつい
たボルト218を緊苫に通すように適合されている。所望されるならば、これら
の孔はドリルによって形成されてもよく、あるいはこの目的のためにコンクリー
ト内にスリーブが鋳造されてもよい。構成が組立てられると、近接した内部モジ
ュール202の縁214は、第17図に示されるように、組になる。封を与える
ため、合縁214の外側の表面のまわりに金属の面板22が置かれ、その間にグ
ラウチングが配置される。
縁の内側の表面には各々孔と一直線になる穴のパターンを有する金属の枠222
が提供される。ボルト218は枠222を通り、孔とナツト224はねじを付け
られ各端で締められて、縁214を密封可能に一緒に固定する。したがって、石
油は内部モジュール202の間の通路212を通って自由に流れる。
付加的イ5支持物どjノて、1つまたは2つ以上の側面206は接続機226を
備え、これは第18図に示されるような、−コンクリート内の強化部材と相互接
続される。ねじ山のついたポルl−228を受けるため、接続板226と側面2
06に穴が通っCいる。ナツト230はねじを付けられ、各ポル1−22 Bの
両端で締められて内部モジュール202を接続する。
内部モジュール202を保護し、設備200にバラストを与えるため、第15図
に示されるように、内部モジュール202の外側で、外部モジュール204が格
子に統合される。外部モジュールは中実のコンクリートでもよく、内部モジュー
ル202よりも厚い側面とパネルを有する中空でもよい。
石油を受取るため、設備200は上述された充@線を有し、積出しのためには、
設備はやはり上述された積出し機構を含む。積出しRa3Bを通して石油を揚げ
るためには、上述の動作気泡を用いるよりもむしろ、設備200に供給ポンプ(
示されていない)が必要とされる。供給ポンプは石油を、内部モジュール202
の格子で規定された室から、積出し機構38を通って海面へ揚げる。
私はこの発明のある実施例を示したが、これ以降に述べられる請求の範囲を離れ
ることなしに多くの変更を受けられることは理解されるべきであろう。
図面の簡単な説明
この発明のこれらの、そして他の特徴および利点は、次に続く目下の好ましい実
施例の詳細な説明を参照し、添付の図面と関連づけて考慮することで、よりよく
理解され認められるであろう:
第1図はこの発明に従った海上の貯蔵および運搬設備の実施例の側面図である;
第2図は設備の横断面図である;
第3図は第1図の設備の4分割の上面図である;第4図は第3図の線4−4によ
る断面図である:第5図は第2図と同様の図であり、好ましい実施例の寸法を例
示する;
第6八図ないし第6C図は積込みおよび積出しを示す設備の側面図である:
第7図は設備が満された時点の力の側面を示す、設備の典型的な断面図である:
第8図は設備が空の場合の力の側面を示す、第7図と同様の図である;
第9図は石油を設備から船舶へ積出すように適合される、積出し機構の側面図で
ある:
第10図は第9図の積出し機構のジンバルの透視図である;
第11図は設備から石油を積出すための配管の一部の透視図である:
第12図は第11図の配管の連結部の横断面図である:第13図は積出し機構の
ためのラッチ機構の部分横断面図である;
第14図はラッチ機構のラッチの解除を示す、第13図と同様の図である:
第15図は石油積出し中の設備の側面図である;第16図は石油貯蔵、運tV設
備の別の実施例の立面図である:
第17図は多面体形モジュールの格子組みから建造された、石油貯蔵および運搬
設備のさらに別の実施例の図である;
第18図は第15図のモジュールの1つの側面図である;第19図はモジコール
の相互接続を示す横断面図である;第20図はモジュールのさらに進んだ相互接
続を図示する断面図である。
1ea−7
/==/ζ・2・
/2夛・5・
β4・6A−パリ、6g。
θ”、4,10゜
/′/ζ、//
77、; 、/’?
Claims (38)
- 1.水中に配置されるよう適合された海上の石油貯蔵および運搬設備であって: 石油を受取り貯蔵するための閉じた室を規定する内壁と、室のまわりに配置され た閉じたポケットを規定し、内壁から外側に間隔をあけられた外壁を含み、前記 内壁が室とポケット間に連通を与えるための最上部の穴を含み、前記外壁がポケ ットと水の間に連通を与える最下部の穴を含む、ドームと; 石油を室から船舶へ積出すため室から上方へ延びるように適合された導管と; ポケットと室の間で入れ変わるように適合され、海面のタンカーに石油を運搬す るため室から導管を通って海面へ石油を押出し、また室が石油で満されるのに呼 応して、室からポケットへ入れ変わる、圧縮ガスの気泡とを含む設備。
- 2.圧縮ガスの気泡が実質的に出入口での圧力水頭と同じ圧力である、請求の範 囲第1項に記載の設備。
- 3.ドームの内壁および外壁が楕円形である、請求の範囲第1項に記載の設備。
- 4.ドームが海底に静止し、内壁を支持するよう適合されたスカートを含み、ス カートが前記外壁の一部と、内壁を海底上に支持する、内壁から下方に傾いたリ ングとによって規定され、内壁の下方に閉じた空所を規定する、請求の範囲第1 項に記載の設備。
- 5.リングが空所とポケット間に連通を与える、複数個の開き口を有し、それに よって空所が気泡の入れ変わりのためポケットと共働するような、請求の範囲第 4項に記載の設備。
- 6.ドームが、内壁と外壁を相互接続し、互いに支持を与える、上方の結節点を 含む、請求の範囲第4項に記載の設備。
- 7.ドームの総容積に対する、ポケットと空所の容積の割合が、室の容積を除外 して、約0.50である、請求の範囲第6項に記載の設備。
- 8.水中の石油貯蔵および運搬設備であって:前もって選択された深さに配置さ れたドームであって、このドームが石油を受取る閉じた室を規定する楕円形の内 壁と、閉じたポケットを規定する、内壁から間隔をあけて配置された楕円形の外 壁を含み、内壁がそのおよそ最上部の範囲に室とポケット間を連通する穴を含み 、外壁がそのおよそ最下部の範囲にポケットと前記深さの水の間の出入口を含む ようなドームと: 室から海面のタンカーへ石油を伝導する手段であって、前記室が空のときには、 前もって選択された深さの圧力水頭と実質的に等しい圧力の圧縮性の液体を含む よう適合され、ポケットは実質的に水で満されるように適合されていて、室が石 油で満されると圧縮空気を穴を通ってポケットへ入れ換え、水をポケットから出 入口を通って入れ換えて、前記圧縮性のガスが石油を伝導手段を通ってタンカー へ流れさせるような手段、とを含む設備。
- 9.前記ポケットが約0.50の空所率を有する、請求の範囲第8項に記載の設 備。
- 10.前記ポケットが0.563の空所率を有する、請求の範囲第9項に記載の 設備。
- 11.さらに、タンカーを係船する手段を含む、請求の範囲第8項に記載の設備 。
- 12.伝導手段が水中に沈んだままであるように適合された積出し機構を含み、 この積出し機構が浮力供給ブイと、供給ブイを解放して水面に浮ばせ、そこに室 からタンカーへ石油を運搬するように適合された供給ホースを携行するような手 段とを含む、請求の範囲第8項に記載の設備。
- 13.積出し機構が供給ブイの水平ずれを補償する手段を含む、請求の範囲第1 2項に記載の設備。
- 14.水平ずれ補償手段が沈められた積出し機構に配置されたリールであって、 供給ブイを解放するために対応して垂直に移動可能であり、ホースがリールをま わって通って、供給ブイに達し、それによって水平ずれ補償を与えるような、請 求の範囲第13項に記載の設備。
- 15.積出し機構が垂直に配置された脚を含み、リールがそれに沿って上下に摺 動するような、請求の範囲第14項に記載の設備。
- 16.積出し機構が海流に呼応して動くようドームにジンバルでつけられている 、請求の範囲第12項に記載の設備。
- 17.ジンバルが、第1の軸について旋回する動きのため箱を設けるように適合 された第1のヨークを含み、その箱は板に装着された第2のヨークを設け、第2 のヨークと板は第1の軸と直交する第2の軸について旋回するように適合され、 板は実質的に積出し機構の残余としてそこに固定され、さらに積出し機構は石油 をタンカーへ供給するためドームと板の間に配管を含み、この配管は、配管が第 1の軸について箱とともに旋回することを可能にする第1の連結器と、配管が第 2の軸について板とともに旋回することを可能にする第2の連結器を有し、前記 積出し機構のジンバルの動きを調節するような、請求の範囲第16項に記載の設 備。
- 18.設備がタンカーを係船する手段と、タンカーの設備への係船行為に対応し て、供給ブイを沈められた積出し機構から解放するラッチを含む解放手段とを含 む、請求の範囲第12項に記載の設備。
- 19.供給ブイが積出し機構から海面の表示ブイまで延びる線につながれ、ラッ チが線と沈められた供給ブイを保持し、係船手段が、タンカーを係船するために 線に沿って沈められ、設備と接続するように適合された備品を含み、またこの備 品がラッチを解放して供給ブイを海面へ放つような、請求の範囲第18項に記載 の設備。
- 20.海底の選択された場所に、完全に沈められた状態で設置される、海上の石 油貯蔵および運搬設備であって:石油を受取り貯蔵するための閉じた室を規定す る内壁と、内壁から外側に間隔をあけられ、室のまわりに配置された閉じたポケ ットを規定する外壁を有し、内壁はその最上部の部分で室とポケットの上部端を 連通する開き口の手段を規定し、外壁はその下側の部分に、ポケットの下側の部 分とドームの外部と連通する、側部の出入口手段を規定するようなドームと、 室の内部に、室の底に近接して入口端を存する石油流導管であって、この導管が ドームの上方外側の位置まで延びてダクト手段に接続され、石油の流れがそれを 通ってドームから海面の放出位置に達するような導管と、室内に貯蔵されるべき 石油を供給する手段と、ポケットの有効液体含有容積よりも大きい、選ばれた量 の室の有効液体含有容積と、選ばれた場所の水深に関連して規定された、ポケッ トの容積と室の容積の割合とを含み、また選ばれた場所でのドームの使用に際し ては、次の動きについてドーム内の気泡が規定され得る、すなわち、室の石油の 供給に対応して室から開き口手段を通ってポケットへ至り、その間ポケット内の 水が出入口手段を通って出ていく動きと、室内の、導管の入口端の上方にある石 油を、充分な圧力で導管を通って押出し、石油を水面まで押出すために、ポケッ トから開き口を通りその間出入口手段を通って水がドームの外からポケットへ流 れ込む動きについてドーム内で気泡が規定されるような設備。
- 21.液体の供給点から、その下に供給点が沈んでいるところの水面の放出位置 まで、液体の流れる経路を確立する、引込めることのできる装置であって、入口 を有し液体供給点に結合可能で放出端を有する液体流動ホースと、選ばれた沈め られた位置に設置可能で、ホースの両端の間をそこに蓄えておく、沈めることの できるリール手段と、ホースをリールから上げ、ホースの放出端を水面に差出す ための、浮力をつけて偏倚させた手段とを存し、リールは重みをつけられていて ホースに水平ずれ補償を与え、ホースを引込める手段は、ホースを沈めるために リールを置換するために、浮力をつけて偏倚させた手段の効果に抵抗して操作可 能なリールに、働くように連結されている、装置。
- 22.垂直のガイド構造と、ガイド構造内でのガイドされた垂直の動きのために リールを設置する手段と、ガイド構造内で、リール運動の上方の限界までの、リ ールの上への動きを引起こす、水面から選ばれた距離だけ下に沈められた、浮力 をつけて偏倚させた手段と、ガイド構造内でリールを下方に動かすよう操作可能 な引込め手段とを含む、請求の範囲第21項に記載の装置。
- 23.浮力をつけて偏倚させた手段が、流動ホースの放出端に接続されたブイを 含む、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 24.浮力をつけて偏倚させた手段が、リールと流動ホースを含む、請求の範囲 第23項に記載の装置。
- 25.引込み手段が、リールをガイド構造内のラッチされた下方の位置から解放 し、またリールをガイド構造内で下方に、ラッチされた位置まで動かすための、 水面のタンカーから操作可能な手段を含む、請求の範囲第22項に記載の装置。
- 26.引込み手段がタンカーを係船するために操作可能な手段を含む、請求の範 囲第25項に記載の装置。
- 27.引込み手段が、リールをガイド構造内でそのラッチされた位置まで下方に 引くための、リールに接続されたケーブルと、ケーブルが、リールから水面の解 放可能な表示ブイヘとそれを通っていくような、ケーブルをガイドしラッチする 手段を含む、請求の範囲第26項に記載の装置。
- 28.ケーブルをガイドしラッチする手段が、ガイドしラッチする手段と組にな る係合へケーブルに沿って導かれる係船手段と組になり、それを解放可能に保持 するよう形作られている、請求の範囲第27項に記載の装置。
- 29.ガイドしラッチする手段を、ラッチされた状態、すなわちケーブルが、リ ールがそのラッチされた位置からがイド構造内を上方へ動くことを可能にする動 作から制限されている状態と、ラッチを外された状態、すなわちケーブルが、リ ールがそのラッチされた位置からガイド構造内を上方へ動くことを可能にする動 作を与えられている状態、との間で操作するために、タンカー係船装置とガイド しラッチする手段を組合わせやすい手段を含む、請求の範囲第28項に記載の装 置。
- 30.浮かんでいるタンカーを沈められた液体供給構造に係船し、タンカーが浮 んでいる水面にその構造を展開させるよう操作し、液体供給ダクトを水面から沈 められた場所へ回収する方法であって: a)水面において表面のブイからのブイ線を供給構造に係合する工程と: b)ブイ線に、ブイに沿って重力によって摺動可能で、供給構造に解放可能に組 合わせることのできる係船装置を係合し、係船装置にタンカーへの係船線を接続 する工程と;c)係船装置をブイ線に沿って供給構造との組になる係合へ導き、 この構造はこの係合に対応して液体供給ダクトを供給構造のラッチされ沈められ た位置から解放し、ダクトを水面へ展開させ、このダクトの展開がブイ線の供給 構造への動作を生み出すような工程と;d)供給ダクトを水面から構造内のラッ チされ沈められた状態に回収するため、係合された係船装置を通してブイ線をタ ンカーに引寄せる工程と; e)係船装置を供給構造から解放し、それによってダクトを構造内のラッチされ た状態でダクトを固定する工程と; f)係船装置をブイ線に沿ってタンカーへ回収する工程とを含む方法。
- 31.海底あるいはそれに似た場所で石油またはその類似物を貯蔵し、その場所 から貯蔵した石油を分配する方法であって: a)海底の前記場所に、相対的に内側の液体貯蔵室と、相対的に外側の受動ポケ ットを据える工程であって、ポケットは貯蔵室の最上部の位置で貯蔵室と連通し 、ポケットはその下方の部分に少なくとも1つの海への出入口を有するよう配置 され、出入口の沈下の深さに関連し、また出入口の上方から室とポケット間の連 通までの室の体積が貯蔵室の体積より少ない選ばれた量であるように、相互に関 連して、共働して貯蔵室とポケットの体積を規定することを含む工程と; b)貯蔵構造内に、水面下のポケットと室間の連通の深さと一致する深さでの、 構造の外の静水の圧力と本質的に一致する圧力で、本質的に貯蔵室を満すのに充 分な、ある体積のガスを据える工程と; c)貯蔵されるべき石油を、少なくともポケットヘの出入口の深さでの構造の外 の静水の水圧と等しい圧力で貯蔵室へ導入し、それによって或る体積のガスを貯 蔵室からポケットへ入れ換え、またポケット内の水を出入口を通して海へ入れ換 える工程と、 d)石油を貯蔵室から貯蔵構造の外の所望の場所へ、貯蔵室の下の部分と連通し ている流導管を通し、本質的にはそこを通る石油の流れのために流導管を開くこ とによって分配する工程であって、これに対応して貯蔵構造の外の静止水圧が出 入口を経由して或る体積のガスに効力を及ぼし、ガスを貯蔵室内に入れ換え、貯 蔵室内の石油が流導線を通って流れるよう促すような工程、とを含む方法。
- 32.水中の石油貯蔵設備であって: 原油を受取り貯蔵するよう適合された内部の空所を有する、少なくとも1つの多 面体形の内部モジュールと;前記内部モジュールと同様の複数個の多面体形の外 部モジュールであって、前記外部モジュールが内部モジュールに装着され、海底 と共同して内部モジュールを保護的に取囲み、原油の逸失を防ぐような外部モジ ュールと:前記内部モジュールに石油を満す手段と:前記内部モジュールを空に し運搬船舶へ送る手段とを含む設備。
- 33.内部モジュールが14面の多面体からなる、請求の範囲第32項に記載の 石油貯蔵設備。
- 34.外部モジュールが実質的に内部モジュールと同じである、請求の範囲第3 2項に記載の石油貯蔵設備。
- 35.外部モジュールがコンクリートである、請求の範囲第32項に記載の石油 貯蔵設備。
- 36.内部モジュールがコンクリートである、請求の範囲第35項に記載の石油 貯蔵設備。
- 37.内部モジュールが14面の不完全な多面体からなる、請求の範囲第32項 に記載の石油貯蔵設備。
- 38.各内部モジュールが8つの六角形の側面と6つの正方形のパネルを有し、 内部モジュールが相互接続され、近接のモジュールの内部間に連通を与える通路 を有して貯蔵室を規定するような、請求の範囲第37項に記載の石油貯蔵設備。
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