JPS61500241A - エレクトロニクス回路の迅速かつ一時的接続のための自動電気接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 エレクトロニクス回路の迅速かつ一時的接続のための自動電気接続装置 この発明は、エレクトロニクス回路の迅速かつ一時的接続を行なうために使用さ れる自動電気接続装置に関する。

プラグとソケットを画するコネクタを使って、複数のエレクトロニクス回路の相 互間の接続を行なうことは公知である。

このようなコネクタの取扱いは手で行なわれる。それは時間がかかり、またそれ は、そのコネクタの２つの端子を、一方を他方に挿し込む前に、それらを適切に 並べることができることを仮定している。それ故、そのシステムは使用するのが 困難であり、ある種のものへの適用については不可能でさえもある。特に、それ らの２つの素子の一方が可動のとき、特に決定的な問題が生じる。

この発明の目的は、最も広範に亘る応用に適する、自動的で迅速な電気接続シス テムを実現して、これらの不都合を除去することである。これらの可能な応用の 中で、この発明による装置は、物体または動物を識別するために使用することが できる。飼育場では、牛の耳に金属孔を留めてそれらを識別する習慣があること が知られている。動物の一生の経過中のいろいろな時点に、飼育者はその標識に 近づき、そこに書かれていることを読み、その書式にその家畜の推移を追跡する ことを可能にするいろいろの特長を書き込むようにさせられる。

この発明は、中でもこの金属標識を小型化されたエレクトロニクスメモリによっ て置゛き換えることを可能にすることを目的とする。このメモリはその外側の面 に複数の導電性の領域をもっており、動物に１例えばその耳に固定されたままと なる。飼育者がそれに近付くとき、彼はそのメモリを読み、あるいはそれを訂正 することができるエレクトロニクス装置を持っており、それが彼に、紙の上に書 く必要なしに、家畜群の全体で仕事をすることを可能にする。この種の仕事をす るには、飼育者は動物に近付き、それからメモリを含む標識を読み取り装置に電 気的に接続しなければならない。動物は動くから、この電気接触を作ることが実 際的な問題を課すことが理解されるだろう。

この発明は、一方では動物が持っているメモリに内蔵された接触面を、他方では ユーザが手に持ち、望ましＵ）エレクトロニ々スによる演算の経過を可能にする ために、一時的な仕方ではあっても、前述の接触面に当てがえば十分である探触 子を含むシステムを実現して、この問題を解決することを目的とする。メモリの 内容の読取り、走査、あるいは変更もまた非常に短い時間内に、例えば数分の１ 秒の間に、特別な準備なしに行なわれることができる。その時間は動物の運動と 両立できるものである。

勿論、いま記載された応用は何らそれに限定するものではなく、この発明による 装置は、特に医学的な器材、獣医学的および飼育上の器材のため、あるいは手動 で、または自動的な仕方で、固定の、または運動している物体の上にあるエレク トロニクス回路を接続するようにさせられるあらゆる他の領域で使用されること ができる。

この発明による迅速自動接続システムは、一方では接触面、他方では探触子を含 りでおり、その接触面が互いに他に対して絶縁されている導電性の複数の領域を 持っており、他方ではその探触子は導電性の材料で作られた先端を持ち、それを 受け面のそれらの部分に当てればよいことを要旨とする。

この発明の他の１つの特徴によれば、それらの探触子の先端は、弾性的な戻し手 段が外に向って戻そうとする伸縮自在の構造を持った金属の先端であり、そのよ うにして、その探触子をメモリの導電性の面に当てれば、それらの先端は戻し手 段に抗して入り込もうとする。

この発明の他の１つの特徴によれば、受けの導電性の面が、それに探触子を当て るとき、その角方向の位置を自動的に保証するための手段を備えている。

この発明の他の１つの特徴によれば、受けの面の導電性の領域が中心の幾何学的 な軸の回りに円形に、あるいは扇形に分布させられており、他方角方向の位置決 めの手段が歯を備えたクラウンによって構成され、探触子の上に設けられた補足 の歯がそこに来てはまり始め、そのことが探触子の先端が導電性の面の所に来て それに当る前に起る。そのようにしてン受けの面に対する探触子の角方向の方位 が歯１つ分のみの不確定さで定まり、ユーザが多少とも長い時間をかけて検索す る必要なしにそれが自動的に行なわれることができる。このシステムは、それら の歯または溝に斜断面形の入口を備え、他方歯を付けられたクラウンが円錐台形 の一般的なプロフィルを持っていけば、なお一層改善される。

この発明の他の１つの特徴によれば、そのメモリの受けの面がその保護を保証す る、柔軟で孔をあけることができる絶縁性の材料の箔によって覆われ、他方その 探触子の先端は各操作でその薄膜に孔をあけるのに十分な程度にとがっている。

どの発明の他の１つの特徴によれば、それらの先端がメモリの受けの領域と接触 すると直ちに、最初のシーケンスが経過し、その期間中低レベルのインピーダン ス測定回路が、いろいろの導電性の領域の各々が探触子の先端のいずれに接続さ れるかを定めるために、その走査を行ない、その予備的な段階の後で直ちに、メ モリの内容を読み、走査し、変更する、本来の意味の演算シーケンスが経過する ようにする装置のエレクトロニクス回路が備えられる。

この発明の他の１つの特徴によれば、受は面を保護する柔軟な絶縁性の薄膜が自 己癒着の、すなわち、探触子の先端によって孔があけられた後で、その探触子が 遠去けられると直ちに、薄膜がそれ自体で気密なように閉じるような合成材料で 作られている。

図面がこの発明の特徴を一層良く理解することを可能にするであろうが、それ、 は例示に過ぎず、何らそれに限定するものではない。

第１図は、飼育動物の耳に留められた、この発明によるメモリを示す。

第２図は、ユーザが使用する走査および読出しポストを示す。

第３図はメモリの詳細を大きな尺度で示す上面図である。

第４図はＩＶ−ＩＶ線（第３図）に沿って切った断面図である。

第５図は、探触子をメモリの上に取り付けようとしているときの、この発明によ る探触子を示す軸方向断面図である。

第６図は第５図の、引き込むことができる先端の１つの詳細を大きな尺度で示す 。

第７図はメモリの上に取り付けられた探触子を示す、第５図に類似する断面図で ある。

第８図は接触の先端の１つの詳細を示す対応する図である。

第９図は自動接続のエレクトロニクス回路の構造を示すブロック図である。

第１０図はそのメモリの導体部分に対する接触の先端の角方向の位置を走査する ために使用される段のエレクトロニクス回路図である。

図示の例においては、飼育動物の耳１にこの発明によるエレクトロニクスのペレ ット２が取り付けられている。そのペレットは導電性の板４の一面にはんだ付け されたメモリ３を含んでおり、その板の反対側の面は複数の導体部分、例えば引 用番号５．６．７．８が打たれた４個に分割されている（第３図）。それらの部 分は絶縁材料で作られたジヨイント９によって分けられている。最後に、導電性 の表面５．６．７．８の全体は、同時に絶縁性で自己癒着する柔軟なエラストマ ーで作られた薄膜１０で覆れている。装置の全体は、受けの面５．６．７．８の 回りおよび上に、外に向って開いている歯を切られたクラウン１２を定義する絶 縁性の台座の樹脂の中に包み込まれている。換言すれば、クラウン１２の歯の各 々は外から見ると斜断面の入口を持っている。

ペレット２を読むために、弧の発明は何よりもまず可搬式のエレクトロニクスボ ックスを使用し、柔軟なケーブル１４が探触子１５に接続することを予定する。

その探触子は導電性の部分５．６．７，８のそれに等しい数の引き込むことがで きる導電性の先端を持っている。換言すれば、選ばれた側においては、導電性の 先端は、引用番号１６．１７．１８．１９が打たれた４個である。

これらの先端の各々は、先端１６の特別な場合について、第′６図および第８図 に示された構造を持っている。その先端はとがった先２１を持った金属のスピン ドル２０を持っている。このスピンドル２０は、圧縮ばね２２に抗して、探触子 １５の内部で常動することができ、そのばねがそれを外に向って押し返そうとす る。

この発明の有利な実施の態様によれば、各ばね２２およびその滑動するスピンド ル２０はソケット２３の内部に納められている。すべてのソケット２３は、板ば ね２５が探触子１５の本体に結合している蓋２４の中に固定される。ばね２５は 、蓋２４に固定された中央のボタン２７を下に向って（矢印２６の方向）押せば 、反対側に膨らむことができる。

何よりもまず、探触子１５の突出部は、その周囲に、プロフィルが補足的であり 、クラウン１２の歯の所に来てそれに合うことができる、歯を切られたクラウン ２８を持っている。

図示の例においては、先端は４個であり、したがって柔軟なケーブル１４もまた ４本の線を持っていると仮定きれている。　゛それは、第９図に示されているよ うに、箱１３の中に納められているエレクトロニクス装置に接続される。その装 置は、−一一方ではマイクロプロセッサ２９（第９図）、−一他方では自動接続 回路３０（第１０図）を含んでいる。

マイクロプロセッサ２９は制御キーボード３１、可視化表示器３２、およびバッ クアップメモリ３３の組合せによって得られる。

全体は自動接続３０、出力ＵＡＲＴ３５、集積回路３６、およびインターフェー ス３７によって完成される。自動接続回路３０は４ポジシヨンの計数器３４を持 っており、それがトランジスタ化されるかまたはリレーであることができる４個 の４極スイツチ３５．３６．３７．３８を制御する。プログラムすることができ る電源３９は低レベルで、インピーダンスの検査に適合させられた出力インピー ダンスを持っている。そのようにして、メモり回路によって定義される逆電圧を 越えないための保護を保証する。メモリのラインは、計数器３４が備えている探 査のクロック４０のリズムで相ついで駆動される請求められるただ１つのインピ ーダンスが現れるとき、窓を持った比較器４１の出力は、計数器３４をブロック している単安定バイブレータ４２を動かし、ラインの接続を有効にする。それは またプログラムすることができる電源３９のインピーダンスを短絡し、その電源 をメモリ３を動作させるのに必要な価にプログラムし、マイクロプロセッサに接 続がなされていることを示し、そのようにして、それ以降メモリ３と対話するこ とができる。単安定バイブレータ４２の出力の矩形波電圧の長さは箱の装置１５ とメモリ３の間の交換に必要な時間をカバーするだろう。

その動作は次の通りである。

オペレータは動物に近付き、探触子１５を取り上げ、それをメモリ３を持ったペ レット２に押し当てればよい。この操作の最初の時、雄のクラウン２８の歯は雌 のクラウン１２の歯にはまる（第５図）。このことは、メモリ３を支持している ベレット２に対して、歯１ら分だけの不確定さをもって探触子１５を角方向に位 置決めする。このようにして、探触子１５の先端のいずれも絶縁性のジヨイント と対向しないことが確かである。　− ボタン２７によって押込みを続け、オペレータは先端１６．１７．１８．１９の 低下を惹き起こし、その端２１が柔軟な膜１０に孔をあける（第８図）。この運 動の終りには、ばね２２は圧縮さｉｃ、−このことが先端１６から１９までの各 々と対応する導電性の部分５．６．７．８の間の電気接触の質を保証する。

そうすると直ちに、プログラムされたシーケンスは２つの段階に分かれて経過す る。

予備的な段階中、自動接続回路３０は先端１６．１７．１８．１９のうちのいず れが導電性の部分５．６．７、の各々に接続されているかを定めるために、前に 記載された方法（第９図および第１０図）で動作する。三の予備的段階が一旦終 了すると、本来の意味の演算段階が第９図に示された装置の助けで経過し、この ことが情報を読み出し、メモリ３の中に書き込み、例えば表示によって眼に見え るようにし、操作の全体を記憶し、あるいは他のあらゆる操作を自動的に実現す る。

サイクルの全体は、例えば１秒の数分の１というような、非常に短い時間で推移 する。そのすぐ後で、オペレータは探触子１５を引き抜き、調べられた動物を自 由にすればよい。

第１図 第５図 第６図 第９図 国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．一方では接触面、他方では探触子を含む自動迅速接続装置において、その接 触面（４）が互いに他に対して絶縁されている導電性の複数の領域（５）、（６ ）、（７）、（８）を持っており、他方その探触子（１５）は導電性の材料で作 られた先端（１６）、（１７）、（１８）、（１９）を持ち、それを接触面（４ ）のそれらの導電性の領域に当接させることを特徴とする装置。
2. ２．それらの探触子（１５）の先端が、弾性的な戻し手段が外に向って戻そうと する伸縮自在の構造を持った金属の先端であり、そのようにして、その探触子（ １５）をその受け面（４）に当てれば、それらの先端（１６）から（１９）まで がそれらの戻し手段に抗して入り込もうとすることを特徴とする請求の範囲第１ 項記載の装置。
3. ３．受けの導電性の面（４）が、それら探触子を当てるとき、その探触手（１５ ）の角方向の位置を自動的に保証するための手段を備えていることを特徴とする 請求の範囲前記諸項のいずれか１つに記載の装置。
4. ４．受けの面（４）の導電性の領域（５）、（６）、（７）、（８）が中心の幾 何学的な軸の回りに円形に、あるいは扇形に分布させられており、他方角方向の 位置決めの手段が歯を備えたクラウン（１３）によって構成され、探触子（１５ ）の上に設けられた補足の歯（２８）がそこに来てははまり始め、そのことが探 触子（１５）の先端（１６）が導電性の面の所に来てそれに当る前に起り、その ようにして、受けの面（４）に対する探触子（１５）の角方向の方位が歯１つ分 のみの不確定さで定まり、ユーザが多少とも長い時間をかけて摸索する必要なし に、それが自動的に行なわれることができることを特徴とする請求の範囲第３項 記載の装置。
5. ５．雄のクラウン（２８）および雌のクラウン（１２）の歯が歯のクラウンの円 錐台形によって斜断面形の入口を持っていることを特徴とする請求の範囲第４項 記載の装置。
6. ６．受けの面（４）がその保護を保証する、柔軟で孔をあけることができる絶縁 性の材料の膜（１０）によって覆われ、他方その探触子（１５）の先端（１６） から（１９）までが各操作でその膜（１０）に孔をあけるのに十分な程度にとが っていることを特徴とする請求の範囲前記諸項のいずれか１つに記載の装置。
7. ７．受けの面（４）の導電性の領域（１６）から（１９）までが、それらが絶縁 性の支持（１１）の中に一緒に包み囲まれているメモリ（３）と接続されている ことを特徴とする請求の範囲前記諸項のいずれか１つに記載の装置。
8. ８．それらの先端（１６）から（１９）までがメモリ（３）の受けの領域と接触 すると直ちに、最初のシーケンスが経過し、その期間中低レベルのインピーダン ス測定回路（３０）が、いろいろの導電性の領域（５）、（６）、（７）、（８ ）の各々が探触子（１５）の先端のいずれに接続されるかを定めるために、その 走査を行ない、その予備的な段階の後で直ちに、メモリ（３）の内容を読み、走 査し、変更する、本来の意味の演算シーケンスが経過するようにする装置（１３ ）のエレクトロニクス回路が備えられることを特徴とする請求の範囲第７項記載 の装置。
9. ９．受けの面（１０）を保護する柔軟な絶縁性の薄膜（１０）が自己癒着の、す なわち、探触子（１５）の先端によって孔があけられた後で、その探触子（１５ ）が遠去けられると直ちに、薄膜がそれ自体で気密なように閉じるような合成材 料で作られていることを特徴とする前記諸項のいずれか１つに記載の装置。