JPS6149918A - 液体燃料気化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は灯油などの液体燃料気化装置に関し。

特に気化管の熱応力の緩和を図ったものである。

〔従来技術〕

従来、液体燃料気化装置としては、１次空気とともに燃
料を気化し、気化室の内圧はバーナヘッド圧損程度の開
放タイプのものと、気化内圧が高くノズルより燃料ガス
を高速で噴出し、エジェクタにより１次空気を吸引する
密閉タイプのものに分かれている。

第１図は後述するこのｇ蛸が改良対象とする従来例を示
す断面図であり、前記後者の密閉゛タイプのものである
。この第１図において、１はシイーズヒータであり、コ
イル状の発熱線２１口出し棒３、マグネシアなどの充填
材４．封印部５．端子６、およびシイーズヒータ外管７
より構成されている。

８はシイーズヒータ１に挿入されたパイプであり、この
パイプ８の両端でシイーズヒータ外ｖ７に嵌合するよう
に径不に形成されており、溶接などの回着手段によりシ
イーズヒータ外管７に空密に固着されている。

また、９．ｌＯは固着を示す溶接ビードであり、この溶
接ビード９．ｌＯにより、パイプ８の両端がシイーズヒ
ータ外管７に固着されている。

シイーズヒータ外管７とパイプ８との間に気化室１１が
形成されている。この気化室１１内には、金属メンシュ
などの気化安定部材１２が充填されている。

パイプ８の一端近傍には、燃料の入口管１３が空密に固
定されており、この入口管１３は電磁ポンプ１４により
油タンク１５から燃料が送り込まれるときの管路である
。パイプ８の他端近傍には出口穴１６が設けられており
、ノズル１７に収納され、その先端はノズル穴１８とな
っている。このノズル１７はパイプ８に挿入され、ロー
付けなどの固着手段により、パイプ８に空密に固着され
ている。ノズル穴１８はバーナ２０に対向している。ま
た、１９は温度センナであり、ノズル１７に固定されて
いる。

次に、動作について説明する。シイーズヒータ１は温度
センナ１９により通電がオン−オフされるため、燃料気
化に適した温度帯にシイーズヒータ外管８や気化安定部
材１２やパイプ８が保たれている。

そこで、電磁ポンプ１４を運転すると、燃料は入口管１
３より気化室１１へ送り込まれ、周囲のシイーズヒータ
外管８や気化安定部材１２、パイプ８により過熱気化さ
れる。

気化した燃料ガスは気化室１１に充満し、気化室１１の
内圧も上昇し、ノズル穴１８より高速で噴出する。噴出
した燃料ガスはバーナ２０のエジェクタ部で吸引した周
囲空気と混合し、炎口に到り燃焼する。

従来の気化装置は以上のように構成されており、温度セ
ンナ１９で温度制御をしていても、燃料の気化に要する
熱量や大気への自然放熱による熱の流れがあり、気化装
置構成部材間に温度差が生じることや１部材に温度分布
が生じることは避り゛られぬことであった。

その中でも、特に気化室１１の内外壁を構成するシイー
ズヒータ外管７の平均温度がパイプ８の平均温度よりも
１００　ｄｅｇ程度高（なっており、シイーズヒータ外
管７には圧縮の熱応力、パイプ８には引張りの熱応力が
作用する。

その結果、溶接ビード９，１０に剪断の熱応力が生じ、
溶接ビード９，１０が破損するといった欠点を持ってい
た。

〔粱９（ツり概要〕 この、ｉＢｎはかかる欠点を改碧する目的でなされたも
ので、パイプの一部に凸状リングを設けることにより、
熱応力の値をｌオーダ下げ、溶接ビードの破損を防止し
、信頼性の高い液体燃料気化装置を提案するものである
。

〔）発明の実施例〕

以下、この悪相の液体燃料気化装置の実施例について図
面に基づき説明する。第２図はその一実施例の構成を示
す断面図である。この第２図において、Ｍ棲を避けるた
めに、第１図と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略し、第１図とは異なる部分を重点的に述べること
にする。

この第２図を第１図と比軟しても明らかなように、パイ
プ８の部分のみが異なるものであり、このパイプ８の一
部を半径方向に凸状リング２１が張り出し℃成形され℃
いる。その他の符号は第１°　図と同等である。

次に、以上のように構成されたこりん明の液体燃料気化
装置の作用について説明する。パイプ８の凸状リング２
１が第３図の集線Ａから破４４　Ｂのように比較的、Ｊ
−さな力で変形するため、温度差があって相対的変位Δ
が生じても従来例のように大きな熱応力は発生しない。

第４図はこの考案の他の実施例の断面図であり。

凸状リング２１と２２の２個設けた例であり、複数個に
すれば熱応力も比例的に減少することは半熱である。

また、凸状リングの形状はパイプ８の材質、板厚より、
Ｃ形、Ｕ形、Ω形など穏々考えられるがどの形状のもの
でも上記のような効果を発揮することは云うまでもない
。

〔応ｐ［’ｌの効果］ この参〇は１以上説明したとおり、シイーズヒータ外管
に両端を空密固定したパイプの一部を半径方向に張り出
し成形し凸状リングを設けて熱応力を緩和するようにし
たので、溶接ビードの熱応力による割れを防止できると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の液体燃料気化装置を示す断面図、第２図
はとのＪＩ　Ｉ’　Ｒの液体燃料気化装置の一実施例の
断面図、第３図は第２図の要部拡大図、第４図はこの、
５−ｆｌＤの液体燃料気化装置の他の実施例の断面図で
ある。 １・・・・・・シイーズヒータ、２・・・・・・発熱線
、４・・・・・・充ＡＸ＃　７・・・・・・シイーズヒ
ータ外管、８・・・・・・パイプ、９．１０・・・・・
・浴接ビード、１１・・・・・・気化室、１７・・・・
・・ノズル、１９・・・・・・温度センサ、２０・・団
・バーナ、２１．２２・・・・・・凸状リング。 なお１図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄　（ほか２名）手続補正書（自
発） 日召和　６卑　９月１９日 迩

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発熱線を収納するシイーズヒータ外管を内部に挿入して
   両端を空密固定して上記発熱線の発熱により液体燃料を
   気化する気化室を形成するパイプの一部を半径方向に張
   り出して凸状リングを形成したことを特徴とする液体燃
   料気化装置。