JPS6146A - ジヒドロキシフエニルグリシン塩及びその製法 - Google Patents

ジヒドロキシフエニルグリシン塩及びその製法

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JPS6146A
JPS6146A JP60115196A JP11519685A JPS6146A JP S6146 A JPS6146 A JP S6146A JP 60115196 A JP60115196 A JP 60115196A JP 11519685 A JP11519685 A JP 11519685A JP S6146 A JPS6146 A JP S6146A
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JP
Japan
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dihydroxyphenylglycine
salt
optically active
bromocamphor
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP60115196A
Other languages
English (en)
Inventor
ジル・マーザレツト・リチヤードソン
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Beecham Group PLC
Original Assignee
Beecham Group PLC
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Publication date
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Publication of JPS6146A publication Critical patent/JPS6146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化学的方法に関しそして特に光学的に活性なジ
ヒドロキシフェニルグリシンを単離するためのジヒドロ
キシフェニルグリシンの分割法に関する。本発明は又そ
の方法に用いられる成る新規な中間体に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕ジヒ
ドロキレフェニルグリシンは抗菌的に活性なペニシリン
及びセファロスポリン誘導体の合成の前駆体として有用
なα−アミノ酸である。それ自体その化合物は単一の光
学活性形特にD型であることが通常要求されるがジヒド
ロキシフェニルグリシンを製造する多くの合成法はラセ
ミ体即ちDL型をもたらす。
DL−ジヒドロキシフェニルグリシンは3−ブロモカン
フア−9−スルホン酸にょるジアステレオ異性体塩の使
用によりそれらの光学的に活性な鏡像異性体に分離され
うろことか見い出された。
〔問題点を解決するための手段〕
従って本発明はジヒドロキシフェニルグリシンのジアス
テレオ異性体3−ブロモカンフア−9−スルホネート塩
を提供する。
化合物である3−ブロモカンフア−9−スルホン酸は又
α−ブロモカンフア−π−スルホン酸(それは度々不正
確に8−スルホン酸と名付けられる)として知られてい
る。
・本発明のカシファスルホネート塩は式(1)を有する
ものを含む。
H (L) r 式(11のカシファスルホネート塩は式CIt)H のラセミ体ジヒドロキシフェニルグリシンを式の光学的
に活性な3−ブロモカンフア−9−スルホン酸により処
理することにより製造されよう。
この反応に適当な溶媒は極性溶媒例えば水、01〜6ア
ルカン酸例えば酢酸又は希鉱酸例えば希硫酸を含む。
式(III)のカンファスルホン酸をその塩例えばナト
リウム又はカリウムの塩の形で用いセして強鉱酸の存在
下反応を行うことにより酸を遊離することが好ましい。
式(It)のジヒドロキシフェニルグリジンは周知の化
合物でありそして従来性われている方法例えばジヒドロ
キシベンズアルデヒ゛ドとアンモニア及びシアン化水素
とを反応させ次に加水分解する方法;又は英国特許第1
,371,896号にIt載されている方法により製造
されよう。
式(田)の適当なジヒドロキ0ジフエニルグリシンはα
−アミノ−2,4−ジヒドロキシフェニル酢酸、α−ア
ミノ−2,5−ジヒドロキシフェニル酢酸及びα−アミ
ノ−3,4−ジヒドロキシフェニル酢酸を含む。
式(II)のラセミ体ジヒドロキシフェニルグリシンを
光学的に活性なカンファスルホン酸1よシ処理するとき
2nのジアステレオ異性体力ンファスルホネート塩の混
合物が生成されそれらは異った溶解度を有する。
これらの塩の1種を次に選択的結晶化により単離する。
カシファスルホネート塩が製造されるのと同じ溶媒中で
結晶化を行うのが好捷しい。単離された塩を次に強い酸
又は塩基圧よυ開裂して光学的に活性なジヒドロキ0フ
エニルグリシンを生成する。
他の態様に従って本発明は光学的に活性なジヒドロキシ
フェニルグリシンの製造法を提供しその方法はジヒドロ
キレフェニルグリシンのジアステレオ異性体3−ブロモ
カンフア−9−スルホネート塩を塩基により処理するこ
とよシなる。
その上本発明はうセミ体ジヒドロキシフェニルグリシン
と光学的に活性な3−ブロモカンフア−9−スルホン酸
とを反応させて2nのジアステレオ異性体塩を生成させ
、選択的結晶化によ91種の塩を単離しそしてそれから
光学的に活性なジヒドロキシフェニルグリシンを遊離す
ることよシなる光学的に活性なジヒドロキシフェニルグ
リシンを製造する方法を提供する。
ジアステレオ異性体プロモカンファスルホネート塩は選
択的結晶化により分離される。これは溶液の濃縮により
又は1種のジアステレオ異性体の溶解度がより劣る追加
の溶媒例えば水の添加により又は所望のジアステレオ異
性体の種結晶により誘起される。
形成された結晶の分離後母液を処理して好ましくは過剰
に溶液中に残存しているジアステレオ異性体塩の種結晶
の添加後追加の再結晶により他のジアステレオ異性体塩
を回収しうる。母液は好都合には追加の量の3−ブロモ
カンフア−9−スルホン酸により処騨されそのとき溶液
社始め結晶化しなかった過剰のジアステレオ異性体塩を
含みそして好ましくはこの塩の種結晶を添加して結晶化
を誘起させるがこの塩は蒸発により晶出しよう。
単離後所望のジアステレオ異性体カンファスルホネート
塩は強塩基により処理される。適当な塩基はジヒドロキ
シフェニルグリシン塩を加水分解してジヒドロキレフェ
ニルグリクンにしうるものであって例えばジヒドロキシ
フェニルグリシンより強い塩基例えばアンモニア、水酸
化ナトリウム及び水酸化カリウムである。
遊離されたカンファスルホン酸は回収されそして再使用
される。
本発明の方法においてL (+) 3−ブロモカンフア
−9−スルホン酸を用いるのが好まれそれはジヒドロキ
シフェニルグリジンのD−鏡像異性体により塩の選択的
結晶化を生じさせ、該鏡像異性体はペニシリン及びセフ
ァロスポリン抗生物質の合成に用いられて好ましい鏡像
異性体である。
特に有用なペニシリン及びセファロスポリンの製造に多
くの用途のあるのはジヒドロキシフェニルグリシンのD
型であるのでL型は特に望まれない。分離後これは例え
ば高温度例えば130〜140℃で塩酸により化合物を
処理することによりラセミ化してDL−型にし、次に本
発明の方法を繰返して所望のD−異性体を生成させる。
〔実施例〕
次の実施例は本発明を説明する。
実施例1 3−ブロモカンフア−9−スルホン酸によるD−3,4
−ジヒドロキシフェニルグリシン塩の沈でん 5!9(0,(12)73モル〕のDL−3,4−ジヒ
ドロキシフェニルグリシンを40℃で200 mlの氷
酢酸中でスラリー化しそして6.809 (0,(12
)19モル)のL (+) 3−ブロモカンフア−9−
スルホン酸を加えた。L (+) 3ブロモ−9−スル
ホン酸によるD−3,4−ジヒドロキシフェニルグリシ
ンの塩の種結晶を加えた。混合物を5時間撹拌し、表題
の塩jr、P去しそして常温で真空下1晩乾燥した。生
成物は1:1塩を示す約38係の3.4−ジヒドロキシ
フェニルグリシンを含む白色の固体であった。
収率:46%、〔α〕MeoH+” 実施例2 塩の開裂及びD−3,4−ジヒドロキシフェニルグリシ
ンの結晶化 4 g(0,(1n 81モル)のD−3,4−ジヒド
ロキシフェニルグリシン3−ブロモカンフア−9−スル
ホネートを10−のメクノールに溶解しそして10%水
酸化ナトリウム溶液を加えてpH6とした。スラリーを
濾過前さらに2時間攪拌し水洗しそして常温で1晩真空
中で乾燥した。生成物は白色の結晶性固体であった。
収率:90係、〔α〕2NHceニー151″実施例3 3−ブロモカンフア−9−スルホン酸によるD=3.4
−ジヒドロキシフェニルグリシン塩10、079 (0
,55モル)のDL−3,4−ジヒドロキシフェニルグ
リシン、4.989 (0,(12)86モル)の硫酸
カリウム、5.399 (0,055モル)の硫酸、0
.035モルのカリウム3−ブロモカンフア−9−スル
ホネート(30チ水溶液として)そして全t45−とす
るのに充分な水をすべての固体が溶解する迄80℃で攪
拌した。
溶液を次に徐々に65℃に冷却しD−3、4−ジヒドロ
キシフェニルグリシン/3−ブロモカンフア−9−スル
ホネート塩の種結晶を加えそして総計7時間攪拌しつつ
常温に放冷した。
沈でんを次にP去して白色の結晶性固体を生成させた。
収率:DL−3,4−ジヒドロキシフェニルグリシンか
ら35%。
〔α)      +5’。
MeOH 塩を実施例2に記載した如く開裂してD −3,4−ジ
ヒドロキレフェニルグリシジを得た。
実施例4 3−ブロモカンフア−9−スルホン酸によるD−3,4
−ジヒドロキシフェニルグリシン塩10、079 (0
,o s sモル)のDL−3、4−ジヒドロキシフェ
ニルグリシンを13.66g(0,044モル)のL 
(+) 3−ブロモカンフア−9−スルホン酸とともに
45−の水中でスラリー化しそして3m(0,055モ
ル〕の硫酸を加えた。
3−ブロモカンフア−9−スルホン酸によるD−3,4
−ジヒドロキシフェニルグリシンの塩の種結晶を加えそ
して混合物を7時間攪拌し得られた塩をF去した。
収率:DL−3,4−ジヒドロキシフェニルグリジンか
ら3fl 〔α〕MeOH”  +’。
塩を実施例2に記載したように開裂してD−3,4−ジ
ヒドロキシフェニルグリシンを得た。
代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他り名

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジヒドロキシフエニルグリシンのジアステレオ異
    性体3−ブロモカンフア−9−スルホネート塩。
  2. (2)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) を有する特許請求の範囲第(1)項記載の塩。
  3. (3)3,4−ジヒドロキシフェニルグリシンのジアス
    テレオ異性体3−ブロモカンフア−9−スルホネート塩
  4. (4)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のラセミ体ジヒドロキシフェニル−グリシンを式(III
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼III の光学的に活性な3−ブロモカンフア−9−スルホン酸
    により極性溶媒中で処理することよりなる特許請求の範
    囲第(1)項記載の3−ブロモカンフア−9−スルホネ
    ート塩を製造する方法。
  5. (5)反応体がL(+)3ブロモカンファ−9−スルホ
    ン酸である特許請求の範囲第(4)項記載の方法。
  6. (6)溶媒が水、C_1〜_6アルカン酸又は希鉱酸で
    ある特許請求の範囲第(3)又は(4)項記載の方法。
  7. (7)溶媒が氷酢酸である特許請求の範囲第(6)項記
    載の方法。
  8. (8)ラセミ体ジヒドロキシフェニルグリシンと光学的
    に活性な3−ブロモカンフア−9−スルホン酸とを極性
    溶媒中で反応させて2nのジアステレオ異性塩を生じさ
    せ、選択的結晶化により母液から1種の塩を単離しそし
    てそれから光学的に活性なジヒドロキシフェニルグリシ
    ンを遊離することよりなる光学的に活性なジヒドロキシ
    フェニルグリシンを製造する方法。
  9. (9)極性溶媒が水、C_1〜_6アルカン酸又は希鉱
    酸である特許請求の範囲第(8)項記載の方法。
  10. (10)溶媒が氷酢酸である特許請求の範囲第(9)項
    記載の方法。
  11. (11)単離された塩を塩基により処理して光学的に活
    性なジヒドロキシフェニルグリシンを遊離する特許請求
    の範囲第(8)〜01項の何れか一つの項記載の方法。
  12. (12)塩基がアンモニア、水酸化ナトリウム又は水酸
    化カリウムである特許請求の範囲第(11)項記載の方
    法。
  13. (13)選択的結晶化が1種のジアステレオ異性体の溶
    解度がより劣る追加の溶媒の添加により誘起される特許
    請求の範囲第(8)〜(12)項の何れか一つの項記載
    の方法。
  14. (14)選択的結晶化が所望のジアステレオ異性体の種
    結晶の添加により誘起される特許請求の範囲第(8)〜
    (12)項の何れか一つの項記載の方法。
  15. (15)第二の塩が溶液中に残つているジアステレオ異
    性体塩の種結晶の添加により母液から次に再結晶される
    特許請求の範囲第(8)〜04)項の何れか一つの項記
    載の方法。
  16. (16)第二の塩が塩基により処理されて光学的に活性
    なジヒドロキシフェニルグリシンを遊離しそしてこれを
    ラセミ化してDL−ジヒドロキシフェニルグリシンを改
    質し、次に特許請求の範囲第(8)〜(15)項の何れ
    か一つの項記載の方法を繰返して所望のジアステレオ異
    性体を得る特許請求の範囲第(15)項記載の方法。
  17. (17)光学的に活性なジヒドロキシフェニルグリシン
    を130〜140℃で塩酸による処理によりラセミ化す
    る特許請求の範囲第(16)項記載の方法。
  18. (18)反応体がL(+)3−ブロモカンフア−9−ス
    ルホン酸であつてそれによりジヒドロキシフェニルグリ
    シンのD−鏡像異性体との塩が結晶化される特許請求の
    範囲第(8)〜(17)項の何れか一つの項記載の方法
  19. (19)ジヒドロキシフェニルグリシンが3,4−ジヒ
    ドロキシフェニルグリシンである特許請求の範囲第(8
    )〜(18)項の何れか一つの項記載の方法。
  20. (20)特許請求の範囲第(8)〜(19)項の何れか
    一つの項記載の方法により製造されたときのD−3,4
    −ジヒドロキシフェニルグリシン。
JP60115196A 1984-05-29 1985-05-28 ジヒドロキシフエニルグリシン塩及びその製法 Pending JPS6146A (ja)

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GB8413652 1984-05-29
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JP (1) JPS6146A (ja)
AU (1) AU4305485A (ja)
ES (1) ES8606248A1 (ja)
GB (1) GB8413652D0 (ja)
GR (1) GR851297B (ja)
ZA (1) ZA853993B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5310427A (en) * 1990-08-03 1994-05-10 Japan Airlines Co., Ltd. Method for transporting live fish

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5310427A (en) * 1990-08-03 1994-05-10 Japan Airlines Co., Ltd. Method for transporting live fish
US5572952A (en) * 1990-08-03 1996-11-12 Japan Airlines Co., Ltd. Method for transporting live fish and container for use in the same

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ES8606248A1 (es) 1986-04-01
ES543570A0 (es) 1986-04-01
EP0164026A1 (en) 1985-12-11
AU4305485A (en) 1985-12-05
GR851297B (ja) 1985-11-25
ZA853993B (en) 1986-04-30
GB8413652D0 (en) 1984-07-04

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