JPS6146141Y2 - - Google Patents

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JPS6146141Y2
JPS6146141Y2 JP19154680U JP19154680U JPS6146141Y2 JP S6146141 Y2 JPS6146141 Y2 JP S6146141Y2 JP 19154680 U JP19154680 U JP 19154680U JP 19154680 U JP19154680 U JP 19154680U JP S6146141 Y2 JPS6146141 Y2 JP S6146141Y2
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JP
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door
support rod
link mechanism
drive device
spring
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JP19154680U
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JPS57110274U (ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は懸吊式で軌条に沿つて往復移行する扉
に対する自動開閉装置、特に開扉は人力により行
い、閉塞は自動的に行わしめると共に電力等を必
要としない自動開閉装置に関する。
従来の技術 上記電力を使用せず閉塞のみを自動的に行う扉
自動開閉装置としては、旋回式扉に対してはドア
クローザー等が開発されているが、懸吊式で軌条
に沿つて往復走行する形式にあつては、重錘等を
利用し開扉に際し重錘を引き上げ、閉扉に当つて
は重錘の降下を利用する程度である。
考案が解決しようとする問題点 しかし重錘等を利用する方式にあつては、扉が
走行するに伴い慣性が大となり、ドアサツシの戸
当り枠に対し激しく衝突し故障の原因となるのみ
でなく、大きな騒音を発する等の問題がある。
本考案の目的とするところは電力を使用せず開
扉を容易ならしめると共に、閉塞に当つては扉は
所定位置までの復行は急速に行わしめ、それ以降
は制限された速度で復行し、ドアサツシの戸当り
枠に対しては僅少の押圧力で当接せしめ閉塞を保
持せしめるようにした扉自動開閉装置を提供する
ことにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案を実施例に対
応する図面を用いて説明する。対をなす支杆5
1,52の夫々の一端を枢軸53により回動自在
に枢着してリンク機構5を構成する。一方の従動
側支杆52の他端を懸吊支持される懸吊式扉1の
後部枠12に支軸54により係着する。他方の駆
動側支杆51はドアサツシ戸袋枠25の適所に取
付けられる駆動装置4の回動軸41に止着する。
この駆動装置4は扉1を開閉位置に移行したとき
リンク機構5を介して作動され蓄圧し、この蓄圧
力によりリンク機構5を介して扉1を閉塞位置に
復行する如くなす。
上記両支杆51,52間には引張ばね6を取付
ける。この引張ばね6は開扉位置においては自由
長とし、閉塞位置において所要の張力を付与せし
めるようにしたもので、駆動側支杆51に対する
取付位置は閉塞位置において従動側支杆52と取
付位置の水平線よりも両支杆の枢着53側に位置
せしめる。
作 用 引張ばね6を閉塞位置において水平状態よりも
駆動側支杆51の取付位置を枢着53側に位置し
たから、ばね6の牽引力は水平分力と共に、駆動
装置4による従動側支杆52に付与される支杆長
さ方向の推力に対する反力を生ぜしめることがで
き、この反力は扉の閉塞位置へと進行するに伴い
増加し、一方上記従動側支杆52に付与される推
力は減少する。従つて扉の閉塞位置への復行に対
する抑制効果は急激に上昇し、閉塞に際しては僅
少の押圧力で閉塞する。
実施例 図に於て1は懸吊式扉を示し、上部には前後に
対をなす滑車11を備え、該滑車11はドアサツ
シ2の上枠21内に取付けられた軌条22に懸架
され、扉1は該軌条22に添つて開閉される如く
懸吊されている。
23は上記扉1を収納する戸袋を示し、該戸袋
内には前記扉1を戸当り枠24側に付勢すべき加
圧手段3を収納せしめる。この加圧手段3は戸袋
枠25適所に取付けられる駆動装置4と、該駆動
装置4と扉後部枠12との間に取付けられるリン
ク機構5及び上記駆動装置4による扉押圧力に抗
して取付けられる引張ばね6を主体として構成さ
れる。上記リンク機構5は対をなす支杆51,5
2の夫々の一端を枢軸53により回動自在に枢着
し、一方の駆動側支杆51の他端は前記駆動装置
4の回動軸41に固着し、他方の従動側支杆52
は扉1の後部枠12に対し支軸54により回動自
在に取付けて成るもので、少くとも一方の支杆例
えば従動側支杆52は長さを調整可能としたもの
で、図例ではターンバツクル55を以てしたが、
必ずしもこれに限るものではない。
前記駆動装置は適宜型式の蓄圧式のものを使用
することができるもので、図例では回動軸41に
はピニオンを備え、油圧シリンダのピストンロツ
ドにはこれに噛合するラツクを有し、回動軸41
の回動によりピストンが押し込まれ、シリンダ内
の作動油を蓄圧タンク内に押し込み、これにより
前記回動軸41を反対方向に回動せしめる付勢力
を蓄圧せしめる構造のものを示したが、これに限
るものではなく空気圧式或いは発条による形式で
も勿論可能である。そして扉1を後退Lリンク機
構5を介して回動軸41を回動することによりピ
ストンは押し下げられて蓄圧され、扉を解放する
ことにより該蓄圧力により扉は前進し戸当り枠2
4に当接保持せしめる如くなす。
引張りばね6は両支杆51,52間に取付けら
れ、扉1の開扉位置から或る程度の前進位置まで
は引張り張力を受けず自由長を維持し、扉1がそ
れ以上前進することにより順次張力を増し前記駆
動装置による扉の前進を抑制するようにしたもの
で、一方の支端はターンバツクル55上に被冠さ
れた切欠円筒状の取付筒61に止着し、該筒61
をターンバツクル55に沿つて移動自在且適宜位
置に固着する如くなし、他方の支端は駆動側支杆
の適所に所要ピツチにて穿孔された係止孔62に
選択して係止せしめ、これにより扉が閉塞した状
態に於て所要の張力を得ると共に前記駆動装置に
よる付勢力を効果的に抑制し扉を戸当り枠に対し
僅少な所要圧力を以て当接保持せしめるようにし
たもので、このばねの張力と駆動装置の付勢力と
の関係を第3図に示す。
同図aに於て駆動装置4は蓄圧力の復元力によ
り回動軸41を回転トルクT1により回動せし
め、駆動側支杆先端の枢軸53は推力T2により
従動側支杆52を押圧し、支軸54に於て水平分
力T3により扉1を閉塞方向に押圧する。この場
合扉1の閉塞位置に於て僅少な圧力を以てしかも
確実に閉塞保持せしめるためには、引張ばね6は
上記駆動装置の回転トルクT1に対し制動効果を
得るように推力T2に対する反力を生ずる如く張
設することが好ましく、本考案はこれに基づいて
引張ばね6の取付要領を決定したものである。
即ち引張ばね6の取付要領を第3図b,c,d
に示す如く係止孔62に対する取付位置を水平位
置より上方、水平位置、下方位置の夫々について
対比するに同図dの如く取付位置を下方とした場
合、ばねによる牽引力T5は水平方向の分力T5
aを得ることができても該分力と共に上記推力T
2に対する反力を得ることができず、又c図の如
く水平方向とした場合には扉を引張るための水平
力のみで、上記と同様推力T2に対する反力を得
ることはできない。これらに対しb図に示す如く
引張ばね6の取付位置62を水平より上方位置即
ち枢軸53側に近付けて取付けたときは牽引力T
7は水平分力T7aと共に上記推力T2に対する
反力T7bを得ることができる。この反力T7b
は前記推力T2に対し抑制作用として働き、この
作用は扉の閉塞位置へと進行するに伴い増加し、
一方駆動装置の回転トルクT1、従つて推力T2
は該進行に伴つて減少し、従つて抑制効果は急激
に上昇せしめることができ、扉の閉塞位置では僅
少な押圧力で閉塞するよう引張ばねの取付長及び
取付位置を決定する。
考案の効果 本考案は上記の如く引張ばねの取付けに当り従
動側支杆52に対する取付位置よりも駆動側支杆
に対する取付位置を枢軸53に近接して傾斜する
ように取付けたから、ばねの牽引力による分力よ
り駆動装置の蓄圧による押圧力を効果的に抑制
し、これにより閉塞位置に近接するに従い扉に対
する移行作用は急激に抑制され、静粛に閉扉を行
うことができ、構成簡単にして動力源を必要とせ
ず、安価に提供できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体正面図、第2図は要部の分解図、
第3図は作用説明図である。 1……扉、12……後部枠、2……ドアサツ
シ、24……戸当り枠、25……戸袋枠、3……
加圧手段、4……駆動装置、41……回動軸、5
……リンク機構、51……駆動側支杆、52……
従動側支杆、53……枢軸、6……引張ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対をなす支杆の夫々の一端を回動自在に枢着し
    てリンク機構とし、一方の従動側支杆の他端を懸
    吊支持される懸吊式扉の後部枠に、他方の駆動側
    支杆の他端をドアサツシ戸袋枠適所に取付けられ
    た駆動装置に係着し、扉を開扉位置に移行せしめ
    るときリンク機構を介して駆動装置を作動L蓄圧
    せしめ、該蓄圧力により扉を閉塞位置に復行せし
    めると共に、上記両支杆間には引張ばねを取付
    け、該ばねは開扉位置に於ては自由長とし、閉塞
    位置に於て所要の張力を付与せしめ且該張力は上
    記駆動装置のリンク機構に対する押圧力を抑制し
    扉を制限された圧力にて戸当り枠に当接せしむべ
    く該ばねは閉塞位置において従動側支杆に対する
    取付位置の水平線よりも駆動側支杆に対する取付
    位置を両支杆の枢着側に位置せしめて成るを特徴
    とする扉自動開閉装置。
JP19154680U 1980-12-26 1980-12-26 Expired JPS6146141Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19154680U JPS6146141Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP19154680U JPS6146141Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57110274U JPS57110274U (ja) 1982-07-07
JPS6146141Y2 true JPS6146141Y2 (ja) 1986-12-25

Family

ID=29995982

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JP19154680U Expired JPS6146141Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26

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JPS57110274U (ja) 1982-07-07

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