JPS6145361Y2 - - Google Patents

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JPS6145361Y2
JPS6145361Y2 JP1981049372U JP4937281U JPS6145361Y2 JP S6145361 Y2 JPS6145361 Y2 JP S6145361Y2 JP 1981049372 U JP1981049372 U JP 1981049372U JP 4937281 U JP4937281 U JP 4937281U JP S6145361 Y2 JPS6145361 Y2 JP S6145361Y2
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JP
Japan
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piston
locking pin
head cover
cylinder
prevention device
Prior art date
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Expired
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JP1981049372U
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JPS57163004U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は、空気圧シリンダの落下防止装置に
関し、特に同一出願人による昭和54年実用新案登
録願第185101号による装置の改良に関するもので
ある。該出願は第1図に示すように、落下防止装
置自体が主シリンダの軸線に対し垂直に且つカバ
ーから突出した状態で装着されているため、全体
として大形化してしまい狭まい場所への取り付け
が困難である。また、小形の空気圧シリンダへこ
のような装置を装着すると、全体に対して突出部
が更に大きくなつてしまい同様な欠点を有するも
のであつた。
更に、従来から実開昭52−82689号に示すよう
な装置が知られている。この構造は公報に明示さ
れているように、シリンダ室内のT形溝に一端を
係合した爪体をばねにより求心的に移動可能に
し、シリンダカバーの中心部の嵌装孔内をシリン
ダ室内圧で滑動するプランジヤーのテーパ面によ
り、爪体を半径方向へ移動させるもので、空気圧
シリンダ用に使用すると、ピストンが上昇してロ
ツクしようとするときには、シリンダ室内の圧力
は低下してしまつているため、プランジヤーが作
動せず爪体が半径方向へ移動しない恐れがあり、
それにより爪体を破損したりロツクしなかつたり
する危険性がある。また、ロツクしたとしても、
逆にロツクを開放する際に、まず最初に作用すべ
きプランジヤーの受圧面積がピストンの受圧面積
に比べて非常に小さいため、先にピストンが下が
り初め爪体を引き下げるように作用し、シリンダ
室内の圧力が充分上昇するとプランジヤーが作動
して爪体が外れ、ピストンが急激に飛び出すこと
となり、非常に危険性が高いものであつた。この
ようにこの従来例構造は空気圧シリンダ用として
は不適当で、作動が不確実であり安全性に欠ける
欠点を有するものであつた。
本願考案はこのような欠点をなくし、ヘツドカ
バーあるいはロツドカバーの大きさの範囲へ落下
防止装置を内蔵して空気圧シリンダ全体としての
小形化を図るもので、更に落下防止装置としての
確実性および安全性の高い装置を提供するもので
ある。
以下本願考案の詳細を実施例により説明する。
第2図は空気圧シリンダ(主シリンダ)のヘツド
側に内装した落下防止装置を示しており、主シリ
ンダ1のヘツドカバー2へ段部2aを有する孔2
bを軸線方向に貫通形成し、一端側をキヤツプ3
で閉鎖することにより内室2cを構成すると共
に、該内室2cにヘツドカバー2外部から小孔2
dを貫通形成している。内室2c内には軸線方向
に摺動自在なスライドピストン4が装着され、且
つばね5により常時段部2aへ押圧されている。
このスライドピストン4が図示された通り、一端
に開口する孔4aを有する筒状体で外周にシール
部材6を装着した大径部4bと、続いて形成した
小径部4cと、更に連続して形成したテーパ部4
dを有し、この小径部4cとテーパ部4dの外周
一ケ所あるいは複数ケ所へ半径方向に長孔4eを
貫通形成してある。前述の小孔2dには、小径先
端7aを有する係止ピン7が摺動自在に装着さ
れ、ばね8により常時スライドピストン4の長孔
4e部へ押圧されている。この時係止ピン7の小
径先端7aは該長孔4eを通つて更に内方へ突出
するように構成している。一方、主シリンダ1に
内装されたピストン9はピストンロツド10に対
してナツト状のスリーブ11により固定してお
り、このスリーブ11端部には図示しないように
端面へ向つて縮径する方向のテーパ11aが形成
され、このテーパ部11aに続いて環状溝11b
を形成しピストン9がヘツド側行程端にある時つ
まり第2図の状態にある時、この環状溝11bへ
前記係止ピン7の小径先端7aが係合するよう構
成している。図中12は空気給排口を示しており
ヘツドカバー2の内室2cへ連通しているもので
ある。
以上のような構成を有する本願実施例について
動作を説明する。第2図は主シリンダ1制御用切
換弁(図示せず)の動作によりピストン9がヘツ
ド側行程端まで移動し、従つてピストン一側室お
よびヘツドカバー2の内室2cの空気圧力は給排
口12から排気され、係止ピン7の小径先端7a
がスリーブ11の環状溝11bへ係合した、ロツ
ク状態を示している。
このロツク状態を解除し主シリンダ1のピスト
ン9を図中左方へ動作させるには、制御用切換弁
(図示せず)を切換えて圧力空気を給排口12へ
導入させることにより行なわれる。すなわち、圧
力空気は給排口12からヘツドカバー2の内室2
cへ流入しスライドピストン4を押圧する。この
押圧力がばね5力より大きくなるとスライドピス
トン4の長孔4eからヘツドカバー2の内室2c
へ突出している係止ピン7は内室2cの圧力と共
にスライドピストン4のテーパ部4dにより強制
的に上方へ押し上げられてロツク状態を解除し、
ピストン9は図で左方へ移動する。
次に主シリンダ1の制御用切換弁(図示せず)
を再度切換えて主シリンダ1のロツド側(図示せ
ず)へ圧力空気が流入するとそれによりピストン
9は図で右方へ移動する。ピストン移動中はヘツ
ドカバー2の内室2c側に背圧が生じるのでスラ
イドピストン4はばね5に抗して図で右方へ押圧
された状態を保ち、ピストン9が行程端へ達して
ヘツドカバー2の内室2cの空気圧力がばね5力
より低下(給排口12からの排気により)すると
再度スライドピストン4はばね5力により図で左
方へ押し戻され、同時に係止ピン7がスライドピ
ストン4のテーパ部4dから外れてばね8力によ
つて先端7aが長孔4eからヘツドカバー2の内
室2cへ突出しスリーブ11の環状溝11bへ係
合してロツク状態となる。また、ピストン9がロ
ツド側からヘツド側へ移動中に何らかの異常が発
生し、ヘツドカバー2の内室2c側の圧力がばね
5力よりも低下するとピストン9が行程端に達す
る前にスライドピストン4が左方へ戻つて係止ピ
ン7の先端7aがヘツドカバー2の内室2cへ突
出するが、この場合ピストン9と一体に装着され
ているスリーブ11のテーパ部11aにより係止
ピン7を機械的に動作させてロツク状態に移行で
きるものである。従つてこのスリーブ11のテー
パ部11aにより前述のような異常事態の際の動
作もスムーズに行なえる。また、先に提案した昭
和54年実用新案登録願第185101号における第2実
施例と同様に、本願考案においても係止ピンの移
動を制限する手段を設けて同様な作用効果を得る
ことができる。更に前述の実施例ではヘツド側に
ついてのみ説明したが、ロツド側においても同様
に実施できるものである。
以上説明したように本願は、主シリンダのヘツ
ドカバーあるいはロツドカバーへ半径方向に摺動
自在に装着した係止ピンをピストンへ係合させる
よう構成した空気圧シリンダの落下防止装置にお
いて、ロツクする際には移動するピストンのスリ
ーブ先端で係止ピンを機械的に動作させ、また、
ロツクを解除する際には係止ピンがスムーズに動
作するように、ピストンの受圧面積に対して大き
い受圧面積を有するスライドピストンの内部にピ
ストンと係止ピンの係合部を配置構成したので、
落下防止装置をヘツドカバーあるいはロツドカバ
ー内部へ収容でき従来に比較して非常にコンパク
トになり、特に小形空気圧シリンダに採用するこ
とによりコンパクト化のメリツトが更に高められ
るものであり、且つ落下防止装置として高い確実
性および安全性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す正面部分断面図、第2図
は本願実施例を示す正面断面図を示す。 符号の説明、1……主シリンダ、2……ヘツド
カバー、3……キヤツプ、4……スライドピスト
ン、5……ばね、6……シール部材、7……係止
ピン、8……ばね、9……ピストン、10……ピ
ストンロツド、11……スリーブ、12……空気
給排口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主シリンダのヘツドカバーあるいはロツドカバ
    ーへ半径方向に摺動自在に装着した係止ピンをピ
    ストンへ係合させるよう構成した空気圧シリンダ
    の落下防止装置において、主シリンダのヘツドカ
    バーあるいはロツドカバー内室へ、ピストンの係
    止用スリーブより大径の孔を有するスライドピス
    トンを軸方向摺動自在に収容するとともにばねに
    よりピストン側へ押圧配置し、該スライドピスト
    ンを貫通して大径孔内へ前記係止ピンの先端を突
    出させ、該スライドピストン内において前記係止
    ピンとピストンの係止用スリーブとが係合するよ
    う構成したことを特徴とする空気圧シリンダの落
    下防止装置。
JP1981049372U 1981-04-06 1981-04-06 Expired JPS6145361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981049372U JPS6145361Y2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06

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JP1981049372U JPS6145361Y2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06

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Publication Number Publication Date
JPS57163004U JPS57163004U (ja) 1982-10-14
JPS6145361Y2 true JPS6145361Y2 (ja) 1986-12-20

Family

ID=29846098

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012047314A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Ckd Corp 小型シリンダのストロークエンドロック機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282689A (en) * 1975-12-29 1977-07-11 Fuji Chem Ind Co Ltd Manufacture of adsorbents

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JPS57163004U (ja) 1982-10-14

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