JPS6145272Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6145272Y2
JPS6145272Y2 JP1978037409U JP3740978U JPS6145272Y2 JP S6145272 Y2 JPS6145272 Y2 JP S6145272Y2 JP 1978037409 U JP1978037409 U JP 1978037409U JP 3740978 U JP3740978 U JP 3740978U JP S6145272 Y2 JPS6145272 Y2 JP S6145272Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
blade
rotor blade
attached
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978037409U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54141101U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978037409U priority Critical patent/JPS6145272Y2/ja
Publication of JPS54141101U publication Critical patent/JPS54141101U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6145272Y2 publication Critical patent/JPS6145272Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アースオーガーに係り、特にスパイ
ラル状をなす回転翼の前端部分に備えられたビツ
トが有効な掘削作用を行ない得るようにしたもの
である。
従来、この種のアースオーガーは、一般的には
回転翼にビツトを溶接するものであるため、その
溶接に要する時間の減少、新たなビツトを取付け
るときの剥離等で問題点を有していた。
また、ビツトを機械的にクランプしたものにつ
いては、例えば、実開昭50−115702号公報にみら
れるものが開示されているが、掘削抵抗の関係か
ら必ずしも満足できるものではなかつた。これ
は、すくい面が平面であるため、掘削抵抗をその
全面で受けなければならないからである。このた
め回転翼の方には、嵌着溝を凹設し、これにビツ
トの嵌入部を挿入しなければ充分な機械的強度が
得られなかつた。
このようなことから、アースオーガービツトで
は、刃先形状に工夫を加えることによつて掘削抵
抗の転減を図り、単純化されたクランプ構造の下
でビツトを着脱できるようにしたアースオーガー
の開発が要望されている。
本考案は上述の点に鑑みなされたもので、円筒
状をなすロツドには、スパイラル状の回転翼が設
けられ、この回転翼の前端部分には、刃体をろう
付けしたビツトがボルトによつて着脱されるよう
にしたアースオーガーにおいて、その刃先構成を
改善することにより掘削抵抗を軽減し、これに伴
ない単純化されたクランプ構造を採用できるよう
にしたアースオーガーを提供するものである。
以下本考案アースオーガーにおける一実施例に
ついて、図を参照しながら説明する。
第1図乃至第3図において、1は円筒状をなす
ロツドであり、このロツド1の外周囲にはスパイ
ラル状の回転翼2が備えられている。
この回転翼2の先端には、ビツト3が取付けら
れており、この回転翼2の回転に伴つて掘削作業
が行なわれる。この場合回転翼2は、2条のもの
であり、ビツト3はそれぞれその前端部分に取付
けられている。
ビツト3の詳細は、第2図および第3図で示さ
れているが、そのシヤンク4の先端には、超硬合
金からなる刃体5がチツプ座6内でろう付けされ
ている。また、その後端には、中央取付け溝7が
設けられ、回転翼2の前端部分を挾み込むように
なつている。そして、この中央取付け溝7による
分断部分には、貫通穴8が穿設されるとともにこ
の貫通穴8に対応するように回転翼2側にも貫通
穴9が穿設される。この結果、ビツト3はこれら
の貫通穴8,9およびボルト10の利用により回
転翼2の前端部分に取付けられる。
このボルト10は、道常みられるような六角状
の頭部11を備え、そのねじ部分12には、六角
ナツト13が螺合され、その締付けの際には、ゆ
るみを防止するためのワツシヤー14を介在させ
るようにしている。
さらに、前記ビツト3は、その先端にろう付け
された刃体5については、V字状の突起を有する
すくい面15が形成されるようになつているもの
である。これは、すくい面15が傾斜したことに
伴ない、硬岩などの掘削層にあたつても楔効果に
より耐衝撃性が高められること平面的なものより
も掘削面積が大きくなることおよび掘削屑がこの
斜面に沿つて内外周側に振り分けられるように排
出されることを配慮したものである。また、この
すくい面15はその突起の頂部がアースオーガー
の外周側に偏位していることも特徴になつてい
る。これはビツトの技術分野ではV字突起が中央
に位置しているのが普通であるが、アースオーガ
ーではその回転作動から遠心力に差があるためバ
ランス掘削が行なわれるように対処したことおよ
び外周側の掘削屑の排出をすみやかに行なうこと
を配慮したからである。この場合、すくい面15
に形成された突起の稜部および外周囲には、面取
り部分16,17をそれぞれ形成し、刃先強化を
図つている。
したがつて本考案のアースオーガーは、実開昭
50−115702号公報開示のものと異なり、回転翼2
に嵌入溝を凹設することなく、ビツト3の着脱が
行なえるものであるから、そのクランプ構造が単
純化されている利点を有する。
また、ビツト3の刃先構成について、外周側に
偏位したV字状の突起からなるすくい面15を採
用したことから、掘削抵抗および掘削層の排出性
が良好となり、結果的に掘削能率の向上が期待で
きるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案アースオーガーの一実施例を
示す要部の斜視図、第2図は、要部を一部断面し
た正面図、第3図はその平面図である。 1……ロツド、2……回転翼、3……ビツト、
5……刃体、7……中央取付け溝、8……貫通
穴、9……貫通穴、10……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状をなすロツド1には、スパイラル状の回
    転翼2が設けられ、この回転翼2の前端部分に
    は、刃体をろう付けしたビツト3がボルト10に
    よつて着脱されるようにしたアースオーガーにお
    いて、 前記ビツト5は、その後端に横断的な中央取付
    け溝7が形成され、この中央取付け溝7が回転翼
    2の前端部分を挾み込むようになつており、 前記ボルト10は、中央取付け溝7による分断
    部分に穿設された貫通穴8およびこの貫通穴8に
    対応するように回転翼2側に設けられた貫通穴9
    を利用することによりビツト5を回転翼2に着脱
    できるようになつており、 前記刃体5はV字状の突起を有するすくい面1
    5が半径方向側に形成され、しかもその突起の頂
    部が外周側に偏位していることを特徴とするアー
    スオーガー。
JP1978037409U 1978-03-25 1978-03-25 Expired JPS6145272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978037409U JPS6145272Y2 (ja) 1978-03-25 1978-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978037409U JPS6145272Y2 (ja) 1978-03-25 1978-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54141101U JPS54141101U (ja) 1979-10-01
JPS6145272Y2 true JPS6145272Y2 (ja) 1986-12-19

Family

ID=28900406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978037409U Expired JPS6145272Y2 (ja) 1978-03-25 1978-03-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6145272Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415825Y2 (ja) * 1990-10-26 1992-04-09
JPH0415826Y2 (ja) * 1990-10-26 1992-04-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520876Y2 (ja) * 1974-03-04 1980-05-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54141101U (ja) 1979-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2657424B2 (ja) 2重の割出し機能をもつ溝掘り工具組立体及び切削ビットを工具ブロックに固定し割出す方法
US4642920A (en) Digger tooth arrangement
US5575122A (en) Earth screw anchor assembly having enhanced penetrating capability
US20010013429A1 (en) Rock drill
JPH05280273A (ja) ラウンドピックおよび掘削工具
JP4803453B2 (ja) アースオーガーヘッド
JPS6145272Y2 (ja)
US4050170A (en) Dredge cutter head
US8272458B2 (en) Drill bit with replaceable blade members
US7677338B2 (en) System, method, and apparatus for passive and active updrill features on roller cone drill bits
US3198270A (en) Drill bit with insert
US3207242A (en) Earth auger with integral mounting for cutting members
JP3332842B2 (ja) 掘削用のカッタリング及び掘削用のディスクカッタ
JP7445304B2 (ja) ケーシングビット
US5526593A (en) Replaceable adapter for excavating cutterhead
JPS639670Y2 (ja)
JPS6231505Y2 (ja)
JP3203735U (ja) 回転貫入鋼管杭
JPS6339048Y2 (ja)
JPH0223670Y2 (ja)
JP2512759Y2 (ja) ケ―シングビット
JPH0423601Y2 (ja)
JPS632548Y2 (ja)
JP2008062620A (ja) ドリルビット
US3414690A (en) Auger head with odd number of arms