JPS6145028B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6145028B2 JPS6145028B2 JP17253881A JP17253881A JPS6145028B2 JP S6145028 B2 JPS6145028 B2 JP S6145028B2 JP 17253881 A JP17253881 A JP 17253881A JP 17253881 A JP17253881 A JP 17253881A JP S6145028 B2 JPS6145028 B2 JP S6145028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- concrete slab
- slab
- group
- blocks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 48
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 13
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 5
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004035 construction material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、集合住宅や戸建住宅などコンクリー
ト造りの建築工事において、その建物最下階のコ
ンクリートスラブと地表面との間に、スラブコン
クリートの湿気及び地盤からの湿気を建物横外方
に抜き出す、いわゆる換気のために高床式に設計
施工されるコンクリートスラブ施工法に関する。
ト造りの建築工事において、その建物最下階のコ
ンクリートスラブと地表面との間に、スラブコン
クリートの湿気及び地盤からの湿気を建物横外方
に抜き出す、いわゆる換気のために高床式に設計
施工されるコンクリートスラブ施工法に関する。
このようなコンクリートスラブ施工法として従
来から実施されている一般的方法に、ベニヤ板、
角パイプ、束柱等の仮設資材を使用する型枠工法
がある。これは詳述すると、第1図で示すよう
に、埋戻し土を転圧後、その転圧地表面GL上に
束柱01を立設し、それら束柱01群の上端に角
パイプを縦横で上下二段に架設して大引02、根
太03を構成させ、かつ、根太03上にベニヤ0
4及び必要に応じて断熱材05を敷設したのち、
スラブコンクリートを打設する方法であるが、こ
の型枠工法による場合は、仮設材の組立及び解体
に多大な工程工数を要するばかりでなく、組立解
体の作業スペースが狭まいため、作業が困難で、
全体として非常に能率が悪く、その上、仮設材の
搬入搬出のスペースの問題から多くの使い捨ての
資材が発生して不経済であり、更に、工事中の安
全性についても問題があつた。
来から実施されている一般的方法に、ベニヤ板、
角パイプ、束柱等の仮設資材を使用する型枠工法
がある。これは詳述すると、第1図で示すよう
に、埋戻し土を転圧後、その転圧地表面GL上に
束柱01を立設し、それら束柱01群の上端に角
パイプを縦横で上下二段に架設して大引02、根
太03を構成させ、かつ、根太03上にベニヤ0
4及び必要に応じて断熱材05を敷設したのち、
スラブコンクリートを打設する方法であるが、こ
の型枠工法による場合は、仮設材の組立及び解体
に多大な工程工数を要するばかりでなく、組立解
体の作業スペースが狭まいため、作業が困難で、
全体として非常に能率が悪く、その上、仮設材の
搬入搬出のスペースの問題から多くの使い捨ての
資材が発生して不経済であり、更に、工事中の安
全性についても問題があつた。
本発明は、かかる実情に鑑み、所要の換気性能
を有したスラブを、前述の仮設材の組立や解体の
ための工数を削減して、能率的、経済的に、か
つ、安全に施工できる方法を提案する点に目的を
有する。
を有したスラブを、前述の仮設材の組立や解体の
ための工数を削減して、能率的、経済的に、か
つ、安全に施工できる方法を提案する点に目的を
有する。
上記目的を達成するために開発された本発明に
よるコンクリートスラブ施工法は、最下階のコン
クリートスラブ構築予定箇所の下側全域又はほぼ
全域に、貫通孔付きコンクリートブロツクの多数
を、それらの貫通孔群をもつて建物の横外方に向
かつて開口する換気用通路を形成する状態でか
つ、全ての上面が面一又はほぼ面一に位置する状
態に密接敷設したのち、それらコンクリートブロ
ツク群を型枠としてその上部に配筋し、かつ、所
要厚さにスラブコンクリートを打設し、もつて、
前記コンクリートブロツク群とスラブコンクリー
トとが一体化されたコンクリートスラブを施工す
る事を特徴とする。
よるコンクリートスラブ施工法は、最下階のコン
クリートスラブ構築予定箇所の下側全域又はほぼ
全域に、貫通孔付きコンクリートブロツクの多数
を、それらの貫通孔群をもつて建物の横外方に向
かつて開口する換気用通路を形成する状態でか
つ、全ての上面が面一又はほぼ面一に位置する状
態に密接敷設したのち、それらコンクリートブロ
ツク群を型枠としてその上部に配筋し、かつ、所
要厚さにスラブコンクリートを打設し、もつて、
前記コンクリートブロツク群とスラブコンクリー
トとが一体化されたコンクリートスラブを施工す
る事を特徴とする。
即ち、貫通孔付きのコンクリートブロツクを、
冒記従来工法における束柱、大引、根太、並びに
ベニヤ等に代替使用するとともに、それらコンク
リートブロツク群の貫通孔を、スラブコンクリー
ト及び地盤からの湿気を建物横外方に抜出すため
の換気通路として利用することにより、型枠資材
の不要化、それの組立解体工程の省略化をもつ
て、全体工期の短縮、工数削減を図れるのみなら
ず、スラブコンクリートの支持が強力で工事の安
全を保障できる。しかも、施工後においては、ブ
ロツク表面が粗面故に打込まれたスラブコンクリ
ートとブロツク群とが強力に付着一体化されて、
スラブ強度の向上とともに、地盤沈下に対しても
それが一体構造物として追随し、もつて、長年月
に亘つて所期の換気性能を確実に維持できるに至
つたのである。
冒記従来工法における束柱、大引、根太、並びに
ベニヤ等に代替使用するとともに、それらコンク
リートブロツク群の貫通孔を、スラブコンクリー
ト及び地盤からの湿気を建物横外方に抜出すため
の換気通路として利用することにより、型枠資材
の不要化、それの組立解体工程の省略化をもつ
て、全体工期の短縮、工数削減を図れるのみなら
ず、スラブコンクリートの支持が強力で工事の安
全を保障できる。しかも、施工後においては、ブ
ロツク表面が粗面故に打込まれたスラブコンクリ
ートとブロツク群とが強力に付着一体化されて、
スラブ強度の向上とともに、地盤沈下に対しても
それが一体構造物として追随し、もつて、長年月
に亘つて所期の換気性能を確実に維持できるに至
つたのである。
以下本発明施工法の実施例を図面に基づいて詳
述すると、第2図及び第3図で示すような鉄筋コ
ンクリート造りの集合住宅において最下階のコン
クリートスラブSの構築予定箇所で埋戻し後転圧
された地表面GL上に敷砂6を施し、その敷砂6
上にポリエチレンシート等の防湿シート7を敷設
する。而して、この防湿シート7上で大梁8及び
小梁9群で囲まれる箇所の全域に、貫通孔1a付
きコンクリートブロツク1の多数を、それらの貫
通孔1a群、及び、前記大梁8、小梁9群の適所
に埋入固定のパイプ10群をもつて建物の横外方
に向かつて開口する換気用通路2………を形成す
る状態でかつ全ての上面が面一又はほぼ面一に位
置する状態に密接敷設したのち、それらコンクリ
ートブロツク1群を型枠としてその上部に鉄筋1
1を配設し、かつ、所要厚さにスラブコンクリー
ト3を打設し、もつて、前記コンクリートブロツ
ク1群とスラブコンクリート3とが第4図で明示
の如く、コンクリートブロツク1群の粗上面によ
つて強力に付着一体化された状態のコンクリート
スラブSを施工する。
述すると、第2図及び第3図で示すような鉄筋コ
ンクリート造りの集合住宅において最下階のコン
クリートスラブSの構築予定箇所で埋戻し後転圧
された地表面GL上に敷砂6を施し、その敷砂6
上にポリエチレンシート等の防湿シート7を敷設
する。而して、この防湿シート7上で大梁8及び
小梁9群で囲まれる箇所の全域に、貫通孔1a付
きコンクリートブロツク1の多数を、それらの貫
通孔1a群、及び、前記大梁8、小梁9群の適所
に埋入固定のパイプ10群をもつて建物の横外方
に向かつて開口する換気用通路2………を形成す
る状態でかつ全ての上面が面一又はほぼ面一に位
置する状態に密接敷設したのち、それらコンクリ
ートブロツク1群を型枠としてその上部に鉄筋1
1を配設し、かつ、所要厚さにスラブコンクリー
ト3を打設し、もつて、前記コンクリートブロツ
ク1群とスラブコンクリート3とが第4図で明示
の如く、コンクリートブロツク1群の粗上面によ
つて強力に付着一体化された状態のコンクリート
スラブSを施工する。
尚、構築物に特別高性能の断熱性能が要求され
る場合は、コンクリートブロツク1群上に成形断
熱材を敷設し、その上にスラブコンクリートを打
設すれば良い。また、コンクリートブロツク1と
しては、コンクリート塀等に使用されている市販
のものであつても良いが、専用のものであつても
良い。
る場合は、コンクリートブロツク1群上に成形断
熱材を敷設し、その上にスラブコンクリートを打
設すれば良い。また、コンクリートブロツク1と
しては、コンクリート塀等に使用されている市販
のものであつても良いが、専用のものであつても
良い。
図面は本発明に係るコンクリートスラブ施工法
の実施例を示し、第1図は従来方法を示す要部の
縦断面図、第2図は本発明方法を示す要部の拡大
一部切欠き斜視図、第3図は本発明方法を示す要
部平面図、第4図は第3図−線での拡大縦断
面図、第5図は施工されたスラブの要部拡大縦断
面図である。 1……コンクリートブロツク、1a……貫通
孔、2……換気用通路、3……スラブコンクリー
ト、6……敷砂、7……防湿シート、S……コン
クリートスラブ。
の実施例を示し、第1図は従来方法を示す要部の
縦断面図、第2図は本発明方法を示す要部の拡大
一部切欠き斜視図、第3図は本発明方法を示す要
部平面図、第4図は第3図−線での拡大縦断
面図、第5図は施工されたスラブの要部拡大縦断
面図である。 1……コンクリートブロツク、1a……貫通
孔、2……換気用通路、3……スラブコンクリー
ト、6……敷砂、7……防湿シート、S……コン
クリートスラブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 最下階のコンクリートスラブS構築予定箇所
の下側全域又はほぼ全域に、貫通孔1a付きコン
クリートブロツク1の多数を、それらの貫通孔1
a群をもつて建物の横外方に向かつて開口する換
気用通路2………を形成する状態でかつ、全ての
上面が面一又はほぼ面一に位置する状態に密接敷
設したのち、それらコンクリートブロツク1群を
型枠としてその上部に配筋し、かつ、所要厚さに
スラブコンクリート3を打設し、もつて、前記コ
ンクリートブロツク1群とスラブコンクリート3
とが一体化されたコンクリートスラブSを施工す
る事を特徴とするコンクリートスラブ施工法。 2 前記コンクリートブロツク1群を、地表面
GL上の敷砂6及びその上に敷設の防湿シート7
上に密接敷設する事を特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載のコンクリートスラブ施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17253881A JPS5873645A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | コンクリ−トスラブ施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17253881A JPS5873645A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | コンクリ−トスラブ施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873645A JPS5873645A (ja) | 1983-05-02 |
JPS6145028B2 true JPS6145028B2 (ja) | 1986-10-06 |
Family
ID=15943747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17253881A Granted JPS5873645A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | コンクリ−トスラブ施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5873645A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033212U (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-07 | 鹿島建設株式会社 | 二重スラブ構築用ブロック |
JP4586205B2 (ja) * | 2007-12-10 | 2010-11-24 | 森 直樹 | 冷暖気循環構造を有する増築建築物 |
JP5118524B2 (ja) * | 2008-03-21 | 2013-01-16 | 日本アーク開発株式会社 | 建物の地下室 |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP17253881A patent/JPS5873645A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5873645A (ja) | 1983-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6494004B1 (en) | Self jigging concrete wall structure and method of construction | |
US6338231B1 (en) | Prefabricated concrete wall panel system and method | |
US5444957A (en) | Multistory slab construction | |
US8827235B1 (en) | Concrete form for building foundation construction with form insert creating recessed sections | |
EP2241690B1 (en) | Insulated foundation element for mounting on precast base foundation | |
JPS6145028B2 (ja) | ||
US2379636A (en) | Method of making reinforced concrete buildings | |
US3507084A (en) | Tilt-up wall construction | |
US1955584A (en) | Plank construction system | |
CA1081495A (en) | Process for constructing buildings for use as dwellings, or for social or industrial use, and a building constructed in accordance with the said process | |
JP2928002B2 (ja) | 柱型枠構造 | |
JP2509395B2 (ja) | 建物基礎部の構造 | |
JPH07310329A (ja) | 建築物の基礎構造およびその構築方法 | |
JPH0467533B2 (ja) | ||
US10597881B1 (en) | Wall system | |
JPH07103583B2 (ja) | 大スパン地下構造物の構築工法 | |
JPH05287759A (ja) | 鉄筋コンクリート基礎梁の構築法 | |
JPH0144685Y2 (ja) | ||
JPS6231146B2 (ja) | ||
JP3062539B2 (ja) | 地下壁及びその施工法 | |
JP3334944B2 (ja) | 建物の構築方法 | |
JPS5812917Y2 (ja) | 基礎型枠の支持構造 | |
JPH04323417A (ja) | 基礎構造 | |
JPH05214734A (ja) | 基礎型枠の施工方法 | |
JPH04144B2 (ja) |