JPS6144674Y2 - - Google Patents

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JPS6144674Y2
JPS6144674Y2 JP1981126288U JP12628881U JPS6144674Y2 JP S6144674 Y2 JPS6144674 Y2 JP S6144674Y2 JP 1981126288 U JP1981126288 U JP 1981126288U JP 12628881 U JP12628881 U JP 12628881U JP S6144674 Y2 JPS6144674 Y2 JP S6144674Y2
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JP
Japan
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seat
elastic band
frame
rib
ribs
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JP1981126288U
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JPS5831860U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシート装置に係り、特にパン型構造の
シートフレームにおける座面構造の改良に関す
る。
従来、合成樹脂により一体成形されたパン型構
造のシートフレームを用いたシート装置は、第1
図に示すようにパン型バツクフレーム1及びクツ
シヨンフレーム2内にウレタンフオーム等により
所要形状に成形されたシートパツド3及び4を直
接嵌合し、その表面側を表皮5及び6により被覆
してシートバツクSb及びシートクツシヨンScを
構成していた。
しかし、この構造によると緩衝弾性は、パツド
3及び4のみによつて付与されることになるの
で、パツド3及び4は厚く形成しなければなら
ず、そのためパツド材料を多く必要としシート装
置全体としての重量がかさむと共に、コスト高に
なる欠点がある。
そこで本考案はかかる欠点を除去したシート装
置を提供するもので、即ちパン型構造のフレーム
を用いたシート装置において、パツドと弾性帯に
より極めて良好な緩衝弾性を付与すると共に、パ
ツドの使用量を減少できるように構成したもので
ある。
以下、第2図乃至第8図について本考案の実施
例を説明する。
パン型構造バツクフレーム11及びクツシヨン
フレーム12の内面11a及び12aには外周壁
面11b及び12bに沿つてリブ11c及び12
cが形成されている。即ち、バツクフレーム11
のリブ11cは外周壁面11bの略半分の高さa
の突片状で、外周壁面11bから所要間隔bをお
いて内面11aに一体的に突出形成されており、
また、クツシヨンフレーム12のリブ12cは内
面12aに外周壁面12bから所要間隔b′の位置
に所要高さa′で隆起状に形成されている。
このように形成されたリブ11c及び12cの
両側辺部に外面側から表面側にかけて面フアスナ
ー13の一方片13aを所要間隔或いは所要巾で
固着する。この場合面フアスナー13の一方片1
3aを代えて、リブ11c及び12cに直接面フ
アスナーの一方の係止体と同等の効果を有する係
止体を植設してもよい。
14はゴム或いは伸縮性布地からなる弾性帯で
非伸長状態での長さをリブ11c及び12cの両
側辺部間の間隔よりやや短かく形成してあり、こ
の弾性帯14の両端部に面フアスナー13の他方
片13bを取付けてある。この弾性帯14におい
ても面フアスナー13の他方片13bに代えてそ
の係合体と同等の効果を有する係合部を形成して
もよい。
このように形成された弾性帯14を上述のバツ
クフレーム11及びクツシヨンフレーム12のリ
ブ11c及び12cに架張する。
即ち、弾性帯14をその長手方向に引張り、伸
張した状態でその両端部の面フアスナー13の他
方片13bをリブ11c及び12cに固着した一
方片13aに押当て接合止着し、リブ11c及び
12cの両側部間に略緊張状態で架張する。この
場合バツクフレーム11においては巾狭に形成し
た弾性帯14を所要間隔で複数架張し、またクツ
シヨンフレーム12においては巾広に形成した弾
性帯14を架張してバツクフレーム11において
は適度な弾性を保有するようになし、クツシヨン
フレーム12においては荷重に耐え得るようにな
されている。
このようにして弾性帯14を架張したバツクフ
レーム11及びクツシヨンフレーム12は、所要
形状に形成したシートパツド15及び16を弾性
帯14の表面側において嵌合する。このシートパ
ツド15及び16の嵌合においてその裏面側周縁
の膨出部15a及び16aがバツクフレーム11
及びクツシヨンフレーム12の外周壁面11b及
び12bとリブ11c及び12cとの間に嵌合さ
れて弾性帯14の端部をリブ11c及び12c側
へ押圧し、面フアスナー13の両片13a,13
bを強く圧着させることになり、その接合止着が
確実に行われる。
また、シートパツド15及び16には表皮17
及び18を表面側から周側面にかけて被覆し、こ
の状態でバツクフレーム11及びクツシヨンフレ
ーム12に嵌着されている。
なお本例においては弾性帯14はバツクフレー
ム11及びクツシヨンフレーム12のリブ11c
及び12cに架張されているが、リブ11c及び
12cが形成されていないものにおいてはこれに
代る支持部を形成して架張するか、或いは外周壁
面11b及び12bの内側面間に直接架張するよ
うにしてもよい。この外周壁面11b及び12b
の内側面間に直接架張する場合は弾性帯14の両
側部を表面方向へ垂直状に折曲し止着するように
すればその止着部はシートパツド15及び16の
嵌合により押圧され、強く圧着されることにな
る。
上述に弾性帯14は長尺のゴムシート或いは伸
縮性布地等の素地Rの両側端部に予め面フアスナ
ー13の他方片13bを取付けるか或いは同等の
効果を有する係合部を形成して成る素材から必要
な巾に切取つて使用する。
なお、ゴムシート或いは伸縮性布地等の素地R
に対する面フアスナー13の他方片13b或いは
同等部材の取付けは第8図に示すように素地Rの
縁部に面フアスナー13の他方片13b等をその
全体を重ね合せて縫着する(同図A)か、一部分
を重ね合せて縫着する(同図B)か、或いは素地
R等の端縁部に厚み方向に切溝rを形成して面フ
アスナー13の他方片13bの縁部を挿込して接
着する(同図C)等種々の方法がある。
以上のように本考案によればパン型構造のシー
トフレーム内に弾性帯を、内面から所要間隔で離
隔した位置に形成されたリブに押圧係止部材を介
して架張すると共に、この弾性帯の表面側におい
てシートパツドを嵌着してシート装置を構成する
ので、シート座面にはパツドの弾性に弾性帯の弾
力が加わり、適度な反撥力が得られると共に、シ
ートパツドは弾性帯の平面で支受され、その裏面
側は空間が形成されるため、いわゆる底突き感を
与えることなく、快適に着座でき、またシートパ
ツドはシートフレームに対して弾性帯より前方へ
嵌着するだけであるからそのパツド材の使用量が
少く、シート装置の軽量化が可能となると共にコ
ストを低減できる。しかも弾性帯のシートフレー
ムに対する架張は面フアスナー等の押圧係止部材
により止着するので工具等は必要なく手で押付け
るだけの簡単な作業で行え、シート装置全体とし
ての組付けが容易にでき、また弾性帯の止着部は
シートフレームの外周壁面とその内方のリブとの
間に嵌合されるシートパツドの一部によりリブ側
に押圧されるので更に強く係止されてシートパツ
ドが一層確実に支受され、常に安定した着座姿勢
を取ることができる等、実用的効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパン型構造のシートフレームを
用いたシート装置の縦断側面図、第2図は本考案
によるシート装置に用いるシートフレームの一例
の斜視図、第3図は第2図のA−A線拡大断面
図、第4図は第2図のB−B線拡大断面図、第5
図は第2図に示すシートフレームを用いたシート
装置におけるシートバツクの一部分の断面図、第
6図は同シートクツシヨンの一部分の断面図、第
7図は弾性帯の素材の斜視図、第8図A,B,C
は弾性帯素地と面フアスナーとの接合例を示す断
面図である。 図中、11はバツクフレーム、12はクツシヨ
ンフレーム、11c,12cはリブ、13は面フ
アスナー、14は弾性帯、15,16はシートパ
ツド、17,18は表皮、Sbはシートバツク、
Scはシートクツシヨンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱状パン型構造のシートフレームに表皮を被覆
    したシートパツドを嵌着して成るシート装置にお
    いて、 上記シートフレームの外周壁面より内方に所要
    高さを有するリブが形成され、該リブに、所要幅
    を有し、両端部に押圧係止体を固着した伸縮性布
    地から成る弾性帯が上記係止体を介して架張さ
    れ、上記シートフレームの外周壁面とリブとの間
    に上記シートパツドの一部が嵌合され、上記弾性
    帯の係止端部を上記リブ側へ押圧させて成るシー
    ト装置。
JP12628881U 1981-08-26 1981-08-26 シ−ト装置 Granted JPS5831860U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12628881U JPS5831860U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 シ−ト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12628881U JPS5831860U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 シ−ト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831860U JPS5831860U (ja) 1983-03-02
JPS6144674Y2 true JPS6144674Y2 (ja) 1986-12-16

Family

ID=29920082

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JP12628881U Granted JPS5831860U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 シ−ト装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665434U (ja) * 1993-02-26 1994-09-16 株式会社武井文進堂 メガホン兼用サンバイザー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626624U (ja) * 1979-08-08 1981-03-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626624U (ja) * 1979-08-08 1981-03-12

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JPS5831860U (ja) 1983-03-02

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