JPS6144287A - 穀粒の水分測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒の水分測定装置に関するもので、穀粒
乾燥機などに利用しうる。

発明が解決しようとする問題点 穀粒を一対のロール間で挟圧粉砕と同時に水分を検出す
る水分測定装置では、測定する穀粒内に未熟粒の混入の
多い穀粒を測定すると、未熟粒は精粒と比較して含水率
が高いため該ロール間に多量の穀粒を挟圧粉砕して水分
を検出すると、未熟粒の影響で水分を高く検出して、乾
燥が終了したときに精粒が過乾燥となっていて胴側や、
砕粒の発生が多くなることがある。

問題を解決するための手段 この発明は、穀粒を貯留する穀粒タンク（１）内に突出
して、この穀粒を挟圧粉砕と同時に水分検出とを行なう
」二部一対のロール（り、■を設け、この上側のロール
（りの穀粒繰込側には穀粒をこれらロール（■、（：（
１間の挟圧粉砕部へ一粒並びに案内供給する供給ガイド
（４）を設けてなる穀粒の水分ｉｌ＋ｑ定装置の構成と
する。

発明の作用、および効果 例えば、穀粒を乾燥する乾燥機に水分測定装置を使用し
た場合では、穀粒タンク（１）内に収容した穀粒は流下
しながら乾燥する途中で回転駆動する上下一対のロール
（り、０間に、該穀粒タンク（１）内を流下中の穀粒の
一部を繰込み挟圧粉砕と同時に水分を検出させるが、こ
のとき該ロール■、■内に繰込む穀粒は供給ガイド（４
）で−粒並びで供給案内され、挟圧粉砕された粉砕穀粒
の水分を検出するが、検出する粉砕穀粒量が一定化でき
るため未熟粒の混入の多い穀粒を検出するときであって
も精粒と未熟粒との水分検出値が大１１に異なるため精
粒を検出したか、又は未熟粒を検出したかの判定区別が
明確にできるため未熟粒を検出したときには、この検出
値を電気的にカット処理を行なって精粒のみの検出値と
することにより、検出精度が向−１−し精粒が過乾燥と
なって胴側や、砕粒となることがない。

実施例 なお図例において、６）は乾燥機で、この乾燥機６）の
穀粒タンク中前部に水分測定装置の）及び操作ボックス
■を着脱自在に装着している。（８）は昇穀機、０）は
バーナである。この水分測定装置（６）は、後板ＯＩ、
前板６０、」−下板０２１及び左右横板■とで箱形状と
し、この箱体内に支持メタル帥、Ｏ！ｉｌを固着した構
成である。

該後板０１の後部側に板状のロール受メタルＯＯを固着
し、このロール受メタル００部は、該穀粒タンク（＋）
部に設けた開口部０力より該穀粒タンク（１）内に突出
する状態に構成している。（ト）、■はロール軸で該支
持メタル０、Ｏ！ｉｌとで軸支し、このロール軸（ト）
、■は上下に配設し、上側ロール軸（ト）軸端部にギヤ
ー〇を固着し、他軸端部にロール（２を固着し、下側ロ
ール軸υ軸端部にギヤーのを固着し、他軸端部にロール
（３）を固着し、このロール■、■の一側部が該ロール
受メタルω内に挿入した状態に設けて、このロール■、
０間に案内供給される穀粒を挟圧粉砕と同時に水分を検
出する構成である。

該上側ロール■の穀粒繰込側に供給ガイド０〕を該ロー
ル受メタル００上に設け、この供給ガイドθ）のほぼ中
央部に溝■を有して、この溝の部より該ロール（２，０
間の穀粒挟圧粉砕部へ一粒案内供給する構成であり、該
ロール■、■の外周部とこの供給ガイド（４）の湾曲部
との間には穀粒が流入しない隙間としである。臼は排出
ガイドで該ロール受メタルＯＯ上に設け、この排出ガイ
ド臼の湾曲部と該ロール（り、■の外周部との間に穀粒
が流入しない隙間とし、この隙間より測定済み粉砕穀粒
を排出する構成である。Ｑはモータで該支持メタルＯ５
に＝３− 固着し、このモータ（ハ）軸端部にギヤー（ハ）を固着
し、このギヤー（ハ）と該ギヤー＠及び該ギヤー（へ）
とは噛合する構成である。

前記操作ボックス■よりの測定信号で、該モータ（ハ）
が回転し、このモータ（ハ）のギヤー（ハ）と噛合する
ギヤー〇及びギヤー（へ）とが回転駆動し、該ロール■
、（３）間に前記穀粒タンク（１）内を流下中の穀粒が
供給ガイド（４）の溝のを経て、このロール■、０間の
挟圧粉砕部へ一粒並びに案内供給され、挟圧粉砕すると
同時に水分を検出する構成である。

昇穀機（８）から穀粒タンク中上部に供給されて、該穀
粒タンク（１）内に収容した穀粒は、下部の乾燥室を流
下する間にバーナ（９）より発生する熱風を受けて乾燥
され、該昇穀機（８）で還元される循環を繰返して乾燥
されるが、乾燥機６）の該穀粒タンク（１）内を流下中
の穀粒は、操作ボックス■よりの測定信号でモータ（ハ
）が回転することにより、このモータ（ハ）のギヤーの
と噛合するギヤー〇及びギヤー〇とが回転駆動され、ロ
ール（り、■が回転し、このロール■、０間の挟圧粉砕
部へ供給ガイド（４）の溝０部を経て一粒並びに案内供
給され、挟圧粉砕されると同時に水分を検出し、この検
出行程が繰返されて規定水分に達すると、該操作ボック
ス■で自動制御して該乾燥機ｃ！５）を自動停止させる
。検出終了した粉砕穀粒は、下部側の該ロール（３）と
排出ガイドのとの隙間より排出され、乾燥中の穀粒と同
時に循環還元される。

この検出行程は、少量の粉砕穀粒の水分検出を行なうた
め異常値と正常値との判定区別が明確にできるので異常
値をカット処理することにより、正確な水分値を得るこ
ととなり過乾燥による胴側や、砕粒の発生を防止するこ
とができる。

なお、該穀粒タンク（１）内の穀粒を回転する回転ロー
ル等で一粒取り出して、該ロール■、＠間の挟圧粉砕部
へ案内供給して、該ロール■、■で挟圧粉砕と同時に水
分を検出する構成とするもよい。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側断
面図、第２図は背面図、第３図は乾燥機正面図である。 図中、符号（１）は穀粒タンク、　（２）はロール、Ｏ
）はロール、（４）は供給ガイドを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒を貯留する穀粒タンク（１）内に突出して、この穀
   粒を挟圧粉砕と同時に水分検出とを行なう上下一対のロ
   ール（２）、（３）を設け、この上側のロール（２）の
   穀粒繰込側には穀粒をこれらロール（２）、（３）間の
   挟圧粉砕部へ一粒並びに案内供給する供給ガイド（４）
   を設けてなる穀粒の水分測定装置。