JPS629250A - 供試穀粒移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、供試穀粒移送装置に関するもので穀粒水分
測定器および胴側検出器などへの供試穀粒移送装置とし
て利用できる。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 穀粒を一粒づつ繰出螺旋の外周螺旋溝に嵌入して、この
螺旋溝の一側外周面に近接する案内板との間で穀粒を案
内移送する形態の供試穀粒移送装置にあっては、穀粒中
の穀粒より大きな小石などの異物が螺旋溝に案内されて
移送されることがあり、この供試穀粒移送装置を穀粒を
挟圧粉砕して水分を検出する穀粒水分測定器に装着する
場合には、小石などの硬い異物が供給されると、水分検
出ローラを損傷したり、又、検出ローラ間に挟まれて圧
砕できず、各伝動系を損傷させる場合がある。

そこで、この発明は、穀粒を螺旋溝との間で案内する案
内板の終端側に、穀粒の落入しうる間隙の穀粒落下口を
設けて、穀粒より大きい小石などの異物は螺旋溝で、こ
の穀粒落下口より外方へ移送されて穀粒落下口から落入
しないようにしようとするものである。

問題点を解決するための手段 この発明は、回転外周面に穀粒を一粒嵌入して移送する
螺旋溝（１）゛を形成する繰出螺旋（２）め該螺旋溝（
１）の一側外周面に近接してこの螺旋溝（１）との間で
穀粒を案内する案内板（３）を設け、該繰出螺旋（２）
の終端部には該案内板（３）の下端縁（４）と該螺旋溝
（１）外周面との間に穀粒の落入しうる間隙の穀粒落下
口（５）を設けてなる供試穀粒移送装置の構成とする。

発明の作用 穀粒は、回転する繰出螺旋（２）外周面の螺旋溝（１）
と案内板（３）との間で案内されて終端部へ移送され、
案内板（３）の下端縁（４）と螺旋溝（１）との間の穀
粒落下口（５）より落入される。

発明の効果 穀粒落下口（５）からは、穀粒および穀粒より小さい穀
粒中の夾雑物が藩士するが、穀粒より大きい小石などの
異物は落下しない、従って例えば、この供試穀粒移送装
置を穀粒水分測定器に装着する場合には、穀粒より大き
い小石などの異物が供給されないため、圧砕して穀粒水
分を検出する電極ローラの小石などの噛込みによる損傷
を防止することができる。

実施例 なお１図例は１本発明に係る供試穀粒移送装置を装着し
た穀粒水分測定装置（６）を示すもので、穀粒乾燥機の
昇穀機（７）の機壁（８）に装着している。

該穀粒水分測定装置（６）は、箱体で上部の供。

ｋｎ　口（９）　トＵｉｌｉａｌ＆　（７）　ノｌｌ”
ｌ　（８）　ト（’）間に供給樋（１０）を設け、該昇
穀機（７）にょる昇穀穀粒の一部が、この供給樋（１０
）を経て繰出螺旋（２）上へ供給される構成としている
。

該繰出螺旋（２）は、該箱体内に横設支承する軸（１１
）の一端部に固着され、この軸（１１）の他端部には、
ギヤー（１２）を固着している。該繰出螺旋（２）は、
外周面に穀粒を一粒嵌入する螺旋溝（１）とこの螺旋溝
（１）より小径の深溝の螺旋溝（１３）とを形成した構
成としている。

該繰出螺旋（２）の上部には、該軸（１１）と並設する
案内板用軸（１４）を支承し、この案内板用軸（１４）
に案内板（３）を固着し、該繰出螺旋（２）の外周面の
螺旋ｊＪ（１）に近接させて設けている。該案内板（３
）の繰出螺旋（２）の移送終端部は、この案内板（３）
の下隅部を切欠いで。

この切欠部の下端縁（４）と該繰出螺旋（２）の螺旋溝
（１）外周面との間に穀粒の落入しうる間隙の穀粒落下
口（５）を設けている。該穀粒落下口（５）の下側には
、流下案内板（１５）を設け、該繰出螺旋（２）の終端
下方には、排出路（１Ｂ）を設けている。

該繰出螺旋（２）の下部には、前記繰出螺旋（２）の軸
（１１）と並設する検出ロール軸（１７）　　（１Ｂ）
を支承し、この検出ロール軸（１７）の一端部には、検
出ロール（１９）を固着し、他端部にはギヤー（２０）
を固着し、又検出ロール軸（１Ｂ）の一端部には、検出
ロール（２１）を固着し、他端部には、二段ギヤー（２
２）を固着している。

該一対の検出ロール（１９）　　（２１）の下部には。

清掃メタル（２３）　　（２３）を各々設け、これら清
掃メタル（２３）　　（２３）の外周面には、スクレパ
およびブラシを設けて検出ロール（１９）　　（２１）
の外周面に当接させた構成としている。

前記箱体内の上部には、モータ（２４）を設け。

このモータ（２０軸にギヤー（２６）を固着し、このギ
ヤー（２６）と前記各ギヤー（１２）　　（２０）およ
び二段ギヤー（２２）とは噛合う構成としている。

前記清掃メタル（２３）　　（２３）の下部には、前記
昇穀機（７）へ向けて傾斜する排出樋（２７）を設け、
該昇穀機（７）と連通させた構成としている。

モータ（２４）が回転すると、このモータ（２４）のギ
ヤー（２６）と噛合うギヤー（＋２）　　（２０）およ
び二段キャー（２２）が回転して、繰出ラセン（２）が
回転し、昇殻機（７）の供給樋（１０）を経て繰出ラセ
ン（２）上へ供給された穀粒は、この繰出ラセン（２）
と案内板（３）とで、このｈ出うセン（−２）のラセン
溝（１）内へこの供給ａｈを一粒づつ繰込み、このラセ
ン溝（１）に沿って移送され、穀粒は穀粒落下口（５）
より落下して、流下案内板（１５）を経て検出ロール（
１９）　　（２１）−にへ供給され、この供給穀粒をこ
の検出ロール（１９）　　（２１）の外周面部間で繰込
み挟圧粉砕するｌと同時に、この粉砕穀粒の水分値が検
出される。

繰出ラセン（２）上へ供給された穀粒中でラセン溝（１
）内へ繰込まれなかった余分な穀粒は、螺旋溝（１３）
を流下して排出樋（２７）で流下案内され、昇−ｉ９機
（７）内へ排出される。又、穀粒水分を検出終了した粉
砕穀粒および螺旋溝（１）内に繰込まれた未熟粒や穀粒
より小さい異物は、この螺旋溝（１）と案内板（３）と
の間隙より落下して排出樋（２７）を流下して昇穀ａ（
７）内へ排出される。検出ロール（＋９）　　（２１）
の外周面部に付着する粉砕穀粒は、清掃メタル（２３）
　　（２３）のスクレパおよびブラシによって除去され
清掃される。

螺旋溝（１）と案内板（３）とによって移送された穀粒
より大きい小石などの異物は、穀粒落下口（５）からは
落下しないで繰出螺旋（２）の終端部へ移送され、排出
路（１Ｂ）から機外へ排出される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
の正面図、第２図は一部の拡大斜視図、第３図は側断面
図、第４図は背面図である。 図中、符号（１）は螺旋溝、（２）は繰出螺旋、（３）
は案内板、（４）は下端縁、（５）は穀粒落下口を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転外周面に穀粒を一粒嵌入して移送する螺旋溝（１）
   を形成する繰出螺旋（２）の該螺旋溝（１）の一側外周
   面に近接してこの螺旋溝（１）との間で穀粒を案内する
   案内板（３）を設け、該繰出螺旋（２）の終端部には該
   案内板（３）の下端縁（４）と該螺旋溝（１）外周面と
   の間に穀粒の落入しうる間隙の穀粒落下口（５）を設け
   てなる供試穀粒移送装置。