JPS6144093A - ノズルプロペラ - Google Patents
ノズルプロペラInfo
- Publication number
- JPS6144093A JPS6144093A JP16675884A JP16675884A JPS6144093A JP S6144093 A JPS6144093 A JP S6144093A JP 16675884 A JP16675884 A JP 16675884A JP 16675884 A JP16675884 A JP 16675884A JP S6144093 A JPS6144093 A JP S6144093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- metal panel
- cavitation erosion
- al2o3
- stainless steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は船舶の推進性能をよくするために船体に具えら
れたノズルプロペラの改良に関する。
れたノズルプロペラの改良に関する。
従来のノズルプロペラは第3図及び第4図に示すように
プロペラ3101を包囲するようにノズル02が船尾部
に取付けられており、同ノズル02の内面には耐キャビ
テーションエロージヨン性ヲ考慮してオーステナイト系
ステンレス鋼(SUS816L)等が用いられている。
プロペラ3101を包囲するようにノズル02が船尾部
に取付けられており、同ノズル02の内面には耐キャビ
テーションエロージヨン性ヲ考慮してオーステナイト系
ステンレス鋼(SUS816L)等が用いられている。
しかしながら、このようなノズルプロペラにおいては、
プロペラ翼01の回転により、翼先端から生じる気泡が
ノズル02の内面上部で崩壊し同ノズ/l102内面上
部にキャビテーションエロージョン08.ブ08が発生
する。
プロペラ翼01の回転により、翼先端から生じる気泡が
ノズル02の内面上部で崩壊し同ノズ/l102内面上
部にキャビテーションエロージョン08.ブ08が発生
する。
従って、上記のようにノズル02内面にオーステナイト
系ステンレス鋼等を用いているが、これでも短期間に損
傷し、ノズル02の卸繁な修理を余儀無くされていた。
系ステンレス鋼等を用いているが、これでも短期間に損
傷し、ノズル02の卸繁な修理を余儀無くされていた。
又、最近はノズル02内面上部の耐キャビテーションエ
ロージヨン性を向上させるだめに、同内面上部にステラ
イト合金の肉盛溶接を施行することが試みられているが
未だ十分な解決策とはなっていない。
ロージヨン性を向上させるだめに、同内面上部にステラ
イト合金の肉盛溶接を施行することが試みられているが
未だ十分な解決策とはなっていない。
本発明は、上記のような従来のノズルフ′口ぺ(t
うにおける問題点f鑑みなされたもので、ノズル内面上
部が耐キャビテーションエロージヨン性に極めて優れた
ノズルプロペラを実現することを目的とする。
部が耐キャビテーションエロージヨン性に極めて優れた
ノズルプロペラを実現することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたもので
、内面にAl2O3,ZrO2,Sin、 Si3N4
などのセラミック板を接合した金属パネルをノズルプ
ロペラのノズル内面上部に取り付けたことによって、同
ノズル内面上部のキャビテーションエロージョンの発生
による短期間での損傷を回避でき、長期に亘っての高い
推進性能を維持できる。
、内面にAl2O3,ZrO2,Sin、 Si3N4
などのセラミック板を接合した金属パネルをノズルプ
ロペラのノズル内面上部に取り付けたことによって、同
ノズル内面上部のキャビテーションエロージョンの発生
による短期間での損傷を回避でき、長期に亘っての高い
推進性能を維持できる。
以下2本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図はノズルプロペラの構造を示すもので。
1はプロペラ翼、2は同グロベラ翼1を包囲す目
るように船尾に取付けられたノズル、8は俳ノx /l
/ 2 Kおけるキャビテーションエロージョン1
の発生し易い内面上部に隅肉溶接で取付けられた金
属ρパネルである。同金属パネル3はその詳細を第2図
に示すように、前記ノズル2の内面と同じ曲率に加工し
た厚さ15mm、幅500III11゜長さ2000闘
の5US816Lステンレス鋼板11の全内面に、厚さ
2mm、幅10mm、長さ10BのAl2O3セラミッ
ク板12を接合する。
/ 2 Kおけるキャビテーションエロージョン1
の発生し易い内面上部に隅肉溶接で取付けられた金
属ρパネルである。同金属パネル3はその詳細を第2図
に示すように、前記ノズル2の内面と同じ曲率に加工し
た厚さ15mm、幅500III11゜長さ2000闘
の5US816Lステンレス鋼板11の全内面に、厚さ
2mm、幅10mm、長さ10BのAl2O3セラミッ
ク板12を接合する。
尚、上記の同Al2O3セラミック板12の接合方法は
、 5US116Lステンレス鋼板とAl2O3セラ
ミツクス板12との接合面に銅の粉体を挾んだ後。
、 5US116Lステンレス鋼板とAl2O3セラ
ミツクス板12との接合面に銅の粉体を挾んだ後。
加圧・加熱する拡散接合で行なう。
又接合法としては実施例のような拡散接合のほかに、ろ
う付は方法あるいは有機系接着剤を用いることも可能で
ある。さらにはセラミックス板と17で実施例ではAl
2O3を採用したが。
う付は方法あるいは有機系接着剤を用いることも可能で
ある。さらにはセラミックス板と17で実施例ではAl
2O3を採用したが。
ZrO2,sic、 あるいはSi3N4などのセラ
ミックス板を用いてもよい。
ミックス板を用いてもよい。
上記のようなノズルプロペラによると、ノズ/I/2の
キャビテーションエロージョンの発生しやすい内面上部
に金属パネル8.8を取り付け。
キャビテーションエロージョンの発生しやすい内面上部
に金属パネル8.8を取り付け。
同金属バネ)v8.8表面にはAl2O3セラミック板
12を接合しているので、同Al2O3セラミック板1
2が耐キャビテーションエロージヨン性を充分発揮して
、ノズ/I/2の耐久性を著しく向上することができる
。
12を接合しているので、同Al2O3セラミック板1
2が耐キャビテーションエロージヨン性を充分発揮して
、ノズ/I/2の耐久性を著しく向上することができる
。
第5図は本発明に用いるAl2O3,ZrO2,SiC
。
。
Si3N4のセラミックス板を接合した金属パネルと従
来のSUS 816Lステンレス鋼およびステライト合
金との耐キャビテーションエロージヨン性を磁歪式エロ
ージョン試験法によシ海水中で比較試験した結果である
が、これをみてもセラミックスが従来のステンレス鋼と
比べると20〜30倍、又ステライト合金と比べると2
〜3倍耐キヤビテーシヨンエロージヨン性が優している
ことが判る。
来のSUS 816Lステンレス鋼およびステライト合
金との耐キャビテーションエロージヨン性を磁歪式エロ
ージョン試験法によシ海水中で比較試験した結果である
が、これをみてもセラミックスが従来のステンレス鋼と
比べると20〜30倍、又ステライト合金と比べると2
〜3倍耐キヤビテーシヨンエロージヨン性が優している
ことが判る。
以上、要するに本発明によれは、船舶のプロペラ外周部
にノズルを具えたノズルプロペラにおいて、内面にセラ
ミックス板を接合した金属パネルを前記ノズル内面上部
に取り付けたことによりノズル内面上部のキャビテーシ
ヲンエローションの発生を防止でき長期に亘っての高い
推進性能を維持できるノズルプロペラを実現することが
でき産業上極めて有益なものである。
にノズルを具えたノズルプロペラにおいて、内面にセラ
ミックス板を接合した金属パネルを前記ノズル内面上部
に取り付けたことによりノズル内面上部のキャビテーシ
ヲンエローションの発生を防止でき長期に亘っての高い
推進性能を維持できるノズルプロペラを実現することが
でき産業上極めて有益なものである。
第1図は本発明の一実施例を示すノズルプロペラの縦断
面図、第2図は第1図の金属パネルの詳細な斜視図、第
3図は従来のノズルプロペラを船尾部に設けた駄態を示
す正面図、第4図は第3図のIY−IV矢視断面図、第
5図は本発明のセラミックを接着した金属パネルと従来
のSUS 316Lステンレス鋼及びステライト合金と
の耐キャビテーションエロージヨン性を磁歪式エロージ
ョン試験法によって比較試験した結果を示すグラフであ
る。 01.1・・・プロペラ翼、02,2・・ノズル、3・
・・金属パネル、11・・・ステンレスfi板、 1
2・・セラミックス板。
面図、第2図は第1図の金属パネルの詳細な斜視図、第
3図は従来のノズルプロペラを船尾部に設けた駄態を示
す正面図、第4図は第3図のIY−IV矢視断面図、第
5図は本発明のセラミックを接着した金属パネルと従来
のSUS 316Lステンレス鋼及びステライト合金と
の耐キャビテーションエロージヨン性を磁歪式エロージ
ョン試験法によって比較試験した結果を示すグラフであ
る。 01.1・・・プロペラ翼、02,2・・ノズル、3・
・・金属パネル、11・・・ステンレスfi板、 1
2・・セラミックス板。
Claims (1)
- 船舶のプロペラ外周部にノズルを具えたノズルプロペラ
において、内面にセラミックス板を接合した金属パネル
を前記ノズル内面上部に取り付けたことを特徴とするノ
ズルプロペラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16675884A JPS6144093A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | ノズルプロペラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16675884A JPS6144093A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | ノズルプロペラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144093A true JPS6144093A (ja) | 1986-03-03 |
Family
ID=15837174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16675884A Pending JPS6144093A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | ノズルプロペラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144093A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105059516A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-11-18 | 苏州金业船用机械厂 | 一种导管式螺旋桨用束流筒 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595804A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 流体機械の耐蝕構造 |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP16675884A patent/JPS6144093A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595804A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 流体機械の耐蝕構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105059516A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-11-18 | 苏州金业船用机械厂 | 一种导管式螺旋桨用束流筒 |
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