JPS6144030Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144030Y2 JPS6144030Y2 JP6295682U JP6295682U JPS6144030Y2 JP S6144030 Y2 JPS6144030 Y2 JP S6144030Y2 JP 6295682 U JP6295682 U JP 6295682U JP 6295682 U JP6295682 U JP 6295682U JP S6144030 Y2 JPS6144030 Y2 JP S6144030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- sealing member
- check valve
- body base
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 14
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000005238 degreasing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気井戸ポンプ等に用いられる逆流防
止弁に関する。
止弁に関する。
一般に電気井戸ポンプは第1図に示すようにポ
ンプ室1の吸込側に逆流防止弁2を備え、ポンプ
運転停止時のポンプ吸込側配管内の水落防止およ
び、ポンプ吐出側の圧力維持に供される。なお、
図中の3は弁座、4は逆流防止弁2のガイド部、
5は羽根車、6は気水分離室、7は圧力タンクで
ある。
ンプ室1の吸込側に逆流防止弁2を備え、ポンプ
運転停止時のポンプ吸込側配管内の水落防止およ
び、ポンプ吐出側の圧力維持に供される。なお、
図中の3は弁座、4は逆流防止弁2のガイド部、
5は羽根車、6は気水分離室、7は圧力タンクで
ある。
ところで前記逆流防止弁2は第2図に示すよう
にゴムのシール部材8の変形によるヘタリ防止お
よび製作コスト等の配慮から耐食性金属の弁体ベ
ース部材9を包むように前記ゴムのシール部材8
を焼付成形あるいは接着剤で接着していた。しか
しながらゴムと金属の焼付成形、あるいは接着
は、金属の脱脂不十分や接着剤のバラツキ等によ
り接着力の低下および局部的に未接着部分が生じ
ることがある。このような場合、外観からは発見
できず、逆流防止弁の機能に問題がある。すなわ
ち、ポンプの停止時にシール部材8は弁座3に強
く押し付けられているが、シール部材8の弁座3
の弁口3aに対応する部分8aは井戸の水中に連
通している吸込側Aの負圧力により強く吸引され
る。そして、ポンプの運転,停止により前記吸引
が断続的に繰り返されることにより、逆流防止弁
2のシール部材8の部分8aは弁体ベース部材9
と徐々に剥離して浮き上がり、前記のシール部材
8の部分8aが弁座3にのりあげ、またシール部
材8の剥離した部分が全面にひろがり、第2図に
示すC−C′部分より破断され、逆流防止機能を
失い、ポンプの正常な使用ができなくなるという
欠点があつた。
にゴムのシール部材8の変形によるヘタリ防止お
よび製作コスト等の配慮から耐食性金属の弁体ベ
ース部材9を包むように前記ゴムのシール部材8
を焼付成形あるいは接着剤で接着していた。しか
しながらゴムと金属の焼付成形、あるいは接着
は、金属の脱脂不十分や接着剤のバラツキ等によ
り接着力の低下および局部的に未接着部分が生じ
ることがある。このような場合、外観からは発見
できず、逆流防止弁の機能に問題がある。すなわ
ち、ポンプの停止時にシール部材8は弁座3に強
く押し付けられているが、シール部材8の弁座3
の弁口3aに対応する部分8aは井戸の水中に連
通している吸込側Aの負圧力により強く吸引され
る。そして、ポンプの運転,停止により前記吸引
が断続的に繰り返されることにより、逆流防止弁
2のシール部材8の部分8aは弁体ベース部材9
と徐々に剥離して浮き上がり、前記のシール部材
8の部分8aが弁座3にのりあげ、またシール部
材8の剥離した部分が全面にひろがり、第2図に
示すC−C′部分より破断され、逆流防止機能を
失い、ポンプの正常な使用ができなくなるという
欠点があつた。
本考案は上記の欠点に留意し、逆流防止弁のシ
ール部材の剥離による前記シール部材の破損を防
止することを目的とするものである。この目的を
達成するため、本考案は弁体ベース部材に焼付成
形または接着されたシール部材の弁座弁口に対応
する部分に貫通孔を設けた逆流防止弁の構成とし
たものである。
ール部材の剥離による前記シール部材の破損を防
止することを目的とするものである。この目的を
達成するため、本考案は弁体ベース部材に焼付成
形または接着されたシール部材の弁座弁口に対応
する部分に貫通孔を設けた逆流防止弁の構成とし
たものである。
この構成にもとづき、弁座の弁口側より逆流防
止弁のシール部材の弁口対応部に吸引力が加わつ
ても、この部分の表裏は等圧であり、したがつて
シール部材の弁口対応部と弁体ベース部材の接着
不十分箇所があつても、この弁口対応部が膨出し
たり破損しなく、逆流防止弁の長寿命化を実現で
きるものである。
止弁のシール部材の弁口対応部に吸引力が加わつ
ても、この部分の表裏は等圧であり、したがつて
シール部材の弁口対応部と弁体ベース部材の接着
不十分箇所があつても、この弁口対応部が膨出し
たり破損しなく、逆流防止弁の長寿命化を実現で
きるものである。
以下本考案の一実施例を第3図および第4図に
もとづき説明する。
もとづき説明する。
図において10は耐食性金属よりなる弁体ベー
ス部材であり、この弁体ベース部材10を包むよ
うにゴム等よりなるシール部材11を前記弁体ベ
ース部材10に焼付成形または接着剤により接着
して逆流防止弁を構成している。そして前記シー
ル部材11は弁座12の弁口12aに対応する部
分11aに貫通孔13を有している。なお図中の
14はガイド棒である。この逆流防止弁は図示し
ていないが、第1図に示すようにポンプの吸込側
に組み込まれるものである。
ス部材であり、この弁体ベース部材10を包むよ
うにゴム等よりなるシール部材11を前記弁体ベ
ース部材10に焼付成形または接着剤により接着
して逆流防止弁を構成している。そして前記シー
ル部材11は弁座12の弁口12aに対応する部
分11aに貫通孔13を有している。なお図中の
14はガイド棒である。この逆流防止弁は図示し
ていないが、第1図に示すようにポンプの吸込側
に組み込まれるものである。
上記構成の逆流防止弁はシール部材11と弁体
ベース部材10との接着不十分な部分Bがあつて
も、シール部材11の弁口12aに対応する部分
11aに負圧による強い吸引力が働いたとき、こ
の負圧は貫通孔13を通つてシール部材11の接
着不十分な部分Bにもかかり、すなわち、シール
部材11の表面と内面は等圧となり、よつて接着
不十分な部分B部のシール部材11が極部的に吸
引されて膨出することがなく、シール部材11の
破損がなくなり、逆流防止弁の長寿命化を実現で
きるものである。
ベース部材10との接着不十分な部分Bがあつて
も、シール部材11の弁口12aに対応する部分
11aに負圧による強い吸引力が働いたとき、こ
の負圧は貫通孔13を通つてシール部材11の接
着不十分な部分Bにもかかり、すなわち、シール
部材11の表面と内面は等圧となり、よつて接着
不十分な部分B部のシール部材11が極部的に吸
引されて膨出することがなく、シール部材11の
破損がなくなり、逆流防止弁の長寿命化を実現で
きるものである。
なお、貫通孔13は図示のような円孔以外にス
リツト状のものであつてもよい。
リツト状のものであつてもよい。
以上のように本考案によればシール部材の破損
を防止して逆流防止弁の長寿命化ができ、シール
部材に貫通孔を設けるという簡単な構造であるの
で製造が容易であるという利点を有する。
を防止して逆流防止弁の長寿命化ができ、シール
部材に貫通孔を設けるという簡単な構造であるの
で製造が容易であるという利点を有する。
第1図は電気井戸ポンプの断面図、第2図は従
来の逆流防止弁の断面図、第3図は本考案の一実
施例の逆流防止弁の断面図、第4図は同平面図で
ある。 10……弁体ベース部材、11……シール部
材、11a……弁口に対応する部分、12……弁
座、12a……弁口、13……貫通孔。
来の逆流防止弁の断面図、第3図は本考案の一実
施例の逆流防止弁の断面図、第4図は同平面図で
ある。 10……弁体ベース部材、11……シール部
材、11a……弁口に対応する部分、12……弁
座、12a……弁口、13……貫通孔。
Claims (1)
- 弁体ベース部材と、前記弁体ベース部材に焼付
成形または接着されたシール部材よりなり、前記
シール部材の弁座の弁口に対応する部分に貫通孔
を設けてなるポンプの逆流防止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6295682U JPS58163770U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | ポンプの逆流防止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6295682U JPS58163770U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | ポンプの逆流防止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58163770U JPS58163770U (ja) | 1983-10-31 |
JPS6144030Y2 true JPS6144030Y2 (ja) | 1986-12-12 |
Family
ID=30073081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6295682U Granted JPS58163770U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | ポンプの逆流防止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58163770U (ja) |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP6295682U patent/JPS58163770U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58163770U (ja) | 1983-10-31 |
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