JPS6143976B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6143976B2
JPS6143976B2 JP58209737A JP20973783A JPS6143976B2 JP S6143976 B2 JPS6143976 B2 JP S6143976B2 JP 58209737 A JP58209737 A JP 58209737A JP 20973783 A JP20973783 A JP 20973783A JP S6143976 B2 JPS6143976 B2 JP S6143976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
ice cream
freezer
pipe
outlet
Prior art date
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Expired
Application number
JP58209737A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60102149A (ja
Inventor
Kozo Taneda
Hitoyo Nakayama
Shinzo Hanai
Toshiaki Ooshima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA KIKAI KK
YUKIJIRUSHI NYUGYO KK
Original Assignee
SANWA KIKAI KK
YUKIJIRUSHI NYUGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWA KIKAI KK, YUKIJIRUSHI NYUGYO KK filed Critical SANWA KIKAI KK
Priority to JP58209737A priority Critical patent/JPS60102149A/ja
Publication of JPS60102149A publication Critical patent/JPS60102149A/ja
Publication of JPS6143976B2 publication Critical patent/JPS6143976B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアイスクリームフリーザーに関するも
のである。
近年アイスクリームは多種多様な製品を提供す
るため、一般にアイスクリームの充填温度を−6
℃以下とする、いわゆる低温アイスクリームフリ
ーザーが一般化しつつあるが、従来は低温凍結の
ためには2本シリンダー方式でないと不可能であ
つたものが、技術の進歩と共に、近年は1本シリ
ンダー方式でも可能となつてきた。
一般にアイスクリームフリーザーのシリンダー
部は、アイスクリームの凍結速度(フリージング
スピード)とアイスクリームの組織を決定する部
分であるから、この構造がフリーザー設計の良否
を左右する。そこでフリーザーのシリンダー部に
ついてみてみると、シリンダー内に組み込まれて
いるダツシヤーとしては、カゴ形ダツシヤーと偏
心ローターとを組み合わせたものや、或いは筒形
ダツシヤー、特殊筒形ダツシヤー等が採用されて
いるが、これらのものは何れも甲、乙つけ難いも
のとされている。
又、近年はマイクロプロセツサーを内蔵して、
オーバーランを自動制御したフリーザーや、アイ
スクリームの温度を自動制御するフリーザー等が
開発されているが、アイスクリームの組織の面か
らシリンダー構造を改良したものは未だ見られな
い。
そこで、本発明者等はアイスクリームの組織を
感知的評価と、偏光顕微鏡写真による物理的な組
織を参考に、フリーザー構造、特にシリンダー構
造の改良に努めた。
本発明者等はシリンダー構造を改良するに当つ
て、シリンダー構造を左右する。
(1) ダツシヤー種類 (2) アイス循環装置 (3) ダツシヤー回転数 (4) フリーザー内圧 以上の因子をとりあげて種々実験検討を進めた
結果、次の結論を得た。
(A) ダツシヤーの種類は筒形の方が良い。
又、ブレードの数はシリンダー入口側の方が出
口側に対し数が多い方が良い。
(B) ダツシヤー回転数は90〜160rpmの低速回転
が好ましい。
(C) シリンダー内圧は3〜6ゲージ圧の低圧が好
ましい。
(D) アイスクリームの一部を循環させた方がアイ
スクリームの形成速度並びに組織的にも好まし
い。
本発明は前記A方式のアイスクリームフリーザ
ーに関するもので、1本の冷却シリンダー中に内
装したダツシヤーの掻き取りブレードの数を、シ
リンダー出口側より入口側において数を多く構成
したものである。
以上のように入口部において掻き取りブレード
を多くするということは、シリンダー内壁に付着
した氷結晶を微細なうちに掻き取ることになり、
したがつて、微細な組織のアイスクリームをうる
ことができるという特徴がある。
以下図面に示す実施例について説明する。
先ず、本発明装置を説明する前に第1図に示す
アイスクリームフリーザー全体の制御系について
説明する。
パイプ1からエアが送り込まれたアイスクリー
ムミツクス液は、パイプ2からミツクスポンプ3
により入口パイプ4を介してシリンダー6内に送
り込まれる。
ミツクスポンプ3によるシリンダー6への押込
量を一定に保つために、入口パイプ4のバルブ5
の出口に、ミツクス流量検出器8が取りつけら
れ、これと流量指示コントローラー9とによつて
ミツクスポンプの回転制御が行われる。又、パイ
プ1にも流量調節弁10があり、空気流量計11
と流量指示コントローラー12とによつて空気量
を一定に制御し、或いは設定変更する等してオー
バランをコントロールしている。
13はオーバランを設定する設定器を示す。
14はアキユームレーターであつて、その冷媒
サクシヨンパイプ15に調節弁17があり、シリ
ンダー6の出口パイプAに取り付けられたテンプ
ル、指示、コントローラー21で調節弁17を調
節してクリームの出口温度を一定に保つようにし
ている。
24はクリーム出口のオーバランを測定するセ
ンサーであり、23はオーバーランコントロール
装置で、エアー流量指示コントローラー12にも
つながつている。
クリームは電動バルブ25を介して出口パイプ
26から排出されるもので、クリームの一部は循
環ポンプ27を介してパイプ4に還元されるよう
になつている。
この循環ポンプ27は循環量に対しスピードを
コントロールし、吐出圧を一定にする。又、28
は以上のような循環量設定のための記録計で、オ
ーバーラン量が上下限を越えた場合エアー量の修
正と警報を発するようになつている。
29は圧力指示コントローラーであつてシリン
ダー内の内圧をコントロールするもので、ホール
ドバツク30の調節を行うようになつている。
又、31はダツシヤーの回転指示計である。
以上の装置によれば、循環装置を用いているの
で、フリージングが長くなると共にミツクスを予
め冷却させることができて凍結が速やかに行わ
れ、正常凍結温度への到達時間を短縮し、加えて
充填機との直結運転時においてアイスクリームの
充填圧力の変動を防止できる。又、運転が自動化
されてオーバラン、温度、ダツシヤーの内圧がコ
ントロールされ、一定品質の製品を製造すること
ができると共に、充填機等のトラブル時に上記循
環装置を用い、フリーザーを停止させないでアイ
ス再製を最小限にとどめることができ、前記した
B,C,Dの要件を全て満足する装置が得られる
ことになる。
本発明装置は以上のような装置に組み込めるダ
ツシヤーに関する発明であつて、前記した(A)要件
を満足させ、入口部で形成される氷結晶を微細な
うちにシリンダー壁から掻き取つてアイスクリー
ムの組織を向上させるのに役立つものである。
38は冷却シリンダージヤケツトであつて、冷
媒は入口33から39を介して冷却シリンダーの
下室34に供給され、ガスとなつた冷媒は上室3
2を介して出口35から圧縮機に送られる。
36,37は冷却シリンダーのジヤケツト38
に設けられた冷媒の入口孔と出口孔である。
図示のものはシリンダージヤケツト38を冷却
シリンダー40に対して偏心形に設けているが、
これは蒸発ガスの低圧側への吸引抵抗を少なくし
て冷凍効果をよくするためである。
ダツシヤーはその冷却シリンダー40に内装さ
れており、41はこのシリンダー40に内装され
たローターであつて、表面に掻き取りブレード4
2がある。
なお、43はダツシヤーの出口側のカバー、4
4は入口側のカバーである。45はダツシヤー入
口管、46は駆動軸49のシールリング、47は
そのスプリング、48はダツシヤー出口管をそれ
ぞれ示す。
本発明は以上のようなものにおいて、ダツシヤ
ーのミツクス入口部側の1/3の掻き取りブレー
ド42を8枚設け、ミツクス出口部側の2/3の
掻き取りブレードを4枚設けて、シリンダー入口
側の方が出口側に対して数が多くなつている。
なお、図示のローターは抵抗の少ない筒形8角
となつているが、回転数は100rpm以下の低速回
転としてダツシヤー回転により発生する熱エネル
ギーをできるだけ少なくするとよい。
第4図はダツシヤーの変型実施例であつて、ダ
ツシヤー入口に、外周に無数の突起50を突設し
た予備分散筒51が形成されており、これで循環
パイプ18を経て入口パイプ4に還元されたアイ
スクリームとミツクス液とをよく撹拌混合させて
ダツシヤーに送り込むようになつている。かかる
予備分散筒51を設けることにより微細な組織を
得ることができる。
以上のように、本発明は、冷却シリンダー中に
内装したダツシヤーの掻き取りブレードの数をシ
リンダー出口側より入口側においてその数を多く
構成したから、入口部で形成される氷結晶を微細
なうちに、シリンダー壁から掻き取ることにな
り、微細な組織の舌触りのよいアイスクリームを
得ることができ、低温アイスクリームのフリーザ
ーとしては誠に適切なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はアイスクリームフリーザー制御系ルー
プ図、第2図はシリンダーの断面図、第3図は第
2図A−A断面図、第4図は分散機付ダツシヤー
の断面図、第5図は第4図B−B断面図である。 40…ダツシヤーシリンダー、41…ダツシヤ
ーローター、42…ダツシヤーブレード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1本の冷却シリンダー中に内装したダツシヤ
    ーにおいて、その円周方向に配設した掻き取りブ
    レードの数を冷却シリンダー出口側より入口側に
    おいて数を多く構成したことを特徴とするアイス
    クリームフリーザー。
JP58209737A 1983-11-08 1983-11-08 アイスクリ−ムフリ−ザ− Granted JPS60102149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58209737A JPS60102149A (ja) 1983-11-08 1983-11-08 アイスクリ−ムフリ−ザ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58209737A JPS60102149A (ja) 1983-11-08 1983-11-08 アイスクリ−ムフリ−ザ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60102149A JPS60102149A (ja) 1985-06-06
JPS6143976B2 true JPS6143976B2 (ja) 1986-09-30

Family

ID=16577800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58209737A Granted JPS60102149A (ja) 1983-11-08 1983-11-08 アイスクリ−ムフリ−ザ−

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JP (1) JPS60102149A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6305189B1 (en) * 1999-09-27 2001-10-23 Crytec, Ltd. Method and installation for continuous crystallization of liquids by freezing
US20060024418A1 (en) * 2004-07-30 2006-02-02 Alliance Food Equipment Processing, Llc System and method for manufacturing frozen edible products

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60102149A (ja) 1985-06-06

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