JPS6143827A - 多値−2値論理変換回路 - Google Patents
多値−2値論理変換回路Info
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- JPS6143827A JPS6143827A JP59164994A JP16499484A JPS6143827A JP S6143827 A JPS6143827 A JP S6143827A JP 59164994 A JP59164994 A JP 59164994A JP 16499484 A JP16499484 A JP 16499484A JP S6143827 A JPS6143827 A JP S6143827A
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- logic
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- logical
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、信号処理技術さらにはアナログ要素を含む
信号を取扱う回路に適用して特に有効な技術に関するも
ので、たとえば、多値−2値論理変換回路に利用して有
効な技術に関するものである。
信号を取扱う回路に適用して特に有効な技術に関するも
ので、たとえば、多値−2値論理変換回路に利用して有
効な技術に関するものである。
例えば、1979年6月20日に株式会社コロナ社発行
の集積回路工学(2)69〜72頁に記載のTTL(ト
ランジスタ・トランジスタ・ロジック)のごとき論理回
路は、その入力しきい値が1つであって、HHJJ
(高レベル)とuLn (低レベル)だけの2値の論
理レベルで動作する。しかし、このような2値の論理レ
ベルからなる論理信号でもって複数ビットの論理情報を
同時(並列)に伝送する場合には、当然のことながら、
複数の伝送ラインが必要となる。
の集積回路工学(2)69〜72頁に記載のTTL(ト
ランジスタ・トランジスタ・ロジック)のごとき論理回
路は、その入力しきい値が1つであって、HHJJ
(高レベル)とuLn (低レベル)だけの2値の論
理レベルで動作する。しかし、このような2値の論理レ
ベルからなる論理信号でもって複数ビットの論理情報を
同時(並列)に伝送する場合には、当然のことながら、
複数の伝送ラインが必要となる。
他方、これを3以上のレベルをとル多値論理信号を使う
と、複数ビットの論理情報でも、1つの伝送ラインでも
って同時(並列)に伝送することが可能になる。
と、複数ビットの論理情報でも、1つの伝送ラインでも
って同時(並列)に伝送することが可能になる。
しかしながら、多値論理信号として伝送されてきた信号
を有効に利用できるようにするためには。
を有効に利用できるようにするためには。
その多値論理信号を2値論理信号に変換する操作が必要
となる。
となる。
ところが、その多値論理信号では、複数ビットの論理情
報をアナログ量によって表わしているため、それをH′
″とLL L 7′だけの2値の論理信号に変換するた
めには、例えば電圧比較器などのようなアナログ回路を
多用した複雑かつ大がかりな回路が必要となる。
報をアナログ量によって表わしているため、それをH′
″とLL L 7′だけの2値の論理信号に変換するた
めには、例えば電圧比較器などのようなアナログ回路を
多用した複雑かつ大がかりな回路が必要となる。
以上のように、多値論理による情報の伝送は、伝送ライ
ンの節約という面では非常に有効であるが、その反面、
それを受信して2値論理に変換するための構成が非常に
複雑かつ大がかりになってしまう問題点が生ずるという
ことが本発明者によって明らかとされた。
ンの節約という面では非常に有効であるが、その反面、
それを受信して2値論理に変換するための構成が非常に
複雑かつ大がかりになってしまう問題点が生ずるという
ことが本発明者によって明らかとされた。
この発明の目的は、多値論理変信帯を2値論理信号に変
換する操作を、標準的な論理回路に若干の手を加えるだ
けの非常に簡単な構成でもって行なえるようにし、これ
により例えば論理用半導体集積回路装置内にも簡単に形
成することができるようにした多値−2値論理変換回路
技術を提供するものである。
換する操作を、標準的な論理回路に若干の手を加えるだ
けの非常に簡単な構成でもって行なえるようにし、これ
により例えば論理用半導体集積回路装置内にも簡単に形
成することができるようにした多値−2値論理変換回路
技術を提供するものである。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、複数の論理回路の各入力しきい値を互いに異
ならせることによって多値論理信号を2値論理信号に変
換する操作を、標準的な論理回路に若干の手を加えるだ
けの非常に簡単な構成でもって行なえるようにし、これ
により例えば論理用半導体集積回路装置内にも簡単に形
成することができるようにする、という目的を達成する
ものである。
ならせることによって多値論理信号を2値論理信号に変
換する操作を、標準的な論理回路に若干の手を加えるだ
けの非常に簡単な構成でもって行なえるようにし、これ
により例えば論理用半導体集積回路装置内にも簡単に形
成することができるようにする、という目的を達成する
ものである。
以下、この発明の代表的な実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
なお、図面において同一符号は同一あるいは相当部分を
示す。
示す。
第1図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第1
実施例を示す。
実施例を示す。
同図に示す多値−2値論理変換回路1はrr L H)
と′H″およびその中間のレベルII M Hの3つの
レベルによって表わされる3値論理信号をglH″′と
′L″だけの2値論理信号に交換するものであって、2
つの論理回路IA、IBによって構成される。
と′H″およびその中間のレベルII M Hの3つの
レベルによって表わされる3値論理信号をglH″′と
′L″だけの2値論理信号に交換するものであって、2
つの論理回路IA、IBによって構成される。
各論理回路IA、IBはそれぞれ標準的なTTLによる
インバータであって、その一方の論理回路IAの入力し
き値VthAが他方の論理回路IBの入力しきい値Vt
hBよりも高く設定されている。
インバータであって、その一方の論理回路IAの入力し
き値VthAが他方の論理回路IBの入力しきい値Vt
hBよりも高く設定されている。
これにより、両輪理回路IA、IBの各入力しきい値V
t、hA、VthBが互いに異ならせられている。
t、hA、VthBが互いに異ならせられている。
一方の論理回路IAは、バイポーラトランジスタQIA
と抵抗RIAとになる入力段、バイアf?−ラトランジ
スタQ2Aと抵抗R2A、R3Aとによりエミッタフォ
ロワ駆動段、およびバイポーラトランジスタQ3Aによ
るオープンコレクタ出力段によって構成されている。同
様に、他方の論理回路IBも、バイポーラトランジスタ
QIBと抵抗RIBとによる入力段、バイポーラトラン
ジスタQ2Bと抵抗R2B、R3Bとによりエミッタフ
ォロワ駆動段、およびバイポーラトランジスタ03Bに
よるオープンコレクタ出力段によって構成されている。
と抵抗RIAとになる入力段、バイアf?−ラトランジ
スタQ2Aと抵抗R2A、R3Aとによりエミッタフォ
ロワ駆動段、およびバイポーラトランジスタQ3Aによ
るオープンコレクタ出力段によって構成されている。同
様に、他方の論理回路IBも、バイポーラトランジスタ
QIBと抵抗RIBとによる入力段、バイポーラトラン
ジスタQ2Bと抵抗R2B、R3Bとによりエミッタフ
ォロワ駆動段、およびバイポーラトランジスタ03Bに
よるオープンコレクタ出力段によって構成されている。
ここで、一方の論理回路IAについては、その入力段と
駆動段の間にダイオードD1が直列に挿入されている。
駆動段の間にダイオードD1が直列に挿入されている。
このダイオードD1の順方向降下電圧分だけ、一方の論
理回路IAの入力しきい値VthAが高められている。
理回路IAの入力しきい値VthAが高められている。
なお、上記ダイオードD1には、ショットキーバリヤ・
ダイオードD2が逆向きに並列接続されているが、この
並列ダイオードD2は駆動段トランジスタQ2Aのベー
ス残留電荷の放電経路を確保するように機能する。
ダイオードD2が逆向きに並列接続されているが、この
並列ダイオードD2は駆動段トランジスタQ2Aのベー
ス残留電荷の放電経路を確保するように機能する。
他方の論理回路IBについては、特に手を加えておらず
、標準TTLそのままの構成となっている。
、標準TTLそのままの構成となっている。
ここで、ちなみに、上記2つの論理回路IA。
IBの入力しきい値VthA、VthBはそれぞれ次の
ように計算される。
ように計算される。
一方の論理回路1Aの入力しきい値VthAは、Vth
A=VbeQ I A−VbcQ I A+VfD 1
+VbeQ2A+VbeQ3Aとなる。
A=VbeQ I A−VbcQ I A+VfD 1
+VbeQ2A+VbeQ3Aとなる。
ここで、VbeQIAはトランジスタQIAのベース・
エミッタ間電圧、VbcQIAはトランジスタQIAの
ベース・コレクタ間電圧、VfDlはショットキーダイ
オードDIの順方向降下電圧、VbeQ2Aはトランジ
スタQ2Aのベース・エミッタ間電圧、VbeQ3Aは
トランジスタQ3Aのベース・エミッタ間電圧をそれぞ
れ示す。
エミッタ間電圧、VbcQIAはトランジスタQIAの
ベース・コレクタ間電圧、VfDlはショットキーダイ
オードDIの順方向降下電圧、VbeQ2Aはトランジ
スタQ2Aのベース・エミッタ間電圧、VbeQ3Aは
トランジスタQ3Aのベース・エミッタ間電圧をそれぞ
れ示す。
他方の論理回路IBの入力しきい値VthBは、Vth
B=VbeQI B−VbcQI B+VbeQ2B+
VbaQ3Bとなる。
B=VbeQI B−VbcQI B+VbeQ2B+
VbaQ3Bとなる。
ここで、VbeQ I BはトランジスタQIBのベー
ス・エミッタ間電圧、VbcQ I Bはトランジスタ
QIBのベース・コレクタ間電圧、VbeQ2Bはトラ
ンジスタQ2Bのベース・エミッタ間電圧、VbeQ3
BはトランジスタQ3Bのベース・エミッタ間電圧をそ
れぞれ示す。
ス・エミッタ間電圧、VbcQ I Bはトランジスタ
QIBのベース・コレクタ間電圧、VbeQ2Bはトラ
ンジスタQ2Bのベース・エミッタ間電圧、VbeQ3
BはトランジスタQ3Bのベース・エミッタ間電圧をそ
れぞれ示す。
上述した2つの論理回路IA、IBは、その論理入力側
が互いに共通接続されて多値論理入力となる。また、そ
の論理出力側がそれぞれ2値の論理出力outA 、
outBとなる。各2値論理出力outA、 outB
はそれぞれ適当な負荷抵抗RLA。
が互いに共通接続されて多値論理入力となる。また、そ
の論理出力側がそれぞれ2値の論理出力outA 、
outBとなる。各2値論理出力outA、 outB
はそれぞれ適当な負荷抵抗RLA。
RLBを介して電源Vce側にプルアップされる。
各論理回路IA、1Bから個々に出力される2値論理出
力outA、outBは、そのままでも2値の論理信号
として利用することができるが、例えば第1図に示すよ
うなデコーダ3によって択一的な選択信号XI、X2.
X3にデコードすることもできる。
力outA、outBは、そのままでも2値の論理信号
として利用することができるが、例えば第1図に示すよ
うなデコーダ3によって択一的な選択信号XI、X2.
X3にデコードすることもできる。
第1図中に示すデコーダ3は、電源Vccと接地電位と
の間に2つずつ直列接続された6個のnチャンネルMO
3ffi界効果トランジスタm1〜m6J3よび電源V
ce側にそれぞれ直列接続された3個の抵抗R4,R5
,R6によって構成されている。
の間に2つずつ直列接続された6個のnチャンネルMO
3ffi界効果トランジスタm1〜m6J3よび電源V
ce側にそれぞれ直列接続された3個の抵抗R4,R5
,R6によって構成されている。
このデコーダ3の入力側にはインバータ2A。
2Bが設けられている。このインバータ2A。
2Bによって上記2値論理出力outA 、 out
Bが正論理と負論理に振分けられる。デコーダ3は、そ
の正論理と負論理とに振分けられた論理信号から3つの
選択信号XI、X2.X3を作成して出力する。
Bが正論理と負論理に振分けられる。デコーダ3は、そ
の正論理と負論理とに振分けられた論理信号から3つの
選択信号XI、X2.X3を作成して出力する。
第2図は第1図に示すた回路の動作例を示す。
第2図において、多値論理人力Vinの電圧レベルが最
も低い′L″のレベルにあるとき(VthA> Vth
B > Vin) 、上記の2つの論理回路IA。
も低い′L″のレベルにあるとき(VthA> Vth
B > Vin) 、上記の2つの論理回路IA。
IBはいずれも非能動状態にある。つまり、その論理出
力outA 、 out Bが共に11 H′1となる
。このときデコード出力の方は選択信号xlだけが能動
となる。
力outA 、 out Bが共に11 H′1となる
。このときデコード出力の方は選択信号xlだけが能動
となる。
多値論理人力Vinの電圧レベルが他方の論理回路IB
の入力しきい値VthBよりも高いが、一方の論理回路
IAの入力しきい値VthAよりも低い中間レベル゛′
M″をとると(VthA > Vin> Vth B
)。
の入力しきい値VthBよりも高いが、一方の論理回路
IAの入力しきい値VthAよりも低い中間レベル゛′
M″をとると(VthA > Vin> Vth B
)。
他方の論理回路IBだけが能動化される。これより、一
方の論理出力outAがII H#、他方の論理出力o
ut Bがrr L n となる。このとき、デコード
出力の方は選択信号X2だけが能動となる。
方の論理出力outAがII H#、他方の論理出力o
ut Bがrr L n となる。このとき、デコード
出力の方は選択信号X2だけが能動となる。
そして、多値論理入力Vinの電圧レベルが3つの論理
レベル11 L +1 、 ’l M jl 、
l’ H11の中量も高い“H”ノL/べ/L/ 4C
なると(Vin> VthA > Vth B )、上
記2つの論理回路IA、1Bはいずれも能動化される。
レベル11 L +1 、 ’l M jl 、
l’ H11の中量も高い“H”ノL/べ/L/ 4C
なると(Vin> VthA > Vth B )、上
記2つの論理回路IA、1Bはいずれも能動化される。
これにより、その論理出力outA、 outBは共に
H′″となる。このとき、デコード出力の方はX3だけ
が能動となる。
H′″となる。このとき、デコード出力の方はX3だけ
が能動となる。
以上のように、標準的なTTLの回路に若干の手を加え
るだけの簡単な構成でもって、多値の論理信号を2値の
論理信号に変換することができる。
るだけの簡単な構成でもって、多値の論理信号を2値の
論理信号に変換することができる。
さらに、その多値−2値論理変換回路は、TTLなどの
論理回路が形成されている半導体集積回路装置内に、植
生導体集積回路装置の製造プロセスなどになんらの変更
を加えることなく、簡単に形成することができる。
論理回路が形成されている半導体集積回路装置内に、植
生導体集積回路装置の製造プロセスなどになんらの変更
を加えることなく、簡単に形成することができる。
第3図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第2
実施例を示す。
実施例を示す。
同図に示す多値−2値論理変換回路1は、基本的には第
1図に示したものと同様である。その相違点だけについ
て説明すると、ここでは3つの論理回路IA、 IB、
ICによって4値の論理信号を2値の論理信号に変換す
るように構成してνする。
1図に示したものと同様である。その相違点だけについ
て説明すると、ここでは3つの論理回路IA、 IB、
ICによって4値の論理信号を2値の論理信号に変換す
るように構成してνする。
各論理回路IA、IB、ICはそれぞれTTLインバー
タを基本として、その一部にしきい値調整用のダイオー
ドDlを付加したものである。
タを基本として、その一部にしきい値調整用のダイオー
ドDlを付加したものである。
第1の論理回路IAは、バイポーラトランジスタQIA
と抵抗RIAとによる入力段、バイポーラ1〜ランジス
タQ2Aと抵抗R2A、R3Aとによるエミッタフォロ
ワ駆動段、およびバイポーラトランジスタQ3Aによる
。オープンコレクタ出力段によって構成されている。同
様に、第2の論理回路IBは、バイポーラトランジスタ
QIBと抵抗RIBとによる入力段、バイポーラトラン
ジスタQ2Bと抵抗R2B、R3Bとによるエミッタフ
ォロワ駆動段、およびバイポーラトランジスタQ3Bに
よるオープンコレクタ出力段によって構成されている。
と抵抗RIAとによる入力段、バイポーラ1〜ランジス
タQ2Aと抵抗R2A、R3Aとによるエミッタフォロ
ワ駆動段、およびバイポーラトランジスタQ3Aによる
。オープンコレクタ出力段によって構成されている。同
様に、第2の論理回路IBは、バイポーラトランジスタ
QIBと抵抗RIBとによる入力段、バイポーラトラン
ジスタQ2Bと抵抗R2B、R3Bとによるエミッタフ
ォロワ駆動段、およびバイポーラトランジスタQ3Bに
よるオープンコレクタ出力段によって構成されている。
さらに、これも同様に、第3の論理回路ICは、バイポ
ーラトランジスタQICとによりエミッタフォロワ駆動
段、およびノくイボーラトランジスタQ3Cによるオー
プンコレクタ出力段によって構成されている。
ーラトランジスタQICとによりエミッタフォロワ駆動
段、およびノくイボーラトランジスタQ3Cによるオー
プンコレクタ出力段によって構成されている。
ここで、第1および第2の論理回路IA、1.8につい
ては、その入力段と駆動段の間に入力しきい値調整用の
ダイオードD1がそれぞれ直列に挿入されている。この
場合、第1の論理回路】Aには上記ダイオードD1が2
つ直列に接続され、第2の論理回路IBには上記ダイオ
ードD1が1つだけ接続されている。また、第3の論理
回路ICにはしきい値l調整用のダイオードD1が挿入
されていない。これにより、3つの論理回路IA。
ては、その入力段と駆動段の間に入力しきい値調整用の
ダイオードD1がそれぞれ直列に挿入されている。この
場合、第1の論理回路】Aには上記ダイオードD1が2
つ直列に接続され、第2の論理回路IBには上記ダイオ
ードD1が1つだけ接続されている。また、第3の論理
回路ICにはしきい値l調整用のダイオードD1が挿入
されていない。これにより、3つの論理回路IA。
IB、ICはそれぞれ互いに異なる入力しきい値vth
A、vthB、vthc (VthA>Vt、hB>
VthC)をもつようになっている。
A、vthB、vthc (VthA>Vt、hB>
VthC)をもつようになっている。
上述したように、互にい入力しきい値の異なる3つの論
理回路IA、IB、ICを用いると、その異なる3つの
入力しきい値でもって4つのレベルをもつ多値論理信号
を弁別して2値の論理信号に変換することができる多値
−2値論理変換回路を構成することができる。そして、
その場合も、その多値−2値論理変換回路は、TTLな
との論理回路に若干の手を加えるだけでもって非常に簡
単に構成することができる。
理回路IA、IB、ICを用いると、その異なる3つの
入力しきい値でもって4つのレベルをもつ多値論理信号
を弁別して2値の論理信号に変換することができる多値
−2値論理変換回路を構成することができる。そして、
その場合も、その多値−2値論理変換回路は、TTLな
との論理回路に若干の手を加えるだけでもって非常に簡
単に構成することができる。
第4図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第3
実施例を示す。
実施例を示す。
同図に示す多値−2値論理変換回路1は、3値の論理レ
ベルをもつ多値論理信号を2値論理信号に変換するもの
であって、その基本的な構成は、前述したものとほぼ同
様である。ただ、ここでは。
ベルをもつ多値論理信号を2値論理信号に変換するもの
であって、その基本的な構成は、前述したものとほぼ同
様である。ただ、ここでは。
前記論理回路としてC−MO3論理回路IA。
IBが使用されている。各C−MOS論理回路IA、I
Bはそれぞれインバータであって、PチャンネルMO8
電界効果トランジスタmiA。
Bはそれぞれインバータであって、PチャンネルMO8
電界効果トランジスタmiA。
mlBとnチャンネルMO3電界効果トランジスタm2
A、m2Bによって構成される。この場合、2つのC−
MO3論理回路IA、IBをそれぞれ構成するC−Mo
5電界効果トランジスタmlAとm2AおよびmlBと
m2Bは、そのゲート幅Wとチャンネル長しのいわゆる
W/Lが互いに異ならせである。そして、このW/Lを
異ならせることにより、各C−MOS論理回路IA、]
、Bの入力しきい値VthA、LthBを互いに異なら
せるようにしている。このようにして互いに異なる入力
しきい値VthA、Vt、hBをもたせられたC−MO
5論理回路IA、IBによっても、前述したのと同様に
多値−2値論理変換回路】を簡単に構成することができ
る。さらに、この実施例で注目すべきことは、各論理回
路IA、IBの入力しきい値の設定がC−MOSff1
界効果トランジスタの機械的寸法を操作するだけでもっ
て行なえ、入力しきい値調整のためのダイオードが不要
になっているということである。これにより、構成の一
層の簡略化が達成されている。
A、m2Bによって構成される。この場合、2つのC−
MO3論理回路IA、IBをそれぞれ構成するC−Mo
5電界効果トランジスタmlAとm2AおよびmlBと
m2Bは、そのゲート幅Wとチャンネル長しのいわゆる
W/Lが互いに異ならせである。そして、このW/Lを
異ならせることにより、各C−MOS論理回路IA、]
、Bの入力しきい値VthA、LthBを互いに異なら
せるようにしている。このようにして互いに異なる入力
しきい値VthA、Vt、hBをもたせられたC−MO
5論理回路IA、IBによっても、前述したのと同様に
多値−2値論理変換回路】を簡単に構成することができ
る。さらに、この実施例で注目すべきことは、各論理回
路IA、IBの入力しきい値の設定がC−MOSff1
界効果トランジスタの機械的寸法を操作するだけでもっ
て行なえ、入力しきい値調整のためのダイオードが不要
になっているということである。これにより、構成の一
層の簡略化が達成されている。
〔効果〕
(1)互いに入力しきい値の異なる複数の論理回路を設
けて、その共通入力に多値論理信号を入力させるように
構成することによって、多値論理信号を2値論理信号に
変換する操作を、標準的な論理回路に若干の手を加える
だけの非常に簡単な構成でもって行なえ、これにより例
えば、論理用半導体集積回路装置内にも簡単に形成する
ことができる。という効果が得られる。
けて、その共通入力に多値論理信号を入力させるように
構成することによって、多値論理信号を2値論理信号に
変換する操作を、標準的な論理回路に若干の手を加える
だけの非常に簡単な構成でもって行なえ、これにより例
えば、論理用半導体集積回路装置内にも簡単に形成する
ことができる。という効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。例えば、上記論理回
路はIIL(インテグレーテッド・インジェクション・
ロジック)あルいはバイポーラトランジスタとMO3′
I!!界効果トランジスタとからなるBi−MO8型論
理回路などであってもよい。また、論理しきい値をより
人とするためにダイオードDiをショットキーダイオー
ドとせず、コレクタ・ペースショートのダイオードとし
てもよい。
具体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。例えば、上記論理回
路はIIL(インテグレーテッド・インジェクション・
ロジック)あルいはバイポーラトランジスタとMO3′
I!!界効果トランジスタとからなるBi−MO8型論
理回路などであってもよい。また、論理しきい値をより
人とするためにダイオードDiをショットキーダイオー
ドとせず、コレクタ・ペースショートのダイオードとし
てもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である多値−2値論理変換
技術に適用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではなく、例えば、A/D変換技術などにも適
用できる。少なくともアナログ要素を含む信号を論理信
号に変換する条件のものには適用できる。
をその背景となった利用分野である多値−2値論理変換
技術に適用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではなく、例えば、A/D変換技術などにも適
用できる。少なくともアナログ要素を含む信号を論理信
号に変換する条件のものには適用できる。
第1図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第1
実施例を示す回路図、 第2図は第1図に示した回路の動作を示すタイミングチ
ャート。 第3図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第2
実施例を示す回路図、 第4図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第3
実施例を示す回路図である。 1・・多値−2値論理変換回路、IA、IB。 IC・・・論理回路、VthA・・論理回路IAの入力
しきい値、VthB・・・論理回路IBの入力しきい値
、Vin・・・多値論理入力、outA r outB
・・2値論理出力、2A、2B・・・インバータ、3・
デコーダ、XI、X2.X3 ・デコード出力、QI
A。 QIB、Q2A、Q2B、Q3A、Q3B・・・TTL
を構成するためのバイポーラトランジスタ、ml、m2
.m3.m4.m5.m6゛−nチャシネ9MO8電界
効果トランジスタ、RIA。 RIB、RIC,R2A、R2B、R2O。 R3A、R3B、R2O・・・TTLを構成するための
抵抗、Dl・・入力しきい値を設定するためのダイオー
ド、D2・・ベース残留電荷放電用ダイオード、D3・
・入力保護用ダイオード、mlA。 mlB・・・PチャンネルMo1i界効果トランジスタ
、m2A、m2B−nチャンネルMO8電界効果トラン
ジスタ。 第 2 図 H+ 第 4 図 一14只−
実施例を示す回路図、 第2図は第1図に示した回路の動作を示すタイミングチ
ャート。 第3図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第2
実施例を示す回路図、 第4図はこの発明による多値−2値論理変換回路の第3
実施例を示す回路図である。 1・・多値−2値論理変換回路、IA、IB。 IC・・・論理回路、VthA・・論理回路IAの入力
しきい値、VthB・・・論理回路IBの入力しきい値
、Vin・・・多値論理入力、outA r outB
・・2値論理出力、2A、2B・・・インバータ、3・
デコーダ、XI、X2.X3 ・デコード出力、QI
A。 QIB、Q2A、Q2B、Q3A、Q3B・・・TTL
を構成するためのバイポーラトランジスタ、ml、m2
.m3.m4.m5.m6゛−nチャシネ9MO8電界
効果トランジスタ、RIA。 RIB、RIC,R2A、R2B、R2O。 R3A、R3B、R2O・・・TTLを構成するための
抵抗、Dl・・入力しきい値を設定するためのダイオー
ド、D2・・ベース残留電荷放電用ダイオード、D3・
・入力保護用ダイオード、mlA。 mlB・・・PチャンネルMo1i界効果トランジスタ
、m2A、m2B−nチャンネルMO8電界効果トラン
ジスタ。 第 2 図 H+ 第 4 図 一14只−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、3以上のレベルをとる多値論理信号を2値の論理信
号に変換する多値−2値論理変換回路であって、互いに
入力しきい値の異なる複数の論理回路を設け、この複数
の論理回路の各入力側に多値論理信号を共通に入力させ
るとともに、各論理回路の論理出力側からそれぞれ2値
変換された論理信号を取り出すようにしたことを特徴と
する多値−2値論理変換回路。 2、上記論理回路がTTL(トランジスタ・トランジス
タ・ロジック)であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の多値−2値論理変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59164994A JPS6143827A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 多値−2値論理変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59164994A JPS6143827A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 多値−2値論理変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143827A true JPS6143827A (ja) | 1986-03-03 |
Family
ID=15803818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59164994A Pending JPS6143827A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 多値−2値論理変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143827A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175735A (ja) * | 1989-12-04 | 1991-07-30 | Nec Corp | 入力バッファ |
JP2020043479A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | アンリツ株式会社 | Pamデコーダおよびpamデコード方法と誤り検出装置および誤り検出方法 |
JP2020043480A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | アンリツ株式会社 | Pamデコーダおよびpamデコード方法と誤り検出装置および誤り検出方法 |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP59164994A patent/JPS6143827A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175735A (ja) * | 1989-12-04 | 1991-07-30 | Nec Corp | 入力バッファ |
JP2020043479A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | アンリツ株式会社 | Pamデコーダおよびpamデコード方法と誤り検出装置および誤り検出方法 |
JP2020043480A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | アンリツ株式会社 | Pamデコーダおよびpamデコード方法と誤り検出装置および誤り検出方法 |
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