JPS6143578B2 - - Google Patents

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JPS6143578B2
JPS6143578B2 JP53047165A JP4716578A JPS6143578B2 JP S6143578 B2 JPS6143578 B2 JP S6143578B2 JP 53047165 A JP53047165 A JP 53047165A JP 4716578 A JP4716578 A JP 4716578A JP S6143578 B2 JPS6143578 B2 JP S6143578B2
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JP
Japan
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anchor pin
cylindrical
brake
brake shoe
recess
Prior art date
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Application number
JP53047165A
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English (en)
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JPS53134171A (en
Inventor
Jei Uiriamuzu Uiriamu
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Boeing North American Inc
Original Assignee
Rockwell International Corp
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Filing date
Publication date
Priority claimed from US05/791,368 external-priority patent/US4206834A/en
Application filed by Rockwell International Corp filed Critical Rockwell International Corp
Publication of JPS53134171A publication Critical patent/JPS53134171A/ja
Publication of JPS6143578B2 publication Critical patent/JPS6143578B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D51/00Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like
    • F16D51/16Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis
    • F16D51/18Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis with two brake-shoes
    • F16D51/20Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as brake-shoes pivoted on a fixed or nearly-fixed axis with two brake-shoes extending in opposite directions from their pivots
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/08Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for internally-engaging brakes
    • F16D65/09Pivots or supporting members therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00Components of actuators
    • F16D2125/18Mechanical mechanisms
    • F16D2125/20Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
    • F16D2125/22Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting transversely to the axis of rotation
    • F16D2125/28Cams; Levers with cams
    • F16D2125/30Cams; Levers with cams acting on two or more cam followers, e.g. S-cams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両ブレーキ機構のある改良に関し、
さらに詳しくは車両ブレーキ組立体とアンカピン
とに係る。
本発明は、支持体に枢着された隣接端を有する
一対のブレーキシユーと、該ブレーキシユーの他
方の端部の間に配置された回転作動カムとを含む
回転カム作動ブレーキ組立体に特に有用である。
カムの回転運動は各ブレーキシユーをブレーキシ
ユーのピボツトまたはアンカピンのまわりに外方
へ枢動させてブレーキドラムの内方に対面する摩
擦面に接触させる。この型式のブレーキ組立体
は、双または片ウエブブレーキシユーが用いられ
てもよい強力なブレーキ作用に使用される。ブレ
ーキシユーは鋳造するかまたは組み立てて製造す
ることができる。ブレーキシユーは、また作動カ
ムに隣接する両端上にローラ型カム従節を担持し
てもよい。ブレーキシユーの向かい合つた隣接端
は、米国特許第3398814号に開示されたように単
一アンカピンのまわりに枢動運動するように取付
けられてもよく、または各シユーは米国特許第
3114437号に開示されたように一対の離隔したア
ンカピンの1個のまわりに運動するように枢着さ
れてもよい。
一対の離隔したアンカピンを用いたブレーキ組
立体の双ウエブブレーキシユーは、支持体に枢着
されるべきシユーの端部において各ウエブの中に
軸線方向に整合されて横方向に延びる孔を具備す
る。ブレーキシユーは、ブレーキ支持体またはス
パイダ上に形成されたボスを貫通する孔の両側に
ウエブ孔を整合させ、かつスパイダ孔と同軸ブレ
ーキシユーの孔とにピンを軸線方向に挿入するこ
とによつて、組立体に取付けられる。一般にアン
カピンとして引用するピンはボスに圧入されても
よく、または止めねじまたは他の装置により回転
しないようにロツクしてもよい。止め輪がピンの
軸線方向に延びる両端に設けられてアンカピンの
支持体に対しピンがかなり軸方向に変位するのを
阻止するようにしてもよい。前記の配置は、アン
カピンまわりの所望の枢動を除いて支持体に対し
ブレーキシユーがかなり移動しないように固定す
る。この型式のブレーキ組立体において、ブレー
キシユーの交換またはライニングし直しの目的の
ためブレーキシユーを取外すことが必要な際にア
ンカピンはスパイダの孔から引き抜かれねばなら
ない。
これは、ブレーキシユーが単一アンカピンのま
わりに枢動可能に取付けられた型式のブレーキ組
立体においては必要でない。この型式の組立体に
おいて、ブレーキシユーのウエブの隣接端はそれ
ぞれ凹まされて通常は180度以下の円弧である弓
形状の支承表面を提供し、該支承表面はピンに対
して半径方向に移動することによりアンカピンの
両側に着座される。ブレーキシユーの端部に設け
られた端部開放の凹部がアンカピンをスパイダに
対して動かすことなくアンカピンへの組立および
アンカピンからの分解をさせる。該配列は組立と
分解とを容易にするが、ブレーキシユーはアンカ
ピンに確実に固定されなく、自動作動になつても
よい。すなわち、ブレーキ組立体が作動する時、
カムがブレーキシユーをアンカピンのまわりに枢
動させて、摩擦ライニングパツドをブレーキドラ
ムに接触させ、これによりブレーキドラムとブレ
ーキドラムが取付けられた車輪の回転を阻止す
る。ブレーキドラムとブレーキシユーに固定され
たライニングとの間の摩擦力がさらにライニング
をブレーキドラムに接触させ、これにより摩擦力
の大きさを増大させる。摩擦力がライニングに及
ぼす効果はブレーキドラムの回転方向に依存す
る。
ドラムとブレーキシユーの一方に固定されたラ
イニングとの間の摩擦力は、カムアクチユエータ
から作用する力と概ね同じ方向において働き、ブ
レーキ作動力を補う。ドラムと他方のブレーキシ
ユーに固定されたライニングとの間の摩擦力は、
回転カムアクチユエータにより作用される力の方
向と反対になる。該ブレーキシユーの円周におけ
る摩擦力はブレーキシユーを動かしてアンカピン
から引き離し、シユーの他端にある作動カムの方
へ動かす。
静的状態では、ブレーキドラムの摩擦表面と接
触する予定された枢軸のまわりの回動以外のブレ
ーキシユーの運動を許す余裕を与える空間は事実
上存在しない。しかしながら、ブレーキ組立体は
動的制動状態ではゆがむ。制動中に発生する装置
の圧力と温度は、圧力と温度の上昇が最大となる
領域においてブレーキシユーとブレーキドラムと
を半径方向に膨張させる。概ね円筒状曲率の摩擦
ライニングテーブルを具備し、静的状態でブレー
キドラムの円筒状の湾曲した摩擦表面により密接
に囲まれた複数個のブレーキシユーを含むものと
して普通叙述されるドラム型ブレーキ組立体は、
動的制動状態では円状または偏円状になる。回転
カムで作動するブレーキ組立体において、ブレー
キドラムとブレーキシユーはブレーキシユーの中
点の付近で半径方向に膨張し、そしてブレーキシ
ユーウエブが動かないように固定されていること
がなければ、ブレーキシユーのアンカ端部をアン
カピンから動かして離すのに付加的なすき間を与
える。ブレーキシユーがアンカピンから離れる運
動は、望ましくない騒音とがたつく音とを生じさ
せ、またこの型式の“自己作動”を最も頻繁に受
けるブレーキシユー上のライニングの不必要な急
速な摩耗を生じさせる。
ブレーキ組立体の構成要素は、動的制動状態で
ゆがみを少ししか受けない組立体を作るため大き
くて重くすることができるが、このような組立体
は、製造工程において必要な付加的な金属と車両
重量に加えられる質量とのために、経済的には実
施不可能である。従つて、製造と車両運転の経済
性が、この部門の回転カムで作動するブレーキ組
立体の技術の状態は満足できかつ信頼できるもの
であるが、このブレーキ組立体の作動と耐久性と
を向上させ得るならばどこでも改良すべきである
と、指令している。
一端において凹んだ少なくとも1個のウエブを
含むブレーキシユーが提供され、該凹部は車両車
軸のハウジングとしての支持体に取付けられたア
ンカピンの円筒状支承表面に半径方向に摺動可能
に係合できる幅である。該凹部は、また回転可能
なカムによりブレーキシユーの他方の端に作用す
る外方へ向いた力に応答してアンカピンの円筒状
の支承表面のまわりに、枢動し、かつブレーキド
ラムとブレーキシユーとの間の摩擦によつて生じ
るブレーキシユーをアンカピンから引き離す傾向
のある力(この力の作用する方向はブレーキドラ
ムが回転する方向によつて異なる)に応答してア
ンカピンの円筒状の支承表面に接触してブレーキ
シユーの運動を阻止するように方向づけられる。
該凹部は弓形状の支承表面と該弓形状の支承表面
の一方の端部から接線方向に延びるブレーキシユ
ーウエブの部分を含んでもよい。好適実施例にお
いてブレーキシユーウエブの凹んだ端部が、内側
の弓形状支承表面と該弓形状支承表面の両端にあ
るブレーキシユーウエブの一体部分により形成さ
れた口状部分とから成るみぞ穴を含む。
本発明の第1の目的は、車両のブレーキ組立体
用のアンカピンにおいて、アンカピンの双ウエブ
ブレーキシユーに対する実質的な軸線方向の運動
を阻止することにある。
本発明によれば、上記目的を達成するために、
細長いピンを有し、この細長いピンには、双ウエ
ブブレーキシユーのウエブに形成され端部の開口
した凹部のそれぞれを半径方向に摺動可能に収容
するようにされた、軸線方向に隔置された円筒状
の支承領域があり、この支承領域は、前記アンカ
ピンの両端の中間に設けた円筒状の支承面によつ
て提供され、上記細長いピンには、さらに、前記
円筒状の支承面の両端において前記アンカピンと
一体に形成された、反対方向に向いている一対の
半径方向に延びる表面があり、この半径方向に延
びる表面は、前記凹部の近くで前記ウエブと係合
するようになつているアンカピンが提供される。
本発明の第2の目的は、車両の車輪用の回転カ
ムで作動するブレーキ組立体において、支持体の
貫通開口内に軸線方向に挿入されるようにされた
第1部分と軸線方向に離隔した円筒状の支承領域
を有する第2部分とがある細長い部材の第1の部
分が、一対のブレーキシユーのそれぞれが有する
一対の軸線方向に離隔したウエブの間において、
ウエブに形成した凹部が前記支承領域と係合する
ときに、軸線方向にかなりの距離だけ動くのを阻
止することである。
本発明によれば、上記目的を達成するために、
上記細長い部材と、前記各ブレーキシユーの一方
の端部において各ウエブに形成された端部の開口
した凹部とを有し、前記各ブレーキシユーの端部
にある該凹部が互いに横方向に整例し、かつ前記
凹部の巾が前記円筒状の支承領域と半径方向に摺
動可能に係合するだけ十分に大きいが、前記細長
い部材の前記第1部分の対応する巾よりも小さく
なつている車両の車輪用の回転カムで作動するブ
レーキ組立体が提供される。
前記により提供された本発明と利点は、添付図
面により示す実施例の以下の詳細な説明から明ら
かになる。
図面において、同一部品は同一参照番号で引用
する。
図面を参照すると、カム作動のブレーキ組立体
を全体的に参照番号10で示す。ブレーキ組立体
10は、車両車軸ハウジング12に固定したスパ
イダ11により支持される。ブレーキ組立体10
は、一対のブレーキシユー14を含み、各ブレー
キシユーの一端はスパイダ11により担持された
アンカピン15に枢着される。アンカピン15は
それぞれボス18を貫通して設けられた円筒孔1
6内に担持される。第2図に最もよく示すよう
に、ボス18はスパイダ11の一体の垂下部分と
して形成され、かつスパイダ11の上方部分から
軸線方向に片寄らされる。該片寄りがボス18を
ブレーキシユー14の双ウエブの間に位置させ
る。
カム19がアンカピン15と反対側ブレーキシ
ユー14の隣接端の間に回転運動するように取付
けられる。ブレーキシユー14はそれぞれローラ
型カム従節22を備える。該カムは、スパイダに
取り付けられて軸受21内で回転運動可能に取付
けられたカムシヤフト20に回転しないように固
定される。カムシヤフトは装置(図示さず)によ
り回転されて、カム19を時計方向に10度〜30度
の範囲の円弧で揺動させる。カム19は外方に向
いた力をローラ22とブレーキシユー14とに与
えて、ブレーキシユーをアンカピン15のまわり
に枢動させる。該運動が摩擦ライニングパツド2
4を押して、ブレーキドラム25の内方に向く摩
擦表面26に接触させ、該ドラムは、ハブ29に
より車軸ハウジング12の外側端にあるスピンド
ルに回転可能に取付けられた車輪27に通常の装
置23により固定されている。ブレーキが解除さ
れると、ブレーキシユー14と摩擦ライニングパ
ツド24は、両端がブレーキシユーのウエブに固
定された戻りばね28によりブレーキドラム表面
26との接触から引き込められる。
ブレーキシユー14は双ウエブ布織りブレーキ
シユーである。すなわち、各ブレーキシユーはテ
ーブル32に固定された一対の軸線方向に離隔し
たウエブ31を含む。ウエブ31は半径方向にお
いて平らであり、長手方向すなわち円周方向にお
いて湾曲される。ブレーキシユーのテーブル32
は円周方向に湾曲し、ウエブ31はテーブルの内
に湾曲した部分に沿つて平行関係で溶接されてい
る。これは、摩擦ライニングパツド24がリベツ
トまたは化学的接着により固定してもよい構成部
品の概ね堅固な組立体を提供する。
ブレーキシユーの各ウエブ31はカム従節22
と反対側の開放凹部34を備える。凹部34は、
内方弓形状の支承表面35とブレーキシユー一体
の部分36,38により形成される口状部分とを
含むスロツトの形状であり、該一体部分は該弓形
状の支承表面35の両端から接線方向の外方へ延
びる。支承表面35は半円形の支承表面であつて
アンカピン15の概ね円筒状の端部分13の補完
的な弓形状表面17に係合するようにされる。支
承表面35は上方部分37と下方部分39とから
成る。凹部34は傾斜し、支承表面35の上方部
分と下方部分37と39が、アンカピン15の中
心と車軸ハウジング12により担持される車輪2
7の回転軸線とを通る半径方向の平面の両側にお
いてピン15の底部にある補完の弓形状表面17
と係合するように配置される。該平面はアンカピ
ン15の中心と車軸ハウジング12の長手方向の
中心を通る第3図の線Aで示し、該長手方向の中
心はブレーキドラム25と該ブレーキドラムを固
定した車輪27の回転軸線と同軸である。
第1図と第3図を参照すると、図面の左側に示
す弓形状の支承表面35の下方部分39の外方端
とブレーキシユー31のウエブ部分38は、線A
で示す平面の右の方まで補完的な弓形状表面17
の一部分に当接するように配置される。換言すれ
ば、支承表面35の下方部分39は、平面A、好
ましくは平面Bを越えて延びアンカピン15のま
わりにフツク状に曲がつて当接するように配置さ
れる。ブレーキ組立体10が第1図の矢印で示す
時計方向に回転する車輪とブレーキドラム25に
より作動すると、パツド24とブレーキドラム2
5の表面26との間に生じる摩擦が双方のブレー
キシユー31を時計方向に動かす傾向のある円周
方向に向いた力を生じさせる。ブレーキドラム2
5と第1図の右方に示すブレーキシユー31に固
定された摩擦ライニング24との間の円周方向に
向いた力は該ブレーキシユーをアンカピン15の
方向へ動かし、このためにカム19により作用さ
れるブレーキ作動力を補う傾向がある。ブレーキ
ドラム25と第1図の左方に示すブレーキシユー
31に固定された摩擦ライニング24との間に生
じた円周方向に向いた力はカム19により作用さ
れる力と反対になり、該ブレーキシユーが拘束さ
れていない場合、該円周方向の力は他方端、すな
わち該ブレーキシユーのカム従節の端部へ向かつ
て時計方向に該ブレーキシユーを動かしてアンカ
ピン15から離す。ブレーキシユー31の傾斜し
た凹部34はこのような運動を阻止する。ピン1
5の補完的な弓形状表面17の一部分は、線Aで
示す平面の右の方まで内弓形状の支承表面35の
下方部分39に当接し、ブレーキシユーがアンカ
ピンから遠ざかる、すなわち、アンカピンから引
き離されるのを阻止する。
凹部34の口状部分の幅Dと内方弓形状の支承
表面35の直径は、スパイダの孔18の両側から
突出するアンカピン15の端部にブレーキシユー
を摺動可能に係合させるように選択される。該配
置は組立と分解とを容易にする一方、凹部の下方
部分39とウエブ部分38は主支承部分から離れ
たアンカピン15の部分のまわりにフツク状に曲
がつて当接する。凹部の下方端部分39とウエブ
部分38は、このように方向づけられて、アンカ
ピン15の該離れた部分に衝接し、ブレーキシユ
ーが自己作動になるにつれてブレーキシユーが動
いてアンカピンから離れるのを阻止する。組立を
容易にするためにすきまを設けてあるために、ブ
レーキシユーのウエブは、ウエブのフツクのよう
に曲がつた端部がアンカピンに当接するまで限ら
れた距離だけ動くが、いつたん凹部がアンカピン
に当接すると、それにより、ブレーキシユーをア
ンカピンから離すように動かす傾向のある力に応
答してブレーキシユーがさらに動くのを阻止す
る。
製造と組立とを容易にするために、好適には半
円形の内方弓形状の支承表面35を採用するが、
凹部34の支承表面は端から端まで180度よりも
小さい円弧でよい。凹部34、すなわちブレーキ
シユー31のみぞ穴付き端部は、好適には第3図
の線Bで示す平面に対して約5度と30度との間の
角度で傾斜する。線Bはアンカピン15の中心を
通る平面であつて、かつ第1図から第3図に示す
回転カムの中心を通るブレーキ組立体の垂直軸線
に対し平行な平面を示す。180度内方弓形状の支
承表面では、これは下方端部分39における弓形
状支承表面35の5度〜30度の部分を第3図の線
Eで示す平面の右方、離れた側に配置させる。
ブレーキシユーウエブの凹部端をアンカピン上
に保持させるのに必要となるアンカピンの中心と
車輪の回転軸線とを通る平面を越える延長の量
は、ブレーキの寸法と回転軸線に関するアンカピ
ンの位置と、ブレーキドラムの摩擦表面の直径と
に依存する。前記のような凹部の方向は、水平中
心線の下方の17.14cm(6−3/4inch)の線上で
6.35cm(2−1/2inch)離隔した一対のアンカピ
ンの直径2.54cm(1inch)の凹部の支承表面とを
有する公称直径41.91cm(16−1/2inch)のブレー
キ組立体において満足しうることが明らかになつ
た。該配置方向は他のブレーキ組立体に対しては
異なつてもよいが、凹部の下端39,38が第3
図の線Bで示す平面を越えて延びる限り、十分な
保持が得られる。第1図から第3図に示す実施例
において、凹部34の下方端部分39は線Bで示
す平面の右側を約20度越えて延び、凹部34の下
方端部分39から接線方向に延びるウエブ部分3
9は下方端部分39を越えてかなりの距離、すな
わち約0.63cm(1/4inch)延びる。
凹部34はブレーキシユーのウエブ31と同じ
厚さでよいが、アンカピン15を押すより大きい
表面積を提供することが好適である。弓形状の支
承表面35の面積は、肩状部分40を凹部34の
まわりに設けることにより、増加されてもよい。
これは、U字型要素をウエブ31の表面に溶接す
ることにより得られる。
組立中に、アンカピン15はスパイダのボス1
8の孔16にはめられる。ブレーキシユー31は
スパイダのボス18の両側から延びるアンカピン
15の円筒状端13上を概ね半径方向に凹部34
を摺動させることにより、スパイダに取付けられ
る。各ブレーキシユーのウエブ31は貫通パンチ
されて横方向に整合する孔41が設けられてよ
い。ピン42が各ブレーキシユー14の横方向に
整合する孔41に挿入され、保持ばね44の両端
がそれぞれのピン42のまわりにひつかけられ
る。保持ばね44は、ばね28がブレーキシユー
14の凹み端部に設けられた弓形状の支承表面3
5を押してアンカピン15に接触させるのを助け
る。
一対の止め輪45はアンカピン15の両端に隣
接して設けられた溝46内に着座して、ブレーキ
シユーのウエブ31が各アンカピン15に対し軸
線方向に動くのを阻止する。
第1図に示すブレーキ組立体10の残りの構成
要素とブレーキドラム25は通常の方法で追加さ
れる。
第4図と第5図は本発明の他の実施例を示し、
端部開放の凹部52を有する一対のブレーキシユ
ー51が単一アンカピン54に枢着される。該実
施例において、ブレーキシユーのテーブル55は
摩擦ライニング材料56を備え、各ブレーキシユ
ーウエブ58の一方の凹み端部は、軸線方向に片
寄らされて他方のブレーキシユーのウエブ59の
凹み端部に隣接して内方にピン54上に着座す
る。軸線方向に片寄つた凹み端部を使用する同様
な配置はまた片ウエブブレーキシユーを単一アン
カピン上に枢着するのに使用してもよい。
従つて、本発明のブレーキシユーは、ブレーキ
シユーの各ウエブに凹部を形成し、スパイダによ
り支持されているアンカピンに対して前記凹部を
特定の向きに配置することにより、組立と分解と
を容易にすると共に、アンカピンを収容する端部
の開口した凹部を有するブレーキシユーを用いた
従来技術のブレーキ組立体に生じる自己作動(ブ
レーキシユーがアンカピンから離れて動き、騒音
とがたつきを生じること)を回避する。
第6図は、各ウエブが端部開放の凹部を有する
双ウエブブレーキシユーを第1図から第3図に開
示した型式の支持体ボスに取付けるための他の配
置を示す。第6図において、アンカピン60はス
パイダのボス18の円筒状孔16内に着座したブ
ツシユ61内に挿入される。
アンカピン60は、第7図に最もよく示すよう
に、段付きの円筒状表面を有する細長い部材であ
り、該円筒状表面は、各端に円筒状支承表面6
2,64と、該支承表面62と64の間にかなり
の軸線方向の距離だけ延びる円筒状の取付表面6
5とから成る。表面62,64は同一直径であ
り、かつ取付表面65よりも小さい。表面62,
64はまた一対の向い合つた半径方向に延びる表
面66と68により取付表面から分離される。
取付表面65の直径と長さはブツシユ61内に
ぴつたりと嵌合し、向い合つて対面する半径方向
の表面66と68がスパイダのボス18の外側表
面と同じ平面になる。双ウエブブレーキシユーの
凹みのある端部34は円筒状の支承表面62と6
4上に半径方向に摺動可能に係合、すなわち着座
される。戻りばね28および(または)保持ばね
がブレーキシユーに作用するにつれて、ブレーキ
シユーのカム従節の端部は回転カムの方へ偏倚さ
れ、端部開放の凹部が支承表面62と64にしつ
かりと着座する。凹部34の巾Dは取付表面65
の直径と同じ大きさではない。ブレーキシユーウ
エブの凹部34を取巻く部分は、従つてアンカピ
ンの半径方向に延びる表面66,68が接触する
迫持台としての役目を果し、ブレーキシユーウエ
ブ31に対するアンカピン60のかなりの軸線方
向の運動を阻止し、これによつてアンカピン60
が孔16から軸線方向に変位するのを阻止する。
第8図は、各ウエブが端部開放の凹部を有する
双ウエブブレーキシユーをブレーキ組立体支持体
に取付ける他の配置を示す。第8図において、ブ
レーキ支持体、すなわちスパイダは一対の軸線方
向に離隔して垂下するボス71と72を提供し、
円筒状孔73,74、すなわち一対の軸線方向に
整合した円筒状孔73,74が、前記ボスを貫通
して延びるように形成される。
アンカピン70は、第9図に最も良く示すよう
に、各端における円筒状取付表面76と77と、
該取付表面76と77との間でかなりの軸線方向
の距離だけ延びる円筒状軸受表面78とから成る
段付き円筒状表面を有する細長い部材である。取
付表面76,77は同一直径であつて支承表面7
8より大きい。支承表面78は一対の向かい合つ
て対面する半径方向に延びる表面79と80によ
り取付表面76,77から分離される。
取付表面76と77の直径と長さは、軸線方向
に離隔したボス71,72の孔73,74内にぴ
つたり嵌合し、半径方向表面79と80がボス7
1,72の内側表面と同一面になる。双ウエブブ
レーキシユーの凹みのある端部34は、支承表面
78の軸線方向に離隔した支承領域上に半径方向
に摺動可能に係合、すなわち着座する。戻りばね
および(または)保持ばねが働いてブレーキシユ
ーを回転カムの方へ偏倚させ、かつ凹部34をア
ンカピン70上にしつかりと着座させる。第8図
の実施例におけるように、凹部34の巾Dは円筒
状の取付表面76,77の直径と同じ大きさでな
く、凹部34を取巻くウエブがアンカピンの半径
方向に延びる表面79,80が接触する当接部材
となる。ブレーキシユーのウエブ31とアンカピ
ンの表面79,80とは、相互作用してブレーキ
シユーウエブに対するアンカピン70の実質的な
軸線方向の移動を阻止し、これによりアンカピン
70が離隔した孔73,74から軸線方向に変位
するのを阻止する。
アンカピン60と70の双方は双ウエブブレー
キシユーの端部の開口した凹部を収容する段付き
円筒状の支承領域と軸線方向に離隔した位置で半
径方向の外方へ延びる一対の反対方向に向いた表
面とを有する細長いピンを含み、アンカピンがブ
レーキシユーのウエブに対して実質的に動くのを
阻止し、さらに重要なことはアンカピンがブレー
キ支持体の孔から軸線方向に変位するのを阻止す
る。このように構成されているので、アンカピン
はこのピンをブレーキ支持体の孔から偶発的に変
位しないように固定する止め輪すなわちスナツプ
リングまたはプレツシヤープレートのような別の
装置を必要としない。
第1図から第3図に関連して述べた端部開放の
双ウエブブレーキシユーと一緒に使用される時、
アンカピン60と70のより小さい直径の支承表
面はアンカピンのまわりにひつかゝるより強いウ
エブ部分を提供する。これは、アンカピンがブレ
ーキシユーウエブのかぎ状の端部を動的制動状態
で変位させないように保持する時に生じる高い応
力のために有益である。増大したウエブ端部の強
度はより小さい直径の円筒状の支承表面により与
えられ、アンカピン60と70のより大きい直径
の円筒状の取付表面は改良された端部開放の双ウ
エブブレーキシユーをより大きい直径のアンカピ
ン孔を有するブレーキの支持プレートに使用させ
る。アンカピン60と70はこのようにブレーキ
の支持プレートを製作する工具を変えることなく
既に使用中のブレーキ組立体の交換部品として、
また新しいブレーキ組立体の構成要素として改良
された端部開放の双ウエブブレーキシユーと一緒
に使用されてもよい。
本発明は、また本発明の精神または本質的な特
徴から逸脱することなく他の特別な形状に実施さ
れてもよい。前記の説明は、それゆえに例示であ
つて、限定的ではないと考えられるべきであり、
本発明の範囲は特許請求の範囲により定義され、
特許請求の範囲の意義とそれに同等な意義の範囲
にある全ての変化はしたがつて特許請求の範囲に
より包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるブレーキ組立体の一部が
断面の側立面図、第2図は第1図の線2−2によ
る一部が断面の図、第3図は第1図に示すブレー
キ組立体のブレーキシユーとブレーキスパイダの
部分を示す破断図、第4図は本発明の他の実施例
を示す破断図、第5図は第4図の実施例の底面
図、第6図は第1図のブレーキシユーを枢着する
他の装置を示す一部が断面の破断図、第7図は第
6図のアンカピンを示す斜視図、第8図は第6図
に類似するが、第1図のブレーキシユーを異なる
型式の支持体に枢着する装置を示す図、および第
9図は第8図のアンカピンを示す斜視図である。 10……カム作動ブレーキ組立体、11……ス
パイダ、12……車両車軸ハウジング、14,5
1……ブレーキシユー、15,54,60,70
……アンカピン、18,71,72……ボス、1
9……カム、22……ローラ型カム従節、24,
56……摩擦ライニングパツド、25……ブレー
キドラム、26……内方に対する摩擦表面、27
……車輪、28……戻りばね、31,58,59
……軸線方向に離隔したウエブ、34,52……
開放凹部、35,62,64,78……支承表
面、40……肩状部材、44……保持ばね、45
……止め輪、61……ブツシユ、65,76,7
7……取付表面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両のブレーキ組立体用のアンカピンにおい
    て、細長いピンを有し、この細長いピンには、双
    ウエブブレーキシユーのウエブに形成されかつ整
    列している端部の開口した凹部のそれぞれを半径
    方向に摺動可能に収容するようにされた、軸線方
    向に隔置された円筒状の支承領域があり、この支
    承領域は、この支承領域よりも直径の大きい円筒
    状の取付表面によつて離隔されており、上記細長
    いピンには、さらに、前記取付表面の各端におい
    て前記アンカピンと一体に形成された、反対方向
    に向いている一対の半径方向に延びる表面があ
    り、この半径方向に延びる表面は、前記凹部の近
    くで前記ウエブと係合し、前記アンカピンの前記
    双ウエブブレーキシユーに対するいずれか一方の
    方向における実質的な軸線方向の運動を阻止する
    ようになつているアンカピン。 2 車両のブレーキ組立体用のアンカピンにおい
    て、細長いピンを有し、この細長いピンには、双
    ウエブブレーキシユーのウエブに形成された端部
    の開口した凹部のそれぞれを半径方向に摺動可能
    に収容するようにされた、軸線方向に隔置された
    円筒状の支承領域があり、この支承領域は、前記
    アンカピンの両端の中間に設けた円筒状の支承面
    によつて提供され、上記細長いピンには、さら
    に、前記円筒状の支承面の両端において前記アン
    カピンと一体に形成された、反対方向に向いてい
    る一対の半径方向に延びる表面があり、この半径
    方向に延びる表面は、前記凹部の近くで前記ウエ
    ブと係合し、前記アンカピンの前記双ウエブブレ
    ーキシユーに対するいずれか一方の方向における
    実質的な軸線方向の運動を阻止するようになつて
    いるアンカピン。 3 回転カムで作動するブレーキ組立体用のアン
    カピンにおいて、細長いピンを有し、この細長い
    ピンには段の付いた円筒状の表面があり、この円
    筒状の表面が、前記ピンの各端にある同じ直径の
    円筒状の支承表面と、前記円筒状の支承表面の間
    においてかなりの軸線方向の距離だけ延びている
    より大きい直径の円筒状の取付表面と、この取付
    表面の各端において前記アンカピンと一体に形成
    された、反対方向に向いている一対の半径方向に
    延びる表面とを有するアンカピン。 4 回転カムで作動するブレーキ組立体用のアン
    カピンにおいて、細長いピンを有し、この細長い
    ピンには段の付いた円筒状の表面があり、この円
    筒状の表面が、前記ピンの各端にある同じ直径の
    円筒状の取付表面と、前記円筒状の取付表面の間
    においてかなりの軸線方向の距離だけ延びている
    より小さい直径の円筒状の支承表面と、この支承
    表面の各端において前記アンカピンと一体に形成
    された、反対方向に向いている一対の半径方向に
    延びる表面とを有するアンカピン。 5 車両の車輪用の回転カムで作動するブレーキ
    組立体において、貫通開口を有する支持体と、そ
    れぞれが一対の軸線方向に離隔したウエブを有す
    る一対のブレーキシユーとを有し、さらに、前記
    支持体の貫通開口内に軸線方向に挿入されるよう
    にされた第1部分と軸線方向に離隔した円筒状の
    支承領域を有する第2部分とがある細長い部材
    と、前記各ブレーキシユーの一方の端部において
    各ウエブに形成された端部の開口した凹部とを有
    し、前記各ブレーキシユーの端部にある該凹部が
    互いに横方向に整列し、かつ前記凹部の巾が前記
    円筒状の支承領域と半径方向の摺動可能に係合す
    るだけ十分に大きいが、前記細長い部材の前記第
    1部分の対応する巾よりも小さく、前記凹部の両
    方が前記円筒状の支承領域と係合する時に、前記
    部材の前記第1部分が前記ウエブの間において軸
    線方向にかなりの距離だけ動くのを阻止するよう
    にされた回転カムで作動するブレーキ組立体。 6 特許請求の範囲第5項に記載の回転カムで作
    動するブレーキ組立体において、前記貫通開口が
    前記支持体を貫通する孔であり、前記細長い部材
    の前記第1部分が前記円筒状の支承領域の中間に
    あつて前記円筒状の支承領域よりも大きい直径の
    円筒状の取付表面である回転カムで作動するブレ
    ーキ組立体。 7 特許請求の範囲第5項に記載の回転カムで作
    動するブレーキ組立体において、前記貫通開口が
    前記支持体の軸線方向に離隔したボスを貫通した
    孔であり、前記細長い部材の前記第1部分がボス
    内に着座した一対の軸線方向に離隔した円筒状の
    取付表面から成り、前記細長い部材の前記第2部
    分が前記の軸線方向に離隔した円筒状の取付表面
    の直径よりも小さく、かつ前記の軸線方向に離隔
    した円筒状の取付表面の間に延びる円筒状の支承
    表面である回転カムで作動するブレーキ組立体。 8 支持体と、それぞれが一対の軸線方向に離隔
    したウエブを有する一対のブレーキシユーと、前
    記ブレーキシユーの隣接する端部の間に配置され
    たアクチユエータとを有し、前記ブレーキシユー
    の向かい合つている端部が前記支持体を貫通して
    形成された円筒状の孔内に担持されたアンカピン
    のまわりに枢動するように取付けられ、さらに前
    記ブレーキシユーの隣接する端部を回転可能なカ
    ムの方へ偏倚させる装置を有する車両の車輪用の
    ブレーキ組立体において、 前記孔内に着座した円筒状の中央部分と前記中
    央部分の各端にある円筒状の支承表面とを有する
    アンカピンであつて、前記円筒状の各支承表面が
    前記アンカピンの前記中央部分の直径よりも小さ
    い直径を有するアンカピンと、 前記ブレーキシユーの前記向かい合つている端
    部において各ウエブに設けた凹部を有し、前記凹
    部の巾は該凹部が前記アンカピンの前記円筒状の
    支承表面と半径方向に摺動可能に係合するのに適
    しているが、前記凹部の巾は前記アンカピンの前
    記中央部分の直径よりも小さく、前記ウエブは、
    前記凹部を前記アンカピンの前記円筒状の中央部
    分の軸線方向に隔置された両端部に隣接して着座
    させ、前記アンカピンの中央部分が前記孔から軸
    線方向に変位するのを阻止するように、隔置され
    ているブレーキ組立体。 9 特許請求の範囲第8項に記載のブレーキ組立
    体において、前記端部が開口した各凹部が内方弓
    形状の支承表面と前記弓形状の支承表面の一方の
    端部において接線方向に延びる前記ウエブの部分
    とから成り、前記凹部が前記ブレーキシユーの他
    方の端部に作用する外方へ向いた力に応答して前
    記アンカピンの前記円筒状の支承表面のまわりに
    枢動し、かつ前記円筒状の支承表面に当接し、前
    記ブレーキシユーを前記アンカピンから離すよう
    に動かす傾向がある力に応答して該ブレーキシユ
    ーがさらに動くのを阻止するような向きに前記凹
    部が配置されているブレーキ組立体。 10 支持体と、それぞれが一対の軸線方向に離
    隔したウエブを有する一対のブレーキシユーと、
    前記ブレーキシユーの隣接する端部の間に配置さ
    れたアクチユエータとを有し、前記ブレーキシユ
    ーの向かい合つている端部が前記支持体の軸線方
    向に離隔した部分を貫通して形成された一対の軸
    線方向に整列した孔内に担持されたアンカピンの
    まわりに枢動するように取付けられ、さらに前記
    ブレーキシユーの隣接する端部を回転可能なカム
    の方へ偏倚させる装置を有する車両の車輪用のブ
    レーキ組立体において、 アンカピンであつて、その各端部にある円筒状
    の取付表面とこれらの取付表面の中間にある円筒
    状の支承表面とを有し、前記円筒状の各取付表面
    が前記円筒状の支承表面の直径より大きい直径を
    有しかつ前記の軸線方向に整列した孔のうちの一
    つの孔内に担持されているアンカピンと、 前記ブレーキシユーの前記向かい合つている端
    部において各ウエブに設けた凹部を有し、前記凹
    部の巾は該凹部が前記アンカピンの前記円筒状の
    支承表面と半径方向に摺動可能に係合するのに適
    しているが、前記凹部の巾は前記アンカピンの前
    記円筒状の取付表面の直径より小さく、前記ウエ
    ブは、前記凹部を前記取付表面に隣接して着座さ
    せ、前記取付表面が前記軸線方向に整列した孔か
    ら変位するのを阻止するように、隔置されている
    ブレーキ組立体。 11 特許請求の範囲第10項に記載のブレーキ
    組立体において、前記端部が開口した各凹部が内
    方弓形状の支承表面と前記弓形状の支承表面の一
    方の端部において接線方向に延びる前記ウエブの
    部分とから成り、前記凹部が前記ブレーキシユー
    の他方の端部に作用する外方へ向いた力に応答し
    て前記アンカピンの前記円筒状の支承表面のまわ
    りに枢動し、かつ前記円筒状の支承表面に当接
    し、前記ブレーキシユーを前記アンカピンから離
    すように動かす傾向がある力に応答して該ブレー
    キシユーがさらに動くのを阻止するような向きに
    前記凹部が配置されているブレーキ組立体。
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