JPS6143040Y2 - - Google Patents

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JPS6143040Y2
JPS6143040Y2 JP17838978U JP17838978U JPS6143040Y2 JP S6143040 Y2 JPS6143040 Y2 JP S6143040Y2 JP 17838978 U JP17838978 U JP 17838978U JP 17838978 U JP17838978 U JP 17838978U JP S6143040 Y2 JPS6143040 Y2 JP S6143040Y2
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valve
gas
pressure gas
top wall
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、逆止弁装置付き高圧ガス容器用弁の
改良に関するものである。
水素ガス、アルゴンガス、窒素ガス、ヘリウム
ガス、フロンガス等の如く高純度であることが要
求される高圧ガス容器においては、ガスの消費
後、ガスの放出用と充填用に供せられ、かつ充填
口と通称されている高圧ガス容器用弁における充
填口を通つて湿気、塵芥、水、油等が高圧ガス容
器内に流入、浸入することを防止するために、高
圧ガス容器用弁における充填口内に逆止弁装置を
付設せしめた所謂逆止弁装置付き高圧ガス容器用
弁は、これまでにも種々開発、提案せられ、その
うちの幾つかは実用に供せられているものもあ
る。
しかしながら、この種これまでの逆止弁装置付
き高圧ガス容器用弁にあつては、ガスの充填の際
には、逆止弁を開放するために、別設の充填用金
具か、あるいは特別に形成せられた特殊治具を必
要とするものばかりであるが故に、第1図に示し
たが如き、基端部側が図示省略の高圧ガス供給源
に接続された高圧ガス給送管100のシール用パ
ツキン102付きニツプル101に、高圧ガス容
器用弁の接続口への接続用に供する袋ナツナ10
3が回動自在に装着せられてなり、従来より各地
各所において広く一般的に使用されているガス充
填治具Yでは充填し得ず、これが改良改善を要請
する声は、この種高圧ガスの使用量の増加と共に
高まり、今や極限に達しているといつても過言で
はないような状況となつてきていた。
本考案は、上述の如く現状に鑑み、高圧ガス容
器用弁構成用の弁本体の側壁部に開口せしめられ
た主弁座付きガス流路の一端部である導入口の口
縁に形成せられた環状突出弁座を囲んで前記側壁
部より突設せしめられ、かつ外周面にはガス充填
治具の装着用部が形成せしめられた充填口内に、
外周面に軸芯方向の数条のガス流路を、また前記
導入口の内径より大きい内径の内径部を有する頂
壁付き弁支持筒を、その開口部側を前記導入口に
対面させて装着し、該頂壁付き弁支持筒の内腔部
内には、前記環状突出弁座に接離し、前記導入口
を開閉するようになした逆止弁のシール部材を備
えた弁幹を押圧ばねを介して摺動可能に嵌装する
一方、頂壁付き弁支持筒の頂壁に設けた透孔に
は、前記弁幹のシール部材にて仕切られた頂壁付
き弁支持筒の内腔部内にガス等が滲透侵入し、前
記逆止弁の作動が低下した場合における作動回復
用のガス抜き部材を装着し、前記シール部材を備
えた弁幹とガス抜き部材とで常時前記内腔部内を
密閉状態に保ち得る如くなすことによつて、高圧
ガス容器への高圧ガスの充填にあつては、従来よ
りのこの種の逆止弁装置付き高圧ガス容器用弁の
如く、逆止弁を開放するための別設の充填用金具
とか、あるいは特別に形成さられた特殊なガス充
填治具を必要とせず、従来より最も広く一般的に
使用されてきたガス充填治具の接続用口端部を充
填口に直接装置するだけで充填ができ、高圧ガス
の放出も従来通りの方法で行なうことができ、ま
たこの使用の際に主弁を長時間にわたつて閉じな
かつたような場合などに、万が一、逆止弁が閉塞
状態を維持し、所期の作動をしなくなつたような
ときには、主弁を閉じてより高圧ガス給送管を外
し、ガス抜き部材を弛めて頂壁付き弁支持筒にお
ける密室状の内腔部内の圧力を低下させるという
至つて簡単な操作で、再度所期の作動をさせ得る
ことができ、上述の如き要請に充分応えられる
上、構成が簡単で製作、操作ならびに調整が容易
な逆止弁装置付き高圧ガス容器用弁を提供しよう
とするもので、以下第1図を参考とし、第2図お
よび第3図に示した本考案の実施例によつて、本
考案を詳細に説明することとする。
図において、Xは高圧ガス容器に装着する本考
案になる逆止弁装置付き高圧ガス容器用弁であつ
て、これは高圧ガスの充填時と放出時に利用され
る主弁座付きガス流路2(以下、これを単にガス
流路2ということあり)が形成された弁本体1を
基体とし、主弁4と安全弁7のほか、従来より広
く一般的に使用されている第1図に示したような
ガス充填治具Yなり、あるいはこれと同様の接続
用合端部が形成せられた高圧ガス導出管(図示省
略)なりの接続用に供せられる充填口10、並び
にこれを利用して形成された本考案に係る逆止弁
装置20等を備えている。
すなわち、主弁4は、従来よりこの種の高圧ガ
ス容器用弁と同様に、ハンドル5の回動操作によ
つて、ガス流路2の途中に形成せられた主弁座6
に対して接離するように構成されており、安全弁
7を同様、ガス流路2よりも分岐流路8の末端部
に取付けられている。
また、充填口10は、これまでのこの種の高圧
ガス容器用弁においては、弁本体1の側壁部に開
口せしめられたガス流路2の一端部にして高圧ガ
スの導入口端でもあり、また放出口端でもある導
入口3の口縁部に形成せられた環状突出弁座11
を囲み、これより相当大きい内径を有し、側壁部
より側方に突設せしめられ、その外周面には、従
来より最も広く一般的に使用されている第1図に
示したような前記のガス充填治具Yのパツキング
102付きニツプル101に装着せられた袋ナツ
ト103を螺合せしめるための螺糸12が設けら
れているだけのものであるが、本考案において
は、この内周面にも後述の逆止弁装置20装着用
の螺糸13が施してある。
さて、本考案に係る逆止弁装置付き高圧ガス容
器用弁において特色とする逆止弁装置20は、上
記充填口10内の螺糸13に螺入装着した頂壁付
き弁支持筒21(以下、これを単に弁支持筒21
ということあり)と、逆止弁26と、押圧ばね3
0と、シール部材としてのOリング31と、ガス
抜き用小螺子32等を備えている。
ところで、弁支持筒21の外周面には、前記充
填口10の内周面に施された螺糸13に螺合する
螺糸22と軸芯方向の数条のガス流路23が形成
してあり、その内腔部24内には、逆止弁26の
弁幹27が押圧ばね30を介して摺動可能に嵌入
されている。シール部材としてのOリング31は
弁支持筒21と弁幹27との間をシールするよう
に、弁幹27の外周面に円周方向に施された凹溝
28に嵌入されており、ガス抜き用小螺子32は
弁支持筒21の頂壁の螺孔25にパツキング33
を介して螺着されている。
上記の外、さらに、高圧ガス容器に高圧ガスを
充填する際に、押圧ばね30により導入口3を囲
んで形成された環状突出弁座11に当接せしめら
れ、導入口3を閉塞している逆止弁26を高圧ガ
スによつて自動的に開かせるために、弁支持筒2
1に内腔部24の内径aを導入口3の内径bより
も大きく形成し、逆止弁26の弁面が弁室29に
おいて高圧ガスに接触する面積が大きくなるよう
に形成されている。また、押圧ばね30の力は、
高圧ガス容器内の残ガスが所定圧力以下に低下す
るまでガスを放出できるように設計されている。
本考案に係る逆止弁装置付き高圧ガス容器用弁
は、上述の如く構成されているので、これを洗
滌、清掃した高圧ガス容器に装着し、その充填口
10における螺糸12に従来より最も広く一般的
に使用されている第1図に示したようなガス充填
治具Yの接続用口端部における袋ナツト103を
螺入してガス充填治具Yを接続し、従来通りの充
填方法にしたがつて高圧ガスを導入すると、高圧
ガスは充填口10内に装着せられた逆止弁装置2
0構成用の弁支持筒21の外周面に形成されたガ
ス流路23を経て弁室29内に流入し、逆止弁2
6の両側にガス圧が作用することになる。
この時、内腔部24の内径aは導入口3の内径
bよりも大きく形成し、逆止弁26における高圧
ガスと接触する面積は弁面側の方が大きくなるよ
うに形成されているので、逆止弁26は押圧ばね
30に抗して内腔部24内方向へと摺動させら
れ、環状突出弁座11より離間し、高圧ガスは導
入口3よりガス流路2を経て高圧ガス容器内への
充填が行なわれることとなる。この充填操作終了
後、主弁4を閉じ、ガス充填治具Yを充填口10
より外すと、弁室29内には大気圧となり、逆止
弁26は押圧ばね30によつて環状突出弁座11
を閉塞することとなる。
次いで、従来通りの放出方法にしたがつて、使
用個所への高圧ガス導出管の接続用口端部を充填
口10に接続し、主弁4を開くと、高圧ガス容器
内の高圧ガスは弁座付きガス流路2の導入口3に
至り、押圧ばね30に抗して逆止弁26を押し開
き、弁室29、ガス流路23を経て充填口10よ
り高圧ガス導出管に至り、使用個所へと導出され
ることとなる。
そして、高圧ガス容器内のガスの圧力が所定の
圧力以下に低下するまでガスの放出が行なわれ、
残ガスの圧力が所定の圧力以下に低下すると、逆
止弁26は押圧ばね30によつて自動的に閉じる
ので、以後高圧ガス導出管を充填口10から外し
ても、高圧ガス容器内への不純物の流入なり侵入
なりは皆無となる。
上記のように、ガスの放出使用している途中
で、ガスの使用を一時中止するような場合には、
使用個所におけるガス器械、ガス器具類等に付設
してある開閉弁を閉じ、さらに主弁4を閉じるの
であるが、主弁4を長時間にわたつて閉じなかつ
たような場合には、Oリング31や高圧ガスが外
界の温度変化等の影響を受け、高圧ガスがOリン
グ31で仕切られた頂壁付き弁支持筒21の内腔
部24内へ滲透侵入し、Oリング31の両側の圧
力が等しくなり、押圧ばね30によつて逆止弁2
6が環状突出弁座11より離れないようになるこ
ともあり得ると考えられる。
このように、逆止弁26が、万が一、閉塞状態
を維持するようになつて場合には、主弁4を閉
じ、高圧ガス導出管の接続用口端部を充填口10
から外し、ガス抜き用小螺子32をねじ戻して密
室状の内腔部24内の圧力ガスのみを大気中に放
出し、次いでガス抜き用小螺子32を緊締し、高
圧ガス導出管の接続用口端部を充填口10に接続
し、主弁4を開くと、逆止弁26は開き、高圧ガ
ス容器からの高圧ガスの導出使用が可能となる。
以上の記載から明らかなように、本考案に係る
逆止弁装置付き高圧ガス容器用弁によるときは、
前述のとおり、高圧ガス容器への高圧ガスの充填
にあたつては、従来よりのこの種の逆止弁装置付
き高圧ガス容器用弁の如く、逆止弁を開放するた
めの別設の充填用金具とか、あるいは特別に形成
せられた特殊なガス充填治具を必要とせず、従来
より最も広く一般的に使用されてきたガス充填治
具の接続用口端部を充填口に直接装置するだけで
充填ができ、高圧ガスの放出も従来通りの方法で
行なうことができることとなつた。また、逆止弁
装置の構成も単純であるが故に、製作と使用時に
おける諸操作ならびに調整が容易であるほか、も
し長時間にわたつて主弁を閉じなかつた場合など
に、万が一、逆止弁が閉塞状態を維持し、所期の
作動をしなくなつたようなときには、ガス抜き部
材であるガス抜き用小螺子を弛めて頂壁付き弁支
持筒における密室状の内腔部内の圧力を低下させ
るという至つて簡単な操作で、再度所期の作動を
させ得るようになるといつた実に優れた実用上の
作用効果を奏し得るものとなし得たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来より広く一般的に使用されている
ガス充填治具における接続用口端部説明用縦断正
面図、第2図は本考案に係る逆止弁装置付き高圧
ガス容器用弁の一部を縦断して示した立面図、第
3図はその逆止弁装置の拡大縦断面図である。 X;本考案に係る逆止弁装置付き高圧ガス容器
用弁、1;弁本体、2;主弁座付きガス流路、
3;導入口、4;主弁、5;ハンドル、6;主弁
座、7;安全弁、8:分岐流路、10;充填口、
11;環状突出弁座、12,13;螺糸、20;
逆止弁装置、21;頂壁付き弁支持筒、22;螺
糸、23;ガス流路、24;内腔部、25;螺
孔、26;逆止弁、27;弁幹、28;凹溝、2
9;弁室、30;押圧ばね、31;Oリング、3
2;ガス抜き用小螺子、33;パツキング、Y;
従来より最も広く一般的に使用されているガス充
填治具、100;高圧ガスの導管、101;ニツ
プル、102;パツキング、103;袋ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧ガス容器用弁構成用の弁本体の側壁部に開
    口せしめられた主弁座付きガス流路の一端部であ
    る導入口の口縁に形成せられた環状突出弁座を囲
    んで前記側壁部より突設せしめられ、かつ外周面
    にはガス充填治具の装着用部が形成せしめられた
    充填口内に、外周面に軸芯方向の数条のガス流路
    を、また前記導入口の内径より大きい内径の内腔
    部を有する頂壁付き弁支持筒を、その開口部側を
    前記導入口に対面させて装着し、該頂壁付き弁支
    持筒の内腔部内には、前記環状突出弁座に接離
    し、前記導入口を開閉するようになした逆止弁の
    シール部材を備えた弁幹を押圧ばねを介して摺動
    可能に嵌装する一方、頂壁付き弁支持筒の頂壁に
    設けた透孔には、前記弁幹のシール部材にて仕切
    られた頂壁付き弁支持筒の内腔部内にガス等が滲
    透侵入し、前記逆止弁の作動が低下した場合にお
    ける作動回復用のガス抜き部材を装着し、前記シ
    ール部材を備えた弁幹とガス抜き部材とで常時前
    記内腔部内を密閉状態に保ち得る如くなしたるこ
    とを特徴とする逆止弁装置付き高圧ガス容器用
    弁。
JP17838978U 1978-12-28 1978-12-28 Expired JPS6143040Y2 (ja)

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