JPS6142738Y2 - - Google Patents

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JPS6142738Y2
JPS6142738Y2 JP15695181U JP15695181U JPS6142738Y2 JP S6142738 Y2 JPS6142738 Y2 JP S6142738Y2 JP 15695181 U JP15695181 U JP 15695181U JP 15695181 U JP15695181 U JP 15695181U JP S6142738 Y2 JPS6142738 Y2 JP S6142738Y2
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JP
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cutting
stopper
upper blade
cut
block
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JP15695181U
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JPS5863917U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、アルミニユーム合金等を圧延する大型
熱間圧延設備等に併設されて比較的に厚い材料を
切断する切断機に関するものである。
通常、前記のような切断機は、熱間粗圧延機の
近くに設置されているため、待機中の上、下刃間
の垂直方向間隔(ナイフ開度)を大きく形成して
(500mm)、広範囲にわたる板厚(8〜150mm程
度)、板幅(800〜4300mm程度)の材料を切断する
ことができ、また、被切断材料を搬送するテーブ
ルローラにはテーパローラが使用されて被切断材
料の両側を支持して搬送するため、その被切断材
料の表面位置即ち高さが、最大板厚で最大板幅の
場合と、最小板厚で最小板幅の場合とでは大幅な
違いができるため、これに対処できる垂直方向間
隔を確保し、さらに、軟かいアルミニユーム等の
被切断材料に製品キズを生じないように配慮され
ている。
前記したような切断機の従来例を第1図A,B
に示し、第1図Aはアツプカツト式の切断機であ
つて、下刃ブロツクaを図示外の電動モータ、減
速機を介してクランクシヤフトCにて駆動し、ま
た、待機時のナイフ開度を大きくするために、上
刃ブロツクbを油圧シリンダdにて昇降せしめる
ようになつており、切断開始時に、まず、上刃ブ
ロツクbを油圧シリンダdにて下降させて被切断
材の直上の切断位置に停止させたのち、クランク
シヤフトCを起動して下刃ブロツクaを上昇せし
めて、被切断材を上、下刃で切断する構造になつ
ているが、この機構では、(イ)油圧シリンダにて上
刃を下降させたのち、クランクシヤフトを起動し
て下刃を上昇させるために切断サイクルタイムが
長くなる。(ロ)上刃をリンク機構を介し油圧シリン
ダにて昇降せしめる構造であるため、この機構で
は上刃の切断停止位置を正確に上下に調整するこ
とができず、薄物や狭幅の被切断材を切断する際
には、切断停止位置の上刃と被切断材との間隔が
大きくなり、切断時に下刃が被切断材を大幅に上
方へ押し上げて切断し再び落下するため、被切断
材にキズを生じ、また騒音を発する。などの欠点
がある。
第1図Bはダブル偏心ダウン・アツプカツト式
の切断機であつて、1本のクランクシヤフトc′で
上刃ブロツクb′と下刃ブロツクa′を同時に駆動で
きるダブル偏心のクランクシヤフトc′を用いた構
造になつているため、上刃ブロツク昇降用の油圧
シリンダが不要となり、また切断サイクルタイム
が短かくなつているが、(ロ).切断時における被切
断材の押し上げ、落下によるキズ、騒音について
は前記したアツプカツト式の切断機と同様な欠点
になつている。
本案は、従来の切断機における前記したような
欠点を解消する考案に係り、一本のクランクシヤ
フト側と同クランクシヤフトに回転自在に装着さ
れているリンク先端側とに上刃および下刃の両ブ
ロツクを装着して対設し同期駆動せしめるととも
に、前記ブロツクの一方に連設され同ブロツクを
切断直前の切断開始位置に停止する停止装置を備
えたシングル偏心ダウン・アツプカツト式の切断
機に構成し、前記ブロツクの一方に突設したスト
ツパと、該ストツパに対設されたストツパ架台
と、ハウジング側に設けられ前記ストツパ架台を
支持して昇降操作し前記ストツパの停止位置を変
え被切断部材の大きさに対応させて前記切断開始
位置を調整する切断位置調整機構とを具備した切
断位置調整機構付き停止位置に構成した点に特徴
を有するものであつて、その目的とする処は、切
断サイクルタイムが短かく、かつ被切断材の板厚
および板幅に応じて上刃の切断停止位置を常に最
良の状態に調整することができる切断機を供する
点にある。
本案は前記した構成になつており、上刃および
下刃の両ブロツクを一本のクランクシヤフトにて
一連に同期駆動するため、上刃昇降用の油圧シリ
ンダが不要となり駆動機構が簡単であるととも
に、切断サイクルタイムが短かくかつ切断が円滑
となる。
また、本案においては、上刃ブロツクあるいは
下刃ブロツクの一方を切断直前の切断開始位置に
停止できるとともに、切断位置調整機構によるス
トツパ架台の昇降操作によつて前記切断開始位置
を調整できるので、被切断材の板厚、板幅に応じ
て、前記切断位置調整装置により被切断材に対す
る上刃の切断停止位置を常に最適な高さに位置づ
けすることができ、下刃による被切断材の不要な
押し上げがなくなり、切断時における被切断材の
落下キズや騒音を防止することができる。
以下、本案の実施例を図示について説明する。
第2図に本案の一実施例を示し、図中1は下刃
ブロツク、2は下刃、3は上刃ブロツク、4は上
刃であつて、該下刃ブロツク1は下刃バランスシ
リンダ7を介しハウジング8上に上下方向に摺動
可能に支持されるとともに、その支持軸の両端に
取着したリンク5,5の上端をクランクシヤフト
14のクランク部分に回転自在に装着し、一方、
上刃ブロツク3はリンク5,5間においてクラン
クシヤフト14に回動自在に装着されて、一本の
クランクシヤフト14側と同クランクシヤフト1
4に回転自在に装着されているリンク5,5先端
側とに上刃4および下刃2の両ブロツク3,1を
装着して対設し同期駆動せしめている。
さらに、前記の上刃ブロツク3はハウジングセ
パレータ13に固設された上刃バランスシリンダ
6にて吊持されてハウジングに対し上下摺動可能
になつているとともに、上刃ブロツク3から突設
されたストツパボルト9′,9′をストツパ架台1
0上に貫挿せしめ、ストツパボルト9′,9′の上
端部に取付けたストツパ9がストツパ架台10に
当つて、上刃ブロツク3の下降位置即ち上刃4の
切断位置が定まるようになつており、ストツパボ
ルト9′、ストツパ9およびストツパ架台10に
より上刃4の停止装置が構成している。
また、15はクランクシヤフト14に回転駆動
を伝達せしめるユニバーサルジヨイント、16は
減速歯車、17はブレーキ、18はクラツチ、1
9はフライホイール、20はVベルト、21は主
駆動用電動モータであつて、それらによりクラン
クシヤフト14の回動駆動装置を構成している。
この実施例は、前記した切断機において、さら
に、ハウジングセパレータ13上に装着した調整
用モータ11と、該調整用モータ11にて回転駆
動されストツパ架台10を昇降操作して調整する
スクリユージヤツキ12を設け、前記調整用モー
タ11とスクリユージヤツキ12により切断位置
調整機構とし、切断位置調整機構付き停止位置に
なつている。
前記の上刃バランスシリンダ6は上刃ブロツク
3の自重を軽減させるために設置されたものであ
り、上刃ブロツク3を一定の力で支持するととも
に上下摺動を可能とするものである。例えば、上
刃ブロツク3が100tonの場合は上刃バランスシリ
ンダ6により70ton程の引上支持力が付与され、
上刃ブロツク3は実質的に30ton程の重量になつ
ている。また、下刃バランスシリンダ7も前記と
同様な目的で設置されており、下刃ブロツク1の
上下摺動を可能にするとともに切断部分の機構を
支持している。
図示した実施例は、前記したような構造になつ
ているので、主駆動用電動モータ21を起動し、
Vベルト20、クラツチ18、減速歯車16、ユ
ニバーサルジヨイント15等を介してクランクシ
ヤフト14を回転駆動せしめると、起動当初に
は、まず上刃ブロツク3が最上位置(待機位置)
から下降し始め、ストツパ9がストツパ架台10
に当つてその下降が停止されて被切断材の直上に
て停止した切断位置となり、クランクシヤフト1
4の回転によりリンク5,5を介して下刃ブロツ
ク1が上昇を始めて下刃2と上刃4にて被切断材
を切断したのち、クランクシヤフト14の後半の
回転により、当初は下刃ブロツク1が下降しその
後に上刃ブロツク3が上昇して最上位置即ち待機
位置となり切断作用が終了する。つまり、シング
ル偏心ダウン・アツプ式の構造になつている。こ
の切断作用は、1本のクランクシヤフト14の1
回転にて上刃4と下刃2とが一連の同期駆動とな
るため、無駆なタイムを要せず切断サイクルタイ
ムが理想的に短縮されるとともに、完全な同期駆
動になるため円滑な切断作用が得られる。
被切断材は前記したようにその板厚、板幅が
様々であるため、薄い材料、狭幅の材料を切断す
る際には、該被切断材と上刃の切断停止位置との
間に大きな間隔を生ずるようになるが、この実施
例では、切断位置調整機構を設けているので、そ
の調整用電動モータ11を起動してスクリユージ
ヤツキ12を駆動せしめることにより、停止装置
の上刃ストツパ架台10を下げることができ、そ
れによつて上刃ブロツク3の下降最低位置即ち上
刃4の切断停止位置を下げて、上刃4を被切断材
の直上の適正位置になるように調整することがで
きる。よつて、切断時における下刃2による被切
断材の過度の押し上げがなくなり、被切断材の落
下によるキズ、騒音の発生を防止することができ
る。
また、被切断材が逆に大きくなつた場合には、
前記の調整用モータ11およびスクリユージヤツ
キ12を逆回転させて、上刃ストツパ架台10を
上方に動かすことにより同様に調整できる。前記
した実施例では、上刃側に停止位置と切断位置調
整機構を設けたが、クランクシヤフトに対する上
刃ブロツクとリンクの取付状態を変えると、下刃
側を切断位置に停止せしめることが可能となり、
停止装置、切断位置調整機構を下刃側に設けた設
計にすることができる。この場合は、下刃側の切
断位置調整により上刃側もリンクを介して同様に
調整されるので、上刃と被切断材との間隔も調整
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来のアツプカツト式の切断機を示
す機構図、第1図Bは従来のダブル偏心ダウン・
アツプカツト式の切断機を示す機構図、第2図は
本案の一実施例を示す斜視図である。 1:下刃ブロツク、2:下刃、3:上刃ブロツ
ク、4:上刃、5:リンク、6:上刃バランスシ
リンダ、7:下刃バランスシリンダ、9:ストツ
パ、9′:ストツパボルト、10:ストツパ架
台、11:調整用電動モータ、12:スクリユー
ジヤツキ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一本のクランクシヤフト側と同クランクシヤフ
    トに回転自在に装着されているリンク先端側とに
    上刃および下刃の両ブロツクを装着して対設し同
    期駆動せしめるとともに、前記ブロツクの一方に
    連設され同ブロツクを切断直前の切断開始位置に
    停止する停止装置を備えたシングル偏心ダウン・
    アツプカツト式の切断機に構成し、前記ブロツク
    の一方に突設したストツパと、該ストツパに対設
    されたストツパ架台と、ハウジング側に設けられ
    前記ストツパ架台を支持して昇降操作し前記スト
    ツパの停止位置を変え被切断部材の大きさに対応
    させて前記切断開始位置を調整する切断位置調整
    機構とを具備した切断位置調整機構付き停止位置
    に構成したことを特徴とする切断機。
JP15695181U 1981-10-23 1981-10-23 切断機 Granted JPS5863917U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15695181U JPS5863917U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 切断機

Applications Claiming Priority (1)

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JP15695181U JPS5863917U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5863917U JPS5863917U (ja) 1983-04-28
JPS6142738Y2 true JPS6142738Y2 (ja) 1986-12-04

Family

ID=29949482

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JP15695181U Granted JPS5863917U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 切断機

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JPS5863917U (ja) 1983-04-28

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