JPS6142701Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6142701Y2 JPS6142701Y2 JP14477282U JP14477282U JPS6142701Y2 JP S6142701 Y2 JPS6142701 Y2 JP S6142701Y2 JP 14477282 U JP14477282 U JP 14477282U JP 14477282 U JP14477282 U JP 14477282U JP S6142701 Y2 JPS6142701 Y2 JP S6142701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- spacer
- handle
- arm
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 12
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 9
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスポツト溶接ガンに関するものであ
る。
る。
本考案のスポツト溶接ガンは、第1図に示して
いるように、天井にワイヤ17につて吊下げ、後
方の把手7と前方のハンドル14とを持つて把手
7に設けられている握りスイツチ18の操作によ
つてシリンダ6を作動し、加圧する所謂ポータブ
ルガンによるもので、ガンアームの開閉ストロー
クの切替え操作を容易にしたことを目的とするも
のである。
いるように、天井にワイヤ17につて吊下げ、後
方の把手7と前方のハンドル14とを持つて把手
7に設けられている握りスイツチ18の操作によ
つてシリンダ6を作動し、加圧する所謂ポータブ
ルガンによるもので、ガンアームの開閉ストロー
クの切替え操作を容易にしたことを目的とするも
のである。
この種のスポツト溶接ガンにおいて、ワークを
打点する場合にはガンアームの開閉ストロークは
小さなストロークで作動し、その途中で干渉部分
があるとき、あるいはワークの打点位置に対しガ
ンアームを挿入並びに引き出すときに小さなスト
ロークの開き状態では電極チツプが干渉する形状
部分があるときにはガンアームを大きなストロー
クの開き状態にしている。この大、小ストローク
の切替えは加圧開閉用シリンダのピストンロツド
のストロークを規制するものであるが、従来で
は、ピストンロツドの近傍に設けられているスト
ツパを操作することによつて切替えていた。その
ため、切替操作のときには両手で持つているスポ
ツト溶接ガンから片手を外して操作しなければな
らず、非常に作業性が悪い問題があつた。
打点する場合にはガンアームの開閉ストロークは
小さなストロークで作動し、その途中で干渉部分
があるとき、あるいはワークの打点位置に対しガ
ンアームを挿入並びに引き出すときに小さなスト
ロークの開き状態では電極チツプが干渉する形状
部分があるときにはガンアームを大きなストロー
クの開き状態にしている。この大、小ストローク
の切替えは加圧開閉用シリンダのピストンロツド
のストロークを規制するものであるが、従来で
は、ピストンロツドの近傍に設けられているスト
ツパを操作することによつて切替えていた。その
ため、切替操作のときには両手で持つているスポ
ツト溶接ガンから片手を外して操作しなければな
らず、非常に作業性が悪い問題があつた。
本考案は上記従来の不具合を簡単な機構によつ
て解消したものである。以下本考案の実施例を図
面によつて説明する。
て解消したものである。以下本考案の実施例を図
面によつて説明する。
第1図において、1は上部アーム、2は下部ア
ームであり、枢軸3によつて開閉自在に連結され
ている。上部アーム1と下部アーム2の先端には
対向する電極チツプ4,5を備え、後部には下部
アーム2上に加圧開閉用のシリンダ6が固設され
ている。このシリンダ6のピストンロツド8の端
部には各図に示すように、ピストンロツド8の軸
径よりも大径の連結部材9が形成され、この連結
部材9を介して上部アーム1の後端部と枢着連結
されている。
ームであり、枢軸3によつて開閉自在に連結され
ている。上部アーム1と下部アーム2の先端には
対向する電極チツプ4,5を備え、後部には下部
アーム2上に加圧開閉用のシリンダ6が固設され
ている。このシリンダ6のピストンロツド8の端
部には各図に示すように、ピストンロツド8の軸
径よりも大径の連結部材9が形成され、この連結
部材9を介して上部アーム1の後端部と枢着連結
されている。
また、上部アーム1の後端部上には握りスイツ
チ18付きの把手7が、前端部上にはハンドル1
4が取付けられている。
チ18付きの把手7が、前端部上にはハンドル1
4が取付けられている。
さらに、前記連結部材9とシリンダ6の上端面
との間に、フツク形状をしたストローク変更用の
スペーサ10がピン11によつてピストンロツド
8に対し接近並びに離間するよう旋回自在にシリ
ンダキヤツプに枢支され、スペーサ10にはレバ
ー13が突設されている。このスペーサ10は押
圧スプリング12によつてピストンロツド8側に
接近する方向に旋回力が付与されている。
との間に、フツク形状をしたストローク変更用の
スペーサ10がピン11によつてピストンロツド
8に対し接近並びに離間するよう旋回自在にシリ
ンダキヤツプに枢支され、スペーサ10にはレバ
ー13が突設されている。このスペーサ10は押
圧スプリング12によつてピストンロツド8側に
接近する方向に旋回力が付与されている。
一方、前記ハンドル14には握りレバー15が
設けられ、これと前記スペーサ10のレバー13
とをワイヤ16により連結している。尚17はス
ポツト溶接ガンを天井より吊下げるためのワイヤ
を示す。
設けられ、これと前記スペーサ10のレバー13
とをワイヤ16により連結している。尚17はス
ポツト溶接ガンを天井より吊下げるためのワイヤ
を示す。
本考案は上記の通りの構造であるから、第2図
及び第3図に示すように、スペーサ10がピスト
ンロツド8に接近している状態が連結部材9とシ
リンダ6の上端面との間に位置しているときに
は、ピストンロツド8の下降ストローク、すなわ
ち、上部アーム1と下部アーム2との開き量は、
連結部材9がスペーサ10に当接規制される小ス
トロークh1となり、この状態でスポツト溶接ガン
の打点作業が行われる。また、スペーサ10をピ
ストンロツド8から離間させ、連結部材9の当接
範囲外に退避させると、ピストンロツド8の下降
ストロークはフルストロークh2となり、上部アー
ム1と下部アーム2との開き量が大きく得られ
る。
及び第3図に示すように、スペーサ10がピスト
ンロツド8に接近している状態が連結部材9とシ
リンダ6の上端面との間に位置しているときに
は、ピストンロツド8の下降ストローク、すなわ
ち、上部アーム1と下部アーム2との開き量は、
連結部材9がスペーサ10に当接規制される小ス
トロークh1となり、この状態でスポツト溶接ガン
の打点作業が行われる。また、スペーサ10をピ
ストンロツド8から離間させ、連結部材9の当接
範囲外に退避させると、ピストンロツド8の下降
ストロークはフルストロークh2となり、上部アー
ム1と下部アーム2との開き量が大きく得られ
る。
このスペーサ10の旋回動は、ハンドル14の
近傍に設けた握りレバー15を操作することによ
りワイヤ16を介して行われるのである。
近傍に設けた握りレバー15を操作することによ
りワイヤ16を介して行われるのである。
従つて、本考案によると、片手で把手7を持ち
握りスイツチ18を操作し、また、片手でハンド
ル14を持ち握りレバー15を操作するものであ
るから、常に両手でスポツト溶接ガンを保持した
作業姿勢のままで、ガンアームの開閉ストローク
の切替えを行うことができ、頗る作業性を向上す
る効果を有しているものである。
握りスイツチ18を操作し、また、片手でハンド
ル14を持ち握りレバー15を操作するものであ
るから、常に両手でスポツト溶接ガンを保持した
作業姿勢のままで、ガンアームの開閉ストローク
の切替えを行うことができ、頗る作業性を向上す
る効果を有しているものである。
第1図は本考案の斜視図、第2図はスペーサ操
作機構の平面図、第3図は第2図−線部分の
断面図である。 1……上部アーム、2……下部アーム、3……
枢軸、4,5……電極チツプ、6……加圧開閉用
のシリンダ、7……把手、8……ピストンロツ
ド、9……連結部材、10……スペーサ、11…
…ピン、12……スプリング、13……レバー、
14……ハンドル、15……握りレバー、16…
…ワイヤ。
作機構の平面図、第3図は第2図−線部分の
断面図である。 1……上部アーム、2……下部アーム、3……
枢軸、4,5……電極チツプ、6……加圧開閉用
のシリンダ、7……把手、8……ピストンロツ
ド、9……連結部材、10……スペーサ、11…
…ピン、12……スプリング、13……レバー、
14……ハンドル、15……握りレバー、16…
…ワイヤ。
Claims (1)
- 上部アームと下部アームとを枢軸にて開閉自在
に枢着連結し、上部並びに下部アームの先端に対
向する電極チツプを備え、後端部には加圧開閉用
のシリンダを有し、上部アームの後方上面に把手
を取付けたスポツト溶接ガンにおいて、上部アー
ムの端部に連結されているピストンロツド端の連
結部材とシリンダ端面との間に、ストローク変更
用のスペーサをピストンロツドに対し接近並びに
離間するよう施回自在に枢支し、且つピストンロ
ツド側に接近する方向に施回力を付与するスプリ
ングを設け、前記上部アームの前方にハンドルと
握りレバーとを設け、この握りレバーと前記スペ
ーサとをワイヤにて連結したことを特徴とするス
ポツト溶接ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14477282U JPS5949482U (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | スポツト溶接ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14477282U JPS5949482U (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | スポツト溶接ガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5949482U JPS5949482U (ja) | 1984-04-02 |
JPS6142701Y2 true JPS6142701Y2 (ja) | 1986-12-03 |
Family
ID=30322746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14477282U Granted JPS5949482U (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | スポツト溶接ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949482U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003136249A (ja) * | 2001-10-30 | 2003-05-14 | Denyo Kogyo:Kk | スポット溶接ガン |
JP2006263823A (ja) * | 2006-05-01 | 2006-10-05 | Denyo Kogyo:Kk | スポット溶接ガン |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP14477282U patent/JPS5949482U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5949482U (ja) | 1984-04-02 |
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