JPS6142588A - 土壌改良法 - Google Patents
土壌改良法Info
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- JPS6142588A JPS6142588A JP59163884A JP16388484A JPS6142588A JP S6142588 A JPS6142588 A JP S6142588A JP 59163884 A JP59163884 A JP 59163884A JP 16388484 A JP16388484 A JP 16388484A JP S6142588 A JPS6142588 A JP S6142588A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はすぐれた土壌改良剤により、土壌の窒素供給能
力を高め、土壌を植物生育に適したものに改良する方法
に関するものである。
力を高め、土壌を植物生育に適したものに改良する方法
に関するものである。
(従来の技術)
従来有用な窒素骨を含有する土壌改良剤、たとえば尿素
樹脂による土壌改良法として特公昭46−1166号公
報には、三次元網状構造に完全に硬化させた発泡樹脂を
1〜20rraの大きさに破砕し。
樹脂による土壌改良法として特公昭46−1166号公
報には、三次元網状構造に完全に硬化させた発泡樹脂を
1〜20rraの大きさに破砕し。
水を加えて泥状化しfcもの全植物種子と共に土壌に施
用する方法が提案されている。
用する方法が提案されている。
一方、尿素の縮合物を肥料、特に土壌中で徐々に分解し
て持続的な肥効を示す緩効性肥料として利用しようとす
る試みもいくつか提案されており。
て持続的な肥効を示す緩効性肥料として利用しようとす
る試みもいくつか提案されており。
たとえば尿素とアセトアルデヒドを反応させて得たポリ
エテリデンボリ尿素(ウレアZ)、尿素とホルムアルデ
ヒドを反応させて得たポリメチレン尿素(ウレアホルム
)などがその代表的なものとして知られている。
エテリデンボリ尿素(ウレアZ)、尿素とホルムアルデ
ヒドを反応させて得たポリメチレン尿素(ウレアホルム
)などがその代表的なものとして知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、上記発泡尿素樹脂破砕物は軽くて育苗床には適
しているが、樹脂が充分に硬化しているため、土壌中で
の分解がほとんど起らず含有窒素分の肥効は低いもので
しかない。
しているが、樹脂が充分に硬化しているため、土壌中で
の分解がほとんど起らず含有窒素分の肥効は低いもので
しかない。
一方、クレア2は土壌水分が充分に存在する微酸性の条
件下では容易に分解さ几てしまうため。
件下では容易に分解さ几てしまうため。
それ以外の限定された条件下でしか緩効性肥料としての
効果はない。
効果はない。
またウレアホルムはlメチレン2尿素、2メチレン3尿
素、3メヂレン4尿素、4メチレン5尿素、5メチレン
6尿素などの混合物から成るものであるが、土壌への吸
着性がないうえ全窒素のうち50%以上が水溶性である
ため、雨水等で流亡しゃすぐ長J171にわたって窒素
供給力を推持することができない。更に多欲に施用した
場合、植物の発芽や生育の障害を生じやすい欠点をもっ
ている。
素、3メヂレン4尿素、4メチレン5尿素、5メチレン
6尿素などの混合物から成るものであるが、土壌への吸
着性がないうえ全窒素のうち50%以上が水溶性である
ため、雨水等で流亡しゃすぐ長J171にわたって窒素
供給力を推持することができない。更に多欲に施用した
場合、植物の発芽や生育の障害を生じやすい欠点をもっ
ている。
(問題を解決するための手段〕
かかる実情に鑑み2本発明者らは植物が長期にわたり良
好な生育をするのに有効であるような尿素−ホルムアル
デヒド縮合物によって土@を有利に改良しようとして種
々研究努力した結果、−以下に示す方法によって製造さ
ルる尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物によってその目
的が達成されることを知り2本発明に到達した。
好な生育をするのに有効であるような尿素−ホルムアル
デヒド縮合物によって土@を有利に改良しようとして種
々研究努力した結果、−以下に示す方法によって製造さ
ルる尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物によってその目
的が達成されることを知り2本発明に到達した。
すなわち本発明は「下記のようにして製造した尿素−ホ
ルムアルデヒド含水縮合物により土壌を処理することを
特徴とする土壌改良法。
ルムアルデヒド含水縮合物により土壌を処理することを
特徴とする土壌改良法。
(a)尿素とホルマリンを尿素:ホルムアルデヒド(モ
ル比)=l:2.0〜2.5の割合で反応させて。
ル比)=l:2.0〜2.5の割合で反応させて。
実質的に水に可溶な段階の縮合度を有する尿素−ホルム
アルデヒド初期縮合物の水溶液を製造し。
アルデヒド初期縮合物の水溶液を製造し。
次いで該水溶液に下記関係式を満足させるような量の尿
素を添加したのち。
素を添加したのち。
液中に白濁が生じるまで反応させるかまたはΦ)尿素と
ホルマリンを尿素:ホルムアルデヒド(モル比)= l
: 0.9〜1.2の割合において1反応液中に白濁
が生ずるまで反応させることによって得られる反応液に
硬化剤を添加し、捏和・脱水しつつ反応させて全メチロ
ール量が0.1〜1.0重量%(但し含水物基準)、熱
水溶出率〔温度80℃の水中に30分間浸漬した場合の
含水縮合物の溶出率(但し無水物基準〕〕が10mtチ
以下になるようにした尿素−ホルムアルデヒド含水縮合
物。」を要旨とするものである。
ホルマリンを尿素:ホルムアルデヒド(モル比)= l
: 0.9〜1.2の割合において1反応液中に白濁
が生ずるまで反応させることによって得られる反応液に
硬化剤を添加し、捏和・脱水しつつ反応させて全メチロ
ール量が0.1〜1.0重量%(但し含水物基準)、熱
水溶出率〔温度80℃の水中に30分間浸漬した場合の
含水縮合物の溶出率(但し無水物基準〕〕が10mtチ
以下になるようにした尿素−ホルムアルデヒド含水縮合
物。」を要旨とするものである。
本発明で用いる尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物は、
要するに全メチロール量がO,L〜1.0重量%(但し
含水物基準)で、冷水には難溶であるが、熱水にはto
i量チ(但し、無水物基準)以下溶解するものであって
、この含水縮合物は、叙上のごとく(a)または(b)
の方法により製造した尿素−ホルムアルデヒド反応液に
硬化剤を添加し、捏和・脱水することによって得られる
。そこで、まず(a)および(b)の各方法の代表的具
体例について説明すると、 ・ (a)方法 尿素:ホルムアルデヒド(モル比)=l:2.0〜2.
5の割合の尿素と37チホルマリンの混合物を苛性ソー
ダ等のアルカリ性物質で弱アルカリ性。
要するに全メチロール量がO,L〜1.0重量%(但し
含水物基準)で、冷水には難溶であるが、熱水にはto
i量チ(但し、無水物基準)以下溶解するものであって
、この含水縮合物は、叙上のごとく(a)または(b)
の方法により製造した尿素−ホルムアルデヒド反応液に
硬化剤を添加し、捏和・脱水することによって得られる
。そこで、まず(a)および(b)の各方法の代表的具
体例について説明すると、 ・ (a)方法 尿素:ホルムアルデヒド(モル比)=l:2.0〜2.
5の割合の尿素と37チホルマリンの混合物を苛性ソー
ダ等のアルカリ性物質で弱アルカリ性。
好ましくはpH7〜8に調整し、20〜95℃の温度で
1〜30時間゛反応させて、ジメチロール尿素が主成分
の水溶液を得る。
1〜30時間゛反応させて、ジメチロール尿素が主成分
の水溶液を得る。
次いでこの水溶液をpH3,7〜7に調節し。
80〜98℃の温度で数時間反応させる。反応の終点は
反応液を20℃に冷却した場合に液がわずかに混濁する
ような点とし、これ以上反応を進めると縮合が進み過ぎ
て好ましくない。
反応液を20℃に冷却した場合に液がわずかに混濁する
ような点とし、これ以上反応を進めると縮合が進み過ぎ
て好ましくない。
次に該反応液に下記の関係式を満足するような量の尿素
′f、添加し。
′f、添加し。
F:U=1:0.9〜1.2
F;ホルムアルデヒド使用量(モル)
U;尿素の全使用量(モル)
更に反応を進めて液に白濁が生じた時点で反応を停止し
て尿素−ホルムアルデヒド反応液を得る。
て尿素−ホルムアルデヒド反応液を得る。
(b)方法
初めから尿素:ホルムアルデヒド=l:0.9〜1.2
の割合の尿素とホルマリンを混合し、苛性ソーダ等のア
ルカリ性物質により弱アルカリ性、好ましくはpH8に
調整し、95℃の温度で反応液に白濁が生じ友時点で反
応上とめ、pHf6:弱アルカリに調整して尿素−ホル
ムアルデヒド反応液を得る。
の割合の尿素とホルマリンを混合し、苛性ソーダ等のア
ルカリ性物質により弱アルカリ性、好ましくはpH8に
調整し、95℃の温度で反応液に白濁が生じ友時点で反
応上とめ、pHf6:弱アルカリに調整して尿素−ホル
ムアルデヒド反応液を得る。
本発明においては、このような(a)まfcはΦ)の方
法により得られた反応液に硬化剤を添加し、適当゛ な
機器中において捏和・脱水しつつ反応させて。
法により得られた反応液に硬化剤を添加し、適当゛ な
機器中において捏和・脱水しつつ反応させて。
尿素−ホルムアルデヒド縮金物の含水硬化物からなる目
的物を得るが、(a)または(b)の製造工程で用いら
nる尿素の使用量が本発明で規定する範囲よりも少ない
場合は製造さ几る尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物が
強固になり過ぎて目的物の取得が困難になるばかジか、
この場合に得られる製品は種子の発芽を抑制したり、肥
効の発現がはやくて、長期間に亘シ窒素を供給できない
という欠点がある。
的物を得るが、(a)または(b)の製造工程で用いら
nる尿素の使用量が本発明で規定する範囲よりも少ない
場合は製造さ几る尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物が
強固になり過ぎて目的物の取得が困難になるばかジか、
この場合に得られる製品は種子の発芽を抑制したり、肥
効の発現がはやくて、長期間に亘シ窒素を供給できない
という欠点がある。
一方尿素の使用量が本発明で規定する範囲よりも多い場
合は、目的物の製造は容易であるが、この製品も種子の
発芽を抑制したり肥効の発現が早すぎるという欠点があ
る。
合は、目的物の製造は容易であるが、この製品も種子の
発芽を抑制したり肥効の発現が早すぎるという欠点があ
る。
目的物を得るために用いられる硬化剤は通常酸性物質で
あシ、その好適なものとして1例えば硫酸水素ナトリウ
ム、硫酸水素カリウム、リン酸水素1ナトリウム、リン
酸水素lカリウム、硫酸。
あシ、その好適なものとして1例えば硫酸水素ナトリウ
ム、硫酸水素カリウム、リン酸水素1ナトリウム、リン
酸水素lカリウム、硫酸。
リン酸、酢酸、クエン酸、酒石酸等が挙げられる。
硬化剤の使用量は通常反応液のpHを弱酸性(pH3〜
5程度)にするような量であって2例えば濃硫酸ならば
0.5〜5重欺襲添加する。
5程度)にするような量であって2例えば濃硫酸ならば
0.5〜5重欺襲添加する。
階を経て最終的に粒状−1:たは粉粒状へと状態変化す
るので、これら各種状態の被処理物を連続的に攪拌混合
し、均質化できるものであればどの様な構造のものでも
よいが、各種ニーダ−リボンミキサー類のよったねつか
混線機が好適に用いら几る。
るので、これら各種状態の被処理物を連続的に攪拌混合
し、均質化できるものであればどの様な構造のものでも
よいが、各種ニーダ−リボンミキサー類のよったねつか
混線機が好適に用いら几る。
本発明に用いる尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物は、
このようなねつか混練機に前記(a)または(b)の方
法により得られた尿素−ホルムアルデヒド反応液と前記
硬化剤を仕込んだのち9通常60℃〜80′Cの温度下
において内容物を緩速捏和しつつ反応物中の水分を蒸発
除去しながら反応させることにより得られるが、この際
脱水m k多くしすぎると最終生成物が微粉化し2反対
に脱水量が少なすぎると団塊化する。
このようなねつか混練機に前記(a)または(b)の方
法により得られた尿素−ホルムアルデヒド反応液と前記
硬化剤を仕込んだのち9通常60℃〜80′Cの温度下
において内容物を緩速捏和しつつ反応物中の水分を蒸発
除去しながら反応させることにより得られるが、この際
脱水m k多くしすぎると最終生成物が微粉化し2反対
に脱水量が少なすぎると団塊化する。
したがって、この工程においては、最終生成物の脱水量
を適正にコントロールしないかぎり土壌施用物として最
適の形態のものが得難いので、脱水量は最終生成物中に
通常水分が35〜45重量%、好ましくは40M量チ前
後残存するような量にするのが望ましく、このような適
正な水分管理を行なうことにより通常粒径0.2〜10
mm、特に。
を適正にコントロールしないかぎり土壌施用物として最
適の形態のものが得難いので、脱水量は最終生成物中に
通常水分が35〜45重量%、好ましくは40M量チ前
後残存するような量にするのが望ましく、このような適
正な水分管理を行なうことにより通常粒径0.2〜10
mm、特に。
粒径0.5〜5mmの範囲で65チ以上の空げき率をも
つ施用性の良好な最終生成物が得らfL、−5゜本発明
においてはこの工程において上記反応条件を適宜選択し
2組み合わせて全メチロールが0.1〜1重量%(但し
、含水物基準)で、熱水溶出率〔80℃の水に30分浸
漬した場合の浴出率(但し無水物基桑)〕が10チ以下
の特性を有する最終生成物を製造する。最終生成物中の
全メチロール量および熱水溶水率が本発明で規定する範
囲をはずれると、土壌に施用した場合発芽が抑制さ几る
。流亡しやすい、長期に亘って肥効を持続することがで
きないなどの好ましくない問題が起る。
つ施用性の良好な最終生成物が得らfL、−5゜本発明
においてはこの工程において上記反応条件を適宜選択し
2組み合わせて全メチロールが0.1〜1重量%(但し
、含水物基準)で、熱水溶出率〔80℃の水に30分浸
漬した場合の浴出率(但し無水物基桑)〕が10チ以下
の特性を有する最終生成物を製造する。最終生成物中の
全メチロール量および熱水溶水率が本発明で規定する範
囲をはずれると、土壌に施用した場合発芽が抑制さ几る
。流亡しやすい、長期に亘って肥効を持続することがで
きないなどの好ましくない問題が起る。
本発明は、このようにして得らni′c尿素−ホルムア
ルデヒド含水硬化物を土壌と均一に混合することによっ
て達成される。
ルデヒド含水硬化物を土壌と均一に混合することによっ
て達成される。
含水硬化物の使用1ikは、施用の対象となる土質に応
じて広い範囲に亘って選択可能であるが2通常土壌10
0重、i改部に対して0.01〜31〜3重量部に0.
1〜3重量部が用いら几る。
じて広い範囲に亘って選択可能であるが2通常土壌10
0重、i改部に対して0.01〜31〜3重量部に0.
1〜3重量部が用いら几る。
含水硬化物はそのまま土壌に施用してもよいが。
ベントナイト、カオリン、バーミキュライト、パーライ
ト、ケイン911石膏等の無機利料で希釈したり、市販
の各種土壌改良材、化成肥料などを混合して土壌に施用
することもできる。
ト、ケイン911石膏等の無機利料で希釈したり、市販
の各種土壌改良材、化成肥料などを混合して土壌に施用
することもできる。
なお1本発明においては通常粒径0.2〜IO+mn特
に0.5〜5篇のものが好適に用いら几る。
に0.5〜5篇のものが好適に用いら几る。
(作用)
本発明で使用される尿素−ホルムアルデヒド縮金物は、
後記の実施例で明らかなように土壌に施用することによ
り1種子の発芽に悪影l!i’?:、及ばずことなく1
通常長期間、たとえば3年以上もの長期間に亘って窒素
が放出されるため、従来のクレアホルム、コーティング
肥料等にくらべて肥効が持続し、地力をたかめ、かつこ
のことから窒素源を追肥する必要がないか追肥の回数及
び量を大巾に少なくすることができる。
後記の実施例で明らかなように土壌に施用することによ
り1種子の発芽に悪影l!i’?:、及ばずことなく1
通常長期間、たとえば3年以上もの長期間に亘って窒素
が放出されるため、従来のクレアホルム、コーティング
肥料等にくらべて肥効が持続し、地力をたかめ、かつこ
のことから窒素源を追肥する必要がないか追肥の回数及
び量を大巾に少なくすることができる。
(実施例)
実施例1
尿素:ホルムアルデヒド(モル比)=l:2.3の割合
の尿素と37%ホルマリンとの混合物を苛性ソーダ水溶
液を用いてpH7,sに調整し温度を20℃から95℃
まで約65分間かけて一定速度で昇温させた。
の尿素と37%ホルマリンとの混合物を苛性ソーダ水溶
液を用いてpH7,sに調整し温度を20℃から95℃
まで約65分間かけて一定速度で昇温させた。
内容物が95℃に達した後、なお約30分間反応させた
。次いで、硫酸水溶液を用いて反応混合物のpHを4に
調節し、90〜95℃の温度で3時間反応させた。次に
反応混合物t−80℃に冷却し所定量の尿素を加え80
℃で1時間反応させた。
。次いで、硫酸水溶液を用いて反応混合物のpHを4に
調節し、90〜95℃の温度で3時間反応させた。次に
反応混合物t−80℃に冷却し所定量の尿素を加え80
℃で1時間反応させた。
なお、叙上の反応における尿素の全使用量対ホルムアル
デヒド使用量(モル比)の関係は、第1表に記載した通
りである。
デヒド使用量(モル比)の関係は、第1表に記載した通
りである。
次いで得られた反応生成物をニーグーに仕込み攪拌しつ
つ内容物を70〜80℃にした後、80% IJン酸を
1.5答量チ添加した。次いで内容物を上記温度に保持
し、捏和下に徐々に脱水しながら1時間反応させて含水
硬化物を得た。
つ内容物を70〜80℃にした後、80% IJン酸を
1.5答量チ添加した。次いで内容物を上記温度に保持
し、捏和下に徐々に脱水しながら1時間反応させて含水
硬化物を得た。
この含水硬化物について2種子の発芽率、該硬化物の土
中での分解率、ゴルフグリーン芝の生育。
中での分解率、ゴルフグリーン芝の生育。
砂地での植物の生育、法面での植物の生育等の項目につ
いて試験を行った。
いて試験を行った。
得らnた・結果は第1表に記載の通りである。なお上記
各項目の試験方法は次の通りであつ几。
各項目の試験方法は次の通りであつ几。
1)発芽率
試験規模;ノイパウエルポット1区3連供試土壌;利根
川沖積土を転生で400 r/ポット、水分は最大容水
量の60%。
川沖積土を転生で400 r/ポット、水分は最大容水
量の60%。
供試植物;小松菜、20粒/ボット
場 所;ガラス温室20℃
添加量;1.25r7100f乾土
11)土壌中での分解試験
試験規模;tooy三角フラスコ、アルミ箔シール
供試土壌;利根川沖積土を転生で502/フラスコ、水
分は最大容水量の60チ 場 所;ガラス温室25℃±5℃ 111〕 ゴルフグリーン芝の生育試験試験規模’、
l Om”/ 1区 供試土壌;利根川沖積土と山砂が6:4の割合 供試芝;ペンクロスベントグラス 試料施用量; 3 005’ / m”場 所;屋
外 3月に播種、1年後及び3年後の生育状況は1日当りの
生育量(乾物重量? / rrl / day )で記
し゛た。
分は最大容水量の60チ 場 所;ガラス温室25℃±5℃ 111〕 ゴルフグリーン芝の生育試験試験規模’、
l Om”/ 1区 供試土壌;利根川沖積土と山砂が6:4の割合 供試芝;ペンクロスベントグラス 試料施用量; 3 005’ / m”場 所;屋
外 3月に播種、1年後及び3年後の生育状況は1日当りの
生育量(乾物重量? / rrl / day )で記
し゛た。
iv) 砂地での植物生育試験
試験規模; 300 m”71区
供試種子;クリーピンダレッドフェスク、ハイランドペ
ントグラス及びホワイ トクローバ−0 試料添加量; 3 0 0 S’ / 77!!耕
種概要;パーク堆肥、化成肥料1種子及び供試試料を播
きトラクターで5an の表土と混合した。
ントグラス及びホワイ トクローバ−0 試料添加量; 3 0 0 S’ / 77!!耕
種概要;パーク堆肥、化成肥料1種子及び供試試料を播
きトラクターで5an の表土と混合した。
場 所;湯滴公園
2年後の生育状況は乾物1/m′で記した。
■〕 法面での植物の生育試験
試験規模; 20 F?!’ / 1区供試種子;ケン
タッキー31F、オーチャードグラス、ヨモギ、イタチ
ハギ及 びホワイトクローバ− 試料添加量: 300 ?/イ 場 所;関東ローム切土法面。斜度50’。
タッキー31F、オーチャードグラス、ヨモギ、イタチ
ハギ及 びホワイトクローバ− 試料添加量: 300 ?/イ 場 所;関東ローム切土法面。斜度50’。
耕種概要;砂、パーク堆肥、ピートモス、化成肥料2種
子及び供試試料を水と 混合してスラリーとし法面に吹付 けた。吹付厚さは50fflI110 2年後の生育状況は生体重17ばて記した。
子及び供試試料を水と 混合してスラリーとし法面に吹付 けた。吹付厚さは50fflI110 2年後の生育状況は生体重17ばて記した。
実施例2
尿素1モルに対しホルムアルデヒド0.5〜2.0モル
の範囲内において、尿素とホルムアルデヒドの割合が第
2表に記載した割合になるよう尿素と37%ホルマリン
を混合し、苛性ソーダを用いて混合物のpHを8.0に
調整し、これに更に尿素の50%の水を添加したのち、
室温から95℃まで約1時間かけて一定速度で昇温させ
た。次いで95℃で30分放置したのち、pHを8.0
に調節し、室温まで急冷して尿素−ホルムアルデヒド初
期縮合物の白濁液を得た。
の範囲内において、尿素とホルムアルデヒドの割合が第
2表に記載した割合になるよう尿素と37%ホルマリン
を混合し、苛性ソーダを用いて混合物のpHを8.0に
調整し、これに更に尿素の50%の水を添加したのち、
室温から95℃まで約1時間かけて一定速度で昇温させ
た。次いで95℃で30分放置したのち、pHを8.0
に調節し、室温まで急冷して尿素−ホルムアルデヒド初
期縮合物の白濁液を得た。
次いで得ら几た反応生成物をニーダ−に仕込み。
攪拌しつつ内容物を70〜80℃にした後、40チリン
酸を3.0容量チ添加した。次いで内容物を上記温度を
保持し、捏和下に徐々に脱水しながら3時間反応させて
含水縮合物を得た。
酸を3.0容量チ添加した。次いで内容物を上記温度を
保持し、捏和下に徐々に脱水しながら3時間反応させて
含水縮合物を得た。
この含水縮合物について実施例1と同じ方法にしたがい
各種の試験をした。得ら几た結果は第2表に記載の通り
である。
各種の試験をした。得ら几た結果は第2表に記載の通り
である。
(発明の効果)
本発明において用いられる尿累−ホルムアルデヒド含水
縮合物は土壌改良剤として次に述べるような利点を有す
るものである。
縮合物は土壌改良剤として次に述べるような利点を有す
るものである。
1、本発明における尿素−ホルムアルデヒド含水縮合物
は縮合が適度であるため土壌中で徐々に分解して堆肥な
どの有機質土壌改良剤に近いかそれ以上の持続的窒素供
給能力をもたらす。
は縮合が適度であるため土壌中で徐々に分解して堆肥な
どの有機質土壌改良剤に近いかそれ以上の持続的窒素供
給能力をもたらす。
そして、このような持続的分解性をもつ土壌改良剤とし
ての性質は樹脂が完全に硬化さル、メtロール基が微量
しか存在しない水不溶性の尿素樹脂あるいは余りにも縮
合度が低くて、メチロール基が多く水溶性成分の多い尿
素−ホルムアルデヒド縮金物にはみられないものである
。
ての性質は樹脂が完全に硬化さル、メtロール基が微量
しか存在しない水不溶性の尿素樹脂あるいは余りにも縮
合度が低くて、メチロール基が多く水溶性成分の多い尿
素−ホルムアルデヒド縮金物にはみられないものである
。
2、多量に施用(例えば2000#/lo00m”)し
た場合にも植物の発芽や生育の障害が全くすく、安全に
使用できる。
た場合にも植物の発芽や生育の障害が全くすく、安全に
使用できる。
3、長期間(少なくとも3年以上)に亘り土壌中に窒素
を供給しつづけるため追肥を必要としない。
を供給しつづけるため追肥を必要としない。
°4. 水に難溶性であるため雨水などに流されるこ
とかない。
とかない。
5、 更に、従来この種の肥料は吸湿により固結化する
場合が多いが1本発明の尿素−ホルムアルデヒド縮金物
は含水状態であるにもかかわらず長期間保存した場合に
おいても全く固結化しない。
場合が多いが1本発明の尿素−ホルムアルデヒド縮金物
は含水状態であるにもかかわらず長期間保存した場合に
おいても全く固結化しない。
特許出願人 日東化学工業株式会社
代表者 難 波 正 彦
−1:β1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記のようにして製造した尿素−ホルムアルデヒド含水
縮合物により土壌を処理することを特徴とする土壌改良
法。 (a)尿素とホルマリンを尿素:ホルムアルデヒド(モ
ル比)=1:2.0〜2.5の割合で反応させて、実質
的に水に可溶な段階の縮合度を有する尿素−ホルムアル
デヒド初期縮合物の水溶液を製造し、次いで該水溶液に
下記関係式を満足させるような量の尿素を添加したのち
、 〔μ:F=1:0.9〜1.2 μ;尿素の全使用量(モル) F;ホルムアルデヒドの使用量(モル)〕 液中に白濁が生じるまで反応させるかまたは(b)尿素
とホルマリンを尿素:ホルムアルデヒド(モル比)=1
:0.9〜1.2の割合において、反応液中に白濁が生
じるまで反応させることによつて得られる反応液に硬化
剤を添加し、捏和・脱水しつつ反応させて、全メチロー
ル量が0.1〜1.0重量%(但し、含水物基準)で、
熱水溶出率〔温度80℃の水中に30分間浸漬した場合
の含水縮合物の溶出率(但し、無水物基準)〕が10重
量%以下になるようにした尿素−ホルムアルデヒド含水
縮合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59163884A JPS6142588A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 土壌改良法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59163884A JPS6142588A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 土壌改良法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142588A true JPS6142588A (ja) | 1986-03-01 |
Family
ID=15782626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59163884A Pending JPS6142588A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 土壌改良法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142588A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230148728A1 (en) * | 2021-11-12 | 2023-05-18 | Shenzhen Yumi Info. Co., Ltd | Hair remover |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP59163884A patent/JPS6142588A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230148728A1 (en) * | 2021-11-12 | 2023-05-18 | Shenzhen Yumi Info. Co., Ltd | Hair remover |
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