JPS6142556A - フエノ−ル樹脂成形材料 - Google Patents
フエノ−ル樹脂成形材料Info
- Publication number
- JPS6142556A JPS6142556A JP16388884A JP16388884A JPS6142556A JP S6142556 A JPS6142556 A JP S6142556A JP 16388884 A JP16388884 A JP 16388884A JP 16388884 A JP16388884 A JP 16388884A JP S6142556 A JPS6142556 A JP S6142556A
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- Japan
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- phenolic resin
- molding material
- molding
- flour
- resin molding
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔雇業上の利用分野〕
本発明は熱硬化性樹脂の成形方法として最も普及してい
る射出成形において成形時に発生するパリが少なく且つ
薄いためにパリ取りが容易であ）、射出成形工程とパリ
仕上げ工程とを連続自動化した場合、パリ残シがなく無
人自動仕上げが効率良く、安定して得られるフェノール
樹脂成形材料に関するものである。
る射出成形において成形時に発生するパリが少なく且つ
薄いためにパリ取りが容易であ）、射出成形工程とパリ
仕上げ工程とを連続自動化した場合、パリ残シがなく無
人自動仕上げが効率良く、安定して得られるフェノール
樹脂成形材料に関するものである。
従来から、フェノール樹脂成形材料は耐熱性、電気特性
、機械強度などの諸性能が、その良好な成形性と相まっ
て安価に得られることから、種々の用途分野において用
いられている。
、機械強度などの諸性能が、その良好な成形性と相まっ
て安価に得られることから、種々の用途分野において用
いられている。
しかしながら、フェノール樹脂成形材料を始めとする熱
硬化性樹脂成形材料は成形時においてパリが発生するた
め、成形後パリ仕上げを行うことが一般的である。
硬化性樹脂成形材料は成形時においてパリが発生するた
め、成形後パリ仕上げを行うことが一般的である。
従来技術では、速硬化性フェノール樹脂成形材料の実用
化によシ成形工程での生産性向上と自動成形化が促進さ
れたが、射出成形の高速自動化を最大限に発揮するため
にはパリの発生がネックとなジフェノール樹脂成形品の
一層の生産性向上が困難になっている。
化によシ成形工程での生産性向上と自動成形化が促進さ
れたが、射出成形の高速自動化を最大限に発揮するため
にはパリの発生がネックとなジフェノール樹脂成形品の
一層の生産性向上が困難になっている。
しかし近年、射出成形工程とパリ仕上げ工程とを連続し
て自動化することによシ成形サイクルと同等の短時間で
パリ仕上げを行うパリ取シ自動仕上は機の進歩に伴ない
パリ仕上げの容易なフェノール樹脂成形材料が要求され
ている。
て自動化することによシ成形サイクルと同等の短時間で
パリ仕上げを行うパリ取シ自動仕上は機の進歩に伴ない
パリ仕上げの容易なフェノール樹脂成形材料が要求され
ている。
従来は、流動性の少ない、即ち硬い成形材料と間隙の少
ない高精度の金型の組合せにおいてパリの少ない射出成
形を実現している場合もある。しかし、硬い成形材料は
大重量成形品の射出成形では成形性が不安定であるため
、このような成形用途には不適である。経済性の面から
高精度金型の適用にも限界がちシ一般的ではない。
ない高精度の金型の組合せにおいてパリの少ない射出成
形を実現している場合もある。しかし、硬い成形材料は
大重量成形品の射出成形では成形性が不安定であるため
、このような成形用途には不適である。経済性の面から
高精度金型の適用にも限界がちシ一般的ではない。
本発明は従来流動性の少ない成形材料と高精度の金型と
を用いた比較的小型の成形品の射出成形方法でしかパリ
の少ない射出成形が行われなかったのを、あらゆる形状
、大きさの成形品で、パリの少ない射出成形に適する成
形性、品質が優れたフェノール樹脂成形材料を得んとし
て研究した結果、有機系充填材の粒径を１５０〜５００
μｍのものを使用しフェノール樹脂等の原材料と混合し
ロール等で均一に加熱混線することによシ、射出成形に
おいて著るしくパリが少なくなるとの知見を得、更にこ
の知見に基づき程々研究の結果本発明を完成するに至っ
たものである。
を用いた比較的小型の成形品の射出成形方法でしかパリ
の少ない射出成形が行われなかったのを、あらゆる形状
、大きさの成形品で、パリの少ない射出成形に適する成
形性、品質が優れたフェノール樹脂成形材料を得んとし
て研究した結果、有機系充填材の粒径を１５０〜５００
μｍのものを使用しフェノール樹脂等の原材料と混合し
ロール等で均一に加熱混線することによシ、射出成形に
おいて著るしくパリが少なくなるとの知見を得、更にこ
の知見に基づき程々研究の結果本発明を完成するに至っ
たものである。
本発明はフェノール樹脂１００重量部に粒子径が１５０
〜５００μｍの有機系充填材を２０〜７０重量部を配合
し、均一混練して製造されることを特徴とするフェノー
ル樹脂成形材料に係わるものである。
〜５００μｍの有機系充填材を２０〜７０重量部を配合
し、均一混練して製造されることを特徴とするフェノー
ル樹脂成形材料に係わるものである。
本発明を用いて、フェノール樹脂としてノボラック型フ
ェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂又は変性フェ
ノール樹脂等と組合せることにより各種成形用途に応じ
、パリの少ない射出成形を特徴とする速硬化性樹脂成形
材料、或いは耐電食性成形材料、耐衝撃性成形材料を提
供することが出来る。
ェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂又は変性フェ
ノール樹脂等と組合せることにより各種成形用途に応じ
、パリの少ない射出成形を特徴とする速硬化性樹脂成形
材料、或いは耐電食性成形材料、耐衝撃性成形材料を提
供することが出来る。
ここで云う有機系充填材とは粒径が１５０〜５００μｍ
の木粉、やし穀粉、モミ粉、トウモロコシ粉、クルミ粉
等であり、一種又は二種以上の組合わせて使用すること
が出来る。
の木粉、やし穀粉、モミ粉、トウモロコシ粉、クルミ粉
等であり、一種又は二種以上の組合わせて使用すること
が出来る。
一般に細かい粒度の有機充填材を使用する程パリは多く
なる傾向がある。１５０μｍ以下の有機質充填材を用い
た成形材料では３／Ｌｏｏｍ以下の金型間隙にもパリが
多く流出し、パリ止めの効果はない。又５００μｍ以上
の有機系充填材では成形品外観、機械強度が損なわれ実
用上問題がある。成形性、外観、強度等の品質とパリ仕
上げの容易さとのバランスから有機系充填材の粒径が１
５０〜５００μｍが最適である。又繊維長が０．２〜０
．５ ｒｒａｎのアスベスト繊維と併用すると耐熱性、
機械強度、パリ仕上げの容易さがさらに向上する効果が
認められる。
なる傾向がある。１５０μｍ以下の有機質充填材を用い
た成形材料では３／Ｌｏｏｍ以下の金型間隙にもパリが
多く流出し、パリ止めの効果はない。又５００μｍ以上
の有機系充填材では成形品外観、機械強度が損なわれ実
用上問題がある。成形性、外観、強度等の品質とパリ仕
上げの容易さとのバランスから有機系充填材の粒径が１
５０〜５００μｍが最適である。又繊維長が０．２〜０
．５ ｒｒａｎのアスベスト繊維と併用すると耐熱性、
機械強度、パリ仕上げの容易さがさらに向上する効果が
認められる。
このようなフェノール樹脂成形材料はフェノール樹脂硬
化剤、有機系充填材、無機系充填材に離型剤、着色剤等
の添加剤を混合し、ロール、ヘンシェルミキサー、押出
機、２軸押出し機等を用いて均一に゛混練を行ない、冷
却粉砕することによシ安定して製造することが出来る。
化剤、有機系充填材、無機系充填材に離型剤、着色剤等
の添加剤を混合し、ロール、ヘンシェルミキサー、押出
機、２軸押出し機等を用いて均一に゛混練を行ない、冷
却粉砕することによシ安定して製造することが出来る。
本発明の配合組成に従うと金型間隙が３／１００〜８／
１００ｍｍであれば、市販のフェノール樹脂成形材料に
比べて種々の形状大きさの成形品の金型において、エア
ベントからのパリ９発生が務以下に少なくなシ、又パー
ティング面に過剰なパリの流出がないのでデフラッシャ
ー仕上げ機でのパリ取り時間が市販フェノール樹脂成形
材料の捗以下のバリ取シ時間で効率良くパリ取シ仕上げ
が出来、仕上げ工程の大幅な生産性向上が図れる。又成
形時に発生するパリが少ないので金型にパリが残ること
が原因で起る充填不良品の発生及び金型トラブルがなく
なる。その結果、安定して長時間の連続成形が出来優れ
た品質の成形品がバラツキなく得られる。
１００ｍｍであれば、市販のフェノール樹脂成形材料に
比べて種々の形状大きさの成形品の金型において、エア
ベントからのパリ９発生が務以下に少なくなシ、又パー
ティング面に過剰なパリの流出がないのでデフラッシャ
ー仕上げ機でのパリ取り時間が市販フェノール樹脂成形
材料の捗以下のバリ取シ時間で効率良くパリ取シ仕上げ
が出来、仕上げ工程の大幅な生産性向上が図れる。又成
形時に発生するパリが少ないので金型にパリが残ること
が原因で起る充填不良品の発生及び金型トラブルがなく
なる。その結果、安定して長時間の連続成形が出来優れ
た品質の成形品がバラツキなく得られる。
以上の結果から判るように、本発明によるフェノール樹
脂成形材料を用いることによシ、射出成形とパリ仕上げ
との工程を接続して、さらに省略化をはかった射出成形
による成形品生産方式においてパリの無い成形品が安定
して効率高く得られるものである。
脂成形材料を用いることによシ、射出成形とパリ仕上げ
との工程を接続して、さらに省略化をはかった射出成形
による成形品生産方式においてパリの無い成形品が安定
して効率高く得られるものである。
し実施例〕
蓚酸触媒のノボラック型フェノール樹脂１００重量部に
対してヘキサメチレンテトラミン１８重量部、粒径が２
５０〜３５０μの木粉６８重力七部、アスベスト繊維２
７重量部及び離型剤、着色剤等の添加剤１４ ＠ ｆｉ
１部を混合しロールで加熱混線後粉砕して顆粒状に成し
ブこフェノール樹脂成形材料は図示しだ成形品形状の２
個敢シ金凰を用いて、東芝機械■製ＩＲ２００ＡＭで金
型温度１７５℃、射出圧力１４５ Ｑ ｋり／ｃｎｉ、
型締圧力２００トンで射出成形を行った結果、成形性及
び品質が良好であった。
対してヘキサメチレンテトラミン１８重量部、粒径が２
５０〜３５０μの木粉６８重力七部、アスベスト繊維２
７重量部及び離型剤、着色剤等の添加剤１４ ＠ ｆｉ
１部を混合しロールで加熱混線後粉砕して顆粒状に成し
ブこフェノール樹脂成形材料は図示しだ成形品形状の２
個敢シ金凰を用いて、東芝機械■製ＩＲ２００ＡＭで金
型温度１７５℃、射出圧力１４５ Ｑ ｋり／ｃｎｉ、
型締圧力２００トンで射出成形を行った結果、成形性及
び品質が良好であった。
該成形品のパリの発生程度とデフラッシャー仕上げ機に
該成形品を２００個入れ粒度す２０のクルミ粉を用いて
パリ取シを行った結果を表１に示す。
該成形品を２００個入れ粒度す２０のクルミ粉を用いて
パリ取シを行った結果を表１に示す。
本発明のフェノール樹脂成形材料はデフラッシャー仕上
げ機でパリ取シを３分間行うことによりパリ残りがなく
良好な外観の成形品が均一に得ることが出来た。
げ機でパリ取シを３分間行うことによりパリ残りがなく
良好な外観の成形品が均一に得ることが出来た。
粒径１５０μｍ以下の木粉を使用した以外は実施例と同
じ配合のフェノール樹脂成形材料について、実施例と同
一成形方法、成形条件でパリ発生程度を測定した結果と
デフラッシャー仕上げ機でのパリ取シ結果を表１に示す
。
じ配合のフェノール樹脂成形材料について、実施例と同
一成形方法、成形条件でパリ発生程度を測定した結果と
デフラッシャー仕上げ機でのパリ取シ結果を表１に示す
。
このフェノール樹脂成形材料はデフラッシャー仕上げ機
で６分以上パリ取りを行わないと一部の成形品にパリが
残ることがあシ効率が悪い。
で６分以上パリ取りを行わないと一部の成形品にパリが
残ることがあシ効率が悪い。
なお、ここでいうパリの発生程度は、第１図、第２図に
示した射出成形金型において、幅×長さ５×６０調一定
で深さが２ ／ １００瓢、５ ／ １００問、８／Ｌ
ｏｏｍ、１０／ １００笥の４本のエアベントから流出
するパリの長さと、キャビティーランナー周辺のパーテ
ィング面に出るパリの長さを測定したものである。
示した射出成形金型において、幅×長さ５×６０調一定
で深さが２ ／ １００瓢、５ ／ １００問、８／Ｌ
ｏｏｍ、１０／ １００笥の４本のエアベントから流出
するパリの長さと、キャビティーランナー周辺のパーテ
ィング面に出るパリの長さを測定したものである。
第１図は射出成形時に発生するパリの評価を行う金型の
上面図、第２図は側面断面図。
上面図、第２図は側面断面図。
Claims (1)
- フェノール樹脂１００重量部に粒子径が１５０〜５００
μｍである有機系充填材を２０〜７０重量部配合してい
ることを特徴とするフェノール樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16388884A JPS6142556A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | フエノ−ル樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16388884A JPS6142556A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | フエノ−ル樹脂成形材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142556A true JPS6142556A (ja) | 1986-03-01 |
Family
ID=15782703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16388884A Pending JPS6142556A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | フエノ−ル樹脂成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6142556A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0970999A1 (en) * | 1997-03-24 | 2000-01-12 | Ichiro Sugimoto | Electrically conductive plastic molded article and method of production thereof |
| US6083621A (en) * | 1996-01-23 | 2000-07-04 | Sugimoto; Ichiro | Biodegradable plastic product made from coconut husk fiber powder mixture |
| WO2008074310A2 (de) * | 2006-12-21 | 2008-06-26 | E & W Greenland Gmbh | Werkstoff zur herstellung eines formkörpers sowie formkörper |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5056487A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-17 | ||
| JPS572352A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic resin molding material |
| JPS5710638A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic resin compositon |
| JPS5716048A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic molding material |
| JPS5778449A (en) * | 1980-11-04 | 1982-05-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Phenolic resin molding material |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16388884A patent/JPS6142556A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5056487A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-17 | ||
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| EP0970999A1 (en) * | 1997-03-24 | 2000-01-12 | Ichiro Sugimoto | Electrically conductive plastic molded article and method of production thereof |
| EP0970999A4 (en) * | 1997-03-24 | 2000-02-23 | Ichiro Sugimoto | ELECTRICALLY CONDUCTING PLASTIC MOLDED BODY AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF |
| US6380282B1 (en) | 1997-03-24 | 2002-04-30 | Ichiro Sugimoto | Electrically conductive plastic molded article and method of production thereof |
| WO2008074310A2 (de) * | 2006-12-21 | 2008-06-26 | E & W Greenland Gmbh | Werkstoff zur herstellung eines formkörpers sowie formkörper |
| WO2008074310A3 (de) * | 2006-12-21 | 2008-09-25 | E & W Greenland Gmbh | Werkstoff zur herstellung eines formkörpers sowie formkörper |
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