JPS6142106B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6142106B2 JPS6142106B2 JP55083214A JP8321480A JPS6142106B2 JP S6142106 B2 JPS6142106 B2 JP S6142106B2 JP 55083214 A JP55083214 A JP 55083214A JP 8321480 A JP8321480 A JP 8321480A JP S6142106 B2 JPS6142106 B2 JP S6142106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- canister
- filter
- grease
- adsorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims description 7
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 claims 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 9
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 4
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
- 235000014593 oils and fats Nutrition 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000003981 vehicle Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用のキヤニスタに係り、油脂に
よるフイルタの目詰りを防止するに好適な構造を
備えたキヤニスタに関する。
よるフイルタの目詰りを防止するに好適な構造を
備えたキヤニスタに関する。
第1図は特開昭55−10081号公報にあるような
自動車用の一般的に使用されている蒸発ガス発生
防止システムの一例である。
自動車用の一般的に使用されている蒸発ガス発生
防止システムの一例である。
気化器1のフロート室3の燃料と燃料タンク1
0から、駐車中に発生する蒸発ガスを配管11,
12を経由してキヤニスタ14に導き、吸着剤に
吸着させるものである。機関の運転時は絞弁2の
下流に発生する負圧を利用して配管13を経由し
て、吸着剤が保持していた燃料成分を吸出して、
燃焼させてしまう。これにより、蒸発ガスは大気
中に放出されることがない。
0から、駐車中に発生する蒸発ガスを配管11,
12を経由してキヤニスタ14に導き、吸着剤に
吸着させるものである。機関の運転時は絞弁2の
下流に発生する負圧を利用して配管13を経由し
て、吸着剤が保持していた燃料成分を吸出して、
燃焼させてしまう。これにより、蒸発ガスは大気
中に放出されることがない。
フロート室3には、エアベントパイプ4があ
り、ソレノイドバルブ6によつて駐車時は閉じら
れており、運転時は開くようになつている。
り、ソレノイドバルブ6によつて駐車時は閉じら
れており、運転時は開くようになつている。
第2図は、キヤニスタ14の拡大図でグリツド
15と17の内側にフイルタ16と18があり、
吸着剤19を保持している。グリツド15と17
は金属板あるいは樹脂等の剛性体であつて、通気
の為の孔が数多く設けられている。
15と17の内側にフイルタ16と18があり、
吸着剤19を保持している。グリツド15と17
は金属板あるいは樹脂等の剛性体であつて、通気
の為の孔が数多く設けられている。
このような従来のキヤニスタにおいては次のよ
うな不具合を生ずる。即ち、フロート室3、燃料
タンク10からの蒸発ガスは配管11,12を経
てキヤニスタに流入してくるが、配管の途中で冷
却されて液状になつたものも流れ込む。この液状
の燃料は溶解性が強いので、例えばゴム配管であ
れば離型剤(グリース状)の残り、チエツクバル
ブ8内のグリース類、などを溶解した状態でキヤ
ニスタ14内の壁面を伝わつて流れ込む。
うな不具合を生ずる。即ち、フロート室3、燃料
タンク10からの蒸発ガスは配管11,12を経
てキヤニスタに流入してくるが、配管の途中で冷
却されて液状になつたものも流れ込む。この液状
の燃料は溶解性が強いので、例えばゴム配管であ
れば離型剤(グリース状)の残り、チエツクバル
ブ8内のグリース類、などを溶解した状態でキヤ
ニスタ14内の壁面を伝わつて流れ込む。
一方、フイルタ16は、吸着剤の微粉末の流出
を防止する為に不織布であるとか、ウレタンフオ
ーム材等の目の細いもの(10〜80メツシユ)が使
用されている。このようなフイルタは、ガソリン
は通過するが、グリース類はフイルタに捕獲され
て次第に蓄積される。この蓄積量が限度を越える
と、目詰りとして表われ、この段階では蒸発ガス
はフイルタを通過できないために、吸着剤19の
層に到達できないので、所定の吸着作用が行なわ
れなくなる。
を防止する為に不織布であるとか、ウレタンフオ
ーム材等の目の細いもの(10〜80メツシユ)が使
用されている。このようなフイルタは、ガソリン
は通過するが、グリース類はフイルタに捕獲され
て次第に蓄積される。この蓄積量が限度を越える
と、目詰りとして表われ、この段階では蒸発ガス
はフイルタを通過できないために、吸着剤19の
層に到達できないので、所定の吸着作用が行なわ
れなくなる。
またフロート室は若干のガス圧上昇によつても
燃料がメインノズル5から押し出されてしまうな
どの不具合を生ずるにいたる。この場合、駐車時
の蒸発ガスの吸着、機関運転時に吸着したガスを
放出して機関で燃焼させてしまうというサイクル
が行なわれなくなるので、蒸発ガスの大気中への
拡散を防止するシステムの機能が損われることに
なる。
燃料がメインノズル5から押し出されてしまうな
どの不具合を生ずるにいたる。この場合、駐車時
の蒸発ガスの吸着、機関運転時に吸着したガスを
放出して機関で燃焼させてしまうというサイクル
が行なわれなくなるので、蒸発ガスの大気中への
拡散を防止するシステムの機能が損われることに
なる。
本発明の目的は、前述の従来技術の欠点、即ち
フイルタの目詰りを防止する構造を有するキヤニ
スタを提供するにある。
フイルタの目詰りを防止する構造を有するキヤニ
スタを提供するにある。
本発明は、液体状態の燃料に溶解してキヤニス
タに流入してくるグリース類の絶対量が、フイル
タ一枚に蓄積されて余りが出ない程度の量(約
5gr以下)であることに着目し、フイルタの上流
にグリース類を専用に吸着する役割をさせた油脂
捕獲多孔板を設けることにより、下流にあるフイ
ルタに、グリースが附着しないようにし、これに
よりフイルタの目詰りを防止したものである。
タに流入してくるグリース類の絶対量が、フイル
タ一枚に蓄積されて余りが出ない程度の量(約
5gr以下)であることに着目し、フイルタの上流
にグリース類を専用に吸着する役割をさせた油脂
捕獲多孔板を設けることにより、下流にあるフイ
ルタに、グリースが附着しないようにし、これに
よりフイルタの目詰りを防止したものである。
第3図は、油脂捕獲多孔板20を設けてなるキ
ヤニスタの一実施例であり、同図中に示すとお
り、油脂捕獲多孔板20は、完全にグリース類を
捕獲した状態においても充分な通気性を確保する
為のたくさんの孔を設けてある。また、その材料
はグリース状の油脂類を含浸して捕獲し続けるた
めに最適な目の細い不織布、紙質、あるいはウレ
タンフオーム材等が適する。油脂捕獲多孔板は以
上のような仕様を有するので、油脂を完全に含ん
だ状態になつても、数多くの孔を設けてあるため
蒸発ガスの流出入はこの孔を通して行なわれるの
で、キヤニスタ本来の機能が損われることはない
のである。尚、油脂捕獲多孔板の厚さについて
は、配管中に存在するグリース類の絶対量に対し
てオーバーフローとならないように決定しなけれ
ばならない。
ヤニスタの一実施例であり、同図中に示すとお
り、油脂捕獲多孔板20は、完全にグリース類を
捕獲した状態においても充分な通気性を確保する
為のたくさんの孔を設けてある。また、その材料
はグリース状の油脂類を含浸して捕獲し続けるた
めに最適な目の細い不織布、紙質、あるいはウレ
タンフオーム材等が適する。油脂捕獲多孔板は以
上のような仕様を有するので、油脂を完全に含ん
だ状態になつても、数多くの孔を設けてあるため
蒸発ガスの流出入はこの孔を通して行なわれるの
で、キヤニスタ本来の機能が損われることはない
のである。尚、油脂捕獲多孔板の厚さについて
は、配管中に存在するグリース類の絶対量に対し
てオーバーフローとならないように決定しなけれ
ばならない。
以下本発明によれば、油脂類がフイルタ16に
捕獲されて目詰りを生ずることを防止でき、従来
技術の欠点を除外できるというまことに優れた効
果を奏することができる。
捕獲されて目詰りを生ずることを防止でき、従来
技術の欠点を除外できるというまことに優れた効
果を奏することができる。
第4図は油脂捕獲多孔板20を保持材21,2
2で支持している例であり、油脂捕獲多孔板20
の材料がそれ自体では形状を保持出来ない場合
に、有効な方法である。保持材21,22は油脂
を含浸保持しないような非常に目の荒い材料でな
ければならない。一例としてグラスウールの如き
材料が好適である。
2で支持している例であり、油脂捕獲多孔板20
の材料がそれ自体では形状を保持出来ない場合
に、有効な方法である。保持材21,22は油脂
を含浸保持しないような非常に目の荒い材料でな
ければならない。一例としてグラスウールの如き
材料が好適である。
第5図は油脂捕獲多孔板20の下側にのみ保持
材21を設けた例である。
材21を設けた例である。
第6図は油脂捕獲多孔板20の材料が比較的剛
性があり、プレス成形可能な場合に用いる例を示
す。
性があり、プレス成形可能な場合に用いる例を示
す。
第1図は一般的な蒸発ガス発生防止システム
図、第2図は従来のキヤニスタの内部断面図、第
3,4,5,6図は本発明のキヤニスタの断面図
である。 14……キヤニスタ、16……フイルタ、20
……油脂捕獲多孔板。
図、第2図は従来のキヤニスタの内部断面図、第
3,4,5,6図は本発明のキヤニスタの断面図
である。 14……キヤニスタ、16……フイルタ、20
……油脂捕獲多孔板。
Claims (1)
- 1 自動車の蒸発燃料ガスを吸着する吸着剤を備
えたキヤニスタにおいて、蒸発燃料ガスを透孔を
有する油脂捕獲部材を通し、次にフイルタを通し
て前記吸着剤に吸着させるように構成されたキヤ
ニスタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8321480A JPS578345A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Canister |
CA000378911A CA1156887A (en) | 1980-06-18 | 1981-06-03 | Vaporized fuel adsorbing canister |
DE3122769A DE3122769C2 (de) | 1980-06-18 | 1981-06-09 | Behälter zum Adsorbieren von verdampftem Kraftstoff |
US06/274,678 US4430099A (en) | 1980-06-18 | 1981-06-17 | Vaporized fuel adsorbing canister |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8321480A JPS578345A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Canister |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS578345A JPS578345A (en) | 1982-01-16 |
JPS6142106B2 true JPS6142106B2 (ja) | 1986-09-19 |
Family
ID=13796060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8321480A Granted JPS578345A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Canister |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS578345A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE33288T1 (de) * | 1983-10-26 | 1988-04-15 | Deere & Co | Ventil. |
CN106030088A (zh) * | 2014-01-23 | 2016-10-12 | 双叶产业株式会社 | 有孔构件以及使用该有孔构件的过滤罐 |
KR101684097B1 (ko) | 2015-04-13 | 2016-12-20 | 현대자동차주식회사 | 캐니스터용 필터유닛 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5560650A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Toyota Motor Corp | Device for preventing evaporation loss of fuel for motorcar |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8321480A patent/JPS578345A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5560650A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | Toyota Motor Corp | Device for preventing evaporation loss of fuel for motorcar |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS578345A (en) | 1982-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6530969B2 (en) | Aerosol separator; and method | |
US5207808A (en) | Canister for adsorbing evaporated fuel | |
US5355861A (en) | Evaporative emission control system | |
US5453118A (en) | Carbon-filled fuel vapor filter system | |
JPS6356425B2 (ja) | ||
JPH01159455A (ja) | 車両用蒸発燃料処理装置 | |
JPS6142106B2 (ja) | ||
JPS6142107B2 (ja) | ||
JPS6231659Y2 (ja) | ||
JPS6231658Y2 (ja) | ||
JPH0674107A (ja) | 蒸発燃料処理装置 | |
JPH09203353A (ja) | 車両用キャニスタ | |
JP2003214264A (ja) | 蒸発燃料吸着装置 | |
KR100872658B1 (ko) | 보조캐니스터가 내장된 자동차용 캐니스터 장치 | |
JPS6323379B2 (ja) | ||
JPH0524940U (ja) | キヤニスタ | |
CN207945023U (zh) | 一种汽车用高效能碳罐 | |
JPS6218688Y2 (ja) | ||
JP3262626B2 (ja) | 蒸発燃料処理装置 | |
JPH06249088A (ja) | キャニスタ | |
JPH08246966A (ja) | 燃料蒸発ガス排出抑止装置 | |
JP2006214403A (ja) | 蒸発燃料処理装置 | |
JP2539323B2 (ja) | 燃料蒸発ガス排出抑制装置 | |
JPH0332774Y2 (ja) | ||
JPS63154850A (ja) | 車両用蒸発燃料処理装置 |