JPS6141997Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6141997Y2
JPS6141997Y2 JP1977106719U JP10671977U JPS6141997Y2 JP S6141997 Y2 JPS6141997 Y2 JP S6141997Y2 JP 1977106719 U JP1977106719 U JP 1977106719U JP 10671977 U JP10671977 U JP 10671977U JP S6141997 Y2 JPS6141997 Y2 JP S6141997Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
bearing
bearing member
water
axial flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977106719U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5434103U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1977106719U priority Critical patent/JPS6141997Y2/ja
Publication of JPS5434103U publication Critical patent/JPS5434103U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6141997Y2 publication Critical patent/JPS6141997Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は潅漑その他排水用等の揚水ポンプに関
する。
潅漑ポンプは、通常先端部側に吸水口、他端部
側に吐水口を有する筒状の筐体内に軸流タービン
を設け、これをモータ又はエンジン等の原動機
(本明細書では単にモータという。)により回転せ
しめ、吸水口から吸入した水を吐水口から吐出す
る低揚程の揚水ポンプである。
然しながら、この種ポンプではタービンを筐体
内部でできるだけ低位に設ける必要があり、一方
モータは筐体の頂部に設けられるので、タービン
軸は筐体とほぼ同一の長さの長大なものとなる。
このためタービンの近傍に少くとも一個の前記タ
ービン軸用軸受が必要となるものであるが、この
軸受は水中で使用されるため、軸、軸受間にしば
しば汚水や泥、砂が侵入し、軸受面等が急速に摩
耗することがあり、その都度軸及び軸受の一方ま
たは両方を交換する必要があつた。
而して、従来公知の潅漑ポンプでは、この交換
作業が困難であり、かつ単に軸受のみでなく、長
大な軸や軸受ホルダ等の部品を交換していたので
大変不経済であつた。即ち、前記長大タービン軸
は、防錆等の都合上ステンレスステイールで構成
され、かつ全体が一体の長尺のものであるから、
端部の摩耗により全体を交換することは高価につ
くものである。
本考案は叙上の観点に立つてなされたものであ
つて、その目的とするところは、極めて簡単かつ
容易にしかも最少限度の部品を交換するだけで済
む経済的で便利な揚水ポンプを提供することにあ
る。
以下図面により本考案の詳細を説明する。
第1図は本考案にかかる潅漑ポンプの一実施例
を示す断面図、第2図はその軸受部分の拡大断面
図、第3図はその平面図である。
而して、図中1は潅漑ポンプであり、2はその
筐体、3はモータ、4は軸流タービン、5はター
ビン軸、6は可撓性おあるフレキシブルジヨイン
ト、7は軸受ホルダ、8は軸受部材、9はスリー
プ、10はナツト、11及び12は止めねじ、1
3は上部軸受である。
而して、筐体2の下流は吸水口2aとして開口
しており、上端近傍には吐水口2b、上部軸受1
3を支承する間仕切2cが設けられ上端面にはモ
ータ3の取付座2dが設けられる。なお、吸水口
2aは図の如く筐体2の下端切断部とすることな
く、筐体2の下端近傍の側面部に一個または複数
個の孔を放散同形等に設けて吸水口としてもよ
く、また筐体2の下部を多孔質板又は金網として
構成してもよい。軸流タービン4はタービン軸5
の下端近くに固着され、タービン軸5の上端は、
フレキシブルジヨイント6によりモータ出力軸3
aに接続される。
軸受ホルダ7は外輪7a、ボス7bおよび幅7
c,7cから成り、止めねじ12,12により筐
体2の下端近くに固着される。
軸受部材8は、例えば、図示されているような
フランジ付円筒状部材であり、カーボン、ナイロ
ン、デルリン等の各種合成樹脂、又は金属、合
金、若しくは金属と合成樹脂との混合物から成る
多孔性の含油性軸受材等で製造され、円筒部内面
8aは自己潤滑性おあるジヤーナル軸受面とな
る。そのフランジ部にはボルト孔8b,8bおよ
び捨てねじ8c,8cが設けられ、六角頭付止め
ねじ11,11により軸受ホルダ7のボス7bに
取付けられる。
一方、タービン軸5の下端には、ナツト10に
より、ステライト等の硬質金属、真鍮材、ステン
レスステイーその他の鉄系合金等の軸受部材8よ
りも耐摩性の高い、好ましくは耐食性を有する材
料で作られたスリーブ9が固着される。而してこ
のスリーブ9の外周面9aは軸受部材8の内面8
aにより回動自在に支承されるものである。
従つて、潅漑ポンプ1の下端を河川、貯水池等
の水源に入れ軸流タービン4を水没させてからモ
ータ3に給電して、これにより軸流タービン4を
回動させるときは、上記河川または貯水池等の水
源の水は筐体2の下端開口2aから吸い込まれ、
吐出口2bから吐出されるものである。
而して、軸受部材8およびスリーブ9が摩耗又
は損傷したときは、これらの部材はナツト10お
よび止めねじ11を取外せば、直ちに取外し得る
ものである。また軸受部材8が固着し、取外しが
困難であるときは、止めねじ11,11を捨てね
じ孔8c,8cにねじ込めばよい。
而して、新しい軸受部材8およびスリーブ9を
取付ければ、交換作業は完了する。従つて、本考
案によるときは、タービン軸を交換する必要がな
く最小限の労力と交換部品で足りるものである。
なお本考案の構成は叙上の実施例に限定される
ものでなく、軸受部材8及びスリーブ9の形状取
付方法等は本考案の目的の範囲内で自由に変更で
きるものであり、例えば軸受部材8の外面および
軸受けホルダ7のボス部内面にねじり切りして、
これにより取付けるように構成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる潅漑ポンプの一実施例
を示す断面図、第2図はその軸受部分の拡大断面
図、第3図はその平面図である。 2……筐体、3……モータ、4……軸流タービ
ン、5……タービン軸、7……軸受ホルダ、8…
…軸受部材、9……スリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータにより回動される軸流タービンを内臓す
    る筒状筐体の一端部近傍に吸水口を設けると共に
    他端部近傍に吐水口を設けて成る揚水ポンプに於
    て、前記筒状筐体内側の吸水口側端部に固定して
    設けられる軸受ホルダに円筒状軸受部材をねじ止
    めして設けると共に、前記軸流タービン回転軸の
    前記吸水口側端部にスリーブを嵌装し、且つ該軸
    端部におねじを形成して該おねじと螺合するめね
    じによつて前記スリーブを前記回転軸に固定して
    設け、前記軸受部材により前記スリーブを回動自
    在に支承してなり、前記軸受部材とスリーブと
    が、これ等を固定する前記各ねじを外すだけで他
    の構成部材を取外しもしくは移動させることなく
    着脱可能に構成される揚水ポンプ。
JP1977106719U 1977-08-11 1977-08-11 Expired JPS6141997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977106719U JPS6141997Y2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977106719U JPS6141997Y2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5434103U JPS5434103U (ja) 1979-03-06
JPS6141997Y2 true JPS6141997Y2 (ja) 1986-11-28

Family

ID=29050151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977106719U Expired JPS6141997Y2 (ja) 1977-08-11 1977-08-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6141997Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0113840Y2 (ja) * 1984-12-18 1989-04-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5434103U (ja) 1979-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4822241A (en) Automatic dishwasher with a pump having a selectively adjustable impeller clearance
AU593243B2 (en) An underwater pump
EP0168138A1 (en) Water ring vacuum pump
US20050191192A1 (en) Vertical centrifugal pump assembly
JPS6141997Y2 (ja)
FI74780C (fi) Axiellt instaellbart pumphjul vid centrifugalpump.
CA2246188C (en) Front-removable bearing housing for vertical turbine pump
US4093397A (en) High vacuum pump
ATE90307T1 (de) Gehaeuse fuer eine zellenradschleuse.
JPS61123795A (ja) 遠心ポンプ
JP5385891B2 (ja) 水潤滑式水力発電装置
US3247801A (en) Self-priming sewage and trash pump
US1447074A (en) Diaphragm pump
US1362304A (en) Hydromotive unit
JPS6235910Y2 (ja)
JP2847353B2 (ja) 水中ポンプ
JPS5872692A (ja) ポンプ
US2819798A (en) Rotary strainer for a pump
US2130940A (en) Water lifting apparatus
JP2563998Y2 (ja) 水中ポンプ
US1301056A (en) Water-motor fan.
US2548762A (en) Pump structure for outboard motors
JP2578232Y2 (ja) 水中ポンプ
JPH01318764A (ja) 水車主軸封水装置
JPS6348905U (ja)