JPS6141473Y2 - - Google Patents

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JPS6141473Y2
JPS6141473Y2 JP1982172341U JP17234182U JPS6141473Y2 JP S6141473 Y2 JPS6141473 Y2 JP S6141473Y2 JP 1982172341 U JP1982172341 U JP 1982172341U JP 17234182 U JP17234182 U JP 17234182U JP S6141473 Y2 JPS6141473 Y2 JP S6141473Y2
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JP
Japan
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valve
gas container
valve seat
shutoff valve
connecting rod
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JP1982172341U
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JPS5977674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧ガス容器用弁に関するものであ
る。
本考案の目的は、高圧ガス容器の主弁を開いて
ガス放出中に、地震、災害等によつてガスが過流
し、またはガス容器が傾動した際に遮断弁の作動
によつてガスの放出を瞬時に自動的に遮断するこ
とができるとともに、残留ガス抽出のためにガス
容器を倒置する際に、前記遮断弁の作動を阻止す
ることができる高圧ガス容器用弁の提供にある。
本考案の要旨は、(A)高圧ガス容器に取付けるよ
うになした弁本体の放出路に連通する流入路の上
端縁部に主弁座を形成するとともに、該主弁座の
下部に拡径段部よりなる副弁座を形成し、(B)流入
路内に該流入路の内径よりも小径のきのこ型遮断
弁を配置するとともに、該遮断弁の弁幹を連結棒
に摺動自在に連結し、該連結棒にて支持したばね
部材によつて遮断弁を浮上可能に支持し、かつ(C)
連結棒の下端面を流入路の下端部にガイドナツト
にて揺動可能に吊設した振子重錘の揺動支承部に
昇降可能に接当支持し、過流ガスによつて遮断弁
を浮上させ、またはガス容器の傾動に伴う振子重
錘の揺動によつて遮断弁を押上げて副弁座に接触
させると同時に差圧によつて副弁座を閉塞するよ
うになし、さらに(D)ガス容器倒置の際に遮断弁の
作動を阻止するように係止部材を弁本体に進退可
能に装着したことを特徴とする高圧ガス容器用弁
である。
以下、本考案を図示の実施例によつて詳細に説
明する。
(構 成) 図において、1は弁本体であつて、ねじ部2に
よつて図外の高圧ガス容器に取付けるようになつ
ている。3は放出路であり、4は流入路である。
5は主弁座であつて、放出路3に連通する流入路
4の上端縁部に形成してある。主弁座5はハンド
ル6の操作によつて昇降する主弁7にて開閉する
ようになつている。主弁座5の下部に拡径段部よ
りなる副弁座8を形成してある。9は安全弁であ
る。
10は副弁座8を開閉するきのこ型遮断弁であ
つて、その外径は流入路4の内径よりも小径であ
る。11は遮断弁10に取付けたOリングであ
る。12は弁幹であつて、係止鍔13と放射状案
内翼板14とを備えている。弁幹12の下端部は
連結棒15の案内孔16に摺動自在に挿入連結
し、案内翼板14と連結棒15との間にばね部材
17を介在し、ばね部材17によつて遮断弁10
が浮上可能に支持されている。連結棒15の下端
部に拡径端板18が形成されている。19は遮断
弁10の上面に突設した差圧解消突起であつて、
その上端面は副弁座8が開放されているときに主
弁座5の下方に位置している。
20は振子重錘であつて、吊下杆21と、該吊
下杆21の上端部に形成した揺動支承部22と、
該吊下杆21をガイドナツト24の吊下孔25に
挿入したのちに、該吊下杆21の下端部に螺着す
るようになした重錘23とを備えている。揺動支
承部22の上面は水平に形成し、下面は円錐状ま
たは球面状に形成してある。ガイドナツト24を
弁本体1の流入路4の下端部に螺着することによ
つて、前記連結棒15の下端部の拡径端板18は
振子垂錘20の揺動支承部22の上面に接当支持
され、重錘23が揺動すると揺動支承部22の上
面が傾動し、これによつて拡径端板18を介して
連結棒15が昇降するようになつている。
30は弁本体1に進退可能に装着した係止部材
であつて、ガス容器倒置の際に遮断弁10の作動
を阻止するようになつている。係止部材30はO
リング31付き頭部32と小径の脚33とを備え
ていて、頭部32は弁本体1に形成した装着用孔
34に摺動可能に嵌合し、脚33は装着用孔34
の底部に形成した小孔35を経て流入路4内に突
出している。頭部32は装着用孔34の開口部に
螺着した押えリング36にて脱出可能に支持する
とともに、該押えリング36に螺入した調節ねじ
37に当接している。38は装着用孔34内にお
いて脚33に巻回した復帰ばねである。調節ねじ
37と復帰ばね38との協同によつて係止部材3
0が進退するようになつている。係止部材30の
脚33の端部が遮断弁10の弁幹12の係止鍔1
3の移動軌跡内に進入し、または弁幹12に当接
することによつて遮断弁10の作動が阻止される
ようになつている。なお、前記調節ねじ37は指
先にて操作できるようにしてもよい。
(作 用) 本考案の高圧ガス容器用弁は、弁本体1のねじ
部2を図外の高圧ガス容器に取付け、該容器に高
圧ガスを充填したのち、放出路3に図外のガス機
器等を接続して使用するものである。ハンドル6
を操作して主弁7を開くと、ガスは流入路4、副
弁座8、主弁座5、放出路3を経てガス機器に放
出される。通常の場合には適量のガスが流入路4
内を流れるので、遮断弁10は浮上することなく
ばね部材17に支持されている。また、係止部材
30の脚33は、常時第3図において実線にて示
すように係止鍔13の移動軌跡外に退避保持され
ている。ガス放出中に地震、災害等によつてガス
機器等の管系に事故が発生して流入路4内を流れ
るガス量が急激に増加して、いわゆる過流ガスが
生じると、過流ガスによつて遮断弁10はばね部
材17から浮上して第4図に示すように、副弁座
8に接触すると同時に、大気圧と容器内の高圧ガ
ス圧との差圧によつて副弁座8を閉塞するので、
ガスの放出が瞬時に自動的に遮断される。地震、
災害等の際に前記のように過流ガスを生じること
なく、高圧ガス容器が傾動すると、すなわち第2
図に示すように垂直状態Xから反時計方向に傾動
して傾斜状態Yになると、重錘23は時計方向に
揺動して垂直状態を保持する。このとき揺動支承
部22は連結棒15の拡径端板18をガイドナツ
ト24の内側面に沿つて押上げる。連結棒15の
上昇によつてばね部材17、案内翼板14、弁幹
12を介して遮断弁10が押上げられて、副弁座
8に接触すると同時に、大気圧と容器内の高圧ガ
ス圧との差圧によつて副弁座8を閉塞するので、
ガスの放出が瞬時に自動的に遮断されるのであ
る。
遮断弁10が副弁座8を閉塞してガスの放出が
遮断されると、第4図に示すように差圧解消突起
19の上端面が主弁座5の上方に突出する。
ガスの放出が遮断されたのちに、遮断弁10を
元の状態に復帰するには、ハンドル6を操作して
主弁7を下降すると、主弁7によつて差圧解消突
起19を介して遮断弁10が押下げられ、主弁座
5の閉塞と同時に差圧が解消して遮断弁10が元
の状態に復帰するのである。
高圧ガス容器内の残留ガスを真空ポンプにて抽
出する際に、予め図外の工具または指先にて調節
ねじ37をねじ込むことによつて、係止部材30
の脚33を、第3図で鎖線にて示すように、係止
鍔13の移動軌跡内に進出させておいて、高圧ガ
ス容器を倒置すると、遮断弁10が自重にて下降
して副弁座8を閉塞しようとするも、係止部材3
0の脚33が係止鍔13を係止することによつ
て、遮断弁10の作動が阻止されて副弁座8が閉
塞しないので、主弁7を全開にして残留ガスを速
かに抽出することができるのである。
(効 果) 以上の説明によつて容易に理解できるように、
本考案によるときは、高圧ガス容器の主弁を開い
てガス放出中に地震、災害等によつてガスが過流
し、またはガス容器が傾動した際に、遮断弁の作
動によつてガスの放出を瞬時に自動的に遮断する
ことができるとともに、残留ガスを抽出するため
にガス容器を倒置する際に係止部材によつて遮断
弁の作動を阻止することができるので、主弁を全
開にして残留ガスを速かに抽出することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は一部を切断して示す正面図、第2図は振子
重錘の作用説明図、第3図は要部の拡大断面図、
第4図は遮断弁の作用説明図である。 1……弁本体、3……放出路、4……流入路、
5……主弁座、7……主弁、8……副弁座、10
……きのこ型遮断弁、12……弁幹、15……連
結棒、17……ばね部材、19……差圧解消突
起、20……振子重錘、22……揺動支承部、2
4……ガイドナツト、30……係止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高圧ガス容器に取付けるようになした弁本体の
    放出路に連通する流入路の上端縁部に主弁座を形
    成するとともに、該主弁座の下部に拡径段部より
    なる副弁座を形成し、 流入路内に該流入路の内径よりも小径のきのこ
    型遮断弁を配置するとともに、該遮断弁の弁幹を
    連結棒に摺動自在に連結し、該連結棒にて支持し
    たばね部材によつて遮断弁を浮上可能に支持し、
    かつ 連結棒の下端面を流入路の下端部にガイドナツ
    トにて揺動可能に吊設した振子重錘の揺動支承部
    に昇降可能に接当支持し、過流ガスによつて遮断
    弁を浮上させ、またはガス容器の傾動によつて遮
    断弁を押上げて副弁座に接触させると同時に差圧
    によつて副弁座を閉塞するようになし、さらに ガス容器倒置の際に遮断弁の作動を阻止するよ
    うに係止部材を弁本体に進退可能に装着したこと
    を特徴とする高圧ガス容器用弁。
JP17234182U 1982-11-16 1982-11-16 高圧ガス容器用弁 Granted JPS5977674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17234182U JPS5977674U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 高圧ガス容器用弁

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JP17234182U JPS5977674U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 高圧ガス容器用弁

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Publication Number Publication Date
JPS5977674U JPS5977674U (ja) 1984-05-25
JPS6141473Y2 true JPS6141473Y2 (ja) 1986-11-26

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ID=30375690

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JP17234182U Granted JPS5977674U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 高圧ガス容器用弁

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717897Y2 (ja) * 1988-11-24 1995-04-26 矢崎総業株式会社 ヒューズコック付きガス遮断弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241522B2 (ja) * 1973-01-29 1977-10-19

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241522U (ja) * 1975-09-17 1977-03-24
JPS5593766U (ja) * 1978-12-25 1980-06-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5241522B2 (ja) * 1973-01-29 1977-10-19

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JPS5977674U (ja) 1984-05-25

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