JPS6140953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140953Y2 JPS6140953Y2 JP17676481U JP17676481U JPS6140953Y2 JP S6140953 Y2 JPS6140953 Y2 JP S6140953Y2 JP 17676481 U JP17676481 U JP 17676481U JP 17676481 U JP17676481 U JP 17676481U JP S6140953 Y2 JPS6140953 Y2 JP S6140953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- annular
- suction port
- valve
- valve device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は弁装置の改良に関するものである。
従来の弁装置を第１図乃至第５図により説明す
ると、ａが密閉シリンダ、ｂがピストンロツド、
ｃがピストン、ｄがガス吸入管、ｅがボツクス、
ｆが円板状プレート、f1，f2が同プレートｆに設
けた吸入ポートで、吸入ポートf1（流路）はシリ
ンダａの軸線Ａから半径方向外方へ放射状に延び
た仮想線Ｙに沿い設けられていて（第２図参
照）、複数個あり、また吸入ポートf2は環状で、
同各吸入ポートf1に連通し、シリンダａの軸方向
に開口している。従つて吸入ポートf1，f2は流路
として直交した状態にある。またｇが両端の支持
部g1（第３図参照）を介してシリンダａに取付け
た環状吸入弁、ｈが同様に支持した環状吐出弁、
ｉが吐出キヤビテイ、ｊが吐出管で、ピストンｃ
が下降すると、環状吸入弁ｇが下方へ撓んで（第
４図の一点鎖線参照）、吸入ポートf2が開くとと
もに環状吐出弁ｈが下降し、吐出ポートf3が閉じ
て、ガスがガス吸入管ｄからボツクスｅ吸入ポー
トf1，f2を経てシリンダａ内へ吸入され、ピスト
ンｃが上昇すると、上記ガスが圧縮され、シリン
ダａ内のガス圧力が設定圧以下になると、環状吐
出弁ｈが開いて、圧縮されたガスがシリンダａ内
から吐出ポートf3吐出キヤビテイｉを経て吐出管
ｊへ吐出されるようになつている。
ると、ａが密閉シリンダ、ｂがピストンロツド、
ｃがピストン、ｄがガス吸入管、ｅがボツクス、
ｆが円板状プレート、f1，f2が同プレートｆに設
けた吸入ポートで、吸入ポートf1（流路）はシリ
ンダａの軸線Ａから半径方向外方へ放射状に延び
た仮想線Ｙに沿い設けられていて（第２図参
照）、複数個あり、また吸入ポートf2は環状で、
同各吸入ポートf1に連通し、シリンダａの軸方向
に開口している。従つて吸入ポートf1，f2は流路
として直交した状態にある。またｇが両端の支持
部g1（第３図参照）を介してシリンダａに取付け
た環状吸入弁、ｈが同様に支持した環状吐出弁、
ｉが吐出キヤビテイ、ｊが吐出管で、ピストンｃ
が下降すると、環状吸入弁ｇが下方へ撓んで（第
４図の一点鎖線参照）、吸入ポートf2が開くとと
もに環状吐出弁ｈが下降し、吐出ポートf3が閉じ
て、ガスがガス吸入管ｄからボツクスｅ吸入ポー
トf1，f2を経てシリンダａ内へ吸入され、ピスト
ンｃが上昇すると、上記ガスが圧縮され、シリン
ダａ内のガス圧力が設定圧以下になると、環状吐
出弁ｈが開いて、圧縮されたガスがシリンダａ内
から吐出ポートf3吐出キヤビテイｉを経て吐出管
ｊへ吐出されるようになつている。
前記コンプレツサでは、ピストンｃが下降し
て、ガスが環状の吸入ポートf2からシリンダａ内
へ流入するとき、シリンダａの中心方向に向う流
れ（第５図の実線矢印参照）とシリンダａ内の内
周壁方向に向う流れ（第５図の点線矢印参照）と
に分れるが、ここでの流量係数を増大させようと
すると、点線矢印方向への流量も多くなければな
らない。しかし第１図乃至第４図の弁装置は、各
吸入ポートf1（各流路）内を流れるガスの流線が
仮想線Ｙに沿つていて、ガスが環状の吸入ポート
f2の内側垂直面に直交した状態で当るので、ガス
の圧力損失が大きくて、環状吸入弁ｇとシリンダ
ａ内周壁との間の間隙がガスをシリンダａ内へ導
く実有効面積として働かないという問題があつ
た。
て、ガスが環状の吸入ポートf2からシリンダａ内
へ流入するとき、シリンダａの中心方向に向う流
れ（第５図の実線矢印参照）とシリンダａ内の内
周壁方向に向う流れ（第５図の点線矢印参照）と
に分れるが、ここでの流量係数を増大させようと
すると、点線矢印方向への流量も多くなければな
らない。しかし第１図乃至第４図の弁装置は、各
吸入ポートf1（各流路）内を流れるガスの流線が
仮想線Ｙに沿つていて、ガスが環状の吸入ポート
f2の内側垂直面に直交した状態で当るので、ガス
の圧力損失が大きくて、環状吸入弁ｇとシリンダ
ａ内周壁との間の間隙がガスをシリンダａ内へ導
く実有効面積として働かないという問題があつ
た。
本案は前記の問題点に対処するもので、シリン
ダの軸方向に開口した環状の吸入ポートを覆う環
状弁が開いたときに、流体を同吸入ポートからシ
リンダ内へ導く弁装置において、前記環状の吸入
ポートの上流側に設けた複数の流路をシリンダの
軸線から半径方向外方へ放射状に延びた仮想線に
対して所定の角度で交差するように一様に偏向さ
せたことを特徴とする弁装置に係り、その目的と
する処は、環状弁とシリンダ内周壁との間の間隙
を、ガスをシリンダ内へ導く実有効面積として働
かすことができる改良された弁装置を供する点に
ある。
ダの軸方向に開口した環状の吸入ポートを覆う環
状弁が開いたときに、流体を同吸入ポートからシ
リンダ内へ導く弁装置において、前記環状の吸入
ポートの上流側に設けた複数の流路をシリンダの
軸線から半径方向外方へ放射状に延びた仮想線に
対して所定の角度で交差するように一様に偏向さ
せたことを特徴とする弁装置に係り、その目的と
する処は、環状弁とシリンダ内周壁との間の間隙
を、ガスをシリンダ内へ導く実有効面積として働
かすことができる改良された弁装置を供する点に
ある。
次に本案の弁装置を第６図に示す一実施例によ
り説明すると、１が第１、２図のｆに相当する円
板プレート、１ａ，１ｂが同プレート１に設けた
吸入ポートで、吸入ポート（流路）１ａは本実施
例の場合16個あり、それぞれがシリンダの軸線か
ら半径方向外方へ放射状に延びた仮想線Ｙに対し
て60゜の角度で交差し、また吸入ポート１ｂは環
状で、同各吸入ポート１ａに連通し、シリンダの
軸方向に開口している。
り説明すると、１が第１、２図のｆに相当する円
板プレート、１ａ，１ｂが同プレート１に設けた
吸入ポートで、吸入ポート（流路）１ａは本実施
例の場合16個あり、それぞれがシリンダの軸線か
ら半径方向外方へ放射状に延びた仮想線Ｙに対し
て60゜の角度で交差し、また吸入ポート１ｂは環
状で、同各吸入ポート１ａに連通し、シリンダの
軸方向に開口している。
また第７図は、各吸入ポート１ａがシリンダの
軸線から半径方向外方へ放射状に延びた仮想線Ｙ
に対して45゜の角度で交差した他の実施例であ
る。
軸線から半径方向外方へ放射状に延びた仮想線Ｙ
に対して45゜の角度で交差した他の実施例であ
る。
本案の弁装置は前記のように構成されており、
ピストンが下降して、ガスが吸入管→ボツクス→
各吸入ポート１ａを経て環状の吸入ポート１ｂへ
流入するとき（矢印Ｚ参照）、吸入ポート１ｂの
内側垂直面へ斜めに当つて、圧力損失が小さくな
る。そのためシリンダ内周壁方向（第５図の点線
矢印参照）も多くできて、環状弁とシリンダ内周
壁との間の間隙を実有効面積として働させること
ができるものである。
ピストンが下降して、ガスが吸入管→ボツクス→
各吸入ポート１ａを経て環状の吸入ポート１ｂへ
流入するとき（矢印Ｚ参照）、吸入ポート１ｂの
内側垂直面へ斜めに当つて、圧力損失が小さくな
る。そのためシリンダ内周壁方向（第５図の点線
矢印参照）も多くできて、環状弁とシリンダ内周
壁との間の間隙を実有効面積として働させること
ができるものである。
なお第５，６図のＤは各吸入ポート（流路）の
直径、Ｅは環状の吸入ポートの開口部の巾を示し
ている。
直径、Ｅは環状の吸入ポートの開口部の巾を示し
ている。
第１図は従来の弁装置を示す縦断側面図、第２
図は同弁装置の吸入ポートを第１図矢視−線
に沿つて示す横断平面図、第３図は同弁装置の環
状弁を示す平面図、第４図は同環状弁の作用説明
図、第５図は同弁装置の問題点を示す説明図、第
６図は本案に係る弁装置の一実施例を示す横断平
面図、第７図は他の実施例を示す横断平面図であ
る。 １ａ……流路、１ｂ……環状の吸入ポート、Ｙ
……シリンダの軸線から半径方向外方へ放射状に
延びた仮想線。
図は同弁装置の吸入ポートを第１図矢視−線
に沿つて示す横断平面図、第３図は同弁装置の環
状弁を示す平面図、第４図は同環状弁の作用説明
図、第５図は同弁装置の問題点を示す説明図、第
６図は本案に係る弁装置の一実施例を示す横断平
面図、第７図は他の実施例を示す横断平面図であ
る。 １ａ……流路、１ｂ……環状の吸入ポート、Ｙ
……シリンダの軸線から半径方向外方へ放射状に
延びた仮想線。
Claims (1)
- シリンダの軸方向に開口した環状の吸入ポート
を覆う環状弁が開いたときに、流体を同吸入ポー
トからシリンダ内へ導く弁装置において、前記環
状弁の吸入ポートの上流側に設けた複数の流路を
シリンダの軸線から半径方向外方へ放射状に延び
た仮想線に対して所定の角度で交差するように一
様に偏向させたことを特徴とする弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17676481U JPS5881386U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17676481U JPS5881386U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5881386U JPS5881386U (ja) | 1983-06-02 |
| JPS6140953Y2 true JPS6140953Y2 (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=29970015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17676481U Granted JPS5881386U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5881386U (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17676481U patent/JPS5881386U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5881386U (ja) | 1983-06-02 |
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