JPS6140927A - 建造物基礎の沈下補修工法 - Google Patents
建造物基礎の沈下補修工法Info
- Publication number
- JPS6140927A JPS6140927A JP16266284A JP16266284A JPS6140927A JP S6140927 A JPS6140927 A JP S6140927A JP 16266284 A JP16266284 A JP 16266284A JP 16266284 A JP16266284 A JP 16266284A JP S6140927 A JPS6140927 A JP S6140927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- displacement
- grout
- subsidence
- computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D35/00—Straightening, lifting, or lowering of foundation structures or of constructions erected on foundations
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、水平並びに垂直精度を要求される建造物基礎
の沈下補修工法に関する。
の沈下補修工法に関する。
沈下により生じる建造物の傾きや高さを補feす多方法
としては、従来、建造物基礎と上部構造物との間に油圧
ジヤツキを介在させてスペースを設け、このスペース内
に人間が入り込むが遠隔操作用の棒などで基礎の上面を
平坦にならすかあるいは置換材を配設するかの方法で処
理を行い、最後にジヤツキを取除いて作業を完了する方
法が採用されている。
としては、従来、建造物基礎と上部構造物との間に油圧
ジヤツキを介在させてスペースを設け、このスペース内
に人間が入り込むが遠隔操作用の棒などで基礎の上面を
平坦にならすかあるいは置換材を配設するかの方法で処
理を行い、最後にジヤツキを取除いて作業を完了する方
法が採用されている。
しかし、この方法ではジヤツキを取付けるための治具を
必要とし、またジヤツキを取除いた後に建造物の荷重で
再び傾いてしまうおそれもあり、さらに全体として大規
模な工事となり過大な時間や労力を費さねばならない。
必要とし、またジヤツキを取除いた後に建造物の荷重で
再び傾いてしまうおそれもあり、さらに全体として大規
模な工事となり過大な時間や労力を費さねばならない。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ジヤツキ
やその取付治具等の装置を必要としないので、これらを
設置したりまた終了後に除去する手間が不要となり、ま
た、適切な管理を行いながら作業を進められるので精度
が向上し、さらに補修後もゆがみが生じにくく、加えて
任意時期に簡単に追加補修を行うことができる建造物基
礎の沈下補修工法を提供することにある。
やその取付治具等の装置を必要としないので、これらを
設置したりまた終了後に除去する手間が不要となり、ま
た、適切な管理を行いながら作業を進められるので精度
が向上し、さらに補修後もゆがみが生じにくく、加えて
任意時期に簡単に追加補修を行うことができる建造物基
礎の沈下補修工法を提供することにある。
しかしてこの目的は本発明によれば、建造物に取付けた
傾斜針及び変位計による測定値に基づき、建造物の床ス
ラブ等基礎部材に予め設けた複数の・グラウト孔を適宜
選択し、この選択したグラウト孔を介してグラウト材を
所望量注入し、その注入圧で補修を行うことにより達成
される。
傾斜針及び変位計による測定値に基づき、建造物の床ス
ラブ等基礎部材に予め設けた複数の・グラウト孔を適宜
選択し、この選択したグラウト孔を介してグラウト材を
所望量注入し、その注入圧で補修を行うことにより達成
される。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明工法の実施例を示す説明図、第2図はブ
ロック図で、図中1は建造物、2はこの建造物1の基礎
部材としての床スラブを示す。
ロック図で、図中1は建造物、2はこの建造物1の基礎
部材としての床スラブを示す。
先に本発明工法で用いる設備若しくは装置等について説
明す、ると、第3図にも示すように、該床スラブ2には
適宜間隔で予めグラウト孔3を形成しておき、また、建
造物1、例えば床スラブ2上などに傾斜計4及び変位計
5を必要個所に必要個数取付けた。このグラウト孔3に
は、注入管12を介してコントロールユニット13を連
結する。
明す、ると、第3図にも示すように、該床スラブ2には
適宜間隔で予めグラウト孔3を形成しておき、また、建
造物1、例えば床スラブ2上などに傾斜計4及び変位計
5を必要個所に必要個数取付けた。このグラウト孔3に
は、注入管12を介してコントロールユニット13を連
結する。
図中7はコンピュータで、周辺装置としてCRT表示画
面8、キーボード9、データレコーダ10及びプリンタ
ー11等を備え、該コンピュータ7へは前記傾斜計4及
び変位計5からの計測信号と前記コントロールユニット
13若しくは注入管12に取付けた流量計14からの流
量計測信号とを導入し、またコンピュータ7からの出力
信号をコントロールユニット13内の電磁弁15やグラ
ウトポンプ16に導入する。
面8、キーボード9、データレコーダ10及びプリンタ
ー11等を備え、該コンピュータ7へは前記傾斜計4及
び変位計5からの計測信号と前記コントロールユニット
13若しくは注入管12に取付けた流量計14からの流
量計測信号とを導入し、またコンピュータ7からの出力
信号をコントロールユニット13内の電磁弁15やグラ
ウトポンプ16に導入する。
次に、前記のごとき装置等を用いて行う本発明工法につ
いて説明する。
いて説明する。
施工管理方法として、建物に取付けた傾斜計4や変位計
5からの計測値は自動的に又は適宜人間の行為を媒介と
してコンピュータ7に導入され、ここで解析が行われる
。
5からの計測値は自動的に又は適宜人間の行為を媒介と
してコンピュータ7に導入され、ここで解析が行われる
。
第4図はかかる動作を示すフローチャートで、例えば傾
斜計4による測定で傾があるか否かを判断する場合に傾
きθ≠0°の場合、どのグラウト孔3を用い、かつどの
程度のグラウト量を注入したらよいかを決定する。
斜計4による測定で傾があるか否かを判断する場合に傾
きθ≠0°の場合、どのグラウト孔3を用い、かつどの
程度のグラウト量を注入したらよいかを決定する。
同様に、変位計5での測定で目標の高さを保っているか
否かを判断し、これに基づいても使用されるグラウト孔
3と注入量が設定される。
否かを判断し、これに基づいても使用されるグラウト孔
3と注入量が設定される。
そして、この決定結果に基づいてコンピュータ7はコン
トロールユニット13のグラウトポンプ16を駆動する
信号を送り、さらに、電磁弁15が適宜開かれることに
より注入管12を介してグラウト材が床スラブ2下に注
入され、その注入圧で沈下補修が行われる。なお、該グ
ラウト材の注入量は流量計14で計測されており、必要
量に達したら電磁弁15を閉じて注入を停止する。なお
、地盤は土のう17で予め囲っておくとよい。
トロールユニット13のグラウトポンプ16を駆動する
信号を送り、さらに、電磁弁15が適宜開かれることに
より注入管12を介してグラウト材が床スラブ2下に注
入され、その注入圧で沈下補修が行われる。なお、該グ
ラウト材の注入量は流量計14で計測されており、必要
量に達したら電磁弁15を閉じて注入を停止する。なお
、地盤は土のう17で予め囲っておくとよい。
以上述べたように本発明の建造物基礎の沈下補修工法は
、グラウト材の注入圧を利用するので従来のようにジヤ
ツキやその取付治具等の機具の設置や除去作業が不要と
なり、しかも適切な管理のもので効率よく作業を進行で
きるので、施工精度が高くまた少ない経費で工事が行え
るものである。
、グラウト材の注入圧を利用するので従来のようにジヤ
ツキやその取付治具等の機具の設置や除去作業が不要と
なり、しかも適切な管理のもので効率よく作業を進行で
きるので、施工精度が高くまた少ない経費で工事が行え
るものである。
さらに、補修後も建造物等となじみやすいのでゆがみが
生じにクク、一方、追加補修も任意時期に簡単にできる
ものである。
生じにクク、一方、追加補修も任意時期に簡単にできる
ものである。
Claims (2)
- (1)建造物に取付けた傾斜計及び変位計による測定値
に基づき、建造物の床スラブ等基礎部材に予め設けた複
数のグラウト孔を適宜選択し、この選択したグラウト孔
を介してグラウト材を所望量注入し、その注入圧で補修
を行うことを特徴とする建造物基礎の沈下補修工法。 - (2)傾斜計及び変位計の測定値はコンピュータに導入
し、該コンピュータでの解析結果を利用する特許請求の
範囲第1項記載の建造物基礎の沈下補修工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16266284A JPS6140927A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 建造物基礎の沈下補修工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16266284A JPS6140927A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 建造物基礎の沈下補修工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140927A true JPS6140927A (ja) | 1986-02-27 |
JPH045105B2 JPH045105B2 (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=15758890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16266284A Granted JPS6140927A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 建造物基礎の沈下補修工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140927A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1010212C2 (nl) * | 1998-09-29 | 2000-03-30 | Pieter Faber | Werkwijze en inrichting voor het oplichten van een plaat, zoals een betonplaat. |
JP2010156186A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Sakamoto Yoshio | 建物傾斜修復基礎穴装置 |
WO2023155851A1 (zh) * | 2022-02-16 | 2023-08-24 | 北京恒祥宏业基础加固技术有限公司 | 一种住宅楼基础沉降加固抬升的工程方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103021A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-29 | Meisei Kogyo Kk | Method of correcting strain of tank bottom |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16266284A patent/JPS6140927A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103021A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-29 | Meisei Kogyo Kk | Method of correcting strain of tank bottom |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1010212C2 (nl) * | 1998-09-29 | 2000-03-30 | Pieter Faber | Werkwijze en inrichting voor het oplichten van een plaat, zoals een betonplaat. |
JP2010156186A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Sakamoto Yoshio | 建物傾斜修復基礎穴装置 |
WO2023155851A1 (zh) * | 2022-02-16 | 2023-08-24 | 北京恒祥宏业基础加固技术有限公司 | 一种住宅楼基础沉降加固抬升的工程方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH045105B2 (ja) | 1992-01-30 |
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