JPS6140471A - スクイズ型コンクリ−トポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリートをコンクリートホッパー内から吸
入してコンクリートホッパー外へ吐出させるだめのコン
クリートポンプで、特に、コンクリートを吸入したチュ
ーブをローラで絞υながらチューブ内を移動させるよう
にしであるスクイズ型コンクリートポンプに関するもの
である。

〔従来の技術〕

従来のこの種スクイズ型コンクリートポンプは、第５図
に概略を示す如く、円板状の２枚のフレーム（ｈ）　（
Ｘ）を立てて相対峙させて密閉構造としたケーシング（
α）内に複数のローラ（ｄ）を先端に有する回転体（Ｃ
）を入れ、該回転体（Ｃ）の回転軸（Ｃ）をケーシング
（ｃＬ）両側のフレーム（ｂ）（５’）に軸受（イ）を
介して回転自在に支持させると共に、上記回転体（ｃ）
の回転中心を中心とする円弧面を内面に有するパッド（
ダ）を約半周にわたり後側に内蔵させる。更に、上記ケ
ーシング（ａ）の上部及び下部の２個所に開口を設け、
該開口よシケーシング（α）内の回転体（Ｃ）とパッド
（！Ｉ）との間にポンピングチューブ（ん）を挿入して
、該ポンピングチューブ（Ａ）の両端部をケーシング（
α）の下部と上部よシケーソング（ａ）外に突出させ、
ケーシング（α）の下部より突出するポンピングチュー
ブ（ん）　ヲ：７　ンク＋）−トホソパーに接続させて
吸入側とし、ケーシング（α）の上部よシ突出するポン
ピングチューブ（ｈ）をコンクリート輸送管に接続させ
て吐出側としている。又、ケーシング（ｃＬ）の−側に
突出させた回転軸（Ｃ）を駆動装置に連結して回転体（
Ｃ）が回転し、ポンピングチューブ（ｈ）をバット責り
とローラ（ｄ）との間で偏平にして絞シ得るようにし、
偏平になったポンピングチューブ（ん）が復元するのを
助けるためにケーシング（α）内を真空にできるように
しである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来のコンクリートポンプは、縦型であり、下から
コンクリートを吸入して上側の吐出側からコンクリート
を吐出させるものでおるため、吐出口位置が高く、コン
クリート輸送管との接続位置が高く且つ該コンクリート
輸送管の配管が大変になると共に、回転体（Ｃ）をケー
シング（α）外に取り出す場合は、その都度ケーシング
（ａ）を分解しなければならず、大変な作業となシ、又
、ローラ（ｄ）の１つが破損したときの交換もケーシン
グ（α）内から回転体（Ｃ）を取ジ出さなければ交換で
きず、更に、ポンプ運転中にポンピングチューブ（ん）
がパンクしてコンクリートが流出した場合の掃除も大変
であった。

本発明は、コンクリートの吐出口を低くし且つケーシン
グ内への回転体の組み入れ、引き出しを横方向から容易
にできるようにしたスクイズ型コンクリートポンプを提
供しようとするものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明は、上下に配したフレームを一体に組んでなるケ
ーシング内にパッドを組み込むと共に、上記ケーシング
内に組み込む回転体の中央の回転軸に軸受を組み付けて
、該上下の軸受を上下フレームに着脱自在の軸受／・ウ
ジングで保持させ、且つ該上下方向へ延びる回転軸とそ
の上下端の軸受の上下寸法をケーシングの上下フンーム
の対峙間隔よシ小さくシ、更に回転軸の上端部とケーシ
ング上面に設置する駆動装置の出力軸とを着脱自在とし
、ポンピングチューブをケーシングの横から挿入して回
転体とパッドとの間を通してケーシングの横から取り出
すようにする。

〔作　　用〕

ポンピングチューブの一端をコンクリートホッパーに接
続すると共に他端をコンクリート輸送管に接続して駆動
装置により回転体を回転させることにより回転体に取り
付けであるローラが水平方向に円運動してポンピングチ
ューブをパッドに押し付けて偏平させ、この状態でロー
ラがパッドの位置を通過したところでケーシングの側部
でコンクリートの吐出が行われる。ポンプ運転を停止し
て駆動装置を上方へ持ち上げ回転体の軸より離脱させ、
次いで、軸受ハウジングを取り外すと、ローラ付きの回
転体を、ケーシングを分解することなくケーシング内か
ら横方向へ引き出すことができ、逆に、回転体をケーシ
ングの側部から横方向にケーシング内へ押し込むことに
より組み付けることカニでさ、る。

〔実　施　例〕

以下、図面を参照して本発明の実施ｆｌＪを説明する。

第１図乃至第４図は本発明の実施ｆｌＪを示すもので、
中央部に開口（４）を有する上側フレーム（２）と同じ
く中央部に開口（５）を有する下１１１１フレーム（３
）を、約半周近くにわたシ上記開口（４）　（５）の中
ｌＢを中心とする半径の円弧状にして自己したＩＩＩ　
Ｘ反（６）にて一体的に組み付けてケー・ンング（１）
をｌ￥９成し上記ケーシング（１）は、下側ケーシング
（３）を基台（７）上に載せることによシ水平状態に据
え付ける。

上記ケーシング（１）の側板（６）の内面には、内ｇ４
１１面をゴムの如き弾性体をらこした・ン１　、”／　
ｕ、　０１．。

（９）等にて取り付け、且つケーシング（１）の上下フ
レーム（２）　（３）の各中央部の開口縁部には、それ
ぞれ軸受・・ウジングσ１１）Ｑυを着脱自在に取り・
けける。

上記ケーシング（１）内に組み込む回転体（６）は、中
央の軸部Ｑ３の上下両端部に、平面形状力；三角などの
形状をなす上下プレートα４）（１υを水平状態に配し
て一体的に取り付け、上下プレートαぐα椴間の６つの
コーナ一部には、パッド（８）との間で後述のポンピン
グチューブ脅を押圧し偏平にして該チューブ（イ）を絞
るためのローラαＱをそれぞれ縦方向に延びる軸０７）
Ｋて回転自在に取り付けると共に、１つのプレートα４
）などのコーナ一部のみ、第６図に示す如く外方へ解放
する切欠き（至）を設け、この切欠き（ハ）からローラ
（至）が簡単に取り外せるようにする。又、上記軸部０
３の上下両端には、軸受ハウジング００αυとの間で軸
部を回転自在に支持する軸受０１１それぞれ組み付ける
と共に、軸部α罎を筒形にしてその上端部のみ内周面を
スプライン構造とし、ケーシング（１）の上側フレーム
（２）上面に設置する駆動装置Ｑ１）の出力軸（イ）の
外面を、上記回転体（６）の軸部α騰のスプラインと係
合し得るスプライン構造とし、駆動装置Ｑυの出力軸（
イ）を上側フレーム（２）の開口（４）を通して回転体
軸部ａ３に嵌め込むことによシ回転方向に係合して駆動
装置Ｉ２υの動力が回転体（６）に伝えられるようにし
、更に上記上下軸受０９）翰間の距離を、上下フレーム
（２）　（３）の内面間の距離よりも小として、軸受α
■粗　ローラ０Ｑを取り付けた状態で回転体（６）がケ
ーシング（１）の上下フレーム（２）　（３）間よシ自
由に横方向へ引き出せたり、ケーソング内へ押し込めた
りできるようにする。

又、回転体（２）の上下各プレートα弔α椴には、各ロ
ーラαＱ取付位置の間に第６図に示す如く、ポンピング
チューブ翰を偏平状態から断面円形に復元させるための
復元装置の取付部（ハ）をそれぞれ設け、アーム（ハ）
の先端にローラ（ハ）を取り付けてなる復元装置の該ア
ーム翰を、第２図に示す如く、上側プレート（２）の下
面及び下側プレート（３）の上面の各取付部（ハ）にボ
ルト、ナツト（ハ）にて取り付け、回転体（２）ととも
に回転してローラ（イ）で偏平にされたポンピングチュ
ーブ（ハ）を復元装置のコーラ（１）で上下方向より押
圧して復元させるようにする。

上記各ローラ（ｋｆ９が回転体（２）の回転によシ円運
動する軌跡に相当する位置、すなわち、ローラ（至）の
直上位置となる部分の上側フレーム（２）の所要個所に
、掃除用孔翰を設け、該掃除用孔（ハ）がらケーシング
（１）内の掃除ならびに回転体（６）からのローラ（４
）の着脱作業ができるようにし、又、下側フレーム（３
）には、第４図に示す如く、複数個の孔翰を設け、万一
ポンピングチューブ（イ）がバンクしてコンクリートが
ケーシング（１）内に流出しても上記孔翰よシケーシン
グ（１）外へ排出できるようにする。

ポンピングチューブ（イ）は、ケーシング（１）の一側
から回転体＠とパット責８）との間に水平方向に挿入し
た後、ケーシング（１）の他側からケーシング（１）外
へ出し、上記ポンピングチューブ（社）の一端はコンク
リートホッパー（７）のコンクリート取出管０υに接続
し、他端はコンクリート輸送管に接続させる。

今、ケーシング（１）上方の駆動装置■υを起動させる
と、垂直方向の軸部ａ３に回転動力が伝えられて回転体
（６）が水平回転を始Ｉめる。回転体（２）には、ボン
ピングチューブ翰をパッド（８）に横方向から押し付け
て絞るローラＯＱと、該ローラ０Ｑで偏平になったポン
ピングチューブ（ハ）を復元させルローラ（ハ）が取り
付けであるので、ポンピング用のローラαＱで偏平にな
ったポンピングチューブ翰が復元用ローラ（イ）で復元
させられるときにポンピングチューブ（イ）内に吸入力
が発生してコンクリートホッパー（７）内のコンクリー
トが吸入される。吸入されたコンクリートは、次に回転
して来るローラ（至）でチューブ（ハ）が押圧され絞ら
れることによってチューブ（イ）内を移送され、吐出側
よシコンクリート輸送管へ吐出されることになる。この
際、ポンピングチューブ（ハ）ハ、横置されたケーシン
グ（１）内を水平方向に延びているので、コンクリート
の吐出口が低い位置となシ、コンクリート輸送管への接
続や該コンクリート輸送管の配管が容易となる。

次に、ケーシング（１）内から回転体（２）を取り出す
ときは、先ず、駆動装置１２１）を上方へ持ち上げて、
出力軸（イ）を回転体（２）の軸部０３より抜く。次い
で、上部及び下部の軸受ハウジング四αυをケ−パンク
（１）の上下フレーム（２）（３）よシそれぞれ取り外
丁。これにより、軸部α東に軸受αり翰を組み付けた状
態で回転体＠を自由にケーシング（１）の側方へ横移動
させて引き出すことができる。新たに回転体（６）をケ
ーシング（１）内に組み入れるときも、回転体（６）を
組んだ状態で且つ上下に軸受０９翰を組み付けた状態で
容易にケーシング（１）内へ横方向に入れることができ
、回転体（２）の軸部０３が上下フレーム（２）　（３
）の開口（４）　（５）中心に位置決めされると、軸受
ハウジングαＱ（６）をケーシング（１）の上下フレー
ム（２）　（３）に取り付けて軸受α’Ｉ）（Ｍを支持
させ１、次いで、駆動装置（２１）の出力軸（イ）を回
転体（２）の軸部ａ３上端に嵌合してスプライン結合し
、上記駆動装置（２１）をケーシング（１）上面に据え
付ける。このようにケーシング（１）の側部の大きな開
口から、回転体（２）として組み立ての終った状態のも
のを自由に出し入れすることができて、回転体（６）の
ケーシング（１）への組み付けや、取り外しを容易に行
うことができる。

ポンプ運転において、ケーシング（１）内を掃除する必
要が生じたときは、上側フレーム（２）に設けた掃除用
孔−よりケーシング（１）内の掃除を行い、又、ローラ
（至）のいずれかが損傷を生じたような場合は、当該損
傷したローラσＱを掃除用孔（ハ）の直下部に位置させ
ることにより掃除用孔−を利用して回転体（２）よシロ
ーラ（至）を容易に取り外すことができるし、逆に新し
いローラ（ＩＱの取付作業も上記掃除用孔（ハ）を作業
用孔として利用することによシ容易に取り付けることが
でき、ローラ◇Ｑの交換が簡単にできる。この際、交換
すべきローラＱｅｊの軸αカを回転体（２）の下プレー
トＱＦ９より引抜けば上プレートα→の切欠きよりロー
ラ（ト）は水平に引抜くことができ交換がよシ簡単に行
うことができる。

ボンピングチューブ（至）がポンプ運転中に何等かの原
因によりパンクし、内部のコンクリートがケーシング（
１）内にこぼれ出た場合でも、ケーシング（１）の下側
フレーム（３）に複数の孔翰を設けているので、この孔
翰からケーシング（１）外へコンクリートを排出するこ
とができ、ケーシング（１）内の掃除をケーシングを分
解することなく容易に行うことができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば、軸受ハウジング（ｉｏ　（ｌυを図示以外の
形状としてもよく、回転体（２）の軸部０３は上端部の
み筒形として駆動装置■υの出力軸（イ）と嵌合させる
ようにしてもよく、その信奉発明の要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形を加え得ることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上神べた如く本発明のコンクリートポンプによれば、
次の如き優れた効果を奏し得る。

（１）横型としてケーシングの一側から他側へ水平状態
に延びるポンピングチューブ内をコンクリートが移送さ
れて吐出されるようにしであるので、コンクリートポン
プのコンクリート吐出口位置が低く、コンクリート配置
との取り合いが容易である。

（１１）　　ケーシングを構成する上側フレームと下側
フレームの間隔を広くシ、この上下間隔よりも回転体全
体の高さ寸法を小さくしたので、ケーシングの側部から
回転体全体を自在に出し入れすることができ、ケーシン
グを分解する必要がないため、組み付け、取り出し作業
を容易に行うことができる。

（ｉｉｉ）　　ケーシングの上側フレームには掃除用孔
を、又、下側フレームにはコンクリート排出用の孔を設
けることによシケー７ング内の掃除やケーシング内のコ
ンクリートの排出を容易に行い得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコンクリートポンプの一例を示す一部
切断平面図、第２図は第１図の切断　−側面図、第３図
は本発明のコンクリ−トポ／プにおける回転体の平面図
、第４図はケーシングにおける下側フレームの平面図、
第５図は従来のコンクリートポンプの概略側面図である
。 （１）はケーシング、（２）は上側フレーム、（３）は
下側フレーム、（６）は側板、（８ンはパッド、α０　
（１１）は軸受ハウジング、＠は回転体、０３は軸部、
（ｌｆ９はコ−ラ、αつ（イ）は軸受、（２］）は駆動
装置、（イ）は出力練翰はポンピングチューブ、翰は復
元用ローラ、勢は掃除用孔、翰は孔、（７）はコンクリ
ートホッパーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ケーシングを構成する上下フレームの各中央部に開
   口を設けると共に、ケーシング内の側部にパッドを取り
   付け、上記パッドにポンピングチューブを押し付けて絞
   るためのローラを有する回転体中心の軸部両端に軸受を
   組み付け、該上下の軸受間の距離を、上記ケーシングの
   上下フレーム間の間隔よりも小さくし、且つ上記ケーシ
   ングの上下フレーム中央部の各開口部に、回転体軸部の
   軸受を保持するための軸受ハウジングを着脱自在に取り
   付け、ポンピングチューブを水平方向にケーシング内を
   通してなることを特徴とするスクイズ型コンクリートポ
   ンプ。