JPS6140393A - 排熱利用による石炭乾燥方法 - Google Patents
排熱利用による石炭乾燥方法Info
- Publication number
- JPS6140393A JPS6140393A JP59161576A JP16157684A JPS6140393A JP S6140393 A JPS6140393 A JP S6140393A JP 59161576 A JP59161576 A JP 59161576A JP 16157684 A JP16157684 A JP 16157684A JP S6140393 A JPS6140393 A JP S6140393A
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- Japan
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- coal
- coke oven
- gas
- heat
- steam
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3−1発明の目的
「産業上の利用分野」 この発明は、コークス炉原料
炭の乾燥処理方法に関するものである。
炭の乾燥処理方法に関するものである。
「従来技術」 コークス炉排熱の有効利用による石炭
の乾燥方法には従来種々の提案があり、一部実施されて
いる方法もある。文献〔製鉄技術第312号(1984
)P51)、特開57−100184の方法では、コ、
−クス炉発生ガスの熱回収を熱媒体により行いこの回収
熱により石炭を乾燥するものである。また、特開57−
200485ではコークス炉ガスに直接重質タールをス
プレーして、昇温した重質タールを石炭乾燥機に導き原
料炭を乾燥する。そして、乾燥機は一段で水分9%から
5%程度に乾燥している。その他にも種々の方法が提案
されているが、殆ど発生コークス炉高温ガスの熱回収に
関するものである。〔特開52−148504、同52
−148505.同52−148506、同58−12
9088 )「発明が解決しようとする問題点」 従
来提案された石炭乾燥用熱源は上記文献に示す如く、コ
ークス炉発生ガスの熱回収による方法であるのでコーク
ス炉上昇管に熱交換器を組み込む必要があり、装置が複
雑となり高価な断熱材の使用などで設備費も割高となる
。また、熱媒体を使用して熱回収する方式では高価な熱
媒体の必要とそれに付随する設備費が高くなる。直接重
質タールを吹込み熱回収し、これを石炭の乾燥機に導く
方式は、配管、装置にタールが固着し、トラブルの原因
となる。以上のように従来提案された方法は未解決の問
題点がある。
の乾燥方法には従来種々の提案があり、一部実施されて
いる方法もある。文献〔製鉄技術第312号(1984
)P51)、特開57−100184の方法では、コ、
−クス炉発生ガスの熱回収を熱媒体により行いこの回収
熱により石炭を乾燥するものである。また、特開57−
200485ではコークス炉ガスに直接重質タールをス
プレーして、昇温した重質タールを石炭乾燥機に導き原
料炭を乾燥する。そして、乾燥機は一段で水分9%から
5%程度に乾燥している。その他にも種々の方法が提案
されているが、殆ど発生コークス炉高温ガスの熱回収に
関するものである。〔特開52−148504、同52
−148505.同52−148506、同58−12
9088 )「発明が解決しようとする問題点」 従
来提案された石炭乾燥用熱源は上記文献に示す如く、コ
ークス炉発生ガスの熱回収による方法であるのでコーク
ス炉上昇管に熱交換器を組み込む必要があり、装置が複
雑となり高価な断熱材の使用などで設備費も割高となる
。また、熱媒体を使用して熱回収する方式では高価な熱
媒体の必要とそれに付随する設備費が高くなる。直接重
質タールを吹込み熱回収し、これを石炭の乾燥機に導く
方式は、配管、装置にタールが固着し、トラブルの原因
となる。以上のように従来提案された方法は未解決の問
題点がある。
3−2発明の構成
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記問題
点にかんがみ、75℃程度の安水(ガス液)と220℃
程度のコークス炉燃焼廃ガスの2種の排熱を利用して原
料石炭の調湿、乾燥処理を行うことによって、低い設備
費でトラブルの少ない実用的な乾燥方法を提供するもの
である。
点にかんがみ、75℃程度の安水(ガス液)と220℃
程度のコークス炉燃焼廃ガスの2種の排熱を利用して原
料石炭の調湿、乾燥処理を行うことによって、低い設備
費でトラブルの少ない実用的な乾燥方法を提供するもの
である。
「実施例」 以下図面に示す実施例にもとすいて、本
発明の詳細な説明する。初めにコークス炉ガス冷却によ
り得た約75℃の安水(ガス液)10を一次石炭乾燥機
1に通し、水分含有量的8,5wt96の原料石炭11
を水分的7.0Wt96まで予備乾燥する。次にこの石
炭を二次乾燥機2に送り、コークス炉燃焼ガス17の回
収スチーム12を通して最終的に水分5 wt%のコー
クス炉装入炭を得る。
発明の詳細な説明する。初めにコークス炉ガス冷却によ
り得た約75℃の安水(ガス液)10を一次石炭乾燥機
1に通し、水分含有量的8,5wt96の原料石炭11
を水分的7.0Wt96まで予備乾燥する。次にこの石
炭を二次乾燥機2に送り、コークス炉燃焼ガス17の回
収スチーム12を通して最終的に水分5 wt%のコー
クス炉装入炭を得る。
なお、回収スチームだけでは熱量が不足する場合は補給
スチーム13を加える。−次乾燥機1、二次乾燥機2に
は多管加熱回転式、間接加熱攪拌式(パドル式)など通
常の間接加熱方式のものが使用される。なお図面では、
乾燥機は一次乾燥機1と二次乾燥機2を分けて2基図示
しているが、乾燥機は1基としてその中を区分して一次
乾燥、二次乾燥の機能をもたすことももちろん可能であ
る。
スチーム13を加える。−次乾燥機1、二次乾燥機2に
は多管加熱回転式、間接加熱攪拌式(パドル式)など通
常の間接加熱方式のものが使用される。なお図面では、
乾燥機は一次乾燥機1と二次乾燥機2を分けて2基図示
しているが、乾燥機は1基としてその中を区分して一次
乾燥、二次乾燥の機能をもたすことももちろん可能であ
る。
コークス炉燃焼ガスよりスチームを回収するには通常の
廃熱ボイラ方式によるが、図について説明すると、コー
クス炉3においてコークス炉ガスまたは高炉ガスなどの
燃料15によって装入石炭を乾留し、石炭からはコーク
ス炉ガス16が発生し、また燃焼廃ガス17が生じる。
廃熱ボイラ方式によるが、図について説明すると、コー
クス炉3においてコークス炉ガスまたは高炉ガスなどの
燃料15によって装入石炭を乾留し、石炭からはコーク
ス炉ガス16が発生し、また燃焼廃ガス17が生じる。
従来的220℃の燃焼廃ガス17は煙道18を経て煙突
6で排出廃棄されていた。本発明ではこの燃焼廃ガス1
7より顕熱をスチームとして回収するため、廃熱ボイラ
4を設けた。なお、コークス炉の運転中に廃熱ボイラの
定期検査を可能なものとするため、廃熱ボイラはバイパ
ス煙道側に設置し、従来の煙道18には遮断用ダンパー
14を設置した。熱回収後の廃ガスはブヮワー5で吸引
し煙道18にもどす。
6で排出廃棄されていた。本発明ではこの燃焼廃ガス1
7より顕熱をスチームとして回収するため、廃熱ボイラ
4を設けた。なお、コークス炉の運転中に廃熱ボイラの
定期検査を可能なものとするため、廃熱ボイラはバイパ
ス煙道側に設置し、従来の煙道18には遮断用ダンパー
14を設置した。熱回収後の廃ガスはブヮワー5で吸引
し煙道18にもどす。
7は気液分離ドラム、8はコンデンセートドラムで二次
乾燥機2の復水を受は入れる。19はボイラ給水である
。廃熱ボイラによる回収スチーム12は二次乾燥機に送
り乾燥熱源として利用、される。
乾燥機2の復水を受は入れる。19はボイラ給水である
。廃熱ボイラによる回収スチーム12は二次乾燥機に送
り乾燥熱源として利用、される。
次に本発明の方法による排熱有効利用の1例を熱収支で
説明すると、平均水分含有量8.5wt%の原料炭25
0 T/H(ドライベース)を乾燥する場合、−次乾燥
機75℃の安水1000M”/Hを通して70℃になる
まで利用すると約5 X 10’ Kcal/ Hの熱
量が利用できて、−次乾燥機出口の石炭中の水分は約7
.Owt第になる。220℃のコークス炉燃焼廃ガスを
温度1′60℃まで熱回収すると廃熱ボイラでは約9.
8T/Hの3Kg/cm”Gスチーム(5x 10’
Kcal/H)が発生するので、これに3.9 T/H
(2x 10’ KcaVH)のスチームを補充して二
次乾燥機に通すと二次乾燥機入口水分7.0wt9V)
の石炭は出口で水分5wt96まで下り、コークス炉装
入炭として適当な水分含有量の乾燥石炭となる。本収支
では燃焼廃ガスの廃熱ボイラ出口温度を160℃にとど
めたので、一部乾燥用スチームを補給するが、燃料ガス
をさらに低温度まで熱回収すれば補給スチームを殆ど不
要にすることも可能である。
説明すると、平均水分含有量8.5wt%の原料炭25
0 T/H(ドライベース)を乾燥する場合、−次乾燥
機75℃の安水1000M”/Hを通して70℃になる
まで利用すると約5 X 10’ Kcal/ Hの熱
量が利用できて、−次乾燥機出口の石炭中の水分は約7
.Owt第になる。220℃のコークス炉燃焼廃ガスを
温度1′60℃まで熱回収すると廃熱ボイラでは約9.
8T/Hの3Kg/cm”Gスチーム(5x 10’
Kcal/H)が発生するので、これに3.9 T/H
(2x 10’ KcaVH)のスチームを補充して二
次乾燥機に通すと二次乾燥機入口水分7.0wt9V)
の石炭は出口で水分5wt96まで下り、コークス炉装
入炭として適当な水分含有量の乾燥石炭となる。本収支
では燃焼廃ガスの廃熱ボイラ出口温度を160℃にとど
めたので、一部乾燥用スチームを補給するが、燃料ガス
をさらに低温度まで熱回収すれば補給スチームを殆ど不
要にすることも可能である。
3−3発明の効果
本発明の方法は既存設備に大きな変更を加えることなく
、任意に装置の組込みが可能であり、また高価且つ消防
法に於ける危険物としての熱媒体などを使用することな
く、取扱い容易な安水、スチニムを乾燥機の熱源として
利用する方法であるので、従来提案の方法に比べ設備費
、メンテナンス費の点ではるかに有利であり経済的であ
る。また、原料炭の乾燥所要熱量の約80y)以上を安
水顕熱及び従来廃棄していたコークス炉燃焼廃ガスの熱
量回収によって乾燥するので経済的効果は大きい。
、任意に装置の組込みが可能であり、また高価且つ消防
法に於ける危険物としての熱媒体などを使用することな
く、取扱い容易な安水、スチニムを乾燥機の熱源として
利用する方法であるので、従来提案の方法に比べ設備費
、メンテナンス費の点ではるかに有利であり経済的であ
る。また、原料炭の乾燥所要熱量の約80y)以上を安
水顕熱及び従来廃棄していたコークス炉燃焼廃ガスの熱
量回収によって乾燥するので経済的効果は大きい。
図面は本発明の排熱利用による石炭乾燥方法の一例を示
す説明図である。 に一次乾燥機 2:二次乾燥機 3:コークス炉
4:廃熱ボイラ 7:気液分離ドラム 8:コン
デンセートドラム 10:安水 11:原料石炭 12:回収スチーム
す説明図である。 に一次乾燥機 2:二次乾燥機 3:コークス炉
4:廃熱ボイラ 7:気液分離ドラム 8:コン
デンセートドラム 10:安水 11:原料石炭 12:回収スチーム
Claims (1)
- コークス炉ガスの冷却に使用された安水の顕熱にて石炭
を一次乾燥し、さらにコークス炉燃焼廃ガスの熱回収ス
チームにより前記石炭を二次乾燥することを特徴とする
排熱利用による石炭乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59161576A JPS6140393A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | 排熱利用による石炭乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59161576A JPS6140393A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | 排熱利用による石炭乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140393A true JPS6140393A (ja) | 1986-02-26 |
Family
ID=15737741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59161576A Pending JPS6140393A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | 排熱利用による石炭乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104728821A (zh) * | 2015-03-10 | 2015-06-24 | 南京圣诺热管有限公司 | 一种上升管荒煤气废热利用锅炉系统 |
CN105879674A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-08-24 | 武汉钢铁股份有限公司 | 一种焦炉烟气余热利用及其脱硝的复合工艺 |
-
1984
- 1984-08-02 JP JP59161576A patent/JPS6140393A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104728821A (zh) * | 2015-03-10 | 2015-06-24 | 南京圣诺热管有限公司 | 一种上升管荒煤气废热利用锅炉系统 |
CN105879674A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-08-24 | 武汉钢铁股份有限公司 | 一种焦炉烟气余热利用及其脱硝的复合工艺 |
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