JPS6140385A - アクリル系樹脂用組成物 - Google Patents

アクリル系樹脂用組成物

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Publication number
JPS6140385A
JPS6140385A JP16026084A JP16026084A JPS6140385A JP S6140385 A JPS6140385 A JP S6140385A JP 16026084 A JP16026084 A JP 16026084A JP 16026084 A JP16026084 A JP 16026084A JP S6140385 A JPS6140385 A JP S6140385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyanoacrylate
composition
meth
present
acrylic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16026084A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Hiraiwa
明彦 平岩
Mitsuyoshi Sato
佐藤 三善
Kaoru Kimura
馨 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
Priority to JP16026084A priority Critical patent/JPS6140385A/ja
Publication of JPS6140385A publication Critical patent/JPS6140385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 「産業上の利用分野」 ポリメチルメタクリレートに代表されるメタクリル系ま
たはアクリル系樹脂(以下(メタ)アクリル系樹脂と称
す)は、その特性即ち、着色が自由で耐候性、耐水性、
耐酸性、耐アルカリ性等に優れるため、航空機、自動車
、船舶などの風防ガラス及びその他の部品、光学用レン
ズ、看板、ディスプレー、照明器具用材料、電気器具例
えばテレビラジオの目盛板、動板、扇風機羽根、機械部
品例えば計器板やカバー、あるいは家具、装身具、喫煙
具、化粧品、雑貨などの材料として巾広い分野で使用さ
れており、%に最近は光ファイバーや光ディスクの材・
料としても賞月されるに到っている。
本発明はこれら(メタ)アクリル系樹脂を用いる分野に
おいて広く利用されるものである。
「従来の技術」 (メタ)アクリル系樹脂を原料とする各種物品の接着に
は、従来よりエポキシ系2液型接着剤または酢ビ系エマ
ルジョン型接着剤が用いられてきている。
「発明が解決しようとする問題点」 エポキシ系2液型接着剤、酢ビ系エマルジョン型接着剤
を用いて(メタ)アクリル系樹脂を素材とする物品を接
着することは可能であるが、それらの接着剤個有の特性
から接着に時間が掛りすぎるという欠点がある。さらに
エマルジョン型接着剤を使用した場合は水を除去する必
要があり多くのエネルギーを必要とする欠点も有してい
る。
として常用されている2−シアノアクリレート系接着剤
を用いることも考えられたが、(メタ)アクリル系樹脂
は耐溶剤性が必ずしも良いとは云えないものであるため
、接着剤が(メタ)アクリル系樹脂を素材とする物品の
表面を侵したり、ソルベントクラ、りを生じさせるとい
う欠点を有している。しかもこの欠点はメタクリル系樹
脂からなる光学用材料(レンズ、光ファイバー、光ディ
スク)等の接着においては、致命的な欠点である。
本発明者等は、(メタ)アクリル系樹脂を素材とする物
品を接着する際に生ずる、上記の問題点を解消し、速硬
性で(メタ)アクリル系樹脂を侵すことなく、これ等物
品の接着およびそれ等の表面を被覆するに好適な2−シ
アノアクリレート系組成物、特にメタアクリル系樹脂か
らなる光ファイバーの接着に適した2−シアノアクリレ
ート系組成物を求めるべくして種々検討を重ねた。
発明の構成 「問題点を解決するための手段」 本発明者等は、特定の2−シアノアクリレートを主成分
とする組成物を(メタ)アクリル系樹脂を素材とする物
品の接着又はそれ等の表面のコーティングに適用すれば
、前記した問題点を解決することを見出して本発明を完
成した。
すなわち、本発明はアルキル基またはシクロアルキル基
の炭素数が6以上であるアルキルまたはシクロアルキル
2−シアノアクリレートを主成分とすることを特徴とす
るメタクリル系またはアクリル系樹脂製成形体の被覆ま
たは接着用組成物に関するものである。
02−シアノアクリレート 本発明組成物の主成分となる2−シアノアクリレートは
、アルキル基またはシクロアルキル基の炭素数が6以上
であるアルキルまたはシクロアルキル2−シアノアクリ
レートであり、具体的にはn−ヘキシル2−シアノアク
リレート、メチルペンチル2−シアノアクリレート、エ
チルブチル2−シアノアクリレート、シクロヘキシル2
−シアノアクリレ−)、、n−ヘプチル2−シアノアク
リレート、メチルシクロヘキシル2−シアノアクリレー
ト、n−オクチル2−シアノアクリレート、エチルヘキ
シル2−シアノアクリレート、シクロオクチル2−シア
ノアクリレート、ノニル2−シアノアクリレート、デシ
ル、2−シアノアクリレート、ウンデシル2−シアノア
クリレート、ドデシル2−シアノアクリレート、シクロ
ドデシル2−シアノアクリレート等である。
これ等のシアノアクリレートは単独又は混合して本発明
に使用することができる。炭素数6未満のアルキル基ま
たはシクロアルキル基を有するアルキルまたはシクロア
ルキル2−シアノアクリレートでは本発明が持たらす効
果は全く期待できない。また炭素数が12を越えるもの
は、現状では生産が困難であり、またその化合物が固形
になり使用しにくくなると推定されるので本発明にとり
好ましいのは炭素数が12以下のものである。
また、アルキル2−シアノアクリレートとシクロアルキ
ル2−シアノアクリレートでは、(メタ)アクリル樹脂
の劣化の程度と硬化速度のバランスの面からみてシクロ
アルキル2−シアノアクリレートの方が本発明にとり好
ましい。
またこれ等のアクリレートに、従来広く常用されている
、メチル2−シアノアクリレート、エチル2−シアノア
クリレート等のアルキル2−シアノアクリレートやその
他の2−シアノアクリレートを混合して使用することも
できる。
なお、この際2−シアノアクリレートの全量中に占める
本願に係わる2−シアノアクリレートの量が半分以下に
ならぬ様にするのが好ましい。
本発明の組成物には通常、2−シアノアクリレート系接
着剤に添加されている安定剤、増粘剤、可塑剤、架橋剤
などが同様に添加されていてもよい。安定剤としてはS
O,、スルホン酸類、サルトン、ラクトン、弗化硼素、
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
カテコール、ピロガロールなどであり1〜11000p
p添加される。
粘度の高い組成物が要求される場合には、増粘剤として
2−シアノアクリレートポリマー、変性アクリルゴム、
セルロース系ポリマーなどを数チ添加する。また、硬化
被膜の柔軟性を向上させるために、ジオクチルフタレー
ト、セバシン−エステル、リン酸エステルなどの可塑剤
を添加してもよい。
硬化被膜の内部構造を三次元化構造とさせるため、アル
キレンジアクリレート、アルキレンジメタクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート、トリアリル
イソシアヌレートなどの多官能性ビニルモノマーを少量
添加してもよい。このような場合、耐熱性の改良がみら
れる。
0プライマ一 本発明の組成物は、(メタ)アクリル系樹脂を侵さない
という特長を有するが、やや硬化時間(セットタイム)
が長くなるという欠点を有しているため、本発明の組成
物は塩基性含イオウ有機化合物からなるプライマーと併
用するととが好ましい。
本発明の組成物と併用されるに好ましい塩基性含イオウ
有機化合物とは、具体的にはメルカプトベンゾチアゾー
ル、チオ尿素、エチレンチオ尿素、ス〃ファミン酸、エ
チレングリコールビス(メルカプトアセテート)、プロ
パントリメチロールトリス(6−メルカブトグロピオネ
ート)、ジプロビオニトリルサルファイド、2゜2−ジ
メチルメルカプトジエチルエーテル、1゜2−ジメルカ
プトプロパン、1,3−ジメルカプトグロバノール−2
、ビス(2−メルカプトエチルスルフィド)、ハードナ
ー)(3505(商品名:ニー・シー・アール社製)、
チオコールEM  508(商品名:チオコール社製)
、次式のような液状ポリスルフィドH8(C2H,0C
H20C2H4S S )n−02H40CルOC2H
4SH等である。
これらの塩基性含イオウ有機化合物はそのままブライマ
ーとして使用することも可能であるが、水、メタノール
、エタノール、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテ
ル、ヘプタン等の、溶剤で2〜20重量−の濃度に稀釈
して使用するのが好ましい。
0(メタ)アクリル系樹脂 本発明組成物が適用される、すなわち接着又は被、覆さ
れる(メタ)アクリル系樹脂とは、ポリメタクリルメチ
ルに代表されるメタクリル系樹脂及びアクリルゴムに代
表されるアクリル系樹脂であるが、本発明組成物を適用
するに特に適した樹脂はメタクリル系樹脂である。
メタクリル系樹脂とはメチルメタクリレートに代表され
るメタクリル酸エステルの重合体もしくは、これ等を主
体としスチレン、α−メチルスチレン、アクリル酸エス
テルとの共重合体であり、これらはいずれも本発明の組
成物が適用されるのに適する樹脂である。
用する方法、すなわち、(メタ)アクリル系樹脂を素材
とする物品を本発明組成物で接着したり、該物品の表面
を本発明組成物で被覆する方法としては、特に複d/−
+段を採り入れる必要はなく、接着方法としては瞬間接
着剤として知られている2−・シアノアクリル系接着剤
の使用方法をそのまま転用でき、被覆する方法としでは
常乾塗料その他の被覆剤の塗布方法がそのまま転用でき
る。
「作用」 炭素数6以上のアルキル基またはシクロアルキル基を有
するアルキル2−シアノアクリレートまたはシクロアル
キル2−シアノアクリレートを本発明組成物の主成分と
したことにより、本発明組成物は(メタ)アクリル系樹
脂への適用に際して、(メタ)アクリル系樹脂を侵した
り、劣化させることがないという優れた作用を示す。
「実施例」 製)をメタクリル樹脂板上に置き、n−オクチル2−シ
アノアクリレートを滴下、ファイバー固定後のファイバ
ー表面の劣化を顕微鏡で観察したところ、クラックの発
生等がなく表面の劣化は見当らなかった。
比較例1゜ エチル2−シアノアクリレートを用い、実施例tと同様
の試験を実施したところ、クラックの発生が多く激しく
表面がおかされていた。
実施例2〜6゜ 被着材として、メタクリル樹脂を用い、接着剤として表
1に挙げるアルキル2−シアノアクリレートでJIS 
K−6861に準じて、セットタイムの測定を行った。
また実施例1と同様にして、メタクリル樹脂および光フ
ァイバの劣化の程度を比較した結果を表1に示す。
実施例7〜9゜ メタクリル樹脂の一方の被着面に衷1に挙げるプライマ
ーを塗布、風乾後、もう一方の面に表1に挙げるアルキ
ル2−シアノアクリレートで、実施例2〜6同様の試験
を行った。
結果を表1に示す。
比較例2〜4゜ エチル2−シアノアクリレート、イ?ブチル2−シアノ
アクリレート、n−ペンチル2−S/アノアクリレート
を用いて、実施例2〜6と同様に試験を行った。結果を
表1に示す。
比較例5゜ 接着剤として、イ ブチル2−シアノアクリレート、プ
ライマーとしてハードナーH3505の2重量%エタノ
ール溶液を用いて、実施例7発明の効果 本発明組成物を用いれば、(メタ)アクリル系樹脂を浸
したり、劣化等をさせたりすることなく、瞬時に(メタ
)アクリル系樹脂を両素材とする物品の接着、固定、及
びそれら物品を被覆することが可能になり、特に光ファ
イバーに代表されるメタクリル樹脂製の光学関係物品の
表面を変化させることなく、常温で瞬時に接着または被
覆することを可能にするものであり、(メタ)アクリル
系樹脂を使用する分野、特に光ファイバーの製造分野で
非常に有効に利用できるものであり、本発明組成物が生
み出す効果は図り知れぬものがある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アルキル基またはシクロアルキル基の炭素数が6以
    上であるアルキルまたはシクロアルキル2−シアノアク
    リレートを主成分とすることを特徴とするメタクリル系
    またはアクリル系樹脂製成形体の被覆または接着用組成
    物。
JP16026084A 1984-08-01 1984-08-01 アクリル系樹脂用組成物 Pending JPS6140385A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16026084A JPS6140385A (ja) 1984-08-01 1984-08-01 アクリル系樹脂用組成物

Applications Claiming Priority (1)

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JP16026084A JPS6140385A (ja) 1984-08-01 1984-08-01 アクリル系樹脂用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6140385A true JPS6140385A (ja) 1986-02-26

Family

ID=15711156

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16026084A Pending JPS6140385A (ja) 1984-08-01 1984-08-01 アクリル系樹脂用組成物

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JP (1) JPS6140385A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778863A4 (en) * 1994-09-01 1997-12-17 Medlogic Global Corp CYANOACRYLATE ADHESIVE COMPOSITIONS

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778863A4 (en) * 1994-09-01 1997-12-17 Medlogic Global Corp CYANOACRYLATE ADHESIVE COMPOSITIONS

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