JPS6140103Y2 - - Google Patents

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JPS6140103Y2
JPS6140103Y2 JP1985129728U JP12972885U JPS6140103Y2 JP S6140103 Y2 JPS6140103 Y2 JP S6140103Y2 JP 1985129728 U JP1985129728 U JP 1985129728U JP 12972885 U JP12972885 U JP 12972885U JP S6140103 Y2 JPS6140103 Y2 JP S6140103Y2
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JP
Japan
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roll
belt
machine
rolls
endless
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JP1985129728U
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JPS6150542U (ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、機械的に茶畝上面の新芽を押圧挟
持して引上げ、茶葉の摘採りを連続作業で行つて
従来の手摘みと同様に茶摘みをする茶葉摘採機に
係るものである。
(従来の技術) 従来のこの種の茶葉摘採機には、実開昭50−
106363号公報および特開昭48−48239号公報に記
載された考案がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の茶葉摘採機中の、前者の実開昭50−
106363号公報に記載された茶葉摘採機は、大小ロ
ールに掛けわたして駆動する無端搬送帯とその前
方の駆動往復台に設けた無端搬送帯とにより、茶
葉を間欠的に挟持し引上げて摘採るものであるか
ら、茶葉は引上げて摘採られるけれども、 (1) ロールに掛けわたした無端搬送帯および往復
台の駆動構造が複雑で、製作費が高くなる。
(2) 茶葉の摘採りが間欠的で、作業能率が悪い。
一方、後者の特開昭48−48239号公報に記載さ
れた茶葉選択摘採機は、駆動する両側チエンの間
に適当間隔に架設した挟着子とその下方のベルト
コンベアとにより、茶葉をかかえこむようにして
該ベルトコンベア上へ曲げて押えつけ後方へ引張
つてその接点で挟断するものであるから、 (1) 構造が複雑で製作費が高くなる。
(2) 茶葉の折曲げによつてその摘採りに無理が掛
り、密生する茶葉の新芽が、葉柄の木化した部
分との境附近からの切れ難くて摘採り茶葉中に
葉柄の木化した部分が混入するおそれがある。
また、上記両者とも、ロールが鎖車に掛けわ
たした無端搬送帯を用いているから、その駆動
構造が複雑である。
等の点に問題がある。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は、上記の問題点を解決する
ために、前後を開口した四角筒状の機筐1内に
は、外周上に多数の横突条6を並設した弾性筒7
をドラム8に嵌合し固定して成る大径の搬送ロー
ル5を軸架し、茶葉を挟持して引上げる一方の搬
送部を大径の搬送ロール5のみで構成し、その搬
送ロール5の前方には、外周上に多数の横突条2
0を並設した弾性の無端搬送帯21を、小径で回
転自在の上下ロール12,13に掛けわたして設
けると共に、その無端搬送帯21を搬送ロール5
と常に接触する状態で沿設してそれらの横突条2
0,6を互いに係合状態に保持させ、且つその搬
送ロール5と無端搬送帯21の係合下端部を該搬
送ロール5の最下端部近傍とし、機筐1の後方開
口に収葉袋37を取付けて搬送ロール5をその前
方の無端搬送帯21との係合部が上昇するように
駆動する。
(作用) 機械の前進に伴つて連続的に茶畝上面の新芽
が、順次搬送ロール5の横突条6付き弾性筒7と
弾性の横突条20付き無端搬送帯21との間に入
り込んでゆき、それらでジグザグ状に挟持して引
上げられ、葉柄の木化した部分との境附近の切れ
易いところから切れて摘採られ、その摘採つた茶
葉は搬送ロール5の弾性筒7と無端搬送帯21と
で挟持されたままそれらと一体的に上昇し搬送ロ
ール5の上端部から後方へ放出されて収葉袋37
内に収容される。
(実施例) 第1図乃至第5図に示すこの考案の一実施例に
ついてその構造を説明すれば、1は前後を開口し
た四角筒状の機筐で、両側壁2の上端部間を枠体
3により、下方中部間を底板4によりそれぞれ連
結して構成する。5は機筐1内の中間部に収納し
た大径の搬送ロールで、ゴム、軟質合成樹脂等よ
りなつて外周上に多数の三角状横突条6を並設し
た弾性筒7をドラム8に嵌合し固定して構成し、
該搬送ロール5を固着する回転軸9を機筐1の両
側壁2にそれぞれ取付けた歯車筐10と軸受11
に嵌着する。12,13は搬送ロール5の前方上
下に並架する小径のロールで、機筐1の両側壁2
の前部上下に装設した回転軸9を中心とする弧状
長孔14,15に挿通して両側ナツト16,17
により締付け固定した軸杆18,19にそれぞれ
回転自在に嵌着して上下ロール12,13にはゴ
ム、軟質合成樹脂等よりなつて外周上に多数の三
角状横突条20を並設した弾性の無端搬送帯21
を掛けわたす。22は機筐1の両側壁2の前端中
間部にそれぞれ中間部をピン23により回動可能
に取付けた左右の搬送帯張らし具で、その下端の
内側折曲片により無端搬送帯21の前方片中間部
を前方へ押圧して無端搬送帯21を適度に緊張さ
せると共に、その後方片を搬送ロール5の前方部
に沿わせてそれらの三角状横突条20,6を係合
させる。24,25は機筐1の底板4の前後上に
それぞれ連設したくし歯取付台および茶葉剥離片
で、それらの上縁を搬送ロール5の横突条6の先
端に接近させてくし歯取付台24には上下方向に
数個並ぶ調節ねじ孔26を左右方向に数列並設す
る。27はくし歯で、その基端台板28の通孔2
9に挿通するボルト30を適当調節ねじ孔26に
ねじ込んでくし歯27を取付ける。31は搬送ロ
ール5の上方にほぼそれに沿うように設けた円弧
状の案内板である。
32は歯車筐10の外側に同心に装着したモー
ターで、図示してないがモーター32の原動軸と
回転軸9とは歯車筐10内に収納した数段の遊星
歯車伝動機構によつて連繋する。33は機筐1の
一側外面の前部に固定した把杆、34は機筐1の
枠体3の後部に設けた把柄で、その手元部にスイ
ツチ35を附設し、図示してないが地上に載置し
た握手付きの手下げ式蓄電池あるいは発電機とモ
ーター32とをスイツチ35を介してコード36
により連結する。37は機筐1の後方開口に取付
けた収葉袋である。
次にその作用を説明する。スイツチ35を入れ
れば、コード36の電気回路が閉じてモーター3
2に通電するから、該モーター32の原動軸より
歯車筐10内の数段の遊星歯車伝動機構を介し回
転軸9に減速伝動されてその回転軸9に取付けた
搬送ロール5は第2図の矢印方向へゆるやかに回
転すると共に、その搬送ロール5の横突条6と横
突条20が係合する搬送帯21も第2図の矢印方
向へ同行回転する。
そこで、作業者が右手で収葉袋37の末端と一
緒に把柄34を把握し左手で把杆33を把持して
機械を携帯し、機筐1の底板4を茶畝上に載置し
て機械を前進操作すると、先ず茶畝上面の新芽中
にくし歯27が進入して該くし歯27の案内によ
り機械前方の新芽を均等に区分けし、次いでその
新芽は第2図に示すように搬送帯21の回転によ
り搬送ロール5と搬送帯21との間に導入されて
搬送ロール5と搬送帯21の横突条6,20で新
芽の上部をジグザグ状に押圧挟持する。従つて、
くし歯27の茶畝上面との接触によつても機械の
下降を防止しながら搬送ロール5と搬送帯21の
横突条6,20により新芽をジグザグ状で引上げ
てその引上げ力により新芽を葉柄の木化した部分
との境附近の切れ易いところから摘採り、摘採つ
た茶葉は搬送ロール5と搬送帯21とで挟持され
たままそれらと一体的に上昇し、搬送帯21の上
端において搬送ロール5と案内板31との間に入
つてその案内板31に沿い後方へ搬送されて案内
板31の後端から機筐1内に放出され、機筐1の
後方開口から収葉袋37内に落入して収容され
る。
その際、新芽の伸び具合に応じて任意にナツト
16,17を操作し軸杆18,19をそれぞれ長
孔14,15に沿わせて上昇または下降すれば、
搬送帯21が上下し搬送ロール5と搬送帯21の
横突条6,20の係合部が上昇または下降して新
芽の挟持位置を上下に調節し得る。
一方、ボルト30を操作してそのねじ込む調節
ねじ孔26を上下に変更すると、くし歯27の取
付位置を上下に調節することができる。
なお、上記の案内板31は必ずしも必要でな
く、この案内板31を設けなくても搬送ロール5
と搬送帯21とで挟持して上昇した茶葉は、搬送
帯21の上端において挟持を解かれた後は搬送ロ
ール5上に載つて後方へ搬送され、搬送ロール5
の後端から機筐1内に放出されて上記と同様に作
用する。
第6図および第7図に示すこの考案の他の実施
例は、機筐の底面を茶畝の円弧状上面に合うよう
に形成したもので、その構造を図面について説明
すれば、1′は底板4′を茶畝の円弧状上面に合う
大きな凹弧状に形成した機筐、5′は凹弧状底板
4′に沿う形状に形成した大径のつづみ形搬送ロ
ールで、外周上に多数の三角状横突条6′を並設
したつづみ形の弾性筒7′をつづみ形のドラム
8′に嵌合し固定して構成する。31′はつづみ形
搬送ロール5′の上方に、それに沿う形状になし
て設けた円弧状の案内板、38は下方ロール13
の直上において無端搬送帯21内に設けた押え金
で、搬送ロール5′に沿う後方への凸円弧状に形
成して図示してないが両側部を機筐1′の両側壁
2にロール12,13と同様に上下調節可能に取
付け、その押え金38の誘導により無端搬送帯2
1の後方片の下部をつづみ形搬送ロール5′に押
圧しそれらの横突条20,6′を係合させる。そ
の他の符号は第1図乃至第5図におけると同一部
分を示す。なお、図示してないが機筐1′の上面
には従来の2人用可搬型茶葉摘採機と同様に両側
部にコ形ハンドルをそれぞれ取付ける。
この構造のものにおいても、二人の作業者がそ
れぞれ機筐1′上の両側のハンドルを把持して機
械を携帯し、茶畝の両側に立つて機筐1′の底板
4′を茶畝の上面に合わせ、あるいは茶畝上面の
側方半部上に合わせ載置して進行し底板4′で茶
畝上面を撫でてゆくと、横突条6′付き搬送ロー
ル5′と横突条20付き搬送帯21とによつて上
記と同様に作用し、茶畝上面の新芽をその茶畝上
面の形状に沿つて一様に摘採ることができる。
この場合も、上下のロール12,13および押
え金38を上記実施例におけると同様に上下操作
すると、搬送ロール5′と搬送帯21とによる新
芽の挟持位置を上下に調節することができる。
なお、上記つづみ形ドラム8′に代えて円筒形
ドラムを使用し、外周をつづみ形に形成してその
外周上に多数の三角状横突条を並設した弾性筒を
上記円筒形ドラムに嵌合し固定してつづみ形搬送
ロールを構成しても上記と同様に作用する。
(考案の効果) この考案の茶葉摘採機は、下記のような顕著な
効果を有する。
(1) 互いに係合して回転する弾性の横突条付き搬
送ロールと横突条付き無端搬送帯とにより順次
茶畝上面の新芽をジグザグ状に屈曲させながら
挟持し引き上げて摘採るから、 (イ) 茶葉の摘採りを機械的に、しかも連続作業
で行い、従来の手摘みと同様に茶摘みして作
業能率を著しく向上する。
(ロ) 新芽を損傷することがない。
(ハ) 新芽を適確良好に挟持して引上げる。
(ニ) 新芽の引上げ摘採りによる反作用の機筐に
掛る下圧力は僅かで、機械を軽快自在に操作
して取扱い易い。
(2) 搬送ロールを大径に形成してその前方の無端
搬送帯は上下の小径ロールに掛けわたしたか
ら、 (イ) 搬送ロールが大径でも、新芽の挟持位置が
低くて新芽の摘採りを適切に行う。
(ロ) 搬送ロールと無端搬送帯の係合部が機筐底
面とほぼ直角方向の直線状に近くなり、新芽
をその葉柄方向へ引き上げて摘採ることがで
き、新芽は確実に葉柄の木化した部分との境
附近の切れ易いところから摘採られて摘採つ
た茶葉内に葉柄の木化した部分が混入するこ
となく、適確に茶葉の新芽のみを摘採つて茶
の品質が良好となる。
(ハ) 摘採つた茶葉は、大径搬送ロールに沿い移
送して後方へ放出し易い。
(3) 茶葉を挟持して引上げる一方の搬送部を大径
の搬送ロールのみで構成しているから、構造が
簡単で容易安価に製作でき、その作動は軽快円
滑である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る茶葉摘採機
の側面図、第2図は側断面図、第3図は平断面
図、第4図は正面図、第5図はそのくし歯取付部
の一部の分解斜面図、第6図はこの考案の他の実
施例に係る茶葉摘採機の平断面図、第7図は側断
面図である。 1……機筐、5……搬送ロール、6……横突
条、7……弾性筒、8……ドラム、12,13…
…小径ロール、20……横突条、21……無端搬
送帯、37……収葉袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後を開口した四角筒状の機筐内には、外周上
    に多数の横突条を並設した弾性筒をドラムに嵌合
    し固定して成る大径の搬送ロールを軸架し、その
    搬送ロールの前方には、外周上に多数の横突条を
    並設した弾性の無端搬送帯を、小径で回転自在の
    上下のロールに掛けわたして設けると共に、その
    無端搬送帯を搬送ロールと常に接触する状態で沿
    設してそれらの横突条を互いに係合状態に保持さ
    せ、且つその搬送ロールと無端搬送帯の係合下端
    部を該搬送ロールの最下端部近傍とし、上記機筐
    の後方開口に収葉袋を取付けて上記搬送ロールを
    その前方の無端搬送帯との係合部が上昇するよう
    に駆動する茶葉摘採機。
JP1985129728U 1985-08-24 1985-08-24 Expired JPS6140103Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985129728U JPS6140103Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

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JP1985129728U JPS6140103Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

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Publication Number Publication Date
JPS6150542U JPS6150542U (ja) 1986-04-04
JPS6140103Y2 true JPS6140103Y2 (ja) 1986-11-17

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ID=30688347

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JP1985129728U Expired JPS6140103Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218918Y2 (ja) * 1974-02-09 1977-04-28

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JPS6150542U (ja) 1986-04-04

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