JPS6140102Y2 - - Google Patents

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JPS6140102Y2
JPS6140102Y2 JP10000385U JP10000385U JPS6140102Y2 JP S6140102 Y2 JPS6140102 Y2 JP S6140102Y2 JP 10000385 U JP10000385 U JP 10000385U JP 10000385 U JP10000385 U JP 10000385U JP S6140102 Y2 JPS6140102 Y2 JP S6140102Y2
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JP
Japan
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cutting
blade plate
stem
blade
cut
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JP10000385U
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JPS6115935U (ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D45/00Harvesting of standing crops
    • A01D45/10Harvesting of standing crops of sugar cane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/465Cutting motion of tool has component in direction of moving work
    • Y10T83/4766Orbital motion of cutting blade
    • Y10T83/4795Rotary tool
    • Y10T83/483With cooperating rotary cutter or backup
    • Y10T83/4836With radial overlap of the cutting members

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、幹茎切断装置に、詳言すれば、唯
一のものではないにせよ、かような装置を結合す
る甘蔗幹茎または類似なもののための収穫機に関
する。
この明細書において使用される“甘蔗幹茎また
は類似なもの”なる用語は、甘蔗幹茎及び竹及び
ケナフの如き他の丈長の幹茎状作物を指す。この
考案はまた、植付作業中に幹茎を短かく切断する
例えば甘蔗及びカサバの裁培者にも使用され得
る。
(従来の技術) 甘蔗幹茎収穫機内における甘蔗幹茎を切片ある
いはピレツトに切断するための最も有効な装置
は、オーストラリヤ特許No.222308において開示さ
れた種類のものである。かような装置は、1対の
切断素子、及び切断素子を時期を規制した関係に
おいて相反回転せしめる駆動装置から成り、各切
断素子は少くとも1枚の刃板を有し、そして刃板
は切断素子が回転すると切断素子間を通過する甘
蔗幹茎を切断するように互いに協働するような位
置に置かれている。
しかしながら、かような幹茎切断装置を結合す
る甘蔗収穫機においては、刃板が幹茎切断のため
に協働する最接近位置において、その間隙が0.5
mmを越えないように刃板を維持することが必要で
ある。もし間隙がこれよりも大きいと屑と幹茎と
がきれいに切断されない。事実幹茎のあるものは
全然切離されないことがある。この結果はいわゆ
る“ソーゼージになる”ということで知られてい
る。
従つて従来刃板をできるだけ容易に調節しまた
は更新し得るための考慮が加えられた。しかしか
ような刃板の調節または更新には時間や費用がか
かり、石が多くて収穫物と共に収穫機内へ送込ま
れる石による刃板の損傷が避け得られない地域に
おいては特に顕著である。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点すなわち本
考案の目的は上記欠点に関して改良することであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案によれば、上記問題点を解決するため
の手段として、実用新案登録請求範囲第1項に規
定される甘蔗幹茎または類似のもののための収穫
機が提供される。この考案の他の特徴は、実用新
案登録請求の範囲第1項に従属する各項において
規定されている。
(実施例) 以下この考案の実施例を添付図面を参照して説
明する。
第1図において示される如く、甘蔗収穫機10
は操縦し得る前方支持輪12、駆動し得る後方支
持輪14、制御室16、後方装架発動機のための
ハウジング18、生えている甘蔗から頭部を除く
ための頭部切除装置20、甘蔗の幹茎を根から切
断する動作をなし得る根元切断装置22、切断さ
れた甘蔗を収穫機内へ送る動作をなし得る幹茎送
り装置24、及び該幹茎送り装置から全形の幹茎
を受取るように位置し各幹茎を長さ約40cmのピレ
ツトに切断する動作をなし得る幹茎切断装置26
から成る。
鎖及び羽根1次持上げコンベア28がその下端
29において幹茎切断装置26からピレツトを受
取るように置かれ、このピレツトを1次屑除去装
置30へ運ぶ。この装置は、コンベア28の上端
34から落下するピレツトの流れを通して空気を
吹抜けさせるフアン32から成つている。空気を
透過し自由に回転し得るローラ36が屑除去装置
36へ空気を進入させる。
可捻鎖及び羽板2次エレベータ38がピレツト
をコンベア28から受取りこれを2次屑除去装置
40へ運び、ここでピレツトが運搬車輌(図示さ
れていない)中へ落下するときの流れを通して空
気を吹抜けさせる。
第1図はまた駆動力を発動機から前方種々の収
穫物処理アセンブリへ伝える駆動ベルト42及び
44、放熱器ハウジング46とそれに伴なう収穫
機発動機からの冷却液冷却のためのフアン及び空
気清浄器48、及び前方輪12の中心ピン52の
ための高さ調節可能な1対の架の一つ50の位置
をも示している。
収穫機10の前方端に1対の横に間隔をおいた
収穫物引寄せ壁54が備えられており、これが咽
喉部を形成し、その各々は、螺旋羽58を着け上
端にあるハウジング内の液圧モータ60によつて
駆動されるテーパ付回転持上器56を乗せてい
る。
収穫物引寄せ壁54は根元切断装置22及び幹
茎送り装置24に先行する。駆動し得る横の送込
ローラ62が壁54の間に装着されており、一連
の半径方向の掻棒が着いている。半径方向掻棒と
曲つたフオークとの両方を有するこれよりも大き
な2次送込ローラ64が根元切断装置22の上に
装着されている。
根元切断装置22は突出した刃を有し対向して
回転し得る1対の円板から成り、その後に続い
て、すべての収穫物が通過する送路(図示されて
いない)内に置かれた、突合せ持上ローラ66が
と2対の間隔をおいた掻棒型送り及び掃除ローラ
68・70・72・74がある。ローラ72・7
4は全形の甘蔗幹茎を次に詳細に述べる甘蔗切断
装置へ直接送る。
第2図及び第3図に示す如く、甘蔗切断装置2
6は1対の間隔をおいた切断素子76・78から
成り、これはベルト44から複台クラツチ及びは
ずみ車80と歯車列(図示されていない)を経て
駆動される。歯車列は歯車箱82内に収められ、
そしてはずみ車80は軸84上にある横シヤフト
(図示されていない)から切断ドラム76及び7
8へ駆動を伝達して、これらを図において矢印で
示す如く反対の方向にそれぞれの隔離した横軸8
6及び88の周に回転させる。
切断素子76・78はそれぞれ送路(図示され
ていない)上に装着された端末軸受(図示されて
いない)に支承された中央シヤフト90・92を
有ている。各シヤフトはその長さの大部分に亘つ
て延びる中空部分94と、駆動伝達スプライン9
8が形成された中実端末部分96とを有する。
第2図においては若干の構造部分が説明のため
省略され、あるいは切取られている。さらにま
た、下方の切断素子78は断面で示されており断
面はシヤフトの中空部分94を示すためにシヤフ
ト92の端末から離れた位置において切断されて
いる。
歯車箱82はボルト100で保持された取外し
できる前面板99を有する。歯車箱の後方壁10
2には円形の穴104・106が形成されてお
り、切断素子76・78は2個の刃(後で説明す
る)を取除いてからこの穴を通過させることがで
きる。
穴104及び106は、各穴毎に軸受装着板
(図示されていない)を置く位置を提供し、この
板は切断素子シヤフト90及び92のそれぞれの
ための軸受を乗せている。軸受装着板は後方壁1
02の穴108を貫通するボルト(図示されてい
ない)によつてその位置へ固定される。
上方切断素子76のシヤフト90は、内側にス
プラインを付したハブ112を持つ割り駆動輪1
10を着けており、これはナツト114とそれに
螺合するボルト115とによつてシヤフト90の
スプライン98と駆動接合状態に保持される。環
状の大歯車116が8個のボルト117と螺合す
るナツト118とにより駆動輪110へ固定され
ている。ボルト117は駆動輪のみぞ穴119を
貫通しておりそれによつて切断ドラム76の大歯
車116に関する小量の角度調節が可能である。
その目的は後で説明する。大歯車116は切断ド
ラム76及び78への駆動列の一部を形成する駆
動入力遊び歯車(図示されていない)と噛合い、
そしてまたこれと同一の大きさで下方切断ドラム
78のシヤフト92上へ装着された大歯車(図示
されていない)とも噛合い、それによつて切断ド
ラム76・78は軸86・88の周に相反回転す
る。
各切断素子76及び78は、1対の外方へ張出
す刃板120・122及び124・126を持つ
ている。各対の刃板は各々それぞれの切断素子の
軸に平行に切断素子が置かれている送路(図示さ
れていない)の幅全体を横切つて延びる。
1対の外方へ張出すフランジ128及び130
が各シヤフト90及び92の対向側面上に成形さ
れている。このフランジは切断素子の全切断長に
亘つて延び、螺合したナツト134を有する一連
のねじ付きスタツド122を容れる穴があいてい
る。
各刃板120・122・124及び126は、
刃板の長さに沿つて延びる穴をあけた止め板13
6を通して作用するスタツド132によつて適所
に固定される。刃板はその後縁が各フランジ上に
形成された肩138へ接することによつて位置決
めされる。薄いパツキング板140が各刃板とそ
れのそれぞれのフランジ128との間に挾持され
ている。
布補強コンベヤベルト片の形をした1対の幹茎
送り及び案内部材142・144が各切断素子7
6及び78に装着されている。各案内部材は一連
のボルト146及びそれに螺合するナツト148
により、切断素子の回転方向に関しそれぞれの案
内部材の前縁及び後縁において、フランジ150
及び152へ止められる。フランジはスタツド1
32へ装着されている。使用の場合幹茎送り及び
案内部材は、切断素子間の甘蔗幹茎の送りを助
け、また甘蔗ピレツトの切断素子からの導き出し
及び切断素子の回転と共にピレツトが循環するこ
との防止を助ける。
刃板120・122・124及び126は互に
重なつて協働し合うように対をなして位置決めさ
れており、切断素子76及び78間を過ぎる甘蔗
幹茎を切断する。各刃板は、その取付け端から自
由端への方向を幅方向、幅方向に直角な方向を長
さ方向としたときに、それぞれが実質的に平行に
幅方向ならびに長さ方向に延びる第1及び第2の
対向側面154・156を持ち、また該第1の側
面156から所定の傾角で延びる第1の傾角切断
面158を持つている。この第1の傾角切断面1
58の長さは刃板の全長に亘つて軸86・88と
平行に延びている。
次に第3図を見ると、各第1の傾角切断面15
8の幅160は第1側面154から刃板厚み16
4の中心線162を越えて尖端縁166まで延び
ていることがわかる。すなわち、第1の傾角切断
面158は、第1と第2の側面154・156の
間で刃板に厚みの中心でそれら側面と平行な平面
を考えたときに、この平面を越えて先端縁166
まで延びている。さらに、刃板が第3図に示され
るような重なる切断関係位置にあると、一方の刃
板124の第2側面156が他方の刃板124の
第2側面156と重なりかつ面と面とが向き合つ
た関係にあることがわかる。
切断素子の各刃板には、さらに第2の傾角切断
面168が形成されている。第2の傾角切断面1
68は、第1と第2の側面154・156の間の
上記平面を横切ることなく刃板の尖端縁166ま
で延びている。
第3図の下方部分は図式的に切断素子の刃板が
共同して働く重なり関係位置に来るときの空間関
係を示す。重なる弧170及び172はそれぞれ
刃板122及び124の尖端166で描かれる経
路を表わしている。
第3図においては、刃板122の8つの位置が
記号A1,A2,A3,A4,A5,A8,A9
及びA10によつて示されている。刃板124の
これらの位置に相当する位置は、それぞれB1,
B2,B3,B4,B5,B8,B9、及びB1
0によつて示されている。これらの内5つの位置
における刃板間の隙間(刃板122の第2傾角切
断面168及び刃板124の第2側面156間の
隙間)が記号C1乃至C5によつて示されてい
る。切断素子の刃板のための好ましい寸法範囲は
以下に示す。
1 両刃板の第2側面156間の最短距離は、平
行な関係位置において(すなわち、切断素子7
6・78の回転軸86・88を結ぶ線176か
ら等しく離れているとき)、4乃至8mmの範囲
内にある。
2 刃板122・124(あるいは120・12
6)の尖端縁の縁の移動軌跡として描かれる弧
170・172の重なり178は、両切断素子
の回転軸86・88を結ぶ線176に沿つて測
つたとき1乃至3mmの範囲内にある。
3 少くとも一方の刃板の第2側面156と第2
傾角切断面168との間の内角“D”は135゜
乃至160゜の範囲内にあり、好ましくは150゜で
ある。
4 少くとも一方の刃板の第2傾角切断面168
の幅180は、その刃板の第1傾角切断面15
8の幅160の4分の1以下である。
5 少くとも一方の刃板の尖端縁166からその
刃板の第2側面156を含む平面への距離は、
該平面へ直角に測つて、0.13乃至2.54mmであ
る。
6 少くとも一方の刃板の第1傾角切断面158を
含む平面とその刃板の第2側面156を含む平
面との間の角は15゜乃至30゜好ましくは20゜で
ある。
使用の場合、刈取られた全形の甘蔗幹茎は根元
を先にして、切断素子あるいは切断ドラム76・
78の間へ掃除及び送りローラ68・74によつ
て送られる。切断素子が回転するとき、それの刃
板122・124及び120・126が対となつ
て協働し幹茎を約40cm長のピレツトに切断する。
ピレツトはそれら後方へ運ばれて、2組の屑除
去装置30及び40の作用を受けてからエレベー
タ38の項からトレーラ(図示されていない)中
へ落下させられる。
切断素子76・78の間へ送られてくる甘蔗幹
茎層の対向側へ刃板が切込を開始する位置は、層
の厚さに依存する。普通の収穫条件の下では、こ
の位置において刃板は第3図に示すA10/B1
0の位置よりかなり速く離れており、そして甘蔗
幹茎は刃板がA8/B8の位置に達する時にはほ
とんど完全に切断される。
以上の実施によつて得られるこの発明の利点
を、次に第4図、第5図及び第6図を用いて吟味
する。
第4図は刃板184・186が考案に従い背中
合せの関係になるように、すなわちその第2側面
188が重なり面と面で向合う関係に装着されて
いるところを示す。刃板の尖端縁190間の重な
りの量は、尖端縁の軌跡への接線である平行な破
線192・194によつて示されている。
第5図は、1対の刃板196・198が従来提
案された方法で、“傾角切断面と傾角切断面の対
向”の関係、すなわちその傾角切断面200が面
と面で対向する関係に装着されているところを示
す。刃板尖端202間の重なりの量は、尖端に触
れる平行破線204・206によつて示されてい
る。
明瞭に見られる如く、第5図の刃板関係位置で
は第4図のそれよりも遥かに少ない重なりが可能
であるに過ぎない。
次に第6図は、第5図の刃板196・198の
重なりを第4図にそれまで増加して尖端縁202
が線192・194に触れるようにする試みが示
されている。第6図においては尖端縁202が線
192・194の長さに沿い甚だしく遠く離れて
いることが明瞭である。このことは、刃板が切断
する甘蔗幹茎層の対向する側へ第5図のものより
もつと離れた位置において食込むことを意味す
る。
従つてこの発明は刃板を背中合せに配置するこ
とによつて、刃板の重なりをかなり増加して、し
かも刃板が対向する側面から幹茎へ食込む場所の
幹茎の長さに沿つての離隔を増加させないことを
可能ならしめる。
刃板の重なりの増加は刃板相互間の装着精度
を、第5図の刃板関係位置に比し著しく重要でな
いものにする。本考案は刃板間にその最も接近し
た位置において3mmまでの間隙があることを許し
しかもなお満足に甘蔗を切断するが、第5図の刃
板関係位置をもつてしては、屑を清潔に切断する
ためには0.5mmより大きくてはならない。
刃板の重なりの増加の結果はさらに、甘蔗切断
装置が石による破損及び一般的な磨耗に対し第5
図の刃板関係位置よりも敏感でないことである。
第5図における点線208は、通常でない程度に
磨耗しまた石により破損した後の刃板の先端を示
している。見られる如く、かような磨損後には刃
板の重なりは全く存在せずそして甘蔗及び屑の効
果的な切断は問題外となる。第4図から容易にわ
かる如く、本考案に従つて装着された刃板におけ
る磨耗は、甘蔗切断装置の切断有効度に対してほ
とんど影響を持たない。
刃板が幹茎の対向する側から切込む場所の幹茎
の長さに沿つての隔離を最小化することの重要性
は、甘蔗幹茎が二つの切口の間で縦に裂かれる事
実から生じ、そしてもちろん、その時の裂け目が
短いほど幹茎片の完全な切断の達成が容易であ
る。さらになお、縦に広く離隔した刃板では甘蔗
幹茎が刃板間で曲がり、それによつて幹茎の切断
が全然達成されないことがあり得る。
第7図は本考案のさらに他の実施例を示し、こ
れにおいては刃板210・212は“傾角切断面
と側面とが対向して”配置されている。すなわち
第7図に示される如く刃板が重つて切断関係位置
にあるとき、刃板210の第2側面214(前の
実施例と同じ用語による)が刃板212の第1側
面216と重なりかつ面と面で向合う関係にあ
る。
第7図の刃板配置は、第4図のものほどには好
ましくない。それは刃板210・212の尖端縁
218・220の線192・194の長さに沿つ
離隔が、第4図におけるよりも大きいからであ
る。しかしそれでも、第5図の在来配置における
よりも遥に大きな刃板の重なりが得られ、しかも
これが第6図におけるよりも遥に小さい刃板尖端
離隔をもつて得られる。さらになお第7図の刃板
配置は、切断される幹茎束に相対的な刃板の姿勢
を改善し、それにより第5図の刃板配置の場合よ
りもその長さに対しもつと直角に近く幹茎が切断
される。第7図において幹茎の流れは右から左で
あり、すなわち刃板は傾角切断面222・224
を収穫機の前進運動方向に向けている。
以上の実施例の改変であつてこの発明の範囲内
に入るものの中には、1つのあるいは各切断素子
上に1個あるいは3個あるいはそれ以上の刃板の
使用がある。さらにまた切断素子は時期を規制し
て異つた回転速度で回転されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、甘蔗収穫機の側面図を示し、幹茎切
断のための幹茎切断装置を含む若干の内部構造が
破線によつて示されている。第2図もまた、側面
図であるが、第1図の幹茎切断装置を大きな縮尺
で示しており、図解の目的上周囲構造の或る部分
は切取つてある。第3図は、図式的にかつさらに
大きな縮尺で、幹茎切断装置の2つの刃板の切断
位置へ近づくときの特定の位置関係を示してい
る。第4図乃至第7図は、やや図式的にこの考案
の2つの実施例とすでに提案された幹茎切断装置
との関係を図解している。第4図及び第7図はこ
の考案の実施例を示す。第5図はすでに提案され
た幹茎切断装置を示し、そして、第6図は、第5
図の装置を第4図に示された実施例と同じ長さの
刃板重なりを得るように改変したものを示す。 図中の記号の説明は次の通りである。10……
甘蔗収穫機、22……根元切断装置、24……幹
茎送り装置、26……幹茎切断装置、42……駆
動ベルト、44……駆動ベルト、76……切断素
子、78……切断素子、86……切断素子の軸、
88……切断素子の軸、120……刃板、122
……刃板、124……刃板、126……刃板、1
54……刃板の第1側面、156……刃板の第2
側面、158……刃板の第1傾角切断面、160
……158の幅、162……刃板厚の中心線、1
64……刃板厚、166……刃の尖端縁、184
……刃板、186……刃板、188……第2側
面、190……刃の尖端縁、194……刃の尖端
の軌跡への接線である平行線、210……刃板、
212……刃板、214……210の第2側面、
216……212の第1側面、218……210
の尖端縁、220……212の尖端縁、222…
…傾角切断面、224……傾角切断面、A1〜A
5・A8〜A10……刃板122の位置、B1〜
B5・B8〜B10……刃板124の位置、C1
〜C5……刃板間の間隙、D……第2側面及び第
2傾角縁の夾む内角。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 甘蔗幹茎をその根元から刈取る根元切断装置
    と、刈取つた甘蔗幹茎を収穫機内へ送る幹茎送
    り装置と、収穫機内に装着され前記幹茎送り装
    置から送られる全ての甘蔗幹茎を受取つて各幹
    茎を少なくとも2個の片に切断する幹茎切断装
    置と、切断した幹茎を幹茎切断装置から運び去
    る運搬装置と、前記根元切断装置、幹茎送り装
    置、幹切断装置、および運搬装置を駆動する駆
    動装置と、を備えた甘蔗収穫機において、前記
    幹茎切断装置は、 それぞれが平行な軸のまわりで回転するよう
    に収穫機上で回転可能に軸受けされた1対の切
    断素子と; 切断素子のそれぞれに少なくとも1枚ずつ取
    付けられた刃板であつて、それぞれ互いに重な
    り合い協働するように配置されて切断素子が回
    転するとき切断素子の間を通過する幹茎を切断
    するよう構成されており、各刃板は、その取付
    け端から自由端への方向を幅方向とし幅方向に
    直角な方向を長さ方向としたときにそれぞれ実
    質的に平行に幅方向および長さ方向に延びる第
    1と第2対向側面と、該第1と第2の対向側面
    の前記刃板取付け端と反対側の端から該第1と
    第2の対向側面に対してそれぞれ所定の角度を
    もつて前記自由端に向かつて延び前記自由端に
    おいて尖端縁で合する第1と第2の傾角切断面
    とを有し、前記尖端縁は、前記第1と第2の側
    面に実質的に平行にかつそれら側面の中央に位
    置する中央平面を考えたときに該中央平面と前
    記第2の側面を含む平面との間で前記長さ方向
    に延び、したがつて前記第1の傾角切断面が前
    記中央平面を横切つて前記尖端縁まで延びる
    が、前記第2の傾角切断面は中央平面を横切ら
    ないで該尖端縁まで延びていて、該第2の傾角
    切断面の前記第2の側面から前記尖端縁まで延
    びる幅は前記第1の傾角切断面の前記第1の側
    面から前記尖端縁まで延びる幅の4分の1を越
    えないように設定されている、前記刃板と; 各切断素子の刃板の前記尖端縁が、該刃板が
    取付けられる切断素子の回転の軸と平行に、か
    つ、該回転の軸から、両切断素子の回転の軸間
    距離の2分の1よりも大きい距離だけ隔てたと
    ころで位置決めされるとともに、両切断素子の
    回転中に一方の切断素子の刃板の第2の側面が
    他方の切断素子の刃板の第2の側面に隣接する
    位置へ移動するように各刃板を切断素子に取付
    けるクランプ装置と; 前記1対の切断素子を互いに逆方向に回転さ
    せ、一方の切断素子の刃板の第2の側面が他方
    の切断素子の刃板の第2の側面に平行に隣接す
    るとき、これら隣接する2つの刃板の間の距離
    を少なくとも4mmに維持するように刃板を保持
    するための幹茎切断装置調時駆動装置と; を備えたことを特徴とする甘蔗収穫機。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項の記載におい
    て、各刃板の前記尖端縁の移動軌跡である弧の
    重なり部分を両切断素子の回転の軸を結ぶ線に
    沿つて測つたとき1cm乃至3cmの範囲内にある
    ことを特徴とする甘蔗収穫機。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項の記載におい
    て、前記各刃板の第2側面と第2傾角切断面と
    の間の内角が、135゜乃至160゜の範囲内に設定
    され、好ましくは150゜に設定されることを特
    徴とする甘蔗収穫機。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項から第3項ま
    でのうちのいずれか一つの項の記載において、
    前記刃板のうちの少なくとも一方の刃板の前記
    第1傾角切断面を含む平面とこの刃板の第2側
    面を含む平面との間の角が15゜乃至30゜に設定
    されることを特徴とする甘蔗収穫機。
JP1985100003U 1975-07-12 1985-06-29 甘蔗収穫機 Granted JPS6115935U (ja)

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DE (1) DE2630621A1 (ja)
ES (1) ES449741A1 (ja)
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ZA763776B (en) 1978-02-22
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JPS6115935U (ja) 1986-01-30
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