JPS6140050B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6140050B2
JPS6140050B2 JP54020222A JP2022279A JPS6140050B2 JP S6140050 B2 JPS6140050 B2 JP S6140050B2 JP 54020222 A JP54020222 A JP 54020222A JP 2022279 A JP2022279 A JP 2022279A JP S6140050 B2 JPS6140050 B2 JP S6140050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transducer
doppler shift
frequency
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54020222A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55113974A (en
Inventor
Yoshichiro Yasuda
Yukio Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Ebara Densan Ltd
Original Assignee
Ebara Corp
Ebara Densan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp, Ebara Densan Ltd filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2022279A priority Critical patent/JPS55113974A/ja
Publication of JPS55113974A publication Critical patent/JPS55113974A/ja
Publication of JPS6140050B2 publication Critical patent/JPS6140050B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/24Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring the direct influence of the streaming fluid on the properties of a detecting acoustical wave
    • G01P5/241Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring the direct influence of the streaming fluid on the properties of a detecting acoustical wave by using reflection of acoustical waves, i.e. Doppler-effect
    • G01P5/242Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring the direct influence of the streaming fluid on the properties of a detecting acoustical wave by using reflection of acoustical waves, i.e. Doppler-effect involving continuous, e.g. modulated or unmodulated, waves

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発発明は、ドツプラーシフトを利用した超
音波流速流量計に関するものであり、特に、被測
定流体の低流速領域にける、流速、流量の測定感
度向上を図るとともに、乱流状態の被測定流体で
も雑音成分の影響を排除して、流速、流量の正確
な測定を可能とする超音波流速流量計に係わるも
のである。
従来の超音波流速流量計としては、例えば、第
1図に示すように、一組の送信用トランスジユー
サ2と受信用トランスジユーサ11とを、管路4
の管壁上に装着されたプラスチツクくさび3の傾
斜面に、隣接して配設したものがある。
いま、発振器1から周波数tを持つ送信信号
が、送信用トランスジユーサ2に供給されると、
該送信信号は、周波数tの超音波信号に変換さ
れて、超音波信号ビームとして送信される。この
超音波信号ビームは、プラスチツクくさび3を通
じて管路4の中心軸6に対して、鋭角αで斜交す
る軸7を有するビームに形成される。送信された
超音波信号ビームは、管路4の管壁付近を通過す
る固体粒子8に当り、その一部は反射して、その
反射波に対する受信指向性の中心軸が、送信用ト
ランスジユーサ2から送信される超音波信号ビー
ムの軸7と略々共通になるように配設さた受信用
トランスジユーサ11により受信される。受信さ
れた超音波信号は、固体粒子8の速度ベクトル
の、中心軸6に向う成分のベクトル軸7a(超音
波信号ビームの軸7と共通する)に沿つて、該成
分によるドツプラーシフト効果を受けるので、送
信された超音波信号の周波数tよりも低い周波
rを持つようになる。
受信用トランスジユーサ11によつて受信され
た反射波は、周波数rの電気信号に変換されて
ミキサ12に供給される。ミキサ12は、さら
に、発振器1から、送信信号としての、周波数
tの電気信号の供給を受けているので、両信号の
周波数trの周波数(tr)を持つ出力
信号を、低域通過フイルタ13に供給する。この
低域通過フイルタ13は、周波数trに比べ
てはるかに低い周波数(tr)の信号成分を
選択して、ドツプラーシフト周波数成分信号を出
力する。
そして、低域通過フイルタ13からのドツプラ
ーシフト周波数成分信号を、周波数弁別器14に
供給すると、該成分信号により表わされる差の周
波数(tr)に比例する出力電圧がドツプラ
ーシフト信号として得られる。
なお、図中15は周波数弁別器14に後続する
補正器であつて、被測定流体5の平均流速を表わ
す出力信号あるいは、被測定流体5の流量を表わ
す出力信号を得べく、該周波数弁別器144から
のドツプラーシフト信号を補正するためのもので
ある。
しかしながら、かかる超音波流速流量計では、
送信用及び受信用トランスジユーサ2,11が唯
一組であるので、送信用トランスジユーサ2から
送信される超音波信号ビームの周波数tと、受
信用トランスジユーサ11によつて受信される反
射波としての超音波信号の周波数rとの差の周
波数(tr)が利用でる唯一のドツプラーシ
フトであつた。
したがつて、被測定流体5の流速が小さくなる
と、差の周波数(tr)もまた小さくなり、
流速即ち流量を正確に測定することが困難になる
という欠点があつた。
さらに、超音波信号ビームを反射する固体粒子
8は、平均的には、管壁即ち中心軸6に平行に移
動するものであるが、直線的に乱れもなく移動す
るわけではなく、蛇行運動を伴うので、その蛇行
運動に起因する速度ベクトルの軸7a方向の成分
が、該固体粒子8から反射する超音波信号の周波
数領域における誤差要因となり、受信用トランス
ジユーサ11から出力される受信信号の周波数
は、rを中心にして変動する。したがつて、流
速即ち流量の測定値も変動することとなり、測定
値が多大の誤差を含むという欠点もあつた。
この発明は、上記従来技術に基づく、低流速領
域あるいは乱流状態における被測定流体の、正確
な流速、流量測定の困難性の問題点に鑑み、二組
の送信用及び受信用トランスジユーサを用いて、
各々の受信用トランスジユーサから得られる二つ
の受信信号の差を求めることによつて、上記欠点
を除去し、実質的にドツプラーシフトによる周波
数の偏移幅を倍増させるとともに、固体粒子の蛇
行運動等に起因する周波数領域における雑音成分
を相殺するようにした超音波流速流量計を提供せ
んとするものである。
上記目的に沿う第一の発明の構成は、管路の管
壁上に被測定流体を介して、二組の送信及び受信
用トランスジユーサを対向配置し、その一組の送
信及受信用トランスジユーサのうちの、第一の送
信用トランスジユーサを、該トランスジユーサか
ら送信される第一の超音波信号ビームの軸が、管
路の中心軸上流側に対して鋭角で斜交するような
姿勢で、該管路の管壁上に配設すると共に、該一
組のトランスジユーサのうちの、第一の受信用ト
ランスジユーサを、該トランスジユーサにより受
信される第一の反射波に対する受信指向性の中心
軸が、第一の超音波信号ビームの軸と略々共通に
なるような姿勢で、第一の送信用トランスジユー
サに隣接して配設し、一方、もう一組の送信及び
受信用トランスジユーサのうちの、第二の送信用
トランスジユーサを、該トランスジユーサから送
信され第二の超音波信号ビームの軸が、管路の中
心軸下流側に対して鋭角で斜交するような姿勢
で、管路の管壁上に配設すると共に、該もう一組
のトランスジユーサのうちの、第二の受信用トラ
ンスジユーサを、該トランスジユーサにより受信
される第二の反射波に対する受信指向性の中心軸
が、第二の超音波信号ビームの軸と略々共通にな
るような姿勢で、第二の送信用トランスジユーサ
に隣接して配設し、さらに、第一、第二の受信用
トランスジユーサからの第一、第二の受信信号の
各々に基づいて、第一、第二のドツプラーシフト
検出手段にて生成される第一、第二のドツプラー
シフト信号を、後続のドツプラーシフト信号減算
手段に供給して、両ドツプラーシフト信号の差を
表わす出力信号を得るようにしたことを要旨とす
るものである。
さらに、上記目的に沿う第二の発明の構成は、
上記第一の発明の構成中のそれと同様に構成され
た第一の送信及び受信用トランスジユーサと、第
二の送信及び受信用トランスジユーサとを含み、
第一、第二の受信用トランスジユーサからの、第
一、第二の受信信号を信号切換手段にて切換え
て、択一的に交互に唯一のドツプラーシフト検出
手段に供給し、該ドツプラーシフト検出手段から
択一的に交互に出力される第一、第二のドツプラ
ーシフト信号を、ドツプラーシフト信号記憶手段
に一旦記憶させてから、これを読み出し、そし
て、ドツプラーシフト信号減算手段にて、両ドツ
プラーシフト信号の差を算出するようにしたこと
を要旨とするものである。
次に、この発明の実施例を第2図〜第4図に基
づいて説明すれば以下の通りである。
第2図は第一の発明の一実施例をブロツク図で
示すものであり、第二の送信用トランスジユーサ
2′は、管路4の管壁上に固着されたプラスチツ
クくさび10の傾斜面上に、該トランスジユーサ
から送信される第二の超音波信号ビームの軸7′
が管路4の中心軸6下流側に対して鋭角αで斜交
するような姿勢で、配設される。一方、第二の受
信用トランスジユーサ11′は、該トランスジユ
ーサにより受信される第二の反射波に対する受信
指向性の中心軸が、第二の送信用トランスジユー
サ2′から送信される第二の超音波信号ビームの
軸7′と略々共通になるように、第二の送信用ト
ランスジユーサ2′に隣接して配設される。
一方、第一及び第二の送信用トランスジユーサ
2,2′には、発振器1が接続されており、この
発振器1には、ミキサ12,12′がそれぞれ接
続されている。そして、各ミキサ12,12′
は、それぞれ自動振幅調整器17,17′を有す
る増幅器16,16′に後続しており、各自動振
幅調整器17,17′は、それぞ第一及び第二の
受信用トランスジユーサ11,11′に後続して
いる。さらに、各ミキサ12,12′には、それ
ぞれ低域通過フイルタ13,13′が接続されて
おり、各低域通過フイルタ13,13′には、そ
れぞれ周波数弁別器14,14′が後続してい
る。また、各周波数弁別器14,14′には、差
動増幅器18が接続されており、この差動増幅器
18には、補正器15が後続している。
いま、第一の送信用トランスジユーサ2から送
信された周波数tの第一の超音波信号ビーム
は、固体粒子8に当つて反射し、その際に生ずる
第一の反射波が、第一の受信用トランスジユーサ
11によつて受信されて、第一の受信信号に変換
される。このとき、被測定流体5の速度ベクトル
の軸7a方向の成分が、中心軸6に向うような角
度に第一の超音波信号ビームの軸7が形成されて
いるので、固体粒子8の中心軸6方向の移動によ
るドツプラーシフトを伴つた第一の反射波の周波
rは、送信された第一の超音波信号の周波数
tよりも低くなる。
したがつて、第一の送信用トランスジユーサ2
から周波数tの正弦波を送信すると、第一の受
信用トランスジユーサ11からは第3図Aに示す
ように周波数rの正弦波信号が第一の受信信号
として得られる。
しかし、実際には、固体粒子8の蛇行運動に起
因する軸7方向の速度ベクトルの成分の影響を受
けて第一の受信用トランスジユーサ11によつて
受信される第一の反射波の周波数、即ち、第一の
受信用トランスジユーサ11が出力する第一の受
信信号の周波数はrを中心にしてΔNだけ変動
する。
増幅器16はこの受信信号を受けてこれを増幅
してその出力信号をミキサ12に供給する。この
とき、増幅器16は自動振幅調整器17によつて
出力信号の振幅が常に一定になるように、その利
得が調整されるので、増幅器16の出力信号は一
定の振幅に維持される。このように構成すると、
第一の送信用及び受信用トランスジユーサ2,1
1の装着状況若しくは被測定流体に含まれる固体
粒子8の性質などが変化しても、ミキサ12に供
給される周波数rの受信信号の振幅が一定値に
維持されるので、周波数弁別器14の入力信号の
振幅変化に起因する測定誤差を小さくすることが
できる。
さて、ミキサ12及び低域通過フイルタ13は
第1図を参照して説明した従来例の場合と同様に
作動し、第3図Bに示すような周波数t−(r
±ΔN)の低周波数信号を、第一のドツプラー
シフト周波数成分信号として周波数弁別器14に
供給する。周波数弁別器14は、該周波数成分信
号の周波数に応答して、第3図Cに示すような第
一のドツプラーシフト信号を出力する。
同図において、ΔEは第一の送信用及び受信用
トランスジユーサ2,11でもつて検出される固
体粒子8の中心軸方向の移動によるドツプラーシ
フト(tr)に対応して出力されるドツプラ
ーシフト信号であり、ΔEoは蛇行運動に起因す
る、固体粒子8の速度ベクトルの軸7方向の成分
に基づく周波数の変動分ΔNに対応して出力さ
れるドツプラーシフト信号中の脈流成分の実効値
である。
一方、第二の送信用及び受信用トランスジユー
サ2′,11′も第一の送信用及び受信用トランス
ジユーサ2,11と同様に作動して第二の受信用
トランスジユーサ11′は周波数r′の第二の受
信信号を出力する。
しかし、第二の送信用及び受信用トランスジユ
ーサ2′,11′では、被測定流体5の速度ベクト
ルの軸7a′方向の成分が中心軸6と反対の方向に
向うような角度に、第二の超音波信号ビームの軸
7′が形成されているので、固体粒子8″の移動に
よるドツプラーシフトを伴つた第二の反射波の周
波数r′は、送信された第一の超音波信号ビーム
の周波数、即ち、送信信号の周波数tよりも高
くなる。
したがつて、第二の受信用トランスジユーサ1
1′からは第2図Dに示すように周波数r′を中
心にして、ΔN′だけその周波数が変動する正弦
波信号が第二の受信信号として得られる。
この受信信号に応答して第二の増幅器16′、
自動振幅調整器17′、ミキサ12′、低域通過フ
イルタ13′及び周波数弁別器14′が第一の受信
用トランスジユーサ11からの第一の受信信号を
処理する場合と全く同様に作用して第二の周波数
弁別器14′には第3図Eに示すように周波数
r′±ΔN′−tの低周波信号が第二のドツプ
ラーシフト周波数成分信号として供給され、同図
Fに示すような第二のドツプラーシフト信号が得
られる。同図FにおいてΔE′は第二の送信用及
び受信用トランスジユーサ2′,11′で検出され
るドツプラーシフト(r′−t)に対応して出
力されるドツプラーシフト信号であり、ΔEN′は
固体粒子8″の蛇行運動に起因する周波数の変動
分ΔN′に対応して出力されるドツプラーシフト
信号中の脈流成分の実効値である。通常の管路を
均一の被測定流体が通過する場合には、流速分布
が中心軸6に対して対称となるので、ΔEとΔ
E′、また、ΔENとΔEN′の絶対値は相互にほぼ
等しい値となる。
次に、差動増幅器18は第一の周波数弁別器1
4から出力される第3図Cに示すような第一のド
ツプラーシフト信号と第二の周波数弁別器14′
から出力される同図Fに示すような第二のドツプ
ラーシフト信号とを受けて前者から後者を減ずる
ことによつて同図Gに示すような出力信号を補正
器15に供給する。即ち、第一及び第二の受信用
トランスジユーサ11,11′は固体粒子8,
8″の中心軸6方向の移動によつて、相互に逆方
向のドツプラーシフトを受けるような角度に配置
されているので、第3図CにおいてΔE、同図F
において−ΔE′に示すように固体粒子8,8″の
中心軸6方向の移動速度に対応する二つのドツプ
ラーシフト信号は相互に逆極性となり、移動速度
の変化に応じて相互に逆方向に変化する。したが
つて、両信号の差信号である出力信号は、第3図
Gに示すように、ΔE+ΔE′の電圧値となり、
第一の受信用トランスジユーサ11のみを使用す
る場合に比べてほぼ2倍の出力電圧を得ることが
できる。
一方、固体粒子8,8″の中心軸6に対称な蛇
行運動に関しては、第一及び第二の受信用トラン
スジユーサ11,11″が相互に同一方向のドツ
プラーシフトを受けるように配置されていて、し
かも、管路4を通過する被測定流体5の対向する
管壁付近に含まれる固体粒子8及び8″の蛇行運
動は中心軸6に対称な速度成分を多く持ち、互に
相関性があるので、例えば、第3図Cにおいてa
に示すように第一の周波数弁別器14からの第一
のドツプラーシフト信号の脈流成分が増加する
と、同図Fにおいてa′に示すように第二の周波数
弁別器14′からの第二のドツプラーシフト信号
も同じ方向に変化する確率が高い。
したがつて、第3図Gに示すような両信号の差
信号である出力信号に関しては、第一、第二のド
ツプラーシフト信号中の脈流成分ΔEN,ΔE
N′、即ち、固体粒子8,8″の蛇行運動に起因す
る周波数領域における二つの雑音成分が相殺され
る。
上記の作用を式で表わすと以下のようになる。
先ず、固体粒子8の中心軸6方向の速度ベクト
ルをV1、同じく、固体粒子8″のそれをV2とする
と、 V1=u1+Δu1 V2=u2−Δu2 ここにu1,u2はそれぞれ固体粒子8,8″の中
心軸6方向の平均流速のベクトルであり、Δu1
Δu2はそれぞれ固体粒子8,8″の蛇行運動によ
り生ずる速度変動分の中心軸6方向の成分のベク
トルである。
一方、ドツプラーシフトと被測定対象の速度と
の関係は以下の式で表わされることが知られてい
る。
Δ=tr=2V/Ccosα ここに Δ……ドツプラーシフト t……送信信号の周波数 r……受信信号の周波数 C……送受信信号の伝ぱん速度 V……被測定対象の速度 α……送受信信号の伝ぱん路の方向と被測定 対象の移動方向とのなす角度 したがつて、第2図における第一の送受信用ト
ランスジユーサ2,11によつて検出される第一
のドツプラーシフト周波数成分Δは Δt−(r〓ΔN) =2/C(u1+Δu1)cosα となり、同様に第二の送受信用トランスジユーサ
2′,11′によつて検出される第二のドツプラー
シフト周波数成分Δは Δ=(t′±ΔN′)−t =2/C(u2−Δu2)cosα となる。
そこで、差動増幅器18を用いて上記の両ドツ
プラーシフト周波数成分の差を求めると Δ−Δ ={(tr)+(tr′)} +(ΔN−ΔN′) =2/C(u1+u2)cosα +2/C(Δu1−Δ)cosα となる。上式において右辺第一項は平均流速に基
づくドツプラーシフトを表わし、同第二項は蛇行
運動に起因するドツプラーシフトを表わしてい
る。
したがつて、固体粒子8,8″が完全に軸対称
に蛇行するときは、上式において、 Δu1=Δu2 となるので、右辺第二項は0となり、周波数領域
での雑音成分が完全に相殺されることを示してい
る。
一方、固体粒子8,8″の中心軸6方向の平均
速度が等しいときは、上式において u1=u2 となるので、右辺第一項は4/Cu1cosαとなり、 中心軸6方向の平均流速に基づくドツプラーシフ
トが2倍になることを示している。
第4図は、第2の発明の一実施例をブロツク図
で示すものであり、第一及び第二の送信用トラン
スジユーサ2,2′に接続された発振器1には、
上記第1の発明の実施例におけるミキサ12のみ
が後続している。
このミキサ12にさらに後続する、低域通過フ
イルタ13及び周波数弁別器14は、上記第1の
発明の実施例と同様であるが、該周波数弁別器1
4には、アナログデイジタル変換器19が接続さ
れている。さらに、このアナログデイジタル変換
器19には、メモリ20が接続されており、この
メモリ20は、演算装置21に接続されている。
一方、第一及び第二の受信用トランスジユーサ
11,11′は、切換器23に接続されており、
この切換器23には、自動振幅調整器17を有す
る増幅器16が後続している。さらに、この切換
器23には、制御器22が接続されており、該制
御器22には、上記演算装置21が接続されてい
て、該演算装置21には、補正器15が後続して
いる。
いま、制御器22から制御信号を送り、切換器
23を操作して第一の受信用トランスジユーサ1
1からの第一の受信信号を増幅器16に供給する
と、前記第1の発明の実施例の場合と同様に作動
して周波数弁別器14から、第3図Cに示すよう
な第一のドツプラーシフト信号が得られる。アナ
ログデイジタル変換器19はこのドツプラーシフ
ト信号をデイジタル信号に変換してメモリ20に
供給する。
この処理が終了すると、制御器22は再度、制
御信号を送り、切換器23を操作して、今度は、
第二の受信用トランスジユーサ11′からの第二
の受信信号を増幅器16に供給する。前記同様に
周波数弁別器14は第3図Fに示すような第二の
ドツプラーシフト信号をアナログデイジタル変換
器19に供給し、アナログデイジタル変換器19
はそれをデイジタル信号に変換して、メモリ20
に記憶させる。この処理が終了すると、制御器2
2は演算装置21に指令を送り、メモリ20に記
憶された第一の受信用トランスジユーサ11から
の第一の受信信号に対応するデイジタル信号と第
二の受信用トランスジユーサ11′からの第二の
受信信号に対応するデイジタル信号とをメモリ2
0から読み出して前者から後者を減算する。この
ようにして、第3図Gに示すような出力信号に相
当するデイジタル信号がデイジタル演算処理によ
つて得られる。補正器15は、演算装置21から
デイジタル信号を受けて流速分布に基づく補正及
び流量表示のための系数補正をデイジタル信号の
処理によつて行う。
このような構成では、増幅器16、ミキサ1
2、周波数弁別器14を時分割で使用するので、
これらの構成要素の台数を半減させることができ
る。
なお、第1及び第2の発明の各実施例では、第
二の送信用トランスジユーサ2′からの第二の超
音波信号ビームの軸7′を第一の送信用トランス
ジユーサ2からの第一の超音波信号ビームの軸7
の延長線上に位置させているが、第二の送信用及
び受信用トランスジユーサ2′,11′をこのよう
な位置に装着しなければならないものではなく、
第一の超音波信号ビームの軸7が、管路4の中心
軸6上流側に対して鋭角で斜交するとき、第二の
超音波信号ビームの軸7′が、管路4の中心軸6
下流側に対して鋭角で斜交する関係にあれば足り
るので、例えば、中心軸6と直交する線上に被測
定流体5を隔てて第一の送信及び受信用トランス
ジユーサ2,11と、第二の送信及び受信用トラ
ンスジユーサ2′,11′とを対向させるように配
置してもよい。このようにすると固体粒子8,
8″が超音波信号ビームを反射する位置が中心軸
6に対して軸対称となるので、固体粒子8,8″
の蛇行運動による周波数変動をより完全に相殺す
ることができる。
また、第一の超音波信号ビームの軸7が中心軸
6と上流側と斜交する鋭角を、第二の超音波信号
ビームの軸7′が中心軸6下流側を斜交する鋭角
に等しく選定しているが、これらの鋭角は、相互
に相違していてもよい。このように構成した場合
でも差動増幅器18の各入力信号に対する利得を
調整することによつて固体粒子8,8″の蛇行に
起因するドツプラーシフト信号中の脈流成分を十
分に相殺することができるとともに固体粒子8,
8″の中心軸6方向の移動によるドツプラーシフ
トに対応するドツプラーシフト信号をほぼ2倍に
保つことができる。
以上のように第1の発明によれば、管路4の管
壁上の被測定流体5を介して二組の送信及び受信
用トランスジユーサを対向配置し、その一組の送
信及受信用トランスジユーサのうちの、第一の送
信用トランスジユーサ2を、該トランスジユーサ
から送信される第一の超音波信号ビームの軸7が
管路4の中心軸6上流側に対して鋭角で斜交する
ような姿勢で、該管路の管壁上に配設すると共
に、該一組のトランスジユーサのうちの、第一の
受信用トランスジユーサ11を、該トランスジユ
ーサにより受信される第一の反射波に対する受信
指向性の中心軸が、第一の超音波信号ビームの軸
7と略々共通になるような姿勢で、第一の送信用
トランスジユーサ2に隣接して配設する構成と
し、一方、もう一組の送信及び受信用トランスジ
ユーサのうちの、第二の送信用トランスジユーサ
2′を、該トランジスジユーサから送信される第
二の超音波信号ビームの軸7′が管路4の中心軸
6下流側に対して鋭角で斜交するような姿勢で、
該管路の管壁上に配設すると共に、該もう一組の
トランスジユーサのうちの、第二の受信用トラン
スジユーサ11′を、該トランスジユーサにより
受信される第二の反射波に対する受信指向性の中
心軸が、第二の超音波信号ビームの軸7′と略々
共通になるような姿勢で、第二の送信用トランス
ジユーサ2′に隣接して配設する構成とし、更
に、第一、第二の受信用トランスジユーサ11,
11′からの第一、第二の受信信号の各々に基づ
いて、第一、第二のドツプラーシフト検出手段1
2,13,14,12′,13′,14′にて生成
される第一,第二のドツプラーシフト信号を後続
のドツプラーシフト信号減算手段18に供給し
て、両ドツプラーシフト信号の差を表わす出力信
号を得るように構成したことにより、被測定流体
5の、中心軸6方向の流速ベクトル成分に関して
は、第一、第二の超音波信号ビームの各軸7,
7′上に、互いに同一方向成分として分配される
ことから、第一、第二のドツプラーシフト信号の
差を表わす出力信号は、略々倍増し、一方、被測
定流体5の、中心軸6に直交し、かつ、該軸6に
対して対称方向の流速ベクトル成分、換言すれ
ば、管路内を進行する流体について通常的に発生
する蛇行運動に起因する管路の中心軸に対称方向
の、流体の動揺に関しては、各軸7,7′上に、
互いに逆方向の流速ベクトル成分として、即ち、
被測定流体5の中心軸6方向の流速ベクトル成分
の、該各軸7,7′上に分配される二つの成分の
うち、一方の成分に対しては同方向となり、他の
一方の成分に対しては逆方向となる流速ベクトル
成分として、該各軸7,7′上に分配されること
から、第一、第二のドツプラーシフト信号の差を
表わす出力信号は相当に抑制され、これにより、
S/N比を大幅に改善し、もつて、低流速領域で
の測定範囲を拡大することができるばかりか、被
測定流体が蛇行運動を伴つていても、その流速、
流量を正確に測定できるという優れた効果があ
る。
そして、より詳細には、ドツプラーシフト信号
中の脈流成分の相殺に際しては、被測定流体5
の、中心軸6に直交し、かつ、該軸6に対して対
称方向の流速ベクトル成分を、第一、第二の超音
波信号ビームの軸7,7′上に、互いに逆方向の
ベクトル成分として分配し、該逆方向の二つの流
速ベクトル成分を、該軸7,7′の各反対端に対
向配置された第一、第二の受信用トランスジユー
サ11,11′にて、互いに同一方向に変化する
第一、第二のドツプラーシフト信号として、検出
して、両ドツプラーシフト信号に減算処理を施す
ことにより、これを相殺することから、例えば、
山本の米国特許第3555899号明細書に開示されて
いる従来装置のような、管路の中心軸に対して、
鋭角θと鈍角(180゜−θ)にて斜交する各伝ぱ
ん路を有する二組のトランスジユーサから得られ
る二つのシングアラウンド信号に加算処理を施す
ことにより、管路の中心軸に直交し、かつ、同一
方向の流速ベクトル成分、換言すれば、二つの伝
ぱん路の各々を被測定流体が横切る際、管路の中
心軸に対して同一方向に傾斜した流線に沿つて、
該二つの伝ぱん路を横切ることに起因して発生す
る流速ベクトルの、該二つの伝ぱん路方向のベク
トル成分を相殺するものとは相違して、管路を通
過する流体の流速、流量の測定に際して、圧到的
多数の事例にて遭遇する、管路の中心軸に直交
し、かつ、該軸に対称方向の流速ベクトル成分を
多く含有する流体の蛇行運動に起因する誤差を相
殺し、これにより、種々の条件下での、多くの測
定事例にて、高精度の測定を可能にするという効
果がある。
更に、第2の発明によれば、前記第1の発明の
構成中のそれと同様に構成された第一の送信及び
受信用トランスジユーサ2,11と、第二の送信
及び受信用トランスジユーサ2′,11′とを含
み、第一、第二の受信用トランスジユーサ11,
11′からの第一、第二の受信信号を信号切換手
段23にて、切換えて、択一的に交互に、唯一の
ドツプラーシフト検出手段12,13,14に対
して供給し、該ドツプラーシフト検出手段から択
一的に交互に出力される第一、第二のドツプラー
シフト信号をドツプラーシフト信号記憶手段20
に、一旦、記憶させてから、これを読み出して、
ドツプラーシフト信号減算手段21にて、両ドツ
プラーシフト信号の差を算出するように構成した
ことにより、前記第1の発明の効果に加えて、第
一、第二の受信信号からの第一、第二のドツプラ
ーシフト信号の検出に際して、唯一のドツプラー
シフト検出手段12,13,14を時分割で共用
できるので、回路構成が簡潔になるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前のドツプラーシフトを利用した超
音波流速流量計の構成を示すブロツク図である。
第2図は第1の発明の一実施例であるドツプラー
シフトを利用した超音波流速流量計の構成を示す
ブロツク図である。第3図は第2図に示す構成の
主要部の波形を示す。第4図は第2の発明の一実
施例の構成を示すブロツク図である。 1……発振器、2,2′……送信用トランスジ
ユーサ、3,10……プラスチツクくさび、4…
…管路、5……被測定流体、6……管路の中心
軸、7……超音波信号ビームの軸、8,8′,
8″……固体粒子、11,11′……受信用トラン
スジユーサ、12,12′……ミキサ、13,1
3′……低域通過フイルタ、14,14′……周波
数弁別器、15……補正器、16,16′……増
幅器、17,17′……自動振幅調整器、18…
…差動増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信信号としての、特定周波数の電気信号を
    発生させて、送信用トランスジユーサ2に対して
    供給する信号発振手段1と、 信号発振手段1からの送信信号を超音波信号に
    変換して、管路4内の被測定流体5中に第一の超
    音波信号ビームとして送信する第一の送信用トラ
    ンスジユーサ2と、 被測定流体5中に存在する固体粒子8からの、
    該第一の超音波信号ビームの第一の反射波を受信
    し、第一の受信信号としての電気信号に変換して
    出力する第一の受信用トランスジユーサ11と、 信号発振手段1からの送信信号の周波数と第一
    の受信用トランスジユーサ11からの第一の受信
    信号の周波数と第一の差の周波数を検出して、該
    周波数を表わす第一のドツプラーシフト信号を出
    力する第一のドツプラーシフト検出手段12,1
    3,14とを含み、 上記第一の送信用トランスジユーサ2は、該ト
    ランスジユーサから送信される第一の超音波信号
    ビームの軸7が管路4の中心軸6上流側に対して
    鋭角で斜交するように、管路4の管壁上に配設さ
    れ、 上記第一の受信用トランスジユーサ11は、該
    トランスジユーサにより受信される第一の反射波
    に対する指向性の中心軸が、第一の送信用トラン
    スジユーサ2から送信される第一の超音波信号ビ
    ームの軸7と略々共通になるように、第一の送信
    用トランスジユーサ2に隣接して配設された超音
    波流速流量計において、 信号発振手段1からの送信信号を超音波信号に
    変換して、管路4内の被測定流体5中に第二の超
    音波信号ビームとして送信する第二の送信用トラ
    ンスジユーサ2′と、 被測定流体5中に存在する固体粒子8からの、
    該第二の超音波信号ビームの第二の反射波を受信
    し、第二の受信信号としての電気信号に変換して
    出力する第二の受信用トランスジユーサ11′
    と、 信号発振手段1からの送信信号の周波数と第二
    の受信用トランスジユーサ11′からの第二の受
    信信号の周波数との第二の差の周波数を検出し
    て、該周波数を表わす第二のドツプラーシフト信
    号を出力する第二のドツプラーシフト検出手段1
    2′,13′,14′と、 第一のドツプラーシフト検出手段12,13,
    14からの第一のドツプラーシフト信号と第二の
    ドツプラーシフト検出手段12′,13′,14′
    からの第二のドツプラーシフト信号との差を算出
    するドツプラーシフト信号減算手段18とを付設
    して成り、 上記第二の送信用トランスジユーサ2′は、該
    トランスジユーサから送信される第二の超音波信
    号ビームの軸7′が管路4の中心軸6下流側に対
    して鋭角で斜交するように、管路4の管路上に配
    設され、 上記第二の受信用トランスジユーサ11′は、
    該トランスジユーサにより受信される第二の反射
    波に対する指向性の中心軸が、第二の送信用トラ
    ンスジユーサ2′から送信される第二の超音波信
    号ビームの軸7′と略々共通になるように、第二
    の送信用トランスジユーサ2′に隣接して配設さ
    れたことを特徴とする超音波流速流量計。 2 送信信号としての、特定周波数の電気信号を
    発生させて、送信用トランスジユーサ2に対して
    供給する信号発振手段1と、 信号発振手段1からの送信信号を超音波信号に
    変換して、管路4内の被測定流体5中に第一の超
    音波信号ビームとして送信する第一の送信用トラ
    ンスジユーサ2と、 被測定流体5中に存在する固体粒子8からの、
    該第一の超音波信号ビームの第一の反射波を受信
    し、第一の受信信号としての電気信号に変換して
    出力する第一の受信用トランスジユーサ11とを
    含み、 上記第一の送信用トランスジユーサ2は、該ト
    ランスジユーサから送信される第一の超音波信号
    ビームの軸7が管路4の中心軸6上流側に対して
    鋭角で斜交するように、管路4の管壁上に配設さ
    れ、 上記第一の受信用トランスジユーサ11は、該
    トランスジユーサにより受信される第一の反射波
    に対する指向性の中心軸が、第一の送信用トラン
    スジユーサ2から送信される第一の超音波信号ビ
    ームの軸7と略々共通になるように、第一の送信
    用トランスジユーサ2に隣接して配設され、更
    に、 信号発振手段1からの送信信号を超音波信号に
    変換して、管路4内の被測定流体5中に第二の超
    音波信号ビームとして送信する第二の送信用トラ
    ンスジユーサ2′と、 被測定流体5中に存在する固体粒子8からの、
    該第二の超音波信号ビームの第二の反射波を受信
    し、第二の受信信号としての電気信号に変換して
    出力する第二の受信用トランスジユーサ11′と
    を含み、 上記第二の送信用トランスジユーサ2′は、該
    トランスジユーサから送信される第二の超音波信
    号ビームの軸7′が管路4の中心軸6下流側に対
    して鋭角で斜交するように、管路4の管壁上に配
    設され、 上記第二の受信用トランスジユーサ11′は、
    該トランスジユーサにより受信される第二の反射
    波に対する指向性の中心軸が第二の送信用トラン
    スジユーサ2′から送信される第二の超音波信号
    ビームの軸7′と略々共通になるように、第二の
    送信用トランスジユーサ2′に隣接して配設され
    た超音波流速流量計において、 ドツプラーシフト検出手段12,13,14に
    対して、第一、第二の受信用トランスジユーサ1
    1,11′からの第一、第二の受信信号を択一的
    に交互に供給する信号切換手段23と、 信号発振手段1からの送信信号と、信号切換手
    段23からの第一、第二の受信信号のいずれか一
    方とに応答して、該送信信号の周波数と該第一の
    受信信号の周波数との第一の差の周波数、又は、
    該送信信号の周波数と該第二の受信信号の周波数
    との第二の差の周波数を択一的に検出して、該第
    一、第二の周波数の各々を表わす第一、第二のド
    ツプラーシフト信号を択一的に交互に出力するド
    ツプラーシフト検出手段12,13,14と、 ドツプラーシフト検出手段12,13,14か
    ら択一的に交互に出力される第一、第二のドツプ
    ラーシフト信号を記憶するドツプラーシフト信号
    記憶手段20と、 ドツプラーシフト検出手段12,13,14、
    又は、ドツプラーシフト信号記憶手段20からの
    第一のドツプラーシフト信号と、ドツプラーシフ
    ト検出手段12,,13,14、又は、ドツプラ
    ーシフト信号記憶手段20からの第二のドツプラ
    ーシフト信号との差を算出するドツプラーシフト
    信号減算手段21とを付設したことを特徴とする
    超音波流速流量計。
JP2022279A 1979-02-24 1979-02-24 Ultrasonic current and flow meter utilizing doppler's shift Granted JPS55113974A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022279A JPS55113974A (en) 1979-02-24 1979-02-24 Ultrasonic current and flow meter utilizing doppler's shift

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022279A JPS55113974A (en) 1979-02-24 1979-02-24 Ultrasonic current and flow meter utilizing doppler's shift

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59271496A Division JPS617417A (ja) 1984-12-22 1984-12-22 ドツプラ−シフトを利用した超音波流速流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55113974A JPS55113974A (en) 1980-09-02
JPS6140050B2 true JPS6140050B2 (ja) 1986-09-06

Family

ID=12021130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022279A Granted JPS55113974A (en) 1979-02-24 1979-02-24 Ultrasonic current and flow meter utilizing doppler's shift

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55113974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226904A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Water Resources Environment Technology Center 音響式懸濁物質濃度測定装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018005B2 (ja) * 1979-12-16 1985-05-08 株式会社荏原製作所 透過形測定モ−ドと反射形測定モ−ドとを自動切換可能な超音波流速流量計
JPS57147013A (en) * 1981-03-06 1982-09-10 Hitachi Ltd Ultrasonic doppler flow meter
DE4118810C2 (de) * 1991-06-07 1993-11-18 Wagner Louise Vorrichtung zur Messung kleiner Partikel in einem in einem Meßrohr strömenden Medium
ATE135825T1 (de) * 1991-06-07 1996-04-15 Wagner Louise Vorrichtung zur messung kleiner flüssigkeits- und partikelströme
JP4334899B2 (ja) 2003-02-25 2009-09-30 大塚電子株式会社 電気泳動速度測定装置
CN110850415A (zh) * 2019-11-26 2020-02-28 自然资源部第一海洋研究所 一种利用船载多普勒海流计寻找微塑料的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226904A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Water Resources Environment Technology Center 音響式懸濁物質濃度測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55113974A (en) 1980-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0268314B1 (en) Device for determining the flow velocity of a medium in a cylindrical pipe
US7437948B2 (en) Ultrasonic flowmeter and ultrasonic flow rate measurement method
JPS62169073A (ja) 超音波ドップラー診断装置
CN107076602B (zh) 用于外夹式超声波流量测量的方法和布置系统以及用于控制外夹式超声波流量测量的电路布置系统
US4011753A (en) Method and device for measuring the flow velocity of media by means of ultrasound
US5583301A (en) Ultrasound air velocity detector for HVAC ducts and method therefor
US3648225A (en) Digital sonar doppler navigator
JPS6140050B2 (ja)
CA2557099A1 (en) Doppler type ultrasonic flow meter
JPH0447770B2 (ja)
RU2396518C2 (ru) Способ и устройство акустического измерения расхода газа
JP3469405B2 (ja) 温度計測装置
JP3653829B2 (ja) 流速計
JPH09189589A (ja) 流量計測装置
JPS6040916A (ja) 超音波流速・流量計の温度変化誤差の補正法
JPS58811Y2 (ja) 超音波流量計
JP2001183200A (ja) 流量計及び流量測定方法
JPH0324607B2 (ja)
Jackson et al. A three-path ultrasonic flowmeter for small-diameter pipelines
JPH01134213A (ja) 流量計
JPH0561571B2 (ja)
JP3503578B2 (ja) 流量計測装置
JPH0447768B2 (ja)
JPS6342757B2 (ja)
JPH09292270A (ja) 超音波測定装置