JPS6139251Y2 - - Google Patents

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JPS6139251Y2
JPS6139251Y2 JP18131081U JP18131081U JPS6139251Y2 JP S6139251 Y2 JPS6139251 Y2 JP S6139251Y2 JP 18131081 U JP18131081 U JP 18131081U JP 18131081 U JP18131081 U JP 18131081U JP S6139251 Y2 JPS6139251 Y2 JP S6139251Y2
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JP
Japan
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desiccant
chamber
solar heat
container
blower
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JP18131081U
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English (en)
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JPS5885194U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は太陽熱利用乾燥装置に関する。
この考案の目的は、太陽熱および乾燥剤を有効
に利用して物を乾燥することができる乾燥装置を
提供することにある。
以下この考案を実施例を示す図面を参照して説
明する。
第1図〜第4図はこの考案の第1実施例を示
し、この太陽熱利用乾燥装置は、乾燥室1内に配
置された2個の乾燥剤入り容器2と、乾燥室1の
屋根3の上に配置された太陽熱集熱器4と、室1
内に配置された送風機5と、室1外に配置された
送風機6とを備えている。
第2図および第3図に詳細に示されているよう
に、各乾燥剤入り容器2は縦長の密閉筒形をな
し、その内部の上下両端部を除く部分に、底板7
を備えた縦長のアルミニウム製蜂の巣構造体8が
嵌め入れられている。蜂の巣構造体8の隔壁9お
よび底板7に多数の通気孔10があけられてお
り、構造体8の内部には、シリカゲル、ゼオライ
トなどの乾燥剤11が詰められている。乾燥剤入
り容器2の上端部には吸気口12が設けられ、同
下端部には排気口13が設けられている。
第4図に詳細に示されているように、太陽熱集
熱器4の本体14は、上面が開口した浅い箱形を
なし、傾斜状の屋根3の上に固定されている。本
体14の傾斜状底壁15内面の上下両端部を除く
部分に波形鉄板16が固着され、空気通路17を
形成する波形鉄板16の凹凸条は底壁15の傾斜
方向に伸びている。波形鉄板16の表面に、平ら
なアルミニウム箔18が本体底壁15と平行に固
着され、さらにこの箔18の表面に太陽熱選択吸
収膜19が形成されている。本体周壁20の上端
部間に、太陽熱選択吸収膜19の表面を覆う透明
表板21が取付けられている。集熱器本体14の
下端部には吸気口22が設けられ、同上端部には
排気口23が設けられている。
乾燥室1内の送風機5は室1内の空気を乾燥剤
入り容器2を通して室1内に送り出すためのもの
であり、この送風機5の吐出し管24は乾燥剤入
り容器2の吸気口12に着脱自在に接続される。
また、室1内には、一端が乾燥剤入り容器2の排
気口13に着脱自在に接続されるとともに他端が
室1内に開口した送風管25が設けられている。
乾燥室1の外の送風機6は、室1外の空気を集
熱器4および乾燥剤入り容器2を通して室1外に
排出するためのものであり、この送風機6の吐出
し管26は集熱器4の吸気口22に接続されてい
る。また、乾燥室1には、一端が集熱器4の排気
口23に接続されるとともに他端が乾燥剤入り容
器2の吸気口12に着脱自在に接続される移送管
27、および一端が乾燥剤入り容器2の排気口1
3に着脱自在に接続されるとともに他端が室1外
に開口した排気管28が設けられている。
アルミニウム箔の表面に太陽熱選択吸収膜を形
成する方法としては、たとえば、まず箔の表面を
陽極酸化処理して多孔酸化皮膜を形成し、次に金
属塩含有電解液中で処理して酸化皮膜の孔内に金
属を折出させることにより黒色の太陽熱選択吸収
膜を得る方法が適当である。
透明表明21としては、透明ガラス板が一般的
であるが、アクリル樹脂などの透明合成樹脂も使
用可能である。この透明表板21は、太陽熱選択
吸収膜19を保護しその耐久性を増すためのもの
であるが、必ずしも必要ではない。また、太陽熱
選択吸収膜19の表面に耐久性向上のためシリコ
ン、フツ素樹脂などが塗装されてもよい。
乾燥室1内に入れられた物を上記の乾燥装置で
長時間連続して乾燥する場合、2個の乾燥剤入り
容器2を所定時間おきに交替させながら繰返し使
用し、一方の容器2を使用して物の乾燥を行なつ
ている間に、物の乾燥に使用した他方の容器2内
の乾燥剤11の除湿を行なう。
乾燥室1内の物の乾燥は、乾燥剤入り容器2の
吸気口12に室1内の送風機5の吐出し管24を
接続するとともに、同排気口13に送風管25を
接続し、送風機5を運転して室1内の空気を乾燥
剤入り容器2を通して循環させることにより行な
う。送風機5で連続的に容器2内に送り込まれる
空気は、蜂の巣構造体8内の乾燥剤11の間を通
る間に、乾燥剤11の水分吸着作用および吸着発
熱反応によつて乾燥、加熱され、このようにして
乾燥した高温の空気が送風管25を通つて連続的
に室1内に送り出され、室1内の物を乾燥する。
乾燥剤11は使用中に空気中の水分を吸収し、性
能が低下するが、次のように除湿を行なうことに
より再び使用することができる。
乾燥剤11の除湿は、乾燥剤入り容器2の吸気
口12に移送管27を接続するとともに、同排気
口13に排気管28を接続し、太陽熱集熱器4お
よび室1外の送風機6を使用して行なう。乾燥室
1外部からの太陽光線は透明表板21を通過して
太陽熱選択吸収膜19に当たり、その結果、太陽
熱が吸収膜19に効率良く吸収されて空気通路1
7内に放射される。一方、送風機6により集熱器
4に送り込まれる室1外の空気は、空気通路17
を通る間に、吸収膜19から放射される太陽熱に
よつて加熱され、移送管27を通つて連続的に乾
燥剤入り容器2に送り込まれる。このようにして
容器2に送り込まれる高温の空気は、蜂の巣構造
体8内の乾燥剤11の間を通る間に、乾燥剤11
を加熱して除湿し、排気管28を通つて室1外に
排出される。このようにして除湿された乾燥剤1
1は、再び室1内の物を乾燥するために使用する
ことができる。
物の乾燥を行なわない場合には、両方の容器2
の乾燥剤を上記のように除湿して、雨天または次
の使用に備えておくことができる。
第1実施例によれば、乾燥剤11が蜂の巣構造
体8に入れられているので、その密度を一定に保
つことができる。また、蜂の巣構造体8が熱伝導
の良いアルミニウム製であり、かつその隔壁9お
よび底板7に多数の通気孔10が設けられている
ので、乾燥剤11に対する熱伝導性および通気性
が向上し、乾燥剤11による空気の乾燥、加熱お
よび高温の空気による乾燥剤11の除湿を効率良
く行なうことができる。
第1実施例では、物の乾燥に使用した容器2と
乾燥剤11の除湿が終わつた容器2とを取替える
ときに、送風機吐出し管24、送風管25、移送
管27および排気管28の取外し、取付けを行な
う。しかしながら、各管24,25,27,28
の一端部を分岐させて両方の容器2に共通に接続
しておき、これらの分岐部に設けられた切換弁の
操作によつて容器2の交替を行なうことも可能で
ある。
第5図および第6図はこの考案の第2実施例を
示し、この太陽熱利用乾燥装置は、屋根3上に桁
行方向に並べて配置された2個の乾燥剤入り容器
兼用太陽熱集熱器30と、乾燥室1外に配置され
た2台の送風機31とを備え、各送風機31の吐
出し管32が各集熱器30の吸気口22にそれぞ
れ接続されている。
各集熱器30は乾燥剤入り容器を兼ねており、
上下両端に蓋33が取付けられた波形鉄板34の
空気通路35内に乾燥剤11が詰められ、波形鉄
板34および上下の蓋33に多数の通気孔36が
あけられている。集熱器本体14上端部の排気口
23には、乾燥室1に配置された送風管37の一
端が接続され、この送風管37の他端は室1内に
開口している。また、集熱器本体14の上端部に
設けられた他の排気口38に、室1外に開口した
排気管39が接続されている。そして、送風管3
7と排気管39とがいずれか一方に切替えて使用
されるようになつている。
各送風機31には、室1内に開口した吸込み管
40および室1外に開口した吸込み管41が設け
られ、これらがいずれか一方に切替えて使用され
るようになつている。
他は第1実施例の場合と同様であり、同一のも
のには同一の符号を付している。
乾燥室1内に入れられた物を乾燥する場合、送
風機31により、室1内の空気を吸込み管40、
吐出し管32、集熱器30および送風管37を通
して循環させる。送風機31で連続的に集熱器3
0内に送り込まれる室1内の空気は、乾燥剤11
の間を通る間に、乾燥剤11の水分吸着作用およ
び吸着発熱反応ならびに太陽熱選択吸収膜19か
ら放射される太陽熱によつて乾燥、加熱され、高
温の乾燥空気が送風管37から連続的に室1内に
送り出されて物を乾燥する。
集熱器30内の乾燥剤11の除湿を行なう場
合、送風機31により、吸込み管41から室1外
の空気を吸込み、吐出し管32、集熱器30およ
び排気管39を通して室1外に排出する。送風機
31で集熱器30内に送り込まれる室1外の空気
は、空気通路35を通る間に、吸収膜19から放
射される太陽熱によつて加熱され、乾燥剤11を
加熱して除湿し、排気管39を通つて室1外に排
出される。
この実施例の場合にも、第1実施例の場合と同
様、2個の集熱器30を交互に使用することによ
り物を長時間連続して乾燥することができる。ま
た、両方の集熱器30の乾燥剤11を同時に除湿
することもできるし、両方の集熱器30を同時に
使用して物を乾燥することもできる。
以上のように、この考案の乾燥装置によれば、
乾燥室内に入れられた物を乾燥剤を使用して乾燥
することができ、太陽熱集熱器を使用して水分を
吸収した乾燥剤の除湿を行なうことにより、これ
を繰返し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の第1実施例を示
し、第1図は乾燥室の垂直断面図、第2図は乾燥
剤入り容器の垂直断面図、第3図は第2図−
線の拡大断面図、第4図は第1図−線の拡大
断面図、第5図および第6図はこの考案の第2実
施例を示し、第5図は第1図相当の図面、第6図
は第5図−線の拡大断面図である。 1……乾燥室、2……乾燥剤入り容器、4……
太陽熱集熱器、5,6,31……送風機、17,
35……空気通路、19……太陽熱選択吸収膜、
30……乾燥剤入り容器兼用太陽熱集熱器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥室1内または室1外に配置された乾燥剤入
    り容器2と、室1外に配置され、かつ内部に空気
    通路17,35が設けられるとともに表面に太陽
    熱吸収膜19が設けられた太陽熱集熱器4,30
    と、室1内の空気を乾燥剤入り容器2を通して室
    1内に送り出す送風機5,31と、室1外の空気
    を集熱器4,30および乾燥剤入り容器2を通し
    て室1外に排出する送風機6,31とを備えてい
    る太陽熱利用乾燥装置。
JP18131081U 1981-12-04 1981-12-04 太陽熱利用乾燥装置 Granted JPS5885194U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18131081U JPS5885194U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 太陽熱利用乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18131081U JPS5885194U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 太陽熱利用乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5885194U JPS5885194U (ja) 1983-06-09
JPS6139251Y2 true JPS6139251Y2 (ja) 1986-11-11

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ID=29978673

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JP18131081U Granted JPS5885194U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 太陽熱利用乾燥装置

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JPS5885194U (ja) 1983-06-09

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