JPS6139241Y2 - - Google Patents

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JPS6139241Y2
JPS6139241Y2 JP1981019917U JP1991781U JPS6139241Y2 JP S6139241 Y2 JPS6139241 Y2 JP S6139241Y2 JP 1981019917 U JP1981019917 U JP 1981019917U JP 1991781 U JP1991781 U JP 1991781U JP S6139241 Y2 JPS6139241 Y2 JP S6139241Y2
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JP
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bathtub
direct
fired
furnace
wall
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JP1981019917U
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JPS57132135U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、炉上に対する載置形態を改良した直
焚式の鋳鉄ホーロー浴槽に関する。
〔従来の技術〕
炉上に載置される直焚浴槽としてこれまで使用
されているものは、その裏面が配水勾配を付けた
平坦面に成形されており、通常の浴槽における脚
に相当する部分がない。
第5図は、このような直焚浴槽の一例を示す。
直焚浴槽1は、炉4の炉壁3に載置される。この
とき、直焚浴槽1の底面と炉壁3の上面との間に
間隙が生じ、直焚浴槽1の据え付け安定性が劣る
ものとなる。そこで、この間隙にレンガの破片7
等を詰め込み、その据え付け安定性を改善してい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 このように、従来の直焚浴槽1を炉壁3に載置
する際には、レンガの破片7等の介在物を直焚浴
槽1の底面2と炉壁3上面との間に詰め込む必要
がある。また、直焚浴槽1を載置する際のレベル
検出が困難であり、据付け作業が煩雑なものとな
つていた。そして、据え付けられた浴槽自体も、
安定性に欠けるものであつた。
また、該浴槽は、脚に相当する部分がないため
に、その製造に際しては、特殊な焼き台を別途用
意する必要があり、その分手間がかかるものとな
つていた。そして、窯内の所定位置にこの浴槽を
正確に保持するためには、浴槽を高い精度で製造
することが必要とされるので、生産性も劣るもの
となつていた。
そこで、脚付きの通常の浴槽を、この直焚式の
浴槽に転用することが考えられる。第5図の一点
鎖線は、この脚付き浴槽を炉壁3に載置した場合
における脚の位置を示す。この場合には、第5図
に示したように浴槽の脚8が炉内に位置すること
になるので、前述した問題に対する基本的な解決
策とはならない。却つて、浴槽の底面内域に脚が
あることから、生産時において突上げによる変形
やクラツク等が生じ易い。このような理由から、
脚付きの通常の浴槽を直焚式の浴槽に転用するこ
とは現実的でない。
また、実開昭51−49236号公報においては、脚
の付いている直焚浴槽が示されているが、これは
浴槽の底壁に脚を単に付けたに留まる。そのた
め、この直焚浴槽を普通に炉壁上部に据え付けよ
うとすると、底壁と熱源との間の距離が脚を付け
た分だけ遠ざかる。その結果、炉内から浴槽に伝
わる熱量が少なくなり、熱効率が低下する。
本考案は、このような従来の直焚浴槽における
問題点を解消すべく、所定位置への据え付けを容
易に行うことができ、しかも炉内の熱を効率良く
浴槽に伝えることができる鋳鉄ホーロー浴槽を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の直焚式の鋳鉄ホーロー浴槽は、その目
的を達成するため、炉壁の上面に対向する浴槽底
面の外側部であつて、浴槽本体外壁の延長線に接
近した位置に複数の突出部を設け、該突出部の下
端が前記浴槽底面により作られる傾斜面の頂点と
同一の平面に位置し、且つ前記平面に下方から接
するように排水用溝を前記浴槽底面に設けたこと
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例により、本考案の特
徴を具体的に説明する。
第1図は本実施例の鋳鉄ホーロー浴槽を示す底
面図であり、第2図は第1図−線断面図であ
る。また、第3図は、該鋳鉄ホーロー浴槽の要部
を示す。
直焚浴槽1は、鋳鉄製の本体にホーロー仕上げ
がされているものである。この直焚浴槽1の底面
2には、炉4の炉壁3に載置される複数の突出部
5が立設されている。これら突出部5が設けられ
る位置は、直焚浴槽1外壁の延長線a(第2図参
照)に可能な限り近接するように、底面2の外域
としている。これにより、直焚浴槽1を炉壁3上
面に据え付けたときの安定性が向上する。
また、突出部5の下端は、直焚浴槽1の底面2
が作る傾斜面の頂点と同一の平面bにあるように
設定されている。なお、本件明細書でいう傾斜面
とは、直焚浴槽1の中央部に設けられている排水
用溝6を除いた底面2で作られる面を意味する。
これにより、突出部5があるにも拘らず、炉4の
内部に対する直焚浴槽1の底面2の位置関係に変
動がない。すなわち、底面2を熱源に近接配置す
ることができるので、炉内から直焚浴槽1に伝わ
る熱量が低下することがない。
また、第2図に示すように平面b上に突出部5
の下端及び底面2の傾斜面の頂点が位置し、排水
用溝6が平面bに下方から接する状態となつてい
る。したがつて、排水用溝6に接続され、直焚浴
槽1内の水を排出するための排水管(図示せず)
が設けられる位置は、平面b上になる。
つまり、浴槽の上縁から突出部5の下端までの
高さと該上縁と排水溝6の芯までの高さが略同一
となつており、突出部5の下端までの高さを測れ
ば排水管の接続高さが自ずと判り、排水管の位置
の墨出し、接続作業が容易になる。
この直焚浴槽1は、第2図で示したように突出
部5を炉壁3上に置いた状態で据え付けられてい
る。この突出部5の形状としては、第1〜3図に
示したポイント状に限るものではなく、第4図に
示したような長い突起とすることもできる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の直焚式鋳鉄ホ
ーロー浴槽においては、浴槽底面の外側部に突出
部を設け、その突出部の下端を浴槽底面が作る傾
斜面の頂点と同一平面にあるように突出部の長さ
を定めている。これにより、炉壁に対して直焚浴
槽を安定して載置することが容易になり、またそ
の載置位置も予め定められた個所になる。したが
つて、この直焚浴槽の排水用溝に接続される排水
管の取付け位置が平面b上の一定個所となり、設
計仕様通りの作業が容易に行なわれる。更に、直
焚浴槽の底面を炉内から遠ざけることがないの
で、炉内から直焚浴槽に伝わる熱量も低下せず、
炉内の熱が浴槽内の水を加熱することに効率良く
使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の直焚式鋳鉄ホーロー浴
槽を示す底面図であり、第2図は第1図−断
面図、第3図は該直焚式鋳鉄ホーロー浴槽の要部
を示し、第4図は他の実施例における直焚浴槽の
突出部を示す。また、第5図は、従来の直焚浴槽
を炉壁に据え付けた状態を示す。 1……直焚浴槽、2……底面、3……炉壁、4
……炉、5……突出部、6……排水用溝、a……
延長線、b……平面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉壁の上面に対向する浴槽底面の外側部であつ
    て、浴槽本体外壁の延長線に接近した位置に複数
    の突出部を設け、該突出部の下端が前記浴槽底面
    により作られる傾斜面の頂点と同一の平面に位置
    し、且つ前記平面に下方から接するように排水用
    溝を前記浴槽底面に設けたことを特徴とする直焚
    式の鋳鉄ホーロー浴槽。
JP1981019917U 1981-02-13 1981-02-13 Expired JPS6139241Y2 (ja)

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JPS57132135U JPS57132135U (ja) 1982-08-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149236B2 (ja) * 1971-09-16 1976-12-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149236U (ja) * 1974-10-09 1976-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149236B2 (ja) * 1971-09-16 1976-12-25

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JPS57132135U (ja) 1982-08-17

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