JPS6139231A - 磁気デイスク媒体試験用遠心機 - Google Patents
磁気デイスク媒体試験用遠心機Info
- Publication number
- JPS6139231A JPS6139231A JP15982984A JP15982984A JPS6139231A JP S6139231 A JPS6139231 A JP S6139231A JP 15982984 A JP15982984 A JP 15982984A JP 15982984 A JP15982984 A JP 15982984A JP S6139231 A JPS6139231 A JP S6139231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disc
- magnetic disk
- case
- temperature
- disc medium
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
本発明は磁気記録用磁気ディスク媒体の表面に塗布した
潤滑油の遠心力による飛散特性を測定する磁気ディスク
媒体試−用遠心機に関する。
潤滑油の遠心力による飛散特性を測定する磁気ディスク
媒体試−用遠心機に関する。
（従来技術）
一般に、磁気ディスク装置は、ランダムアクセス性がす
ぐれておシ、記憶容量を大きく出来、ビット当りの価格
が比較的安゛いことから電子計算機の外部記憶装置とし
て多用されている。この記録媒体としては、磁性粉（γ
−Ｆｅ、０１）をバインダに分散しアルミニウム円板に
塗布したいわゆフ・□塗布型媒体や、アルミニウム円板
上にＮｉ−Ｃｏ−磁性薄膜をめっきした薄膜媒体が使用
される。これら磁気ディスク媒体は、通常回転停止時に
は磁気へラドと接触しておル２回転起動とともに空気流
により浮上するいわゆるコンタクトスタートスドッグ（
ＣＳＳ）方式によって使用される。このＣ８Ｓ時におけ
る損傷軽減のために、一般に磁気ディスク媒体表面に薄
く潤滑油を塗布することが行われている。この潤滑油は
、液体であるため磁気ディスク媒体が磁気ディスク装置
内で長時間にわたって回転され続けた場合、その遠心力
によシディスり板の内周側から外周側に移動し、また磁
気ディスク媒体の外周端部から飛散することが予想され
る。通常のディスク装置内で磁気ディスク媒体の置かれ
る条件は、３６００回転毎分最大４５℃程度であるが、
この条件において５年以上の長期にわたって試験を行な
って所定の潤滑油膜厚を保証することはきわめて効率が
悪いことである。
ぐれておシ、記憶容量を大きく出来、ビット当りの価格
が比較的安゛いことから電子計算機の外部記憶装置とし
て多用されている。この記録媒体としては、磁性粉（γ
−Ｆｅ、０１）をバインダに分散しアルミニウム円板に
塗布したいわゆフ・□塗布型媒体や、アルミニウム円板
上にＮｉ−Ｃｏ−磁性薄膜をめっきした薄膜媒体が使用
される。これら磁気ディスク媒体は、通常回転停止時に
は磁気へラドと接触しておル２回転起動とともに空気流
により浮上するいわゆるコンタクトスタートスドッグ（
ＣＳＳ）方式によって使用される。このＣ８Ｓ時におけ
る損傷軽減のために、一般に磁気ディスク媒体表面に薄
く潤滑油を塗布することが行われている。この潤滑油は
、液体であるため磁気ディスク媒体が磁気ディスク装置
内で長時間にわたって回転され続けた場合、その遠心力
によシディスり板の内周側から外周側に移動し、また磁
気ディスク媒体の外周端部から飛散することが予想され
る。通常のディスク装置内で磁気ディスク媒体の置かれ
る条件は、３６００回転毎分最大４５℃程度であるが、
この条件において５年以上の長期にわたって試験を行な
って所定の潤滑油膜厚を保証することはきわめて効率が
悪いことである。
（発明の目的）
本発明の目的は、このような問題を解決するため、磁気
ディスク媒体上に塗布された潤滑油の遠心力による移動
および飛散現象を短時間に効果的に実験評価し得る磁気
ディスク媒体試験用遠心機を提供することにある。
ディスク媒体上に塗布された潤滑油の遠心力による移動
および飛散現象を短時間に効果的に実験評価し得る磁気
ディスク媒体試験用遠心機を提供することにある。
（発明の構成）
本発明の磁気ディスク媒体試験用遠心機は、複数の試験
すべき磁気ディスク媒体を回転軸に直交して保持する磁
気ディスク保持部と、この磁気ディスク保持部の回転軸
を毎分４８００回転以上で高速回転させる駆動モータと
、この駆動モータの回転軸を介して前記磁気ディスク保
持部を包む容器部と、この容器部内を２００℃まで昇温
できる温度調節器と、前記容器部内を所定のクリーン環
境に保持するようにこの容器部の壁部に設けられたエア
フィルタとを含み構成される。
すべき磁気ディスク媒体を回転軸に直交して保持する磁
気ディスク保持部と、この磁気ディスク保持部の回転軸
を毎分４８００回転以上で高速回転させる駆動モータと
、この駆動モータの回転軸を介して前記磁気ディスク保
持部を包む容器部と、この容器部内を２００℃まで昇温
できる温度調節器と、前記容器部内を所定のクリーン環
境に保持するようにこの容器部の壁部に設けられたエア
フィルタとを含み構成される。
（実施例）
次に本発明の実施例について図面によシ詳細に説明する
。
。
第１図は本発明の一実施例の断面図である。図において
、１は毎分１５０００回転（ＲＰＭ）まで回転可能なり
Ｃモータでスピンドル２を介して磁気ディスク媒体保持
部３に保持された磁気ディスク媒体４を高速に回転駆動
する。この磁気ディスク５を包む容器１０内は２００℃
まで可能な温度調節器５が設けられ、この容器１０内の
サーモセンサと連動し、容器内温度を設定値に対して２
％以内の誤差でコントロール可能としたものである。
、１は毎分１５０００回転（ＲＰＭ）まで回転可能なり
Ｃモータでスピンドル２を介して磁気ディスク媒体保持
部３に保持された磁気ディスク媒体４を高速に回転駆動
する。この磁気ディスク５を包む容器１０内は２００℃
まで可能な温度調節器５が設けられ、この容器１０内の
サーモセンサと連動し、容器内温度を設定値に対して２
％以内の誤差でコントロール可能としたものである。
一方、エアフィルタ６．７は容器１０内の塵埃環境をり
２ス１００以内に保つため用意されたものであル、吸気
フィルタ６と排気用フィルタ７とがある。
２ス１００以内に保つため用意されたものであル、吸気
フィルタ６と排気用フィルタ７とがある。
第２図は本実施例に用いられる潤滑油の粘度の温度特性
図の一例を示している。温度を５０℃から１５０℃に上
げると粘度（りは５０℃の約８％まで減少する。すなわ
ち、温度を上げることによシ潤滑油は流動し易くなシ、
潤滑油の移動量が加速されることが判る。また、この潤
滑油を回転させたとき、その回転数ωに関しては遠心力
γω２に比例して潤滑油が移動し易くなる。
図の一例を示している。温度を５０℃から１５０℃に上
げると粘度（りは５０℃の約８％まで減少する。すなわ
ち、温度を上げることによシ潤滑油は流動し易くなシ、
潤滑油の移動量が加速されることが判る。また、この潤
滑油を回転させたとき、その回転数ωに関しては遠心力
γω２に比例して潤滑油が移動し易くなる。
磁気ディスク表面における潤滑油の流速を零とし、潤滑
油をニー−トン流体と仮定して時間ｔと潤滑油膜厚（ｈ
）の関係を求めると、文献によれば次式のようになる。
油をニー−トン流体と仮定して時間ｔと潤滑油膜厚（ｈ
）の関係を求めると、文献によれば次式のようになる。
ここで、ｈは時間ｔにおける潤滑油膜厚、ｈｏは初期膜
厚、ρは密度、ωは回転角速度、ダは粘度である。
厚、ρは密度、ωは回転角速度、ダは粘度である。
第３図にはこの式の計算例および実測値を示すグラフで
ある。この例は、温度１５０℃回転数７２０ＯＲＰＭで
加速した場合の計算値開と、通常使用時５０℃３６００
ＲＰＭ計算値向と比較したものであるが、約５０倍の加
速係数が得られる仁とが解る。
ある。この例は、温度１５０℃回転数７２０ＯＲＰＭで
加速した場合の計算値開と、通常使用時５０℃３６００
ＲＰＭ計算値向と比較したものであるが、約５０倍の加
速係数が得られる仁とが解る。
すなわち、通常の使用条件では５年間かかる試験がこの
ような条件では約４０日で試験が可能となることを意味
している。
ような条件では約４０日で試験が可能となることを意味
している。
この計算式の妥浩性を実証するため、外径１７８ｍ１ｎ
の塗布型磁気ディスク媒体に潤滑油としてパーフルオロ
ポリエチルオイルを約５０Ｘ（オングストローム）の厚
さに均一にディップ法により塗布した。この磁砥ディス
ク媒体を３６００ＲＰＭ５０した。更に、同一製造条件
の磁気ディスク媒体を７２０ＯＲＰＭ、１５０℃の条件
で１４４Ｈ，６００連続回計算値では７２００ＲＰＭ、
１５０℃条件は３６００ＲＰＭ５０°Ｃ条件に比べ５０
倍の加速係数を有し、実測値では約８０倍の加速係数が
得られた。
の塗布型磁気ディスク媒体に潤滑油としてパーフルオロ
ポリエチルオイルを約５０Ｘ（オングストローム）の厚
さに均一にディップ法により塗布した。この磁砥ディス
ク媒体を３６００ＲＰＭ５０した。更に、同一製造条件
の磁気ディスク媒体を７２０ＯＲＰＭ、１５０℃の条件
で１４４Ｈ，６００連続回計算値では７２００ＲＰＭ、
１５０℃条件は３６００ＲＰＭ５０°Ｃ条件に比べ５０
倍の加速係数を有し、実測値では約８０倍の加速係数が
得られた。
本実測例から、容易にスピンドル回転数を４８００ＰＬ
ＰＭよル大きくした場合の効果、および容器内温度を上
げ潤滑油の粘度を下げた場合の効果がわかる。
ＰＭよル大きくした場合の効果、および容器内温度を上
げ潤滑油の粘度を下げた場合の効果がわかる。
（発明の効果）
本発明は、以上説明したように、潤滑剤の回転による減
少を高速回転および高温駆動によル、加速することがで
きるので、効率よく磁気ディスクなどの評価試験を出来
るという効果がある。
少を高速回転および高温駆動によル、加速することがで
きるので、効率よく磁気ディスクなどの評価試験を出来
るという効果がある。
第１図は本発明の一実施例の側断面図、第２図は本実施
例に用いる潤滑油の粘度の温度特性図、第３図は回転時
間と相対的潤滑油膜厚との計算値と実測値とを示すグラ
フである。図において１・・・・・・ＤＣモータ、２・
・・・・・スピンドル、３・・・・・・磁気ディスク媒
体保持部、４・・・・・・磁気ディスク媒体、５・・・
・・・温度調節器、６・・・・・・吸入側フィルタ、７
・・・・・・排気側フィルタ、１０・・・・・・容器、
Ａ、Ｂ・・・・・・計算値、Ｃ，Ｄ・・・・・・実測値
茅 ／Ｔｌ！Ｊ Ｏｊθ ｌθθ ｈ汐７３！ＪＩ
（”Ｃ） 竿 、’ＷＪ
例に用いる潤滑油の粘度の温度特性図、第３図は回転時
間と相対的潤滑油膜厚との計算値と実測値とを示すグラ
フである。図において１・・・・・・ＤＣモータ、２・
・・・・・スピンドル、３・・・・・・磁気ディスク媒
体保持部、４・・・・・・磁気ディスク媒体、５・・・
・・・温度調節器、６・・・・・・吸入側フィルタ、７
・・・・・・排気側フィルタ、１０・・・・・・容器、
Ａ、Ｂ・・・・・・計算値、Ｃ，Ｄ・・・・・・実測値
茅 ／Ｔｌ！Ｊ Ｏｊθ ｌθθ ｈ汐７３！ＪＩ
（”Ｃ） 竿 、’ＷＪ
Claims (1)
- 複数の試験すべき磁気ディスク媒体を回転軸に直交して
保持する磁気ディスク保持部と、この磁気ディスク保持
部の回転軸を毎分４８００回転以上で高速回転させる駆
動モータと、この駆動モータの回転軸を介して前記磁気
ディスク保持部を包む容器部と、この容器部内を２００
℃まで昇温できる温度調節器と、前記容器部内を所定の
クリーン環境に保持するようにこの容器部の壁部に設け
られたエアフィルタとを含む磁気ディスク媒体試験用遠
心機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15982984A JPS6139231A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 磁気デイスク媒体試験用遠心機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15982984A JPS6139231A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 磁気デイスク媒体試験用遠心機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6139231A true JPS6139231A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=15702158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15982984A Pending JPS6139231A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 磁気デイスク媒体試験用遠心機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6139231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231852U (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-28 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15982984A patent/JPS6139231A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231852U (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-28 |
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