JPS6139153Y2 - - Google Patents

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JPS6139153Y2
JPS6139153Y2 JP11412079U JP11412079U JPS6139153Y2 JP S6139153 Y2 JPS6139153 Y2 JP S6139153Y2 JP 11412079 U JP11412079 U JP 11412079U JP 11412079 U JP11412079 U JP 11412079U JP S6139153 Y2 JPS6139153 Y2 JP S6139153Y2
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JP
Japan
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valve
holding member
valve body
operation shaft
shaft
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JP11412079U
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JPS5632175U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弁装置に係り、弁本体に対する各部の
組付けを全てねじ嵌合により行なうことができ、
しかもメタルコンタクトによるシールを用いるこ
とによりシール構造を良好に簡略化した弁装置を
提供することを目的とする。
例えば原子力設備等で用いられる弁装置は、放
射能汚染された流体を扱うため、漏洩のないこ
と、定期的なシール交換が可能であること等が要
求される。特にシール構造については作業者の被
爆環境下での作業時間をできるだけ短縮するた
め、迅速なシール交換が可能な構造が要求され
る。
しかるに、例えば第1図に示した従来の弁装置
1は、弁本体2と弁軸保持部材3との間にガスケ
ツト4を介在させ、止めねじ5を用いて弁軸保持
部材3の弁本体2に固定し、一方弁軸6の摺動部
分からの漏れを防ぐグランドパツキン7を、パツ
キン押え8を固定ボルト9でとめて固定する構成
とされている。このため、弁本体2に対する各部
の組付けが非常に面倒であり、ガスケツト4を交
換する場合にはほかに設けられた止め弁をいつた
ん完全に閉弁して流れを止めたのち、止めねじ5
を外して弁軸保持部材3を取り外さなければなら
なかつた。
このため、従来の弁装置1は流れを止めること
ができない箇所には適用できず、又グランドパツ
キン7やガスケツト4の交換に多大な時間が必要
であるから、被爆環境下で作業する作業者が放射
線障害にかかりやすい等の欠点を有していた。
又、上記従来の弁装置1は弁軸6の摺動部分を
シールするグランドパツキン7が角形リング状で
あるため、例えばテフロンVパツキン等に比較し
てシール性が劣つており、通常にパツキン押え8
でパツキン7を強く圧縮してシール性を大として
おり、このため弁軸6に対する回転反抗トルクが
大きく、ハンドル10を回動操作するのに大なる
力が必要である等の欠点を有していた。
さらに上記角形リング状のグランドパツキン7
は、一般にアスベストを主体とし発錆防止剤など
を含浸させ、モネル、インコネルなどの合金ワイ
ヤで格子状に編んだものを用いており、このため
パツキン7の主成分であるアスベストに含有され
たハロゲン化合物によつて弁軸6が発錆すること
がある等の欠点を有していた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
第2図とともにその一実施例につき説明する。第
2図は本考案になる弁装置の一実施例の縦断面図
を示す。
第2図中、弁装置11の弁本体12内には、流
入路13aと流出路13bからなる流体流路13
と、この流体流路13に略直交して穿設された有
底の弁軸挿通孔14とが穿設されている。流路1
3に弁軸挿通孔14が交わる部分には弁座15が
設けてあり、弁軸16の下端部に連結された断面
台形状の弁体17が弁軸16の変位に伴ない弁座
15に離着座する。
弁本体12の弁軸挿通孔14の開口部内周には
ねじ部14aが螺設してあり、保持部材18のね
じ部18aをねじ部14aに螺合させることによ
り保持部材18は弁本体12に嵌合される。保持
部材18は有底筒状体よりなり、その内周側にも
ねじ部18bが螺設してある。保持部材18の底
部には貫通孔18cが穿設してあり、この貫通1
8cの開口部には弁軸16の下部に形成したテー
パ状シート面17aの着座面18c′が形成してあ
る。
弁軸16は保持部材18の貫通孔18cを挿通
しており、その外周に形成したねじ部16aに回
動操作軸19のねじ部19aが螺合される。組立
時、通常は弁軸16を保持部材18に挿通して回
動操作軸19と弁軸16を螺合させておき、この
保持部材18の組付体を弁本体12に組付ける。
このとき、保持部材18の外周に突設したリン
グ状の突設部18dが、弁本体12の孔14の開
口部周縁にメタルコンタクトする。
こうして保持部材18を組付けたら、外周部に
ネジ部18bに螺合するネジ部20aを螺設され
た押え部材20を保持部材18に螺合させる。こ
の押え部材20は回動操作軸19より僅かに大径
の貫通孔20bを有しており、この貫通孔20b
内を回動操作軸19が挿通する。押え部材20は
回動操作軸19を上下方向に変位不能に押えるも
のであり、押え部材20の先端部が回動操作軸1
9の大径段部19bに当接係止することにより、
回動操作軸19は回動のみが許容される。
蓋21は有底筒状をなし、保持部材18の外周
部に螺合により嵌合される。蓋21を弁本体12
の当接面は、メタルコンタクト部の外側をO−リ
ング22によつてシールされる。このO−リング
22は、弁装置1が開弁したときに貫通孔18
c,20bと蓋21と保持部材18の螺合部分を
通つて流体が蓋21の外部に漏洩するのを防止す
るものである。
又、蓋21の底部の貫通孔21aを挿通する回
動操作軸19と貫通孔21aとの間は、O−リン
グ23とバツクアツプリング24によつてシール
される。回動操作軸19の先端部にはハンドル2
5がナツト26によつて固定される。
このように、上記構成になる弁装置11は、弁
本体12、保持部材18、押え部材20、蓋21
等を全て螺合によつて組付けることができ、従つ
て止めねじ等を一切用いることなく極めて簡単に
組付けることができる。又、貫通孔21aのシー
ルにO−リング23を用いることができるから、
シール性が極めて大であり、又回動操作軸19も
軽く回動操作することができる。
閉弁時、弁軸16は最も下動した位置にあり、
弁体17が弁座15に完全に着座している。この
ため、弁本体12内の流入路13aと流出路13
bは互いに遮断されている。
弁装置11を開弁させるに際してはハンドル2
5を一方向に回動操作する。回動操作軸19の回
動変位に伴ない、弁軸16はネジ送りされて上方
に引き上げられ、弁体17が弁座15から離座す
る。
弁体17は、上端部が保持部材18の下端部に
当接するまで上動変位させることができ、弁体1
7の上動変位量が大となるにつれ弁開度も大とな
る。
ここで、定期点検時のシール交換を流体の流れ
を止めずに行なうものとする。その場合ハンドル
25の回動操作によつて弁軸16を上動限位置ま
で変位せしめ、弁装置11を全開する。このとき
シート面17aが着座面18c′に着座してメタル
コンタクトするので、貫通孔18cの開口部は密
に閉塞される。次に、回動操作軸19の先端部か
らハンドル25を取外し、さらに蓋21をねじが
弛む方向に回動し、蓋21を保持部材18から外
す。
ここで、保持部材18は弁本体12の上面にメ
タルコンタクトしており、かつ又前記の如くシー
ト面17aが貫通孔18cの開口部を閉塞してい
るので、流路13内の流体を外部に漏洩させるこ
となくO−リング22,23の交換が可能であ
る。
このようにシール交換は全開状態のまま蓋21
を取外せばよいだけであるから、極めて短時間で
能率よくシール交換することができ、特に被爆環
境下での人体への悪影響を良好に抑えることがで
きる。又、弁装置11は流体の流れを止めずに、
しかも流体を外部に漏洩させることなくシール交
換が可能であるから、極めて安全性が高い。
尚、シール交換は全開時だけでなく、全閉状態
でも行なうことができる。その場合、ナツト26
をゆるめるときに、回動操作軸19の面取り部を
スパナ等でしつかりと固定しておき、回動操作軸
19を回り止めして行なうとよい。
尚、上記実施例において、弁装置11は原子炉
用だけでなく、他の例えば給油設備、都市ガス給
送設備等にも適用することができる。
上述の如く、本考案になる弁装置は、弁本体に
ねじ嵌合により保持部材を取付け、この保持部材
に保持した回動操作軸を該保持部材にねじ嵌合に
より取付けた押え部材によつて軸方向の変位を規
制して軸周りの回動のみを許容するよう押え、回
動操作軸の回動操作に伴なうねじ送り作用により
弁軸を軸方向に変位させる構成としているため、
弁本体に組付けるべき部品を全てねじ嵌合により
極めて簡単に組付けることができ、従つて止めね
じ等を用いずに極めて簡単に組付けることがで
き、さらに保持部材を弁本体にメタルコンタクト
させて保持部材と弁本体のねじ嵌合部分をシール
する構成としているから、例えば全開状態のまま
蓋を外してO−リング等のシール部材を交換する
ことができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弁装置の一例の縦断面図、第2
図は本考案になる弁装置の一実施例の縦断面図で
ある。 11……弁装置、12……弁本体、13……流
体流路、13a……流入路、13b……流出路、
15……弁座、16……弁軸、17……弁体、1
8……保持部材、19……回動操作軸、20……
押え部材、21……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流入路と流出路を有する弁本体と、該弁本体の
    流路中に設けた弁座と、該弁座に離着座する弁体
    と、該弁体に連結され下部に開弁変位方向のシー
    ト面を形成された弁軸と、該弁軸に螺合され外部
    から回動操作される回動操作軸と、該回動操作軸
    を保持し、前記弁本体にねじ嵌合により取付けら
    れ該弁本体表面にメタルコンタクトして該ねじ嵌
    合部分をシールする保持部材と、該保持部材の底
    部に設けられ該回動操作軸の開弁操作により上動
    する該弁軸のシート面に当接しこれをシールする
    着座面と、該保持部材にねじ嵌合により取付けら
    れ該回動操作軸の軸方向の変位を規制して軸周り
    の回動のみを許容する押え部材と、前記保持部材
    にねじ嵌合により取付けられ前記弁本体との間に
    シール部材を介して固定される蓋とから構成して
    なる弁装置。
JP11412079U 1979-08-20 1979-08-20 Expired JPS6139153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11412079U JPS6139153Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11412079U JPS6139153Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS5632175U JPS5632175U (ja) 1981-03-28
JPS6139153Y2 true JPS6139153Y2 (ja) 1986-11-11

Family

ID=29346382

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JP11412079U Expired JPS6139153Y2 (ja) 1979-08-20 1979-08-20

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JPS5632175U (ja) 1981-03-28

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