JPS6139112Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6139112Y2
JPS6139112Y2 JP1367981U JP1367981U JPS6139112Y2 JP S6139112 Y2 JPS6139112 Y2 JP S6139112Y2 JP 1367981 U JP1367981 U JP 1367981U JP 1367981 U JP1367981 U JP 1367981U JP S6139112 Y2 JPS6139112 Y2 JP S6139112Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pump
air vessel
pipe
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1367981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57127901U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1367981U priority Critical patent/JPS6139112Y2/ja
Publication of JPS57127901U publication Critical patent/JPS57127901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6139112Y2 publication Critical patent/JPS6139112Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポンプ装置におけるエヤーベツセル
内死水防止装置に関するものである。
一般に、ポンプ装置においては、ポンプの運転
中に、停電等により吐出弁が全開された状態でポ
ンプが急停止されると、管内に急激な圧力降下更
にその後に圧力上昇が生じ、つまりいわゆる水撃
作用が生じて、配管が破壊される虞れがある。
そこで、従来からも、このような水撃作用の防
止対策の一つとして、第1図に示す如く、吐出本
管1の適所に鋼板製のエヤーベツセル2を接続配
置して、ポンプ3が吐出弁4を全開させた状態で
急停止されたときには、エヤーベツセル2内の水
が吐出本管1内に流れ込んで、管内の急激な圧力
変化を緩和し、もつて水撃の発生を未然に防止さ
せることが行われている。
ところが、このように水撃対策としてエヤーベ
ツセル2を設けた場合にあつては、通常運転では
管内の圧力変動は小さく、また通常のポンプ停止
時においても、吐出弁4を閉じた後にポンプ3を
停止させるから管内の圧力変動は小さく、通常に
おいてはエヤーベツセル2内の水が吐出本管1内
に流れ込むことがないことと、水撃を招来するよ
うなポンプ3の急停止は頻繁に起ることがないこ
とから、エヤーベツセル2内の水は長期に亘つて
変換されることがなく、いわゆる死水となつて
種々の支障をもたらす原因となる。
すなわち、エヤーベツセル2内の死水は、エヤ
ーベツセル2内部の錆を誘発し、また水アカを発
生させることになるので、停電等によりポンプ3
が急停止したときには、錆とか水アカを含んだ汚
水が吐出本管1に流れ込み、特に飲料水の送水系
統等では、水質が悪化して問題となる。
本考案は、水撃防止用のエヤーベツセルを設け
てあるポンプ装置において、エヤーベツセル内の
水をポンプの運転中において循環させ、もつてエ
ヤーベツセル内の水が死水とならないよう図つた
エヤーベツセル内死水防止装置を提供するもので
ある。
以下、実施例を第2図〜第6図について説明す
る。
第2図に示したポンプ装置において、11はポ
ンプ、12は吸込水槽13とポンプ11とを接続
する吸込管、14はポンプ11に吐出孔15及び
逆止弁16を介して接続された吐出本管、17は
吐出本管14の適所に適当径の連結管18を介し
て接続され、鉛直状に配置された鋼板製のエヤー
ベツセルであり、19が本考案に係るエヤーベツ
セル内死水防止装置であつて、以下その構成につ
いて説明する。
すなわち、エヤーベツセル17の下部適所と吸
込管12の適所とを適当径の連通管20でもつて
連通接続し、この連通管20の適所に、電磁弁2
1及びオリフイス等適宜の絞り装置22を介装し
てある。電磁弁21は、ポンプ11の運転中は開
作動状態にあり、ポンプ11が停止されると、閉
作動されるよう制御されたものである。
以上のような構成であれば、ポンプ11の運転
中においては、電磁弁21が開放されているか
ら、エヤーベツセル17内の水は連通管20から
吸込管12に流れ込み、一方、エヤーベツセル1
7内の圧力と吐出本管14内の圧力とは均衡して
いるから、連通管20から流出する水量分だけ吐
出本管14から連結管18を経てエヤーベツセル
17内に給水されることになる。なお、絞り装置
22は、エヤーベツセル17からの流水量が給水
量と均衡されるよう連通管20内の流量を調整さ
せるためのものである。
したがつて、ポンプ11の運転中においては、
エヤーベツセル17内の水位が一定に保持されな
がら、エヤーベツセル17内の水は強制循環され
て死水となることはない。このため、エヤーベツ
セル17内の水は、常に新鮮な水に変換されてい
て、錆とか水アカを含有する虞れはない。
また、ポンプ11が停止されると、電磁弁21
が閉作動されるから、エヤーベツセル17内の水
が吸込管12へ流れ込む虞れはなく、またポンプ
11を停止されている期間はさほど長くないか
ら、この間において、エヤーベツセル17内の水
に錆とが水アカが含有される心配はない。
このように、エヤーベツセル17内の水は新鮮
な水とされるから、停電等によりポンプ11が急
停止されたときにおいて、水撃発生を防止すべく
エヤーベツセル17内の水が吐出本管14に流れ
込んでも、冒頭に述べた如き問題は生じない。
なお、前記実施例においては、連通管20にポ
ンプ11の停止に連動して閉作動される電磁弁2
1を設けたが、この電磁弁21を設けておくこと
は必ずしも必要ではなく、連通管20に、その流
量を少量に調整するオリフイス、流量弁等の絞り
装置22を設けておくだけでもよく、更には、単
に連通管20の管径を適当量小さくしておくだけ
でもよい。
このような構成であれば、ポンプ11の停止中
においても、エヤーベツセル17内の水は、極く
わずかに連通管20から流出し続けることになる
が、このため冬期における凍結を防止できるとい
つた利点を有する。
さらに、エヤーベツセル17内の水の循環をよ
り効果的に行わしめるよう種々の工夫をすること
ができる。
すなわち、例えば、第3,4図に示したもので
は、エヤーベツセル17内に、連結管18の開口
端の上部及び前部を覆う倒立L字状の案内板23
を設けると共に、連通管20の開口端を挾んで対
峙する平行状の案内板24,24を設けてある。
このようにしておけば、案内板23,24の作用
により、エヤーベツセル17内の水の一部のみが
循環されれる虞れがなく、水の循環が効率良く行
われて有利である。
また、第5図或いは第6図に示す如く、連結管
18の端部18aをエヤーベツセル17内に適当
量臨ませて、この端部18aに多数の孔25,2
5…を形成し(第5図)、或いは端部18aをラ
ツパ状に拡げて形成しておいてもよい(第6
図)。
上記した何れの場合にも、エヤーベツセル17
内の水の循環が効率良く行われて、死水防止上極
めて好適である。
何れにしても、以上の説明からも明らかなよう
に、本考案のエヤーベツセル内死水防止装置は、
エヤーベツセルの適所とポンプの吸込側の適所と
を連通管でもつて連通接続して、ポンプの運転中
においては、エヤーベツセル内の水が、連通管か
らポンプを経て強制循環されるよう構成されたも
のであるから、エヤーベツセル内の水が、錆とは
水アカを含有しない新鮮な水となつて、汚い死水
とはならない。
したがつて、本考案の装置によれば、飲料水等
の送水用のポンプ装置においても、水撃防止用の
エヤーベツセルを、冒頭に述べた如き水質悪化と
いつた問題を生じさせることなく、配備しておく
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は水撃防止用のエヤーベツセルを配備し
た従来のポンプ装置を示す概略側面図であり、第
2図は本考案に係るエヤーベツセル内死水防止装
置を装備せるポンプ装置の一例を示す概略側面
図、第3図は要部の構成例を示す横断平面図(断
面は第2図の−線に沿う)、第4図は第3図
の−線に沿う縦断背面図、第5図及び第6図
は夫々要部の他の構成例を示す第4図同様の縦断
背面図である。 11……ポンプ、12……吸込管、14……吐
出本管、17……エヤーベツセル、18……連結
管、19……エヤーベツセル内死水防止装置、2
0……連通管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプの吐出側に、水撃防止用のエヤーベツセ
    ルを接続配置してあるポンプ装置において、エヤ
    ーベツセルとポンプの吸込側とを連通管でもつて
    連通接続して、ポンプの運転中においてエヤーベ
    ツセル内の水を循環させるよう構成したポンプ装
    置におけるエヤーベツセル内死水防止装置。
JP1367981U 1981-02-04 1981-02-04 Expired JPS6139112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1367981U JPS6139112Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1367981U JPS6139112Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57127901U JPS57127901U (ja) 1982-08-10
JPS6139112Y2 true JPS6139112Y2 (ja) 1986-11-10

Family

ID=29811751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1367981U Expired JPS6139112Y2 (ja) 1981-02-04 1981-02-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6139112Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57127901U (ja) 1982-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5662793A (en) Valve assembly of a reverse osmosis water purification system
JPS6139112Y2 (ja)
JPS5649466A (en) Nonreturn air valve
US3294380A (en) Solid dome diffuser with trap
US2266930A (en) Automatic shut-off valve device
CA1184473A (en) Device for automatic circulation in sewage water pump stations
KR20000038282A (ko) 선박의 밸러스트 시스템
US2756762A (en) Pressure tank air charger assembly
US3532217A (en) Liquid level control system
US6209570B1 (en) Automatic flush valve
JPS5842694Y2 (ja) ボ−ルタツプ接続型定流量弁
US3654955A (en) Kinetic energy cisterns
JPH0563391B2 (ja)
CN215908471U (zh) 一种倒流防止器
CN220249028U (zh) 一种止回阀泄压结构
CN215219514U (zh) 用于主动液位控制的保护装置
JP2512800Y2 (ja) 寒冷地用減圧弁
JPS5813176A (ja) ポンプの自動運転装置
JPH06158690A (ja) 建物の給水装置
JPH0451275Y2 (ja)
SU1543000A1 (ru) УСТРОЙСТВО ДЛЯ РЕГУЛИРОВАНИЯ УРОВНЯ ГРУНТОВЫХ вод
JPS5869913A (ja) 水圧バランスバルブ
JPS5916605Y2 (ja) 残液排出用電磁弁
JPS62183812A (ja) 気水分離装置
JPH1161900A (ja) 水槽設備