JPS6139067Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6139067Y2
JPS6139067Y2 JP3444682U JP3444682U JPS6139067Y2 JP S6139067 Y2 JPS6139067 Y2 JP S6139067Y2 JP 3444682 U JP3444682 U JP 3444682U JP 3444682 U JP3444682 U JP 3444682U JP S6139067 Y2 JPS6139067 Y2 JP S6139067Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
seal
sealing
ceramic fibers
wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP3444682U
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English (en)
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JPS58136617U (ja
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はモノリスキヤタリストの外周に嵌着され
て、モノリスキヤタリストとケース間を軸方向閉
塞するモノリスコンバータ用シールロープに関す
るものである。
従来モノリスコンバータ用シールロープとして
は、セラミツクス繊維を素材として棒状或いは帯
状に形成されたシールロープが多く用いられてい
るが、このようなセラミツクス繊維単体で形成さ
れたシールロープにあつては、シールロープの組
み付けの際に加わる力或いはコンバータの振動等
によつてセラミツクス繊維が折損し、この折損し
たセラミツクス繊維が排気ガスによつて飛散して
しまつて、シールロープの閉塞機能が損われる欠
点があつた。
本案は叙上の点に鑑み、排気ガスによるセラミ
ツクス繊維の飛散が防止できて、モノリスキヤタ
リストとケース間を確実に閉塞することのできる
シールロープを提供することを目的とする。
以下、本案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本案シールロープの製造工程を示す説
明図で、耐熱性を有するステンレス鋼線等の金属
細線を筒状にメリヤス編した金属メツシユ1を同
図のように扁平化し、さらに同図のように渦
巻状の断面をなすように細長く巻き込んでロープ
材2を形成する。しかる後このロープ材2の外周
に、第2図に示すようなクリンプ(erimp)加工
したステンレス鋼線等の金属線材3とセラミツク
ス繊維4とを撚り合わせてなるシール素線5を用
いてブレード加工することによつて、第1図で
示すようなロープ材2の外周をシール材6で被包
したシールロープ7が形成される。尚、前記シー
ル素線5は、第3図に示すように、セラミツクス
繊維4の外周にクリンプ加工した金属線材3を螺
施巻きして形成したものであつても良く、又第2
図で示したシール素線5も含めて、金属線材3及
びセラミツクス繊維4の本数はそれぞれ単数或い
は複数のいずれであつても構わない。
第4図は、本案シールロープを適用した排気ガ
ス浄化用の触媒コンバータを示すもので、筒形の
ケース8内に収容されたハニカム構造のモノリス
キヤタリスト9を金属メツシユに波付加工を施し
てなるクツシヨン10で弾力的に保持するととも
に、モノリスキヤタリスト9の端部外周には第1
図で示したシールロープ7がケース8からその
断面形状が変形する程度に押圧力を受けて装着さ
れている。シールロープ7は前述したように弾力
性を有するロープ材2の外周にシール材6を被包
した構造となつているために、シール材6がロー
プ材2の弾性力によつてケース8及びモノリスキ
ヤタリスト9に圧接されて、ケース8とモノリス
キヤタリスト9の間が閉塞される。従つて、クツ
シヨン10の間を通つて未浄化の排気ガスが排出
されるのを阻止する。
又、前述したように、シールロープ7はケース
8とモノリスキヤタリスト9の間に押圧力を受け
た状態で取付けられるから、この取付けの際シー
ル材6に用いられているセラミツクス繊維4が折
損する可能性があり、又触媒コンバータの振動等
によつてもセラミツクス繊維4が折損するのであ
るが、このセラミツクス繊維4は第2図或いは第
3図で示したようにクリンプ加工した金属線材3
と絡み合つた構成となつており、更に金属線材3
とセラミツクス繊維4を絡み合わせてなるシール
素線5がブレード加工されているために、例えセ
ラミツクス繊維4が折損したとしても、排気ガス
によつて飛散されることがなく、シールロープ7
の閉塞機能が損われることはない。
又、ロープ材2がシール材6で被包されている
ことは、同時にロープ材2が直接空気に触れない
で酸化され難いことを意味し、高温下で長時間使
用してもロープ材2がへたつて弾力性を失うこと
がないために、シール材6のケース8及びモノリ
スキヤタリスト9に対する弾接が確実に行なわれ
る利点を有する。
尚、シールロープ7をモノリスキヤタリスト9
の両端部の外周に嵌着するようにすれば、更に閉
塞性が高められることは云うまでもない。
第5図は、前記シールロープ7をクツシヨン内
に一体封入したもので、金属細線を筒形にメリヤ
ス編した金属メツシユを扁平化し、その間に前記
シールロープ9を挾み、このシールロープ7を挾
み込んだ部分の両側に、同角度・対称形にねじれ
たヘリカル状の波付を施してクツシヨン11を形
成し、更にこのクツシヨン11をシールロープ7
が環状になるように回曲してその両端を接合する
ことによつて筒状とした構成となつている。かか
る構成においては、シールロープ7が更に金属メ
ツシユで被包されているために、セラミツクス繊
維の飛散をより確実に防止できる利点を有する。
上記実施例において具体的に説明したように、
本案シールロープは、金属細線を編成した金属メ
ツシユを渦巻状の断面をなすように細長く巻き込
んだロープ材を、クリンプ加工した金属線材とセ
ラミツクス繊維とを撚り合わせたシール素線をブ
レード加工してなるシール材で被包したことを要
旨とするものであつて、飛散し易いセラミツクス
繊維がクリンプ加工した金属線材と絡み合つてお
り、しかもブレード加工されているから、排気ガ
スによるセラミツクス繊維の飛散を防止すること
ができ、又弾力性を有するロープ材の外周をシー
ル材で被包した構成としたから、ロープ材の弾性
力でシール材をモノリスキヤタリスト及びケース
に強固に圧接させることができ、しかもロープ材
は直接空気に触れないために酸化され難くく、高
温下で長時間使用してもその弾力性を失うことが
ないために、モノリスキヤタリストとケース間を
確実に閉塞し得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案シールロープの製造工程を示す説
明図、第2図及び第3図は本案シールロープに用
いられるシール素線を示す正面図である。第4図
は本案シールロープを適用したモノリスコンバー
タの断面図、第5図は本案シールロープをクツシ
ヨンに一体封入して用いる場合を示す一部破断せ
る斜視外観図である。 1:金属メツシユ、2:ロープ材、3:金属線
材、4:セラミツクス繊維、5:シール素線、
6:シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属細線を編成した金属メツシユを渦巻状の断
    面をなすように細長く巻き込んだロープ材をクリ
    ンプ加工した金属線材とセラミツクス繊維とを撚
    り合わせたシール素線をブレード加工してなるシ
    ール材で被包したことを特徴とするモノリスコン
    バータ用シールロープ。
JP3444682U 1982-03-10 1982-03-10 モノリスコンバ−タ用シ−ルロ−プ Granted JPS58136617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3444682U JPS58136617U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 モノリスコンバ−タ用シ−ルロ−プ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3444682U JPS58136617U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 モノリスコンバ−タ用シ−ルロ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58136617U JPS58136617U (ja) 1983-09-14
JPS6139067Y2 true JPS6139067Y2 (ja) 1986-11-10

Family

ID=30045927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3444682U Granted JPS58136617U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 モノリスコンバ−タ用シ−ルロ−プ

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Publication number Publication date
JPS58136617U (ja) 1983-09-14

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