JPS6138A - 環状エ−テル付加重合物の製造法 - Google Patents

環状エ−テル付加重合物の製造法

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Publication number
JPS6138A
JPS6138A JP59118915A JP11891584A JPS6138A JP S6138 A JPS6138 A JP S6138A JP 59118915 A JP59118915 A JP 59118915A JP 11891584 A JP11891584 A JP 11891584A JP S6138 A JPS6138 A JP S6138A
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JP
Japan
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acid
active hydrogen
cyclic ether
catalyst
molecular weight
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Application number
JP59118915A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Kuwae
桑江 良輝
Kazuji Shiono
塩野 和司
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は環状エーテル付加重合物の製造法に関するO 〔従来の技術〕 従来、環状エーテル付加重合物の製造法としてアルカリ
、ルイス酸などを触媒とする製造法があった。しかし1
この方法では高重合物が得られ難く、プロピレンオキシ
ドの付加重合物では末端不飽和基の少ない高分子量のも
のが得られ難かった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは末端不飽和基の少ない高分子量の環状エー
テル付加重合物が得ることを目的として鋭意検討した結
果本発明に到達した。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は六弗化リン酸リチウムを触媒として活性水素原
子含有化合物に3〜5員環状エーテルを付加または共付
加させることを特徴とする、環状エーテル付加重合物の
製造法である。
本発明で使用される六弗化リン酸リチウムとしては市販
の粉末状のもの、溶媒(ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシドなど)や分散媒(トルエン、ヘキサンな
ど)に溶解および分散させたものや活性水素原子含有化
合物(2−エチルヘキサノール、ポリプロピレンオキシ
ドなど)と接触させたものなどがあげられる。
本発明において使用される環状エーテルには3〜5 J
j環状のアルキレンオキシド(以下AOと略記)および
置換AOが含まれる。具体例としては3員環エーテルた
とえば炭素数2〜8の隣接AO〔エチレンオキシド(以
下EOと略記)、1・2−プロピレンオキシド(以下P
Oと略記)、1.2−まだは2,3−ブチレンオキシド
、1.2−オクチレンオキ7ドなど〕およびハロゲン、
炭化水素基(芳香族、脂環式または不飽和炭化水素基)
、エーテルまだはエステル含有炭化水素基(アルコキシ
アルキル、アリロキシアルキル、アシロキシアルキルな
ど)で置換されたAO(ビニルシクロヘキセンモノエポ
キシド、スチレンオキシド、エピクロルヒドリンなど、
その他特公昭85−15797号公報記載のエポキサイ
ド〕;4員環エーテルたとえば1,3−プロピレンオキ
シド、1,3−ブチレンオキシド、2−メチ/L/−1
18−エポキシプロパンおヨ(j2,2−ジメチル−1
,3−エポキシプロパン:5員環エーテルたとえばテト
ラヒドロンラン;ならびにこれらの2種以上の併用系た
とえばPOとEO,隣接AO(POおよび/またはEO
)とテトラヒドロフラン、隣接A、0(POおよび/ま
たはEO)と少量(05〜20重量%、とくに1〜5%
)のジエボキシド化合物(たとえば特公昭46−242
55号公報記載のもの)の併用があげられる。
本発明で使用される活性水素原子含有化合物とはツエレ
ピテイノフ反応で定義される活性水素含有基たとえば水
酸基、カルボキシル基、チオール基および活性メチレン
基を少くとも1個有する化合物である。
具体的な化合物としては水、アルコール類、カルボン酸
類、フェノール類、チオール類、無機および有機のリン
含有酸および活性メチレン基含有化合物があげられる。
アルコール類には1価および多価のアルコールが包含さ
れる。
1価アルコールとしては炭素数1〜30の直鎖または側
鎖を有する飽和まだは不飽和アルコ−/L/ (メチル
−、エチ/l/−,1−またはl−プロピル−1”  
II  l冗−またはter t−ブチル、!1−また
はi−ペンチiv−,n−へキシル−、デシル−。
ラウリル−、ミリスチル−、セチル−、ステアリル−1
ア リ ル − 、 オ し イ ル − ア lし 
コ −ルナト)。
合成アルコール〔チーグラー法アルコール、オキソ法ア
ルコ−Iv(アルキル分岐をイfするもの10〜70重
量%)、セカンダリ−アルコール(米国特許第2870
220号)など〕、〕脂環式アルコール類/シクロペン
タノール、シクロヘキザノール、デカヒドロナフトール
ナト)、芳香族アルコール(ベンジル−、シンナミル−
アルコールなト)、複素環式アルコ−/l/ (フルフ
リルアルコールなト)、弗素化アルコ−/L/(タ、!
:えはトリフルオロエタノール。
その他特開昭57−182545号公報記載のもの)な
どがあけられる。
多価アルコールとしては下記があげられる。
(1)2  価 ア ル コ−1−1し :C2〜30
のアルキレングリコールたとえばエチレングリコ−/l
/、1.2−または1.3−プロピレングリコール、 
1.2−1.8−または1.4−ブタンジオール、1.
6−ヘキサノジオール、Ll@−デカンジオール、ネオ
ペンチルグリコール: ルたとえばシクロヘキサンジオール、メチレンビス(シ
クロヘキサノ−/I/)、その他特公昭45ー1474
号公報記載のジオール、イオウ含有ポリオールたとえば
チオジエチレングリコ−/1/。
(2)3〜8価またはそれ以上の多価アルコ−lv:C
3〜8のアルカンポリオールたとえばグリセリン。
トリメチロールプロパン、1,2.6−ヘキサント!J
  オー l  、  ペンタ  エ リ ス リ ト
 ール ;糖  ア ルコ ー ルたとえばアドニトー
ル、アラピトーlv+キシリトールなどのペンチトール
、ソルビトール、マンニトール、イジトール,タリトー
ル,ズルシ]・−ルなどのへキシトール、これらの分子
内脱水物たとえばソルビタン:ポリ(アルカンポリオ−
/L/)たとえばジグリセリン、トリグリセリン、テト
ラグリセリンなどのポリグリセリン、ジペンタエリスリ
トーρ、トリペンタエリスリトールなどのポリペンタエ
リスリトール;糖類たとえばグルコース。
マンノース、フラクトース、ソルボースなどの単糖類、
シヨ糖、トレハロース、ラクトース、ラフィノースなど
の少糖類:グリコシド類たとえばメチルグルコシド、ポ
リオール(たとえばエチレングリコ−7−ル、プロピレ
ングリコールなどのグリコール、グリセリン、トリメチ
ロールプロパン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリ
トールなどのアルカンポリオール)のグリコシド;およ
びシクロアルカンポリオールたとえばテトラキス(ヒド
ロキシメチ/+7)シクロへ、キサノールがあげられる
力/v計シン酸してはモノカルボン酸たとえば01〜5
0の飽和脂肪族モノカルボン酸(蟻酸、酢酸。
プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン酸、
エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸。
ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸な
ど)、02〜58の不飽和脂肪族モノカルボン酸(アク
リル酸、メタクリル酸、オレイン酸など)、芳香族モノ
カルボン酸(安息香酸、ケイ皮酸、ナフトエ酸など)。
ポリカルボン酸(2〜4価のポリカルボン酸)たとえば
脂肪族飽和ポリカルボン酸(蓚酸、マロン酸、琥珀酸、
ゲルタール酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セパチン酸など)、不飽和ポリカルボン
酸(マレイン酸、フマーp酸、イタコン酸など)、芳香
族ボリカivホン酸(フタル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸。
トリメリット酸、ピロメリット酸など)、脂肪族オキシ
カルボン酸(グリコール酸、乳酸、酒石酸など)、芳香
族オキシカルボン酸(サリチル酸。
マンデル酸など)、硫黄含有、ポリカルボン酸(チオジ
プロピオン酸など)などがあけられる。
フェノール類としては180℃以上の沸点を有する1価
のフェノールや多価たとえば2〜4価のフェノールがあ
げられる。たとえば1価フェノールまたはナフトール〔
フェノール、ナフトール、アルキルフェノ−/L/(炭
素数1〜18のアルキル基を1まだは複数個有するフェ
ノールたとえばクレゾール、ブチルフェノ−L /L/
 、ノニルフェノール、オクチルフェノール、ドデシル
フェノールなト)〕。
〕多価フェノーたとえば単環フェノールCカテコール、
レソ諏レシン、ハイドロキノン、フロログルシンなど)
、多環フェノールたとえばビスフェノール(ビスフェノ
−)vA 18 * Fなど)、トリフェニロールエタ
ン、トリフェニロールプロパン、テトラフェニロールエ
タン、ノボラックだと禾ば米国特許第3265641号
明細書記載のポリフェノールがあげられる〇 チオールとしては炭素数1ないし80のものたとえばメ
チルメルカプタン プロピルメルカプタン ンチルメルカプタン プチルメ!しカプタン、オクチルメルカプタン、ノニル
メルカプタン、ラウリルメルカプタン、ステアリルメル
カプタンなどのアルキルメルカプタン:アリルメ!レヵ
プタン,オレイルメルカプタンのアルケニルメルカプタ
ン:ベンジルメルカプタンなどの芳香族メルカプタン;
エチレンジチオグリコール、キシリレンジメルカプタン
などのジチオグリコールなどがあげられる。
無機および有機のリン含有化合物としては、特公昭87
−1599号記載の水酸基を含む無機および有機のリン
化合物たとえばリン酸,ジブチルビロリン酸があげられ
る。
活性メチレン基含有化合物としてはアセト酢酸エステ)
v(C1−4  アルキル基を有するアセト酢酸アルキ
ルエステルたとえばアセト酢酸エチvエステ/L/)、
マロン酸エステA/(C1−4アルキル基を有スルマロ
ン酸ジアルキルエステルたとえばシエチルマロネー)1
エチ/l/ n − 7’チルマロネー)1エチルベン
ジルマロネートなど)、マロノニトリル。
アセチルアセトン、アセトニルアセトンがあげられる。
活性水素原子含有化合物としてポリエーテルおよびポリ
エステルも使用できる。
ポリエーテルとしては水酸基含有ポリエーテルたとえば
上記1価または多価アルコール、水,前述のようなフェ
ノール類、カルボン酸類、チオール類、無機および有機
のリン含有酸や特開昭54−101899号、同122
896号公報記載のアミン類。
下記のようなポリエステルなどのような活性水素含有化
合物に前述のようなAO(または置換AO)を付加して
得られる構造のものたとえばメタノール。
水、エチレングリコール、プロピレングリコール。
1.2−または1,4−ブタンジオール、ネオペンチ)
V クリコール、ペンタエリスリトール、シグリセリン
、ソルビタン、ビスフェノ−/l/AなどのEO付加物
、 PO付加物、 EO/PO共例加物(ランダムおよ
び/またはブロック)があげられる・上記付加物におけ
るAO(または置換AO)の付加モル数は1モル−通常
の触媒(たとえばKOLIなどのアルカリ触媒、トリメ
チルアミンなどのアミンfJll媒。
BF3などの酸性触媒)で達し得る範囲(活性水素原子
当りのモル数としてEO単独付加では通常200モルま
で、PO単独付加では通常35モルまで、テトラヒドロ
フラン開環重合では80モルまで〕で変えられるが1付
加−E−A/数が高くな7りすぎると末端不飽和率が高
くなるので好ましくなく、末端不飽和率が5チ以下、と
くに2チ以下のものが好ましい。
AO付加物は一般に市販されているOH価40〜500
とくに60〜250程度のものが好ましい。
このようなAO付加物は通常の触媒(たとえばKOHな
どのアルカリ触媒、トリメチルアミンなどのアミン系触
媒、 BF、などの酸性触媒)の存在下に活性水素原子
含有化合物またはその混合物にAO(または置換AO)
を付加または共付加させて得られる。また、カルボン酸
のAO付加物はAO重合物(ポリエチレングリコール、
ポリエチレン/プロピレングリコールなど)をカルボン
酸またはその無水物と反応させて製造してもよい。
ポリエステルとしては、水酸基および/またはカルボキ
シル基含有ポリエステルたとえばポリオール〔上述のよ
うな多価アルコ−/l/ (エチレングリコール、ジエ
チレングリコ−/L’、1.4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコールなどの2価アルコール、グリセリン
などの8価以上のアルコ−1v) 、 AO付加物(ポ
リエーテルポリオ−/I/)など〕に前述のようなポリ
カルボン酸(アジピン酸など)。
その無水物(無水フタル酸など)またはこれとAOもし
くは置換AO,オキシカルボン酸(オキシピバリン酸、
リシノール酸など)等を反応(縮合)させるか、あるい
はラクトン(ε−カプロラクトンなど)を開環重合させ
ることにより得られるもの;たとえばネオペンチルグリ
コールオキシビパレート、とマシ油などの多価アルコー
ルのオキシカルボン酸エステlv:ポリエチレンアジペ
ート。
ポリブチレンアジペート、ポリエチレン/ブチレンアジ
ペート、ポリ(ジエチレン)アジペート。
ポリ(テトラメチレン)アジペートなどがあげられる。
上記ボリエ・ステルは低酸価のもの(たとえば酸価0.
001のもの)から高酸価のもの(50〜100または
それ以上)でもよくまた低分子以(たとえば分子量約2
50)のものから高分子Jj((2000〜aoo。
またはそれ以上)のものまで使用できる。
環状エーテルを付加させるにあたり六弗化リン酸リチウ
ムの量は活性水素原子含有化合物の重量に基いて通常0
001〜40%、好ましくは0.05〜5%である。ま
た、目的とする付加重合物の重量に基づいて通常001
〜10%、好ましくは01〜8チであ不。
触媒の投入は一括投入、分割投入のいずれでもよい。触
媒添加のさいに触媒の当量以上〜好ましくは2〜5当量
の水を加えて活性水素原子含有化合物と混合し、必要に
よりトッピングした後、環状エーテルを付加させる。水
の量が当量未満および10当量より多いと活性が低い。
環状エーテルを付加させるにあたり、反応温度は通常−
50〜150℃好ましくは0〜80℃である。反応圧力
は−1〜30に−好ましくは−1〜10に−である。
環状エーテルを付加させるにあたり溶媒はとくに使用す
る必要はないが実質的に不活性な溶媒および/まだは分
散媒の存在下に活性水素原子含有化合物に六弗化リン酸
リチウムを接触させ、しかるのち環状エーテlしを接触
させることも可能である。
付加方法は環状エーテル単独でも併用〔ランダム、ブロ
ック(チップ、バランス)〕でもよい。
付加させる環状エーテルの量は原料活性水素含有化合物
の種類および目的物の分子量により広範囲に変えられる
環状エーテルの付加重合生成物の分子量は従来の触媒に
よるものと同程度のもの〔当量(OH当りの分子量)が
700〜1500程度〕でもよいが、従来のものより高
分子量の′t、″の〔光量が約1500以上とくに約2
000〜約1ooooまたはそれ以上〕を得ることもで
きる。たとえばポリプロピレンオキシドの場合、平均分
子量4.000〜10,000である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によりさらに説明するが本発明は
これに限定されるものではない。実施例中「部」および
「チ」はとくに規定しない限り重量基準である。
実施例1 ポリプロピレンオキシド(平均分子量9502分子量分
布1.8.末端不飽和率0.8% ) 100部を加圧
反応槽に仕込んだ。槽内を窒素置換したのち水07部お
よび六弗化リン酸リチウム2部を添加し、攪拌しなから
80部5℃に80分間保った。減圧にして4o±5℃に
冷却しPO800部を40部5℃に保ちながら約7時間
かけて投入した。POが消費されたことを反応槽の圧力
で確認し苛性ソーダメタノール溶液で中和した後)減圧
下80±5℃でメタノールおよび水を留去した・濾過助
剤を用いて濾過し付加重合物880部を得た◎ この付加重合物はGPC分析により平均分子量3.98
0.分子量分布2,9.水酸基価は29.1 、そして
末端不飽和率は3.5%であった。
実施例2 攪拌器、冷却管、温度計および滴下p斗のついた四ツロ
コμペンにポリエチレンアジペート(平均分子量947
) 5部部を仕込んだ。系内を窒素置換したのち1水0
.8部および攪拌上六弗化リン酸リチウム1.5部を添
加し室温で15分間攪拌して均一に分散させた。内容物
を60±10℃に保ちなからPO50部を滴下F斗より
約8時間をかけて滴下した。エーテル500m/および
水100m/を生成物に加え1時間攪拌したのち、エー
テル層を採取した。エーテルを留去して91.2部の重
合物を得た。この重合物はGPC分析より平均分子量1
,870 、水酸基価は82.3であった。
実施例8 攪拌器、冷却管、温度計および滴下枦斗のついた四ツロ
コルベンにポリプロピレンオキシド(平均分子量950
 ) 50部を仕込んだ。系内を窒素置換したのち水0
5部および六弗化リン酸リチウム1.5部を添加し、攪
拌しなから60±10℃に10分間保った。
その後、内容物を80±10”Oに保ちながらE015
部とテトラヒドロフラン25部の混合物を滴下P斗より
約2時間かけて滴下した。約5時間後、苛性ソーダメタ
ノール溶液で中和した後、減圧下80±5℃でメタノー
ルおよび水を留去した。濾過助剤を用いて濾過し付加重
合物80部を得た。この付加重合物はNM、R分析およ
びGPC分析よりポリプロピレンオキシドにEOとテト
ラヒドロフランが平均6当量づつ付加したもので平均分
子量1.670 *水酸基価67.4であった。
実施例4 2−ヒドロキシ星チルメタクリレート65部を加圧反応
槽に仕込んだ。槽内を窒素置換したのち水0.6部およ
び六弗化リン酸リチウム2部を添加し、攪拌しなから6
0部5℃に80分間保った。その後内容物を60±10
℃に保ちなからEO110部を約8時間かけて投ズした
。EOが消費されたことを反応槽の圧力で確認し苛性ソ
ーダメタノール溶液で中和した。減圧下60±5℃でメ
タノールおよび水を留去したのち濾過助剤を用いて濾過
し付加重合物150部を得た。この付加重合物はGPC
分析より平均分子量880.水酸基価は1686であっ
た。
実施例5 2−ヒドロキシエチルメタクリレート65部を加圧反応
槽に仕込んだ◎槽内を窒素置換したのち水0.6部およ
び六弗化リン酸リチウム2部を添加し、攪拌しながら6
0部5℃に80分間保った。その後内容物を60±10
℃に保ちなからPO145部次いでEO110部を約7
時間かけて投入した。AOが消費されたことを反応槽の
圧力で確認し苛性ソーダメタノール溶液で中和した。減
圧下6o±5℃でメタノールおよび水を留去したのちテ
過助剤を用いて濾過し付加重合物290部を得た。この
付加重合物はGPCI分析より平均分子量625.水酸
基価は90.2であった。
〔発明の効果〕
本発明の環状エーテル付加重合物の製造法により従来の
方法では得られなかった末端不飽和基の少ない高分子量
の付加重合物を得ることができた。
たとえば従来のアルカリ触媒を使用した場合は末端不飽
和率(末端基数に対する末端不飽和基数の比率)は約2
0%であるが、本発明によれば末端不飽和率は3〜5%
である。
また、従来のアルカリ触媒の方法ではテトラヒドロフラ
ンとEO9POなどとの共重合は困難であったが、本発
明の方法ではこれらも可能である。
まだ、本発明の方法は、特公昭42−2160号。
特公昭46−28425号、特公昭47−18888号
公報・に記載されているように、環状エーテルをポリカ
ルボン酸無水物とともにポリオ−/L/(多価アルコー
ル、ポリエーテルポリオール)に付加する方法;特公昭
85−6242号公報に記載されているように環状エー
テ)V (エポキシド)をラクトンとともに活性水素含
有化合物に付加する方法;あるいは特公昭49−104
88号、特公昭44−81098号、特公昭46−10
409号公報に記載されているように、AOを活性水素
を有しない油脂またはこれとヒドロキシル化合物との混
合物に付加する方法に用いることもできる。
本発明により得られた付加物は有機ポリイソシアネート
と反応させてポリウレタン(エラストマー、フオーム、
塗料、接着剤など)まだはポリイソシアヌレート(樹脂
またはフオーム)を製造するのにとくに有用である。ま
たアクリロニトリル。
スチレンなどの不飽和単量体を重合させて重合体ポリオ
ールを製造したり、それからポリウレタンまたはポリイ
ソシアヌレートを製造するのに用いることもできる。さ
らに界面活性剤、増粘剤なとおよびそれらの原料;プラ
スチックス、塗料、接着剤などの配合剤としても有用で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、触媒としての六弗化リン酸リチウムおよびこの触媒
    に対して1当量以上の水の存在下活性水素原子含有化合
    物に3〜5員環状エーテルを付加または共付加させるこ
    とを特徴とする環状エーテル付加重合物の製造法。 2、活性水素原子含有化合物がアルコール類、カルボン
    酸類、フェノール類およびチオール類からなる群より選
    ばれる化合物である特許請求の範囲第1項記載の製造法
    。 3、活性水素原子含有化合物がポリエーテルおよびポリ
    エステルからなる群より選ばれる化合物である特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。 4、六弗化リン酸リチウムの量が活性水素原子含有化合
    物の重量に基いて0.001〜40%である特許請求の
    範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の製造法。
JP59118915A 1984-06-08 1984-06-08 環状エ−テル付加重合物の製造法 Pending JPS6138A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461339A (en) * 1992-04-23 1995-10-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for processing frequency modulated signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461339A (en) * 1992-04-23 1995-10-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for processing frequency modulated signals

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