JPS6138143Y2 - - Google Patents

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JPS6138143Y2
JPS6138143Y2 JP1980036040U JP3604080U JPS6138143Y2 JP S6138143 Y2 JPS6138143 Y2 JP S6138143Y2 JP 1980036040 U JP1980036040 U JP 1980036040U JP 3604080 U JP3604080 U JP 3604080U JP S6138143 Y2 JPS6138143 Y2 JP S6138143Y2
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JP
Japan
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slide
dead center
sudden stop
magnetic disk
die
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JP1980036040U
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JPS56140968U (ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気デイスクを収納するジヤケツ
トの製造に際して、そのジヤケツトの型シートの
外形裁断及び孔加工をする型抜き機に係り、作業
中の災害発生を防止する安全装置に改良を加えた
ものである。
この種の型抜き機における災害は、スライドの
下降中に手や指が金型の間にはさまれることによ
るものがほとんどである。その対策として一般
に、両手操作式安全装置が取付けられている。つ
まり2個の押しボタン又は操作レバーを両手で押
すことにより、スライドを下降させるもので、少
なくとも一方の押しボタン又は操作レバーから手
を離すと、スライドが急停止するようになつてい
た。
しかし、従来の両手操作式安全装置では、スラ
イドが上死点から下死点を経て次の上死点に至る
一工程の間、押しボタンを押し続けなければなら
ない。つまり、スライドが下死点を通過して上昇
過程にあるときでも、押しボタンから手を離すと
スライドが急停止するようになつており、作業者
が押しボタン操作に疲れるうえに、次の作業の準
備ができず作業能率の点でも問題があつた。
実際に災害が発生するのはスライドの下降時で
あり、上昇時には危険性はないと考えられる。
この考案は、かかる事実に着目して、災害発生
の危険性があるスライド下降時にのみ両手操作式
安全スイツチが利いてスライドを急停止させるこ
とができるようにし、スライド上昇時には安全ス
イツチから手を離してもスライドが停止すること
なく上死点までそのまま運動を続けるものとし
た。つまり、急停止無効開始点を下死点かこれよ
りも僅かに後に設定し、スライドが上昇過程にあ
る間は作業者を煩わしいスイツチ操作から解放
し、その間に次の作業の準備ができるようにしよ
うとするものである。
以下、その具体例を図面に基づき説明する。
第1図及び第2図は本考案が対象とする磁気デ
イスクカートリツジ、具体的にはフロツピーデイ
スクを例示しており、これは磁気デイスク1とこ
れを可回転に封入するジヤケツト2とからなる。
磁気デイスク1は中央に大径の駆動軸挿入孔3を
その近傍に小径のインデツクス孔4をそれぞれ有
する。ジヤケツト2は合成樹脂シートからなるア
ウタカバー5に不織布ライナー6を部分的に熱溶
着して内張りしたものとなつている。このジヤケ
ツト2は展開すると、第3図に示す形状をなして
おり、これが製造に際しては中央折曲げ線lの左
右両側に磁気デイスク1の前記孔3,4に対応さ
せて駆動軸挿入窓7とインデツクス窓8を、これ
らとは別に磁気ヘツド挿入窓9をそれぞれ左右対
称に打抜き形成し、折曲げ線l上に小孔10,1
0を磁気ヘツド挿入窓9の両側に位置させて打抜
き形成し、折曲げ状態において該小孔10,10
が半円形の切欠きとなつて磁気ヘツド挿入窓9の
折曲げ線側端部に局部的な屈曲変形が生じるのを
避けられるようにし、かつアウターカバー5の右
半部の周縁に溶着代1a,1b,1cが連出され
るよう裁断形成される。そして、ジヤケツト2を
折曲げ線lでふたつ折りして袋状に形成したの
ち、磁気デイスク1を挿入し、三方開放周縁部は
前記溶着代1a,1b,1cを介して熱封着する
ことにより、製品磁気デイスクカートリツジを得
るようになつている。
さて、第3図に示したジヤケツト2は、第4図
に示す如き型シートAを本案型抜き機にかけて外
形裁断と孔打抜き加工を同時に行なうことによつ
て得られたものである。
第5図及び第6図は、この本案型抜き機を例示
している。図において、11は下型12を有する
ボルスター、13は上型14を有するスライドで
ある。金型の間には、一対のレール16,16に
沿つてマガジン17が手動で前後に水平移動でき
るよう配置されており、第6図実線で示すように
マガジン17を前方に引出した状態でこれに型シ
ートAを位置決め載置する。そして、マガジン1
7を第6図仮想線で示した如く金型間に押込んで
型シートAを第3図に示す形状の型抜きする基本
構造である。
第5図において、20,20はボルスター11
の前方左右に配設した両手操作式押しボタンスイ
ツチである。21,21はスライド13の駆動シ
ヤフト22に連動連結したロータリカムスイツチ
であり、この各カムスイツチ21は回転カム23
とその運動を電気信号に変えるリミツトスイツチ
24とからなる。25はスライド13の急停止機
構であり、これはクラツチ26とブレーキ27と
からなる。
押しボタンスイツチ20,20とリミツトスイ
ツチ24,24とはそれぞれ直列に接続されたの
ち、互いに並列接続され、そのループの一端、リ
ミツトスイツチ24とボタンスイツチ20との間
でクラツチ26及びブレーキ27と接続されてい
る。リミツトスイツチ24,24とボタンスイツ
チ20,20とのどちらかが共にオンの状態にあ
れば、クラツチ26およびブレーキ27に電流が
流れ、クラツチ26が入つてブレーキ27が外
れ、モータ28でシヤフト22が回転する。但
し、カム23,23は、スライド13が下死点に
達したときから上死点に至るまでの間、リミツト
スイツチ24,24を共にオン状態とするよう、
そのカムプロフイールを設定してある。
しかるときは、型抜き機の前方にマガジン17
を引出し、アウターカバー素材5aの上面に不織
布ライナー素材6aを熱溶着してなる第4図の型
シートAをマガジン17に載置し、これを上下型
12,14間に押込み、両ボタンスイツチ20,
20を両手で押すと、ブレーキ27が切れると同
時にクラツチ26が入り、スライド13は下降す
る。この下降工程においてボタンスイツチ20,
20のいずれか一方からでも手を離すと、急停止
信号が急停止機構25に伝わり、つまりクラツチ
26が切れてブレーキ27がかかり、スライド1
3は急停止する。つまり下降工程は寸動運動にな
る。しかし、スライド13が下死点に達すると、
カム23,23の作用で両リミツトスイツチ2
4,24が共にオン状態となり、ボタンスイツチ
20,20から手を離しても、その電気信号は無
効となつてクラツチ26が入つたままブレーキ2
7は切れた状態を維持し、スライド13は下死点
から上死点まで運動を続ける。
なお、急停止無効開始点はスライド13の下死
点かこれよりも少し後に設定されればよい。ま
た、押しボタンに代えて操作レバーによる安全ス
イツチ20,20にしてもよいこと云うまでもな
い。
この考案に係る型抜き機は、以上のようにした
ので、スライド13が下死点を越えて上昇行程に
入ると、作業者は安全スイツチ20,20から解
放されることになり、必要かつ充分に安全性が確
保されたうえで、煩わしいスイツチ操作が半減す
るとともに、空いた両手で次の作業の準備にかか
れるので型抜き作業の能率アツプも図れるに至つ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が対象とする磁気デイスクカー
トリツジの一部切欠き斜視図、第2図はその縦断
面図、第3図は磁気デイスクジヤケツトの展開平
面図、第4図はその型シートの平面図である。第
5図は本考案に係る型抜き機の正面図、第6図は
その側面図である。 1……磁気デイスク、2……ジヤケツト、A…
…型シート、11……ボルスター、13……スラ
イド、17……マガジン、20……両手操作式安
全スイツチ、21……ロータリカムスイツチ、2
2……駆動シヤフト、23……回転カム、24…
…リミツトスイツチ、25……急停止機構、26
……クラツチ、27……ブレーキ、28……モー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気デイスクジヤケツト2の型シートAを外形
    裁断及び孔打抜き加工する型抜き機において、両
    手操作式安全スイツチ20,20と、スライド1
    3の駆動シヤフト22に連動連結されたロータリ
    カムスイツチ21と、スライド13の急停止機構
    25とを備え、安全スイツチ20,20とカムス
    イツチ21とをオア回路の関係に接続してその出
    力が急停止機構25に入るよう構成し、スライド
    13が上死点から下死点に至るまでの間は急停止
    可能領域に設定し、スライド13が下死点から上
    死点に至る間は急停止無効領域に設定したことを
    特徴とする磁気デイスクジヤケツトの型抜き機。
JP1980036040U 1980-03-18 1980-03-18 Expired JPS6138143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980036040U JPS6138143Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980036040U JPS6138143Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56140968U JPS56140968U (ja) 1981-10-24
JPS6138143Y2 true JPS6138143Y2 (ja) 1986-11-04

Family

ID=29631652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980036040U Expired JPS6138143Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

Country Status (1)

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JP (1) JPS6138143Y2 (ja)

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JPS56140968U (ja) 1981-10-24

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