JPS6013595Y2 - プレス機械の安全装置 - Google Patents

プレス機械の安全装置

Info

Publication number
JPS6013595Y2
JPS6013595Y2 JP1024081U JP1024081U JPS6013595Y2 JP S6013595 Y2 JPS6013595 Y2 JP S6013595Y2 JP 1024081 U JP1024081 U JP 1024081U JP 1024081 U JP1024081 U JP 1024081U JP S6013595 Y2 JPS6013595 Y2 JP S6013595Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
switch
rod
press machine
safety device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1024081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57127399U (ja
Inventor
克巳 福田
Original Assignee
宇都宮機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宇都宮機器株式会社 filed Critical 宇都宮機器株式会社
Priority to JP1024081U priority Critical patent/JPS6013595Y2/ja
Publication of JPS57127399U publication Critical patent/JPS57127399U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6013595Y2 publication Critical patent/JPS6013595Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、クランクプレスのようなプレス機械に適用
して、作業員が危害を受けることを防止するプレス機械
の安全装置に関し、簡単な装置によりプレス型の取替え
、被加工物の取外し等の作業時にラムの降下を確実に停
止させる安全装置を得ることを目的として考案されたも
のである。
プレス機械は、大きな力で駆動される上型と下型との間
に、鋼板、鋼塊等の被加工物を挿入して打抜き、変形等
を行なわせるものであるため、万一作業員が作動中の機
械に触れると大怪我をする危険が大きい。
そのため例えば、作業員の体に弱い高周波電波を流して
、作業員が過度にプレス機械に近づくと高周波電波のた
め安全装置が働いてプレス機械を停止させる安全装置そ
の他の種々のプレス機械用安全装置が考えられている。
本考案は、このような安全装置の一つとして考案された
ものであって、構造が簡単であり、しかもラムの降下を
確実に停止させる安全装置を得たものである。
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本考案の安全装置を取付けたクランクプレス
機械の要部を示す側面図である。
プレス機械は、クランクにより上下動させられるラム1
の下に、基部2から固定の下型3を突出させ、ラム1の
下端に取付けた上型4と下型3との間で、下型3に嵌合
保持させた被加工物(図示せず)に穿孔等の加工を施す
通常のものである。
5は、圧縮空気供給によりロッド6を突出させるシリン
ダで、ロッド6の先端にはブロック7が取付けられてい
る。
シリンダとしては油圧力、電磁力によりロッド6を出入
させるものでも同様に本考案を適用できる。
ブロック7は、ロッド6がシリンダ5内に引込まれたと
きは、第1図のようにラム1の下降を阻止せず、ロッド
6が押出されると、第2図のようにラム1と基部2との
間に挟まれてラム1の下降を阻止するものである。
従ってラム1の強力な押圧力に耐える強度を持つように
十分の肉厚を持つ鋼等で製作するものとする。
この実施例には、二重安全機構として、ブロック7の側
方にスイッチ8がブラケット9により基部2に取付けら
れている。
このスイッチ8は、ラムを駆動するクランク機構のクラ
ッチ(何れも図示せず)を断接するためのスイッチ10
を直列に接続されていて、第1図の状態ではスイッチ8
がブロック7に接触して閉じられてスイッチ10による
ラムの昇降制御を可能にしている。
従ってスイッチ10の始動ボタン10aを押してスイッ
チ10を閉じれば、クラッチが入って1が昇降し、停止
ボタン10bを押してスイッチ10を開けば、クラッチ
が切れてラム1は停止する。
また第2図のようにロッド6が突出してスイッチ8がブ
ロック7から外れて開くと、スイッチ10を閉じてもラ
ム1を昇降させることは不能になる。
このプレス機械の周囲には、第3図のように金網を張っ
た安全柵11を設置して、プレス機械の作動中は人が入
れないようにしている。
安全柵11には、第4図のように一部に網戸12を設け
て、これを開いて作業者がプレス機械に近づけるように
している。
網戸12の下には2個のスイッチ13.14が固定され
ており、網戸12を閉じたときは、スイッチ13が網戸
に取付けられたブラケット15に押されて閉じられスイ
ッチ14は開いて、ロッド6をシリンダ5に引込ませ、
第1図の状態にする。
従って始動ボタン10aを押せば、スイッチ10を閉じ
クラッチを入れてラム1を下降させることができる。
網戸12を開くとスイッチ13が開き、スイッチ14が
閉じられてロッド6を押出し、第2図のようにブロック
7でラム1の下降を阻止する。
スイッチ13.14によるブロック7の出入は、シリン
ダ5が圧縮空気、油圧で作動するものならば、圧縮空気
、圧油の通路に設けた電磁弁の開閉をスイッチ13.1
4で制御し、シリンダ5が電磁式のものならば、シリン
ダ5への通電をスイッチ13.14で制御すればよい。
これらの機構は通常使用されているものであるから、詳
細な説明は省略する。
このように網戸12を開いて作業員が安全柵11内に入
れる状態になると、ブロック7がラム1の下に挿入され
てラム1の下降を阻止するから、プレス型の取替えや被
加工物の取付け、取外しの作業を、作業員がプレス機に
著しく接近した状態で行なっても安全であり、例えばス
イッチ10の故障のため、作業中にラム1が下降して作
業員が危害を受けるような事故を完全に防止できるもの
である。
シリンダ5の動作を制御するスイッチはどこに取付ける
こともできるが、プレス作業時には必ず安全柵11の網
戸を閉じ、プレス型交換等の作業時には作業員の出入の
ため網戸を開いておくから、このように網戸に連動して
安全装置用スイッチが開閉されるようにしておけば、こ
のスイッチの操作を忘れたり、他のスイッチと間違えて
誤操作することがない。
殊にブロック7がラム1の下に十分挿入されたか否かは
、作業員が目視により確認できるから、単にスイッチの
開閉によりクラッチを切るよりも安全であり、作業員も
自身の目で安全を確認して安心して作業できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を略示し、第1図は作業可能状態
にあるプレス機械の側面図、第2図は安全装置が働いた
場合のプレス機械の側面図、第3図は第1図の左方から
見たプレス機械の正面図、第4図は安全柵の網戸部分の
正面図である。 1・・・・・・ラム、2・・・・・・基部、3・・・・
・・下型、4・・・・・・上型、5・・・・・・シリン
ダ、6・・・・・・ロッド、7・・・・・・ブロック、
8,10,13,14・・・・・・スイッチ、9.15
・・・・・・ブラケット、11・・・・・・安全柵、1
2・・・・・・網戸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械の基部に、−ロッド6を出入させるシリンダ
    5を設け、ロッド6の先端には、ロッド6を押出したと
    き基部2とラム1との間に進入してラム1の下降を阻止
    し、ロッド6を引込めたときはラム1の下降を自由にす
    るブロック7を取付け、プレス機械の囲りに設けた安全
    柵11の一部に設けた網戸に、これの開閉に連動してロ
    ッド6を出入させるスイッチを設けて威るプレス機械の
    安全装置。
JP1024081U 1981-01-29 1981-01-29 プレス機械の安全装置 Expired JPS6013595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1024081U JPS6013595Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29 プレス機械の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1024081U JPS6013595Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29 プレス機械の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57127399U JPS57127399U (ja) 1982-08-09
JPS6013595Y2 true JPS6013595Y2 (ja) 1985-04-30

Family

ID=29808413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1024081U Expired JPS6013595Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29 プレス機械の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013595Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57127399U (ja) 1982-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2985093B1 (de) Blindnietsetzgerät und Verfahren zum Setzen eines Blindniets
JPS6013595Y2 (ja) プレス機械の安全装置
CN218425285U (zh) 一种机床冲压防护装置
CN210877250U (zh) 折弯机用保护装置
US4220032A (en) Power press break guard
CN202185548U (zh) 万能液压机安全门
US4052919A (en) Motor-driven bolster plate
JPS6277124A (ja) 穴明けおよびバ−リング加工用プレス金型
CN2468624Y (zh) 冲模及人身安全保护装置
JP6173372B2 (ja) 成形機の安全装置
KR100609063B1 (ko) 프레스 안전장치
EP2136122B1 (en) Workpiece deforming press including a safety device
WO1998016371A1 (de) Sicherheitseinrichtung an umformmaschinen
CN217553199U (zh) 一种稳压压力机
JPH0335519Y2 (ja)
US4232773A (en) Safety device for mechanical eccentric cam presses
CN218946190U (zh) 一种冲床双重保护安全门
CN220805265U (zh) 一种具有双重安全防护的冲床
CN217166214U (zh) 一种新型铝塑拉环盖加工用冲床
CN214976959U (zh) 一种预埋螺栓加工用冲压装置
CN210475190U (zh) 一种安全防护的冲孔模具
CN220532705U (zh) 一种金属挤压机
CN219900009U (zh) 一种汽车冲压模具的急停设备
CN215315307U (zh) 一种冲床安全保护装置
CN215243030U (zh) 一种易维护的闭式四点压力机