JPS6137589A - 氷海船舶の海水吸入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は氷海船舶の海水吸入装置に関する。

〈従来の技術〉 船舶においては色水下の船体内にシーチェストを設けて
、ここから海水を吸入してエンジンの冷却等に、用いて
いる。

ところが砕氷船等の氷海船舶の場合浮遊小片によｐシー
チェストが閉塞したり、或いは冷却海水管が詰まシ、機
器冷却が不能となル船の運航に支障をきたす問題がめっ
た□ 〈発明の概要〉 本発明は上記した従来の欠点を改畳するためになされた
もので・氷片や氷塊による閉塞、詰まシの生じない海水
吸入装置を提供することを目的と。

するものである。

′本発明の基本的な考え方はシーチェスト等の海水吸入
空間への氷片の流入は避けられないと仮定し、この空間
内に水こし器に内蔵されたスクリーンより小さな開口径
のスクリーンを設置し、小径の氷片のみを通過させるよ
うＫしたところにある。

スクリーンを通過した小径の氷片は機関を冷却中に溶融
する。

小さな開口径のスクリーンには蒸気又は温水の噴射する
噴射ノズルを設置しておき、該スクＩＪ−ンに氷の目詰
シ等を生じないようにしておく。

〈実施例〉 ｇｉ図に本発明の一実施例を示す。

この実施例では、海水吸入空間としシーチェスト１を用
いている。シーチェスト１は一端側に外板Ｘに開口する
海水吸入口１０を有し、他端側に機関につながる冷却管
路吸水口１１とを有しておυ、その間にストレーナ２が
設けられ、１次側と２次側と７にわけられている。この
ストレーナ２は、この実施例では金網によシ宿成してあ
シ、その開口径は水こし器４のストレーナの開口径より
小さくしである。水こし器４のストレーナの開口径はこ
の実施例では８Ｗｓで１）、これに対しストレーナ２の
開口径を７鶏としである。

ストレーナ２の１次側近傍には噴射ノズル３が備えられ
ておシ、ここからストレーナ２に向けて蒸気又は温水を
噴射して氷片の詰シを防ぐように構成している。なお図
中５は冷却海水ポンプ、６は機関であシ、これを冷却し
た冷却水の一部は冷却水戻υ管７によりシーチェスト１
の２次側に帰還するように構成されている。また８は吐
捨管である。

以上の構成において海水吸入口１０から取シ込まれた海
水はシーチェスト１の１次側から２次側へと通過する。

この時ストレーナ２によシ大きな氷片ハ除去される。除
去された氷は噴射ノズル３からの温水又は蒸気によシ溶
かされ排除されるからストレーナ２が詰まることはない
。２次側へと通過した海水及び水こし器４内のストレー
ナ開口径よシ小さな氷片は冷却管路吸水口１１から水ζ
し器４、ポンプ５を通って機関６の冷却に供される。こ
の間氷片は溶けて水となる。冷却後の水は一部は戻シ管
７からシーチェスト１の２次側に戻され、ここで氷片の
溶融に供される。また冷却水の他の部分は吐捨管８から
船体外へ排出される。

なお水とし器４において、ここを通過する冷却海水流速
を０５５ｍ／ｓｅｃ以上の乱流域とし、氷片の溶融を促
進するのが望ましい。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の装置では海水吸入空間内
においてストレーナによシ大きな氷片を分離し、小さな
氷片は冷却中に溶融するようにしているから氷片の詰ま
シは生じない。しかもストレーナには噴射ノズルを設け
であるから、ストレーナ自体も氷片によシ詰１や閉塞が
生ずることがない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による海水吸入装置の一実施例を示す平
面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 海水吸入空間の海水吸入口と冷却管路吸水口との間に水
   こし器に内蔵されたスクリーンの開口径よりも小さな開
   口径を有するスクリーンを設け、該スクリーンに向けて
   蒸気又は温水を噴射する噴射ノズルを設けたことを特徴
   とする氷海船舶の海水吸入装置。